Yahoo! Japan とGoogle の提携は「動画検索」も対象

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Yahoo! JAPAN プレスリリース

昨日、公式に発表されて、SEOにも非常にお詳しい方々もいろいろとコメントを出されている。ちゃんとしたホームページ制作などを行っている方からすれば、今回の発表はほぼ手放しで歓迎されているよう。

今回の提携に関しは、動画の検索についても明記されている。

Q1: Googleとの提携範囲はどこなのか?
A1: 今回の契約の対象は、ウェブ、画像、動画、モバイルの4領域における、検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムのサービス提供を受けることに限定されています。

「限定されています」といっても、重要な部分ほぼすべてのような気がするし「大丈夫か?」と思ったが

Q10: 公正取引委員会には本件について相談をしているのか?
A10: 事前に日本の公正取引委員会に相談をしており、問題なき旨を確認しております。

個人的にはこれが一番「ほんとかよ。」という感じで驚いた。公取がこんなに簡単に「問題ない」って言っちゃっていいのかな、という印象。案の定、今日になってマイクロソフト等からこの件に関しての懸念の声がいろいろと出ているよう。

ただ、企業間の提携の話を、一次情報を持ってもいない個人がいろいろと批評してもしょうがないので、もし発表通りに進むとして、動画検索が将来的にどうなるかということを簡単に考えてみた。

やっぱりどう考えても、Webサイトでの動画利用の重要性が増すことは間違いはないと思う。

Googleの動画検索についていえば、Youtubeなどの「投稿サイトに投稿する」、あるいは独自に動画を作成するにしても「サイトマップを送信する」などしておけば、かなり公平なアルゴリズムで「良い動画」が上位表示されるようになっている。動画検索だけでなく、ユニバーサル検索においても価値の高い動画はサムネイル付きで表示されるなどして、非常によくできている。

一方、Yahoo!の動画検索は、Woopie との提携で提供されていたりするが、これがお世辞にも「良い検索結果」とは言い難い代物だし、またそれがユニバーサル検索への組み込みもほぼろくでもない結果しか返していない。

これが日本国内では一気にGoogleに代わってくれるということは、より本質的で効果的な動画利用を進めることでSEO上も効果を増すことになるだろう。

移行時期は現在のところ未定とのことだし、独自の改良(?)がお好きなYahoo! JAPANのことなので、まだまだどうなるかはわからないが、その時が来るのを少しだけ期待しておくこととしよう。

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