上の図が、インターネットのファイアウォールの非常に簡単なイメージ図となります。インターネットの出入り口の部分にファイアウォールが設定してあったとしても、通常はHTTP による、文字や静止画の配信は何の問題もなく通過するような設定がしてあります。
しかし、動画配信においては、通常の文字や静止画と違い、HTTP ではない別の通信の規格を用いていることが多く、それがためにファイアウォールによってブロックされてしまうことがあります。
企業の営業活動などでインターネットが用いられる場合には、ネットワークによる不測の被害を最小限に抑えるために、様々なものがあらかじめファイアウォールによりブロックされていることが多くなります。
逆に一般的な個人向け用途のプロバイダーでは、ファイアウォールによる安全性の確保は必要最低限のことしか行われておらず、何か問題が発生した場合には、利用者の自己責任というスタンスであることが多いようです。