動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングでタグ「Microsoft」が付けられているもの



Business Of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/10/microsoftakami.html

Microsoft と Akamai が HD品質のコンテンツ配信をHTTPで配信するサービスを始めるとのこと。

HD品質で、低価格での配信が可能であったとしても、依然としてどのようなサービスであれば収益化するかは判然としないということも記載。

IT Media New の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/19/news036.html

オンライン映画レンタルサービスの米Netflixは11月18日、米MicrosoftのXbox 360経由での同社サービスの提供開始を発表した。サービスは19日から開始される。Netflixが提供する映画やテレビ番組をストリーミングできる ゲーム機はXbox 360が初めて。

 Xbox LIVE Goldの会員資格を持つNetflix会員は、追加料金なしでこのサービスを利用できる。Netflixのサイトで約1万2000本のコンテンツから見 たい映画やテレビ番組を選択すると、Xbox 360経由でテレビ画面にそれらが表示され、視聴できる。

 ストリーミングできるコンテンツにはHD(高精細)画質の映画とテレビ番組も含まれる。まずは300本のHDコンテンツを配信するという。

アメリカでのSTB配信のニュースといえば、Netflix オンリーになってしまったような感じだが、これは国外に展開する考えなどはないのだろうか?

Xbox の普及状況についても、調べてみる必要はありか。
業界情報サイトを中心に各所で話題に。詳細は公開後確認。

【レポート】 企業内システムとも統合する新DRM対応のSilverlight 2が来週公開
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/11/silverlight2/

「ネットでMS環境に固執する意味薄い」――「Silverlight2」正式版、来週公開
IT Media News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/10/news118.html

マイクロソフト、次期RIA環境「Silverlight 2」ベースの広告配信サービス
ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081010/316673/


マイクロソフト「Silverlight 2」の正式版を配布へ
ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081010/316633/


マイクロソフト、DRMに対応した「Silverlight 2」
PC Watch
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081010/316633/


マイクロソフト、企業内システムでも使える「
Silverlight 2」
Enterprise Watch
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/software/2008/10/10/14052.html

マイクロソフトが「Silverlight 2」を間もなくリリース,Windows MediaコンテンツがMacでも利用可能に
ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081010/316682/


マイクロソフト「Silverlight 2」の正式版を配布へ
日経パソコン
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20081010/1008740
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Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/02/21024.html
 マイクロソフトは1日、検索サービス「Live Search」に、動画検索機能を追加した。米国版は2007年10月にリリースされているが、日本版は「ニコニコ動画」内の動画にも対応するなど、日本市場向けに独自の対応を行っている。

 Live Searchの動画検索機能は現在、提供ユーザーを段階的に拡大する形でサービスを開始している。数日程度ですべてのユーザーが利用できるようになる見通しだが、一部ユーザーは利用できるタイミングが遅れる可能性もある。

 Live Searchの動画検索機能の特徴としては、検索結果画面のサムネイルにマウスオーバーするだけで動画の内容がプレビューで見られる「スマートプレ ビュー」を搭載。スマートプレビューでは、動画中から適切と思われるシーンを抜き出し、短時間のクリップで動画内容を確認できる技術を使用している。

 検索結果は単語の関連度と日付順でソートできるほか、動画クリップの長さ、縦横比、解像度による絞り込みも可能。また、選択した動画をオンラインの「お気に入り動画」フォルダに一時保存しておき、後でまとめて視聴できる機能も備える。

 動画検索機能は、Live Searchのトップページのほか、MSNのトップページからも利用可能となる。また、今後はLive SearchのWeb検索の結果ページにも、関連情報として動画検索の結果が表示される予定となっている。
Live Search についてはかなりシェアを落としているようだったので、あまり気にもしていなかったが、かなり力をいれて開発はしたのだろう。少々調べてみる必要はある。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23319.html

 マイクロソフトは30日、「Windows」ブランドのコンシューマー市場向け取り組みを強化すると発表した。新サービスとして、スカイパーフェク TV!のチャンネルをPC向けに有料配信する「スカパー!Netてれび」や、Windows Vistaのサイドバーガジェットを活用したテレビ連携サービスをWindows Media Center向けに提供する。また、PCメーカー各社から地上デジタル放送対応Windows Media Centerを搭載するPCが順次リリースされる。

アンテナ不要の「スカパー!Netてれび」

 マイクロソフトは「Windows Life Without Walls 壁のない世界へ。」という新コンセプトのもと、Windows Vista、Windows Mobile、Windows Liveの各製品をシームレスにつなぐ技術の提供をめざすと表明。PCや携帯電話、テレビといった利用機器を意識することなくあらゆるサービスを利用でき る技術の実現を目指すという。

 具体的施策の1つとして発表された「スカパー!Netてれび」は、CS放送サービスである「スカパー!」の各チャンネルをPC向けに再配信する サービス。CSチューナーで視聴できるチャンネルとまったく同じ編成を、Windows Vista Ultimateなどに搭載されている「Windows Media Center」上で楽しめる。映像はストリーミング形式で配信されているため、ネット環境のみあれば視聴可能。そのため専用アダプタやアンテナ、チュー ナー類は不要。

 サービスは9月30日12時30分より開始。当初は「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」「Baby TV こどもえいごちゃんねる」「囲碁・将棋チャンネル」「パチ・スロ サイトセブン TV」4チャンネルの配信からスタートし、12月には「ディズニー・チャンネル」を追加予定。視聴料金は各チャンネル別に月額料金を支払う形式で、1チャ ンネルあたり「数百円~1000円前後」としている。チャンネル視聴料以外の基本料金は不要。

 CEATEC JAPAN 2008のマイクロソフトブースでもサービスの概要が説明されており、担当者によれば700kbps程度の帯域があれば十分快適に視聴可能という。番組は SD画質で提供されており、現状では録画も非対応。また、映像のストリーミング配信にあたってはP2Pが利用されるため、動画配信サーバーに加え視聴ユー ザー間でもデータの送受信が行われている。

 サービスを利用するにはWindows Vista Ultimate、Windows Vista Home Premium(64ビット版非対応、要Service Pack 1)が必要。また、環境としてはPentium 4 2GHz以上、メモリが2GB以上、通信環境は下り平均2Mbps・上り平均700kbpsを推奨。スカパー!Netてれび視聴に必要な専用プログラムは 無料でダウンロードできるほか、NEC、富士通、東芝の2009年春モデル以降にプリインストールされる予定。

地デジと連携できるガジェットも

 2008年秋以降、地上デジタル放送に対応したWindows Media Center搭載PCが出荷されることも発表された。エプソンダイレクト、オンキヨー、富士通(8月20日発表)、マウスコンピューターの4社から発売予 定。なお地デジ対応のWindows Media Center機能はパッケージ版、Windows Updateによる追加などの形では提供されない。

 この地デジ対応Windows Media Centerのリリースにあわせ、東京放送(TBS)、フジテレビとの協業によるテレビ連携サービスがスタートする。いずれもWindows Vistaのサイドバーガジェットとして提供される機能となっており、TBSの「TBSショッピングishopガジェット」はデスクトップ上に表示された 商品画像をクリックすると、関連するWebサイトに加え、テレビ視聴画面が自動起動する仕組み(クリック時に関連番組が放送されている場合のみ)。フジテ レビの「フジテレビ番組表ガジェット」では番組の視聴予約などが行える。

今後の動画配信業界でのマイクロソフトの立ち位置というか軸足というのがどうなっていくのかは大変興味深い。PCの延長線上で考えるのであれば有利に展開はできると思うが、家電分野への展開となるとなかなか厳しいものがありそう。

Adobe の各分野での追い上げもあるので、日本のハードベンダーなどがどのような提携関係で行くのかは要観察。
窓の杜ニュース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/18/wlwriterbeta.html

 米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、ブログ投稿ソフト「Windows Live Writer」次期バージョンの最新ベータ版を公開した。Windows XP/Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Windows Live Writer」は、ローカルPC上でブログの記事を作成して投稿できるソフト。次期バージョンの「Windows Live Writer」は、今年6月にTechnical Preview版が公開され、タブでWYSIWYG編集画面・プレビュー画面・ソースコード画面を切り替えられるようになるなど編集機能が大幅に強化され た。

 今回のベータ版では、Technical Preview版の機能に加え、ブログ記事に挿入された動画を動画共有サイトに自動アップロードする機能において、従来の“Soapbox”に加え “YouTube”が対応サイトに加わった。また、スペルチェック機能が強化され、従来の英語に加え新たに13の言語でも利用できるようになっている。た だし、日本語のチェックには対応していない。そのほか、画面デザインがほかの“Windows Live”関連ソフトと統一感のあるものへと一新されている。

最近は、Microsoft も独自プラットフォームにこだわらなくなっていて、時代の変化の速さを感じさせる。メモ。
Business Of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/09/nbc-did-not-dro.html

NBCがスポーツサイトにてAdobeのプラットフォームを利用するという発表があったのに対して、アメリカ国内の一部ブロガーが

「NBCがMicrosoft のSilverlight を捨てて、Adobeを選択した。」

と報道していることに対し、記事の筆者が「ちゃゃんとした記事をかけ」と言っている記事。

この筆者の言うとおり、NBCがMicrosoftとの関係を解消するということはないとしても、アメリカ国内でのSilverlight でおこなったオリンピック中継が、あまりに期待はずれだったというイメージがかなり広がっているということの証左でもあろう。

いずれにしても、着々とAdobeが米国内での動画配信のシェアを拡大しつつあるのは間違いない。


毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/09/03/20379783.html


 ニワンゴととマイクロソフトは9月3日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」とマイクロソフトのインスタントメッセンジャーを連携さ せると発表した。ニコニコ動画内の動画に対し、メッセンジャーの利用者間だけで共有できるコメントが書き込めるほか、動画ランキングなどの情報をアラート で受信できる。

 マイクロソフトが6月に公開したWindows Liveの日本語APIを活用した。提供されるサービスは大きく2つ。1つは「ニコニコメッセ」と呼ばれるもので、ニコニコ動画の視聴画面上で「メッセす る」というボタンを押すと、Windows Live Messengerが起動し、画面内に動画が表示される。Windows Live Messenger内の会話は動画の上に重ねて置かれるが、ニコニコ動画内に投稿されることはなく、メッセンジャーを使っているユーザー同士のみが見られ るという。

 動画再生部分はニワンゴが開発した。APIを利用してWindows Live Messenger内の会話を取得し、動画上に重ねたもので、メッセンジャーに招待された側はニコニコ動画のIDを持っていなくても動画が視聴可能。ブロ グなどにニコニコ動画の動画を掲載できる「外部プレイヤー」の技術を応用した。ただしニコニコメッセを使って招待する側はニコニコ動画のIDが必要とな る。

 もう1つは「ニコニコアラート」と呼ばれるもので、ニュースなどをポップアップで表示するWindows Live Alertsの機能を活用したもの。ニコニコ動画から配信されるランキング情報や公式ブログの新着情報などをRSS経由で配信する。

ひろゆき氏のつぶやきから生まれたサービス

 マイクロソフトによれば、Windows Live MessengerのAPIを活用したサービスはニコニコメッセが初という。マイクロソフトがWindows Live Messengerのプロモーションコンテンツを作成するために、ニワンゴの取締役である西村博之(ひろゆき)氏に取材した際、「ニコニコ動画と連携した ら便利なのではないか」というアイデアを話したことがきっかけで実現したとのこと。

 「友達とメッセンジャーをしながら『この動画が面白い』という話をよくしていたので、メッセンジャーとニコニコ動画を一緒に見られたほうが感想が 伝えやすいと思った」と西村氏は話したが、「本当にプロジェクトが進んでいたことに驚いた」と、自身の思いつきが実現したことはいささか意外だったよう だ。

 マイクロソフトとしては、ニコニコ動画との連携でユーザーの拡大や利用頻度の向上を図りたい考えがある。Windows Live Messengerユーザーの動向について調査した際に、ニコニコ動画が他のサービスに比べて2倍ほど多く使われていたといい、「ユーザーの重なりが大き かった。うまく融合したら実は便利なのではないかと考え、こちらから(提携を)提案した」(マイクロソフト執行役常務コンシューマー&オンライン事業部コ ンシューマー&オンライン マーケティング統括部長の笹本裕氏)とのことだ。

 また、ニワンゴにとっては、これまでニコニコ動画を利用したことのないユーザーに利用してもらえるチャンスとなる。「Windowsの強みは、な んといっても最初から(Windows OS搭載のパソコンに)入っていること。ニコニコ動画のIDを持っていないユーザーに勧誘する強力なツールになる」(ニワンゴ親会社であるドワンゴの顧 問、夏野剛氏)とした。

 このほか、Windows Live Messengerで利用できるアイコンや、「ウインク」とよばれるアニメーションも、ニコニコ動画をモチーフにしたものを用意する。

 利用料金はいずれも無料。ただし、Windows Live Messengerを利用するためにWindows Liveのアカウントが必要になる。現在のところ、Mac OSには対応していない。また、APIの制限上、1対1の会話でしか利用できない。

ニコニコ動画もメッセンジャーのどちらもあまり積極的には利用していないので、そのコラボがどれほど魅力的かがわからないが、Geek仲間が多い場合には有用ということになるのだろうか。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080827/313523/

 インターネットTVを手がける米Move Networksは米国時間2008年8月26日,米Microsoftから出資を受けたと発表した。すでに両社は,MicrosoftのWebブラウザ用プラグイン「Silverlight」とMove NetworksのインターネットTVサービスの統合を進めている。

 両社の協業により,SilverlightユーザーはMove Networksのストリーミング技術を利用したHD(高精細)インターネットTV番組を楽しめるようになる。一方,Move Networksの顧客はSilverlightを使って独自の広告やナビゲーションを含むリッチなインタラクティブ機能をストリーミング番組に導入できるようになる。Move Networksは,Windows Serverベースのエンコーディング技術やSilverlightのデジタル著作権管理(DRM)技術もサポートする。

 協業の第1弾として,両者は今回の発表前日にコロラド州デンバーで開幕した民主党全国大会の模様を公式サイトでライブ放送している。

 なお,米メディア(CNET News)によると,Move Networksは米ABC,米Discovery,米ESPN,米FoxといったパブリッシャにHDビデオ配信技術を提供しており,2008年4月には米Benchmark Capital,米Cisco Systems,米Comcast Interactive Media,米Steamboat Ventures,米Hummer Winblad Venture Partnersなどから4600万ドルの出資を受けている。

メモ。

Silverlight は先日のオリンピックでも飛躍はしていないという状況のようなので、これからどれくらいの速度で広がっていくのかには注目。

Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080825/313298/?ST=ittrend

 米eMarketerが米NBCのデータを基に北京オリンピック開催期間中のオンライン・ビデオ広告を調査分析したところ,大会開始以来約2週間のオリンピック情報サイト「NBCOlympics.com」における動画広告支出は推計575万ドル。2008年通期の米国オンライン・ビデオ広告全体の支出見通しである5億500万ドルに対してわずか1.1%にとどまった。

 NBCOlympics.comは記録的なトラフィックを集めたが,その多くはビデオを視聴しなかった。同サイトでビデオを視聴するには米 Microsoftの「Silverlight」などをダウンロードしなければならず,これがユーザー数を限定することになってしまったと eMarketerは分析する。

 また米メディアの報道(CNET News.com)によると,NBCはテレビ放送を優先し,NBCOlympics.comでは開会式の生中継を行わず,一部の人気の高い試合をストリーミング配信しなかった。

オリンピックというビックイベントですら動画配信の起爆剤とはならなかった模様。これだけのイベントでも、
「Silverlight をインストールしなければ見ることができない」
というのが、視聴者獲得につながらないとなると、やはりFlashでの動画配信がかなり有利に働いていく可能性が高くなる。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22863.html

マイコムジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/20/015/

各所で話題に。メモ。

The business of online video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/08/adobe-pushing-h.html

企業向けオンラインビデオの業界で Adobe が Microsoft を追いかけているという記事。具体的な数字の記載はない。

FMSの値段がかなり下がっているので、それを好感して購入する企業が多くなることは予想されるが、Microsoftのサイトライセンスなどですでに資産がある場合には、乗り換えは難しいと思われるので、しばらくMicrosoftの有利な状況は続きそう。

 

 

Japan Internet.com の記事
http://japan.internet.com/wmnews/20080811/11.html

 メディアが大々的に取り上げるようなイベントは年々、デジタル世界でも一大現象を巻き起こすことが増えてきた。『Super Bowl』もそうだったし、米大統領選挙もまさしくそうなっている。そして今度はオリンピックだ。

Lehman Brothers のアナリスト Doug Anmuth 氏によれば、8日に開幕した北京オリンピックは、五輪のデジタル化の出発点となるかもしれないという。Anmuth 氏は投資家向けプレゼンテーションの中で、北京オリンピックは五輪から Web 関連利益を引き出すという点で「重要な分岐点となる可能性のあるイベント」だと述べた。

広告支出だけを見ても、北京オリンピックは大当たりとなりそうだ。Anmuth 氏の予測によれば、企業がオリンピック関連のオンライン キャンペーンに投じる額は1億ドルにのぼるという。

もちろん、こうした特需の恩恵を受けるオンライン大手企業の代表格は Microsoft だろう。同社の MSN は、米国での北京オリンピックの独占放送権を持つ NBC Universal と提携し、オリンピック用サイト『NBCOlympics.com』を手がけている。

同サイトでは Microsoft の『Silverlight』技術を使って、計3500時間にのぼるオリンピックのライブストリーミングおよびオンデマンド動画を配信する。NBC がテレビで生中継する試合はオンライン配信しないが、多くは試合終了から数分以内で配信となる。

これまでの五輪は限定的なオンデマンド Web 動画でしか見ることができなかったが、米国では今回初めてライブ ストリーミングでの視聴が可能となる。広告枠については、配信の冒頭と中間に流れる15秒または30秒の広告が販売されている。

Microsoft はそのほか、予想されるオリンピック関連クエリの急増に対応するために検索エンジンの調整も行なっている。『Live Search』では熱狂を伝えるため、出場各選手について検索語としての人気やその上下動を示すランキングを提供するという。

ターニングポイントになりそうなところで、しっかりとおさえるのはMicrosoftのすごいところ。米国内で収益化の可能性が見えてくるようであれば、また市場の流れも変わってくる可能性はある。動画配信の成否はやはりコンテンツによる。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20080729/311722/

 Yahoo Musicは,同サービスで楽曲を購入したユーザーに代金を返金する。

 Yahooは先週,同社が販売する楽曲に搭載されているデジタル著作権管理(DRM)ソフトウェアを解除するための認証キーの発行を打ち切ると発表した。これにより,同サービスで楽曲を購入した場合,今後も同サービスを通じて楽曲を聴くことは可能だが,その楽曲を他の端末やコンピュータに移動できなくなる。

 しかし,この措置はウェブユーザーに受けが悪かった。そこでYahoo Musicは,楽曲購入者に代金を返金した上で,さらに一歩進める計画だ。Yahooの関係者によると,返金よりも楽曲を所有し続けたいという顧客に対しては,購入した楽曲のコピーをDRMが適用されていないMP3フォーマットで提供する方法を模索しているという。

 Yahoo Musicは,Yahoo Music Unlimitedの顧客をRealNetworksのRhapsodyサービスに移行させている。Yahoo MusicとRhapsodyはどちらも会員制音楽サービスなので,Rhapsodyサービスへの移行を選択したYahooユーザーは何ら影響ない。しかし,楽曲の購入者は,9月30日以降に不都合が生じる。

 問題は,Yahoo Musicは基準を引き上げたのか,という点と,今後はMicrosoftがMSNユーザーに返金する番なのか,という点だ。

 MSN Musicはすでに活動を停止し,DRMキーの発行を停止すると発表したが,6月に一転,向こう3年間キーの発行を続けると発表した。Yahooの音楽担当シニアディレクターMichael Spiegelman氏も指摘している通り,Microsoftはただ,楽曲のサポート打ち切りを先延ばししたにすぎない。

 この点について,Microsoft関係者のコメントは得られなかった。

 インターネットユーザーの権利擁護団体,電子フロンティア財団(EFF)はYahooとMSNの両社に楽曲の代金を返金するよう求めてきた。

返金に加えて、DRMフリーのファイルを提供するという判断には驚き。Yahoo!がそう対応してしまった以上は、

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22675.html

  NECビッグローブ、マイクロソフト、ヤフー、USEN、ビデオリサーチインタラクティブは31日、インターネット動画コンテンツ接触状況の測定基準統一について合意したと発表した。

 今回合意した測定基準は、動画コンテンツが再生されたことを示すビーコンの表示回数を動画接触回数とするビーコンタグ方式の「OTS (Opportunity To See)ベース」。従来から利用されているリクエストベースの場合、ユーザーからのリクエストがありながらも動画が再生されない場合もカウントされるのに対し、OTSベースであればよりユーザーの視聴に近いところで計測が可能になるという。

 今回の合意内容は、それぞれが運営する動画配信サービスやインターネット利用状況調査などに導入される予定。5社ではユーザーの動画コンテンツ接触状況について統一測定基準のデータが提供されることで、動画市場および動画広告市場がより一層活性化される基盤になるものとしている。

この業界では見せかけの数字が多いので、視聴動向の基準が厳しいほうに統一されるのはよいこと。より、実態を反映した数字が多くなってくることを期待。

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/22/042/

Microsoftは18日 (米国時間)、新開発したDRM技術のランタイムパッケージ「PlayReady PC Runtime v1.0」をリリースした。動作環境はWindows Vista SP1 / XP SP3、x86とx64に対応した2種類のインストーラは、MicrosoftのWebサイト経由で無償提供される。

PlayReady PC Runtimeは、Microsoftが開発した新しいDRM (Digital Rights Management) 技術の実装。Windows Media DRMとの後方互換性を備えるほか、PlayReadyにより著作権が保護されたコンテンツがWindowsで利用可能になる。レンタルやペイパービューなど多様なコンテンツビジネスに利用でき、ユーザは購入した音楽や動画などのコンテンツを、PCや携帯電話といった複数の異なるデバイスで再生できるようになる。

PlayReadyが対応するフォーマットは、音声がWindows Media Audio (WMA) とAAC / AAC+ / HE-AAC。ビデオはWindows Media Video (WMV) のほか、H.264とH.263をサポートしている。

2008年4月に公開された「Silverlight DRM」は、このPlayReadyをベースとして、クロスプラットフォームに対応できるよう拡張が加えたもの。Sliverlight DRMは、現在β第2版が公開中の「Silverlight 2」に一部機能が実装されている。

メモ。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22493.html

 マイクロソフト、NECビッグローブ、USEN、ヤフーの4社は、ワタナベエンターテインメントが制作したオリジナル番組「「芸人タイマンワンデイトーナメント『TAIMAN"笑"BATTLE』」を7月15日より共同で配信する。

 「芸人タイマンワンデイトーナメント『TAIMAN"笑"BATTLE』」は、お笑い芸人が「コント」「ピン芸人」「漫才」「女芸人」の4カテゴリに分かれて予選を行うお笑いイベント。各カテゴリの上位2組が決勝トーナメントに進出し、勝ち抜き戦によって初代王者を決定する。

 各カテゴリの予選は、マイクロソフトの「MSNビデオ」、NECビッグローブの「BIGLOBEストリーム」、USENの「GyaO」、ヤフーの「Yahoo!動画」が共同で配信。各サイトごとに1カテゴリ6作品、その他のカテゴリから1作品ずつを7月15日より配信し、8月1日からはすべての作品を各サイトで配信する。

 各サイトのカテゴリは、MSNビデオが「漫才」、BIGLOBEストリームが「ピン芸人」、GyaOが「女芸人」、Yahoo!動画が「コント」。決勝トーナメントは8月8日から12月31日まで、優勝者の特別作品は9月1日から12月31日まで4サイトで配信する。配信方式は各サイトごと異なる。

それぞれのサイト単独で事業収益を上げることがむずかしいのであれば、協力してコンテンツを配信するというのは自然な流れか。

いずれ合併などもあるのだろうか?

 

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/19/012/

米MicrosoftのMSN Musicチームが6月18日 (現地時間)、MSN Musicで販売した音楽のサポート延長を利用者に伝えた。

MSN Musicは、AppleのiTunes Music Storeに対抗するオンライン音楽ストアとして2004年10月に開始された。だがシェアを獲得できず、その後Microsoftがメディアプレーヤー Zuneを発売したことから2006年11月にサービス終了となった。そして今年4月、MSN Musicチームはデバイス認証サービスを2008年8月末で打ち切ると利用者に伝えた。終了後も認証済みのコンピュータやデバイスでは継続的に再生できるが、新しく追加できないことを意味する。

6月18日付けのユーザーへの通知では「慎重に検討した上で、Microsoftは2011年末まで新しいコンピュータとデバイスの認証およびライセンスキーの発行をMSN Musicカスタマーに提供することを決めた」としている。さらに2011年末時点でユーザーの利用状況を見極めて、次のステップを判断するという。

DRM(デジタル著作権管理)技術が施された音楽は、販売ストア側のサポートがなければ利用できない。DRM付きのコンテンツはユーザーに不便を強いるという不満が高まり、最近はDRMフリーの音楽販売が増えている。しかし今回のMSN Musicチームの対応を見ると、DRMが負担になるのはユーザー側ばかりではないようだ。ストア側も簡単にはサポートを打ち切れない重荷を背負うことになる。

確かにそういった面は大いにある。

 

Computerworld の記事
http://www.computerworld.jp/topics/ms/111809.html

 米国Microsoftは6月11日、次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE)8」のベータ2版を8月にリリースする計画を明らかにするとともに、企業における同ブラウザの導入と管理を容易にする多数の新機能を紹介した。

 同社によると、IE8では「スリップストリーミング」機能の改善により、Windows Vistaとセットにして導入しやすくなるという。また、「Application Compatibility Toolkit(ACT)」と「IE管理者キット(IEAK)」のアップデートにより、グループ・ポリシー設定をアプリケーションの互換性問題の解決に利用できるようになるほか、クラッシュした場合のリカバーを迅速にする機能が拡張されるという。同社ではIE8のベータ2版に同ブラウザの新機能をすべて搭載する計画だ。

 MicrosoftのIEプログラム・マネジャーのジェーン・マリウタ(Jane Maliouta)氏とIEプロダクト・マネジャーのジェームズ・プラット(James Pratt)氏は、同社のブログで、「IEをOSのイメージに簡単に追加できるようにしてほしい」という要望がユーザーから寄せられていると述べた。

 両氏によると、現在、IE 7がWindows XPの一部としてインストールされるようにするには約2時間かかるが、「スリップストリーミングを実行することで、IE8をVistaのインストール・プロセスに統合するのにかかる時間は、1イメージにつき10~15分に短縮される。また、IE8の累積更新プログラムを統合し、最新の安全なイメージを構築することも可能」(両氏)だという。

 アプリケーションの互換性に関しては、IE 8と内部アプリケーションやWebサイトの互換性問題を検出、解決する新しい機能がACTに追加されるという。また、管理者はグループ・ポリシーの強化機能により、互換性を損なう可能性のある設定を抑制できるようになるとしている。

 IE 6以来提供されてきたIEAKは大幅に刷新される。VistaやWindows Server 2008に対応するIE 8のカスタム・ビルドのサポートをはじめ、IE 8のActivity、Web Sliceなどの新機能が追加される見通しだ。

動画の視聴において、実はPC内の処理のボトルネックになるのはほとんどブラウザなのだが、IE7でも相当に邪魔くさいのに、それを安定させないままIE8への移行。ちょっとどうにかしてほしいものだが。無駄な機能追加でCPUを使うようなものになるくらいなら、シンプルなものを提供してもらいたい。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080516/301969/

昨日の記事もそうだが、カンファレンスのあと1ヵ月後では記事化が遅すぎる印象ではある。
内容としては、普通の内容。メモ。

 

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/13/news095.html

 米Microsoftが世界20カ国で提供を開始した新しいオンラインサービスにより、ユーザーはWindows Live Messengerを介してチャット仲間と一緒にビデオクリップを視聴できるようになるという。

 この新サービス「Messenger TV」により、Live MessengerユーザーはMTVの番組のほか、SONY BMGなどが提供するミュージッククリップなど、さまざまなMSN Videoのビデオクリップを見られるようになる。

 Microsoftは別の場所にいる友人と一緒に動画を楽しめるようになることで、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の新たな活用法が誕生し、既にSNSサイトで何時間も過ごすようになっているユーザーにさらにアピールできるものと期待している。

 「オンライン動画はここ1年で人気が急拡大したが、今のところ“自分1人で見るもの”という位置付けだ。Messenger TVはそうした状況を一変させることになるだろう」とMicrosoftのEMEA(欧州・中東・アフリカ)地域コンシューマー&オンライン担当副社長のジョン・マンゲラス氏は語っている。

 「今後はオンラインで動画を見るのがSNSの楽しみ方の1つとなり、ユーザーは仲間と一緒に動画を見てコメントを言い合ったり感想を共有したりするようになるだろう」と同氏。

 Messenger TVサービスは欧州諸国のほか、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、ブラジル、カナダ、メキシコなど世界20カ国で提供される。ただし、米国では提供されない。

それほどインパクトのある機能でもない気はするが、一応メモ。

CnetJapan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20372047,00.htm

 MicrosoftのMSN Entertainment、Video、SportsのゼネラルマネージャーであるBennett氏は、現在は(音楽ダウンロード販売を)停止している 「MSN Music」サービスの以前の顧客に対して、8月31日以降は、購入済みの楽曲向けにDRM(著作権保護技術)キーを発行しないとの新方針を、米国時間4 月22日に明らかにした。これはつまり、顧客は購入した楽曲を、認証済みのコンピュータ上では、そのハードウェアが利用可能な限りは再生できることを意味 しているが、8月31日の期限後は、新しいコンピュータへ楽曲を転送することはできなくなる。

 CNET News.comとのインタビューにおいて、Bennett氏は、DRMキーのサポートを継続することは非現実的であり、この問題が影響を及ぼす人々の数 は「ごく少数」に過ぎず、今後は「Zune」に特化したサービスを提供していくことが最善の方法であるとの結論に至ったことを明らかにした。また、 Bennett氏は、DRMで保護された音楽配信を提供するのは、Microsoftにとっては不本意な決断であったとも語っている。

 DRMライセンスを提供するサーバを閉鎖するとの決定は、「OSのアップグレードがある度に、DRMの対応を図ることは、すぐにかなり複雑なもの となる」との理由で下されたことも、Bennett氏は明らかにしている。「毎回、サポートに関する問題が持ち上がる。ライセンスをダウンロードすること ができないため、多くの人々がサポートを求めてくる。その度に、新しいコード、新しいコンフィギュレーションを作成することが求められる。(中略)今後の 最善の対策は、Zuneのみに集中することであると、われわれは心より確信している」(Bennett氏)

 Microsoftは、2006年11月にMSN Musicのサービス提供を中止し、MSN Musicを「iTunes」に対抗する合法的な音楽販売サイトとする計画は失敗に終わった。その後、Microsoftは、デジタル音楽プレイヤーの Zuneと、Zune向けに音楽を販売する「Marketplace」に、同社のリソースや対応を集中させてきた。

 これまで18カ月間は、Microsoftは、MSN Musicの以前の顧客に対して、購入した楽曲ライブラリを新たなコンピュータ上へ転送できるように、サポートの提供を継続してきた。新たにDRMキーを 提供するのを中止するとの決定は、大きな批判を呼んだ。これまで批評家は、DRMに関して、消費者を犠牲にしながら、合法的に購入された楽曲のコントロー ルを可能にする手段であると、長きに及ぶ批判を展開してきた。今回のMSNの状況は、まさにその良い例である。

 Bennett氏は、Microsoftの下した決断を擁護している。Microsoftが楽曲をDRMで保護することを、当初から望んだわけではないというのが、Bennett氏の持論である。

 「当時からDRMフリーの楽曲を提供することが可能であったならば、われわれは絶対にそうしたはずだ。この件については、レーベル側とも話し合い をした。Microsoftとして、われわれはこの要求を続けてきた。Zuneは、DRMフリーのMP3楽曲の集大成となっている。そして現在では、音楽 業界も前進している。レーベルは、DRMを想定した通りに活用しようとするならば、システムを違法に用いようとするユーザーではなく、合法的に音楽を購入 したユーザーに手ひどい扱いを加えることになってしまうことがあるという、DRMの負の側面を理解するようになってきた」と、Bennett氏は述べた。

 さらにBennett氏は、Microsoftが知的財産の保護を非常に重要と考えてはいるものの、不当な制限を受けることなく、人々がメディアを利用できるようにしたいと願っているとの見解も明らかにした。

 Bennett氏は、「誰もこの状況を予想しなかった」と述べ、「われわれの好きなことではない。われわれは簡単にできるだけ顧客を傷つけないよ うにしたい。長期的に見て、Microsoftから楽曲を購入したい人はZuneに移ることが最善であるとわれわれは心から感じている」

 MSN Musicの元顧客は自分たちの持っている楽曲をCDにバックアップできるとBennett氏は述べた。しかし、楽曲を再度取り込む時に生じる音質の低下についてはどうだろうか?

 「われわれは楽曲を160kbpsで配信している。私の個人的な経験では、それほど忠実度を損ねることはないだろう」(Bennett氏)

DRMをかける場合の今後起こる問題点などを象徴したような内容。AdobeのサーバーでもDRM対応になるが、サービス停止後にどのような対応になるかが難しい。DRMでの配信を提供するチャネル自身の信頼度や方針が将来的な利用にも大きく影響する。その意味ではやはり物理媒体での提供のほうが断然分かりやすく、購入者側のリスクは少ないか。



IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080415/299028/


 米Microsoftは,リッチ・インタラクティブ・アプリケーション(RIA)表示用のWebブラウザ・プラグイン「Silverlight」を,新 たに複数の大手メディア企業およびコンテンツ企業が採用すると発表した。米国時間2008年4月14日,米ラスベガスで開催中の「NAB Show 2008」で明らかにしたもの。

 Microsoftによれば,米Madison Square Garden(MSG)Interactiveをはじめ,ヤフー(Yahoo! JAPAN),中国Tencent,スペインのAbertis TelecomとTerra Networks Operations,韓国のSBSiやMNetなどがSilverlight技術をベースとするプロジェクトを進めているという。

 具体的には,MSG Interactiveはオンデマンドによるデジタル・エンタテインメントおよびスポーツ・イベントのライブ配信にSilverlightを使っており, Abertis Telecomは2カ月以内にサービスを開始する新しいスペイン語のビデオ配信チャンネル用に同プラットフォームを採用する。Terra Networksは,18カ国でサービスを展開するオンラインのビデオおよびTVサービス「Terra TV」のHDチャンネルにSilverlight技術の採用を予定している。Yahoo!とインターネット・ポータルのTencentは,将来的なビデオ 配信およびインターネット・サービスに同技術を採用する予定だという。

 Microsoftは同日,デジタル著作権管理(DRM)技術「PlayReady」を組み込んだコンテンツ保護技術「Silverlight DRM」についても明らかにした。Silverlight DRMは,MicrosoftのDRM技術「Windows Media DRM 10」と互換性があるほか,ライブおよびオンデマンドのストリーミング,プログレッシブ・ダウンロードといった配信方式に対応する。2008年内に公開さ れる「Silverlight 2」はDRM対応になるとしている。

先行者メリットで、動画配信のテクノロジーの分野ではMicrosoft が Adobe をリードしている感じがある。Adobeでどこまでコンテンツ企業から受け入れられて効果的なサービスが生み出されるかは興味深い。投稿サイトのフォーマットはほぼAdobeが優勢と思われるだけに、現段階では予測自体が難しい・・・



TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/microsoft-adopts-flash-lite-for-windows-mobile-as-a-stopgap-measure-2/

モバイル対応のFlash Liteはスティーブ・ジョブズには落第でも、マイクロソフトはそこまで選り好みしないようで、Windows Mobileでも使えるようFlash Liteのライセンスを取得した。これで明らかになった点は2つある。:Flashで仕事している開発者や既存サイトが山とあること、そしてFlashに対抗して打ち出したマイクロソフト独自のソフトSilverlightのモバイル版は導入に程遠い状況にあることだ。

マイクロソフトは実践重視で動いてるだけかもしれない。Adobe Flashはウェブ、特に動画では今やユビキタスな存在。Flash Liteは妥協かもしれないが(例えばAdobe Flexツール群で開発したWebページやアプリは動かせない)、それでも携帯電話5億台が既に対応しているわけで、マイクロソフトとしてもFlash Lite用に開発されたアプリを全部無視するわけにもいかない(ジョブズは無視できる。何故ならiPhoneを厳しく統制することでiPhoneエクスペリエンスの全一性を守る方が氏にとっては重要だから)。

ただマイクロソフトにとってこれはFlashのライバル「Silverlight」のシェア確保までの単なる埋め合わせと見ることも可能だ。Sliverlight 2.0のモバイル対応版は第2四半期まで出荷されない。WinMoの機能を上げても、それでSilverlightの魅力が損なわれることはないだろう。

市場には「モバイル端末でもFlashライクなエクスペリエンスを実現して欲しい」という切実なニーズがあるわけで、Flashもモバイル端末上では遅いという意見もある。つまりマイクロソフトには動画、アニメーション、その他のリッチメディアのエクスペリエンスをモバイル化することで Silverlightへの乗り換えを勝ち取る余地もあるということになる(Nokiaは既にSilverlight対応化を発表した)。

アップルやグーグルもモバイル端末上でFlashで対応し切れないギャップを埋める努力をしている頃かもしれない。アドビだって今から全社一丸となって、モバイル端末でFlashの機能をフルに使えるバージョンを出す可能性も。あと考えられる唯一のオプションは、数年待って今のノート並みに携帯端末がパワフルになったら標準のFlashのサイトも表示できるようになる、ということだ。

結局日本企業が覇権を握ることができないことは、間違いない・・・

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/17/news023.html

 Microsoftは3月5日、リッチWebアプリケーション「Silverlight 2」のβ版をリリースした。ハイテクメディアやアナリストは、世界のブラウザの98%で使われているAdobeのFlashの代替になるものとして、Silverlightを位置付けたがっている。

 AjaxとリッチWebアプリのこの時代に、もしMicrosoftがFlashの市場の一画にでも食い込むことができたら、Googleが支配を目指すインターネット経済において、Microsoftはかなりの収益を上げられる地位に立つ。

 Googleは途方に暮れているのだろうか。コードネームGashとかGooglelightとでも呼ぶリッチWebアプリケーションを開発しているのか。それとも市場を一網打尽にするためAdobe買収を仕掛けるか。

 今後の計画に関するeWEEKの質問についてGoogle広報からは、同社の使命は世界中の情報にどこからでもアクセスできるようにすることにあるという、型通りの返事しか戻ってこなかった。「わが社はこの使命を形にし続けるために継続的なイノベーションを行っているが、現時点で特に発表することはない」

 しかし真っ向から否定されなかったのは怪しい。検索・アプリケーションメーカーの同社が何か隠していることをうかがわせる。そこでリッチWebアプリの分野に詳しい専門家数人に意見を聴いてみた。

 Gartnerのアナリスト、レイ・バルデス氏はeWEEKの取材に対し、Googleは画像処理とグラフィックスを手掛ける企業を買収しており、それを通じてリッチWebアプリ機能を提供できる可能性があると語った。

 例えばGoogleは、Google Earthの基盤となるKeyholeを買収し、後にSketchUpの買収で3Dモデリングを追加した。さらに、写真マッピングを手掛けるPanoramioと、グラフィックス仮想化ツールのGapminderも手中に収めた。

 こうした技術とそのエンジニアがいて、Firefoxブラウザコミュニティーとの親密な関係があることを考えれば、GoogleにはSilverlightキラーを開発する手段がある。

 バルデス氏によると、Microsoftは企業受けがあまり良くなかった自社のWindows Presentation Foundationの軽量版代替製品としてSilverlightを開発した。MicrosoftがSilverlightの市場投入を急いでいる今のうちに、Googleは手を打つべきだというのがバルデス氏の見方だ。

 「事情が分かっているなら競争相手が不必要に優位に立つのを黙って見過ごしはしないだろう。対処しなければ後で厳しくなるとさえ言えるかもしれない」

 Forrester Researchのアナリスト、ジェフリー・ハモンド氏は、GoogleがSilverlightに対する答えを用意しているという証拠はないが、何もないとは言い切れないと話した。

 ハモンド氏によると、別の面から見た場合、GoogleはGoogle Web ToolkitGoogle Gearsで既にAjaxに相当の投資を行っている。Androidでは、既存のAjax資産を利用できる可能性もあるモバイルプラットフォームも立ち上げた。

 Googleは、Flash対抗プレーヤーを幅広く普及させるにはどうすればいいかという課題にも直面することになるとハモンド氏。これは現在Microsoftが取り組んでいる問題でもある。

 「YouTubeを利用するのは目に見えている。わたしはそこを注視していくつもりだ。同社はメディアをH.264にエンコーディングし直して iPhoneに対応させるプロセスを経てきており、理論的にはその取引を損なうことなくH.264対応プレーヤーを開発できる可能性がある」

 一方、IDCのメリッサ・ウェブスター氏はこの理屈に反論している。Googleが再生とユーザーの利便性向上のために利用するのは自社の技術である必要はないとして、「Adobeのもの(いずれかの時点で必要になればプレーヤー、真のストリーミングをやるならストリーミングサーバ、オンライン編集ツールなど)を使えばいい」と語った。

 WebプレゼンテーションソフトメーカーSpresentの創業者で社長のサーシャ・クズネツォフ氏も、Googleのこの市場への参入には懐疑的な見方を示し、GoogleがオープンソースのWebグラフィックス言語SVG(Scalable Vector Graphics)に肩入れする公算の方が大きいと見る。

 Forrester Researchのハモンド氏は、GoogleがAdobeを買収する公算も同じくらい大きいと言う。「既に市場に行き渡っているものを買収できるのに、なぜ自社で開発する必要があるのか」

 Gartnerのバルデス氏もその可能性についてはしばらく前から考えていたといい、Adobeは中堅企業でありながら超巨大企業と競合しており、Microsoftもずっと前にFlashを所有する同社を視野に入れていたと指摘する。GoogleとAdobeが組めば、Googleはリッチ Webアプリ市場でシェアを獲得でき、Adobeは事業拡大が可能になる。

 しかしウェブスター氏はこれ対して否定的な見方を示し、GoogleはAdobeを買収しなくても、リッチインタラクションでやりたいことは達成できると話す。Adobeの主力事業はデスクトップPC向けのパッケージソフトであって、Googleが信奉しているクラウドコンピューティングモデルではないとも指摘、「それでは方向がそれることになる」と言い添えた。

 GoogleがAdobeに照準を定めるかどうかは想像の域を出ないが、そうなった場合、MicrosoftのYahoo!買収に対する対抗策としては興味深いとハモンド氏は言う。

 それだけは確かだ。

そんな話があったのかという感じ。スケールがでかすぎて分からないが。

Japan.Internet.com の記事
http://japan.internet.com/webtech/20080301/12.html

Microsoft は、来週開催される Web 開発カンファレンス『MIX08』でリリース予定の新しい『Windows Live』サービスとプラットフォーム開発ツールについて、同イベントに先立ち一部説明を行なった。

Microsoft の Live Platform Services グループ担当コーポレート バイスプレジデントを務める David Treadwell 氏は2月27日、Blog 投稿のなかで「素晴らしい新アプリケーションと API が出来上がった。それらを MIX08 で発表するつもりだ」と述べている。

MIX は、Microsoft が毎年開いている Web 開発者と Web デザイナーのためのカンファレンスだ。今年も例年通りラスベガスの Venetian Hotel において、3月5日から7日まで開催される。

今年のカンファレンスで Microsoft が発表する予定の技術の1つに、次期 Web ブラウザ『Internet Explorer 8』の初期バージョンがある。同ブラウザについては、まもなく「非公開の」ベータテストが開始され、年内にもリリースされる予定だ。

Treadwell 氏はまた、プログラミング ルーチンセット『Windows Live Messenger Library』のベータ版についても事前説明を行なっている。同ルーチンセットは、開発者が『Windows Live Messenger』を使ったサードパーティの Web サイト向けに、カスタマイズ可能なユーザー インターフェースを作成できるようにするものだ。Treadwell 氏は、「われわれは、3億人以上の Windows Live Messenger ユーザーに到達するために、Windows Live Messenger ネットワークをサードパーティの Web サイトに公開している」と Blog で述べている。

Treadwell 氏はその他、無料のメディア ストリーミング サービス『Silverlight Streaming by Windows Live』のベータテストを開始することも明らかにしている。これは、異なるブラウザやプラットフォームで利用できるメディアストリーミング プラグイン『Silverlight』と連動したサービスだ。

一方、Microsoft は28日、『Windows Live Contacts API』のベータ版をリリースした。同 API によりプログラマは、他のアプリケーションとの間で、安全に連絡先リストを転送および共有できるアプリケーションを作成することが可能だ。
Microsoft が無料の Live Streaming に参入することで、かなり競争が激しくなりそう。今年はLiveサービスの動向にも注目。
Business of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/02/microsoft-relea.html

Windows_media_services_2008_3 Yesterday, Microsoft officially announced the launch of Windows Media Services 2008. While I expect we will see a lot more announcements and news around this and other products at next week's MIX event, here are just some of the highlights from Microsoft of the new Windows Media Services:

  • Reliability: Improves on the 99.999% reliability of Windows Server 2003
  • Native 64-bit OS Support: 2x the industry-leading scalability of WMS 9.0 thanks to native 64-bit operating system support
  • Scalable Live Streaming: deliver large-scale live events to a global audience
  • Fast Streaming: Fast Start and the newer Advanced Fast Start for WMS significantly reduce streaming buffering times to deliver near-television-like experiences when playing back content or switching between sources. For on-demand content, Advanced Fast Start also enables quick seeking within a WMS stream, allowing users to "seek" forward or backward instantly.
  • New Cache/Proxy Server plug-in: this plug-in allows a Windows Media server in a branch office or other remote location to easily split a single broadcast stream from the home office into multiple streams for local end users, reducing WAN traffic.

There are a bunch of other features as well that simplify management, cut costs and enable monetization which you can read about here.

In addition, many features of Windows Media Services that were previously available only on Windows Server Enterprise and Datacenter are now available on Windows Server Standard, and all Standard features are now also available on Windows Web Server 2008. This makes Windows Media Services 2008 available to a broader set of users at a lower cost. 

With the launch of Windows Server 2008, Windows Media Services 2008 is now available for the Windows Web Server 2008, which has a suggested retail price of $469.

メジャーなアップデートはかなり久しぶり。それほどインパクトの大きそうな機能はないようだが。

Japan.Internet.com の記事
http://japan.internet.com/webtech/20080226/12.html

Microsoft は、長らくそのリリースが待たれていた、複数のブラウザとプラットフォームに対応した同社のストリーミング メディア技術の最新版『Silverlight 2.0』のベータテストが、間もなく開始されることを明らかにした。Microsoft の開発部門担当ゼネラルマネージャを務める Scott Guthrie 氏が22日、自身のブログへの投稿記事で明らかにした。

ただし、正確な日時などに関してはまだ記していない。

Guthrie 氏は投稿の中で、Silverlight 2.0 で装備される数多くの機能について触れている。それによると、最新版はアプリケーションの作成において、JavaScript だけではなく、『.NET Framework』や『Visual Studio』などのプログラミング言語を利用して Silverlight 用のアプリケーションが書けるようになる、最初のバージョンになる。

例をあげると、Silverlight 2.0 は Windows 用のプレゼンテーション サブシステム『Windows Presentation Foundation』(WPF) をベースにしたユーザー インターフェース フレームワークを組み込む予定だ。そのため、リッチ インターネット アプリケーション (RIA) の記述が容易になる。

Guthrie 氏はブログの中で、次のように説明している。「Silverlight の『WPF UI Framework』は、完全版の .NET Framework で使われている WPF UI Framework 機能と互換性を持つサブセットで、開発者は技術や制御、コード、コンテンツを再利用して、複数ブラウザ用のリッチ ウェブ アプリケーションや、Windows 用のリッチなデスクトップ アプリケーションを構築できる」

現行バージョンの Silverlight 1.0 の正式版が出荷されたのは2007年9月のことだ。このバージョンでは JavaScript を使用したアプリケーションの記述しかサポートされていないため、開発の専門家にはなかなか使ってもらえないとアナリストたちは指摘している。

最新版の Silverlight 2.0 では、Silverlight 用アプリケーションの作成に『Visual Studio 2008』や『Expression Studio』といった設計ツールを使用できるようになる。アナリストらは、Microsoft の主要なプログラミング言語 Visual Studio スイート製品を利用してプログラミングが可能になるということから、特に Adobe Systems の『Flash』をはじめとする競合他社のストリーミング メディア技術に対し、対抗勢力になりうるものだと評価している。
動画等のコンテンツ配信のプラットフォームが、Windows 以外のところに向けて配信されて本格化する際の、Adobe とマイクロソフトの開発環境の競争は注目される。現状は、クリエイターを取り込めているAdobe がかなり有利か。


Tech Crunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/microsoft-to-acquire-ustreamtv-for-50-million/

Ustream.tvがマイクロソフトと$50M(5000万ドル)の買収交渉の初期段階にある、とValleywagが伝えた。この投稿を公開する時点ではかなり早朝なので電話取材で確認できないが、追って詳しい情報が入り次第お伝えしよう。

Ustream.tvはライブ動画ストリーミング配信では、Justin.tvBlogtvMogulusと並んで、この分野の草分けのひとつ。

Ustream.tvでは動画番組をストリーム配信から投稿までトータルなパッケージで提供しており、ライブ番組・イベントをカバーする動画プロバイダとして信頼性も高い。

去る1月29日には共和党大会のストリーミングで提携を発表。これ以外にも共和党大統領候補マイク・ハカビー氏やチャック・ノリスの番組など各種イベントをカバーしているほか、Chris Pirilloなどメジャーリーグのライブ配信者の拠点も務めている。さらにバイラル展開でもUstream.tvはWalrus TVを破った

買収の噂が本当ならヤフー買収提案の最中ということでタイミング的には少し妙な気もするが、ValleywagはシリーズA交渉前の先制段階であり、成功すればマイクロソフトはもっと広い視聴者にSilverlightの威力を見せることができるだろう、と書いている。


1週間のうちに、米国内のLiveサービスでは様々な動きが起こっている。Microsoft がネット上のメディア企業として買収戦略を進めているということか?

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