このスライドは、日本国内のインターネットのナローバンドとブロードバンドの普及の状況の大体のトレンドを示したグラフです。
西暦2000年くらいまでは、一般家庭のインターネットへの接続は、ほぼ100%がダイヤルアップ接続による、ナローバンド環境でした。2001年に、
YahooBBが低価格なブロードバンド接続サービスを開始し、それにより急速にブロードバンド環境の普及が進み始めました。
2005年には、間違いなくブロードバンドユーザの加入者数が、ナローバンドユーザの加入者数を上回ると予測されています。
実は上記のグラフは少々古い予測資料を用いています。というのは、ブロードバンドが普及し始めたころは、上記のような
「2003年にはブロードバンド加入者数がナローバンドのそれを上回る」
という予測がほとんどだったのですが、実際には不況などの影響か伸びは頭打ちになり、そうはなりませんでした。
つまり、ごく最近になってようやく一般の方々の半数以上が、動画を見ることが出来る状況になったということを意味しています。