動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「au」と一致するもの



Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20100603youtube-launches-campaign-toolkit-for-politicians/

YouTubeが次第に国政レベルないし地方レベルの双方において政治キャンペーン用の統合ツールを充実しつつある。またGoogleは他にもコミュニティレベルのタウンホールミーティングなどで利用できるGoogleツールの拡充を行いつつある。6月3日には、You Choose 2010 Campaign Toolkitの発表とGoogle Campaign Toolkitのアップグレードを発表した。

今度の参議院選挙が日本でも最初のネット選挙となるので、日本でどのような形で展開されるかも注目。
IT Media News の記事
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0912/03/news052.html

 KDDIが12月3日から、au携帯電話向けにファイルサイズが最大10Mバイトの高画質ビデオの配信をスタートした。EZ公式サイトで先行して配信を開始し、LISMO Video Storeでは12月17日から配信する。

PCでも10Mbyte クラスの動画をダウンロードしてみることはあまりないので、現状の携帯であれば十分な品質と言えるか。

この品質で需要の広がりがないとすれば、携帯の動画配信も実は当座は大きな需要がないということなのかもしれない。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091029_325221.html

 なお、主婦連合会とMIAUは、文化庁の「デジタル専用録画機は補償金の対象機器に該当する」という見解の撤回を求めて、文化庁や消費者庁などに意見書を提出したが、現時点で反応は「全くない」(河村氏)という。津田氏は、「SARVHの訴訟を止められるのは行政だけ。余地が残っていれば止めてもらい、再び関係者の協議の場を作ってほしい」と話した。

訴訟を止めることの意義がわからない・・・。
Asahi.com より
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200910140019.html

この団体も、よくわからない団体だが、業界動向としてはメモ。
Navicon の記事
http://navicon.jp/news/1225/
これは音楽プロモーションのターニングポイントだ!山崎まさよし、スガ シカオ、スキマスイッチ、杏子、秦 基博、福耳らが所属するオフィスオーガスタのチャンネルがYouTube に開設された。

ご存知の通り、YouTube(ユーチューブ)は誰もが無料で動画をアップロードでき、それを共有可能とする大人気サイトだ。しかし、その開かれたオープンマインドの指針と引き換えに、著作権の問題やアップされている動画の画質・音質の点で様々な問題が発生した。
だが、もちろんYouTubeというサイトは無限の可能性と底知れぬポテンシャルを秘めている。そこでオフィスオーガスタは攻めの姿勢でYouTubeという広大な海原に果敢な"進軍"を決めたのだ。

オフィスオーガスタがYouTube内に展開する『AUGUSTA CHANNEL』は、リスナーから絶大な人気を誇る所属アーティストのPV が無料で楽しめる。もちろん、そのPVは高画質・高音質を誇る。オフィシャルのものなのでリスナーは気兼ねなく、より積極的に彼等の音楽に触れ、そして楽 しむことができる。現在、12月3日に発売された山崎まさよしの話題のニューシングル「Heart of Winter」やスガシカオの「コノユビトマレ」ほか、所属9アーティストの楽曲70曲のビデオクリップを配信中だ。そのボリューム感・充実感はまさしく オフィスオーガスタのジュークボックスといった具合で、最高にエンターテイニングな仕掛けだ。

しかももうひとつのトピックはembedも可能である、ということだ。つまりブログユーザーはお気に入りアーティストの曲を自由に自分のブログに 貼って、応援を示したり、友人に楽曲をリコメンドしたりすることができる。このスタイルに新時代の到来を感じる。熱心な音楽ファンにとってこれは夢のよう だ。だが、夢じゃない。

いまや一部の携帯電話からもチェックできるYouTube。オフィスオーガスタの英断はこれ以降の音楽プロモーションとエンターテイメントの最良のモデルとなりそうだ。
このくらいメジャーなアーティストが、投稿サイトに公式なチャンネルを持つようになると業界のまた流れもかなり変わってくるのかも。
J-cast News の記事
http://www.j-cast.com/2008/12/12032095.html
 朝日新聞社と子会社のテレビ朝日 が、auブランドのKDDIと業務提携交渉に入っていることが2008年12月12日分かった。3社は、「お話しできるような段階には至っておりません」 としているものの、朝日新聞社とKDDIは、J-CASTニュースの取材に対し、「新たなビジネスモデルについて様々な検討をしています」と交渉中である ことを認めた。

   KDDIの広報部によると、ケータイでは、新聞・放送のニュースや動画といったコンテンツの有料配信などを検討している。朝日新聞やテレビ朝日から見れば、KDDIを通じて、ケータイでもユーザーからの収入の道が開かれるわけだ。

   朝日新聞社では、販売・広告収入の落ち込みが深刻となり、08年9月中間期(08年4月~9月)の連結決算で100億円以上の赤字に転落して いる。また、テレビ朝日も、08年5月にスポットCMが前年同月比で15%ほども減ったことから、業績対策緊急本部を設置する事態になっていた。

   日経の12月11日付記事では、同月中にも業務提携するとされている。コンテンツから得られる有料課金収入や広告収入は、両社がKDDIと分かち合うという。

メモ。

将来的には、持っている携帯電話のキャリアで読んでいる新聞が違う(思想の方向性が違う)ということが起こりうるのだろうか?
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/06/news011.html

 米Google傘下のYouTubeは12月3日、BGM追加サービス「AudioSwap」で、音楽ライセンス管理業者の米Rumblefishの音楽カタログが利用可能になったと発表した。

 AudioSwapは、YouTubeが2007年2月から提供しているBGM追加サービス。ユーザーはYouTubeにアップロードしたビデオ に、AudioSwapのライブラリからジャンルやアーティストを絞って探した音楽をBGMとして追加できる。今回Rumblefishとの提携により、 同社がライセンスを所有する独立系アーティストの音楽が、ビデオのBGMとして使用できるようになった。

 Rumblefishは1996年創業の音楽ライセンス管理業者。テレビ番組や映画、Webサイトなどにさまざまなジャンルの独立系音楽を提供しているという。同社のカタログ利用企業にはNBC-Universal、Nike、MTVなどがある。

メモ。

ネットにおける著作権楽曲の利用については、Youtubeなどの発達によって前向きに進んでいる効果もある。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081125sling-opens-up-its-hulu-competitor-to-the-public/


人気のTVストリーミングハードウェア装置、Slingboxを提供するSling Mediaが、同社のビデオポータルであるSling.comを一般公開した。このサイトは、SlingがHuluJoostなどのライバルたちに直接戦いを挑むもので、ユーザーはさまざまなテレビ番組や映画を、簡単に使えるFlashプレーヤー経由で無料でストリーミングできる。

Slingのメディアの品揃えはかなり広範囲にわたり、Warner、Sony、MGMをはじめとする主要ネットワークおよびスタジオの殆どのコンテンツを提供する(奇妙なことにSlingは一部のコンテンツをHuluからライセンスしている)。さらに同サイトでは、College Humorの短編など、小さな提供元の映画も配給する。しかし、いくつか重大な抜けもある。Comedy Centralが見当たらない。ということは、The Daily ShowもColbert Reportも見られないことになる(Huluは6月から両番組とも提供を開始した)。

Sling.comがライバルを上回る最大の利点は、コンテンツのストリーミングをユーザーが所有するSlingboxから直接行えることで、テレ ビの生放送とビデオレコーダーに録画したプレミアムコンテンツの両方を見ることができる。サービスは実に具合よく働き、ユーザーアカウントと繋がっている どのSlingboxのコンテンツも自動的に検出するので、益々自分でもSlingboxが欲しくなってきた。とはいいながらも、Sling.comのラ イブストリーミングは、流れを変えるまでには行かないだろう。まだいくつも穴がある。

まず、スタート時点ではWindowsでしか使えない。許せる罪ではあるが、それでもしゃくのたねだ(Mac版も開発中)。しかし、ライブ再生を一 番妨げるのは、ブラウザーのプラグインが必要なことだ。理想的には、Slingは、ネイティブのSlingアプリケーションをダウンロードしてインストー ルするために必要な管理者権限を持たない人でも、Flashをサポートするコンピューターでならコンテンツを見られるようにすべきだ。残念ながらそうは なっていない。また、ブラウザーのプラグインのサイズは専用のアプリケーションの何分の1かではあるが、共有のパソコンでは制限を受ける可能性が高いた め、利用価値は小さい。幸い、プラグインが必要なのはライブ再生だけで、サイトの他の部分は通常のFlashプレーヤーを使っている。

Slingは幸先のいいスタートを切った。インターフェースはHuluやJoostに匹敵するものだし、コンテンツの品揃えも独自性はないものの魅 力的だ。ライブストリーミングが本物になれば(Macが全面サポートされ、プラグインが不要になってほしい)、私のお気に入りビデオ鑑賞サイトになるかも しれない。しかしそれまでは、殆どの人が今使っているものから離れることはないだろう。

個人的にPC用のアカウントのリクエストをしておいたら、招待状が届いたが、日本からのアクセスではほとんどの優良コンテンツがブロックされているののでそのあたりをどうにかしてもらえればと思うのだが。


Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081103yahoo-live-fades-out/

ライブビデオストリーミングは、未だに大流行のようで、Justin.tvUstreamQikMogulusFlixwagonといったスタートアップがひしめきあっている。

Yahooもこのハイプの波に乗り、2008年2月にY!Liveを立ち上げた。社内インキュベーターYahoo! Brickhouseの推進になる野心的プロジェクトだ。Yahoo Liveは、ユーザーに私生活をリアルタイム中継させることによって、問題を抱えるこの巨大インターネット企業の膨大なオンラインビデオ視聴者の有効活用をはかるはずだった。

しかしYahooのソフトウェアエンジニア、Keith Thornillがブログ記事を通じて、Y!Liveがアイディア段階より先に進むことなく、12月3日には実質的に中継を終了することをアナウンスした。Yahooは、サービスとの別れを記念して水曜日に市民集会を主催する。

ウェブでの人々の行動様式の変化を考えると、今もライブビデオには大きな可能性があるが、当然のことながら膨大な費用がかかり、スケーリングも難し い。同じビデオを何千、何万人ものユーザーに同時に届けることは、ビデオ共有サイトのように非同期的に配信するよりも、大きな帯域幅の費用を必要とする。 オンラインビデオ分野で圧倒的人気のYouTubeが、いずれライブビデオストリーミングの実験を始めるらしいという噂があるが、今のところ表面化しているものはない。

恐らく1年前のYahooであれば、もう様子をみてサービスを続けることができたのだろうが、現状を鑑みて、当分の間はあらゆる手段でコストを削減しようとしているのだろう。

このブログ記事にまだ誰もコメントを付けていないというのも、またこのサービスの人気のほどを如実に表している。ちなみに、これを書いている時点で48本のライブチャンネルを見ている人数はちょうど1379人だ。

傷口を広げるくらいならやめるのも早いほうが良い。google も始めるという噂はあるものの、実際にはYahoo! ライブなみにこけたら、Google のブランドイメージの低下は避けられないので、やはりどこかを買収することになるのではないか。インフラコストが高い現状で、すぐに飛びつく価値もないかも知れないが。

Hulu 1周年

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Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081029happy-birthday-hulu-im-glad-you-guys-didnt-suck/

オンラインのテレビ・映画サイト、Huluは1年前の今日、ローンチした。いやはや、われわれは言ったことをだいぶ取り消さねばならない。

われわれは、2007年3月に計画が発表されて以来、ずっと批判を続けていた。(名前がない10億ドルの価値評価とはスワヒリ語では「削除勧告」事業目的はパクリ等々)。しかし、ローンチ当初こそ多少のもたつきがあったものの、Huluがその後立派な仕事をしてきたことはわれわれも認めざるを得ない。今では、私は普通のケーブルテレビを見るよりも、Huluを見る時間の方が間違いなく長い。

Huluの成長ぶりもめざましい。8月にはビデオのストリーミングが1億回を記録した。Nielsenによると、先月のストリーミングは1億4200万回で、対前月比で42%増加している。現在までに7万2千件のレビュー、1万4千件のフォーラムへの投稿が行われた。Huluによると、先月は5万件のメールによる感想を受け取ったそうだ。

Hulu のコンテンツ提供者はローンチ当初の40社から110社(NBC Universal、FOX、Sony Pictures Television、MGM Studios、Comedy Central、Lionsgate、Paramount Pictures、PBS、FX、Sundance Channel、Sci Fi Channel、など)に増加している。TV番組の数も90から千以上に増えた。映画も400本以上が見られる。1年前はわずか10本だった。

またHuluにはMSN、Yahoo、AOL、MySpace、Facebook、Slide、MyYearbook、IMDb、TV.com、TVGuideなどビデオの配信提携先が30もある。

Huluによると、この4月以来、ブログで2万5千回、その他ウェブの記事で4千回、Twitterで4万回言及されているという。

つ まり、言い換えるなら、私は間違っていた。Huluはたいしたものだ。当初のおそろしく見込みのない状態から、巨大企業2社のジョイント・ベンチャーとい う困難なプロジェクトを成功に導いたことはすばらしい。よく現在のようなユーザーに魅力あるサービスを作り上げたものだ。私が現在でも批判するとすれば、 依然として国際的展開ができていない点だが、これは複雑な著作権問題がからんでおり、Huluの力が及ばない問題だ。

ハッピー・バースデー、Hulu。早くHBOも見られるようにしてほしい。

原文のタイトルとはちょっとニュアンスが違うので、タイトルは変更。
日本では登録ができないので、良く事情は分からないものの、着実に成長しつつあるらしい。
ReelSEOの記事
http://www.reelseo.com/internet-video-consumption-in-germany-new-research-from-comscore/

comScore released data from the comScore Video Metrix service, indicating that 25.9 million German Internet users viewed more than 3 billion videos online in August 2008. comScore Video Metrix, which was the first video tracking service introduced in the U.S. more than two years ago, has become a leading service for online video measurement and is the only service of its kind in Germany.
Google Sites Ranks as Most Popular Online Video Viewing Property

Google Sites, driven by the popularity of YouTube.com (which accounted for 95 percent of all videos viewed on the property in August), attracted a 52-percent share of all online videos viewed in Germany. Ranking after Google Sites were two German properties, ProSiebenSat1 Sites (1.5 percent share) and RTL Group Sites (1.1 percent share).

    Top German Online Video Properties* Ranked by Videos Viewed
August 2008
Total Germany - Age 15+, Home & Work Locations**
Source: comScore Video Metrix
Property Videos (000) Share (%) of Videos
Total Internet : Total Audience 3,052,670 100.0%
Google Sites 1,590,301 52.1%
ProSiebenSat1 Sites 46,237 1.5%
RTL Group Sites 33,527 1.1%
Megavideo.com 31,522 1.0%
Universal Music Group 27,534 0.9%
Microsoft Sites 11,816 0.4%
Lokalisten.de 10,497 0.3%
Viacom Digital 9,748 0.3%
Yahoo! Sites 8,322 0.3%
Dailymotion.com 7,377 0.2%

German Internet Users Watched 118 Videos per Viewer in August

Nearly 26 million German Internet users watched an average of 117.6 videos per viewer in August. Google Sites also had the most viewers (16.7 million), who watched an average of 95.5 videos per person. Universal Music Group drew the second most viewers (8.9 million), followed by RTL Group Sites (4.4 million) and ProSiebenSat1 Sites (4 million).

    Top German Online Video Properties* Ranked by Total Unique Viewers
August 2008
Total Germany - Age 15+, Home & Work Locations**
Source: comScore Video Metrix
Total Unique Average Videos
Property Viewers (000) per Viewer
Total Internet : Total Audience 25,958 117.6
Google Sites 16,652 95.5
Universal Music Group 8,879 3.1
RTL Group Sites 4,449 7.5
ProSiebenSat1 Sites 4,007 11.5
Megavideo.com 2,090 15.1
Microsoft Sites 1,915 6.2
Viacom Digital 1,643 5.9
Yahoo! Sites 1,375 6.1
Fox Interactive Media 1,342 3.5
Axel Springer AG 1,083 5.2

Other notable findings from August 2008 include:

  • 73.2 percent of the total German Internet audience viewed online video.
  • 16.4 million viewers watched over 1.5 billion videos on YouTube.com (95.3 videos per viewer).
  • The average online video duration was 4.3 minutes, the longest of any of the five comScore Video Metrix countries (which also include the U.S., Canada, U.K. and France).
  • The combined German online video viewing audience watched a total 219 million hours of video content.
  • According to comScore M: Metrics, 3.1 million mobile phone subscribers used their phone to watch any kind of TV or video in Germany, of which 46.7 percent were younger than 25 years of age, based on a three month average ending August 2008.

あまりドイツのデータなどを目にすることはないものの、ここでもほぼYoutube の独壇場。世界的にはGoogle が圧倒的な地位を築いている。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081005myspace-music-streamed-its-billionth-song-a-few-days-after-launch/

iTunesがダウンロード数10億曲を達成するまでに、3年近くを要した。MySpace Musicは、9月25日の公開後わずか数日で、10億曲をストリーミングした。そして、これは公平な比較ではないものの(MySpaceの楽曲は無料でストリーミングできるが、iTunesではユーザーは1曲につき$0.99払っている)、驚異的な出来事だ。

MySpaceがなぜか語ろうとしないのが、10億番目の曲は何であったかと、ストリーミングされた正確な時刻(トリビアネタには最適)。しかし、同社は10億曲目がストリーミングされたのが先週、即ち公開後わずか数日の間であることを認めている。同社はさらに、やや込み入った声明を発表している。

MySpace Musicを公開できたことを大変喜んでおります。世界中のユーザーの方々が、MySpaceでの新しい音楽体験に興味を持ち楽しんでいただいたに違いあ りません。わずか数日間で、驚異的なマイルストーンに到達いたしました。今読んでいただいている数字の中には、すでに古くなったものもあります。

10億曲のストリーミングというマイルストーンを、この新サービス公開後わずか数日間で達成したことを確認しております。ただし、この数字は大がか りな開業とそれに伴うプロモーションの助けによって膨張している可能性があるため、当社では新音楽体験に対してコミュニティーがいかにポジティブに反応し たのかをもっと如実に表す滞留時間とユニークユーザー数に注目していく予定です。MySpace Musicに対する反応については引き続き状況をお伝えしていきます。

MySpace Musicが音楽業界に与える影響は、何か月後何年後にならないと完全にはわからないだろう(われわれの予測はこれ)。 しかし、ひとつはっきり言えることがある。このサービスが大量の音楽をユーザーにストリーミングしていることだ。レコード会社各社は、このジョイントベン チャーの一部を所有していることに加えて、1曲ストリームするごとに支払いを受けるので、大いに喜んでいるに違いない。

日本とはかなり情景が違う。これから出てくる公式発表には注目。だんだんトーンダウンしていきそうな気がするが。
DRM付きでDVDがコピーできる「RealDVD」が一般公開に
http://jp.techcrunch.com/archives/20080930realdvd-launches-for-those-who-dont-mind-drm/

DVDをDRMの著作権保護技術ごとハードドライブにリップできるので訴訟沙汰になる心配のないReal Networksの最新ソリューション「RealDVD」が同社のサイトに公開となった。

数週間前に紹介したよ うに、RealDVDは「メディアサーバーが作れればDRM付きでも構わない」という人にはピッタリのソリューション。だけど値段がべらぼうに高くて、コ ンピュータ最高5台で映画が観れるのだがソフトウェアのライセンス料は1本目が$49.99(公開記念特別割引きで$29.99)、2本目から(5本目ま で)は$19.99。この値段でパスな人も多いだろう。

30日間の無料トライアルもあるので買う前に試してみることはできるよ。


RealNetworks、RealDVDの合法性を疑問視するハリウッドを提訴
http://jp.techcrunch.com/archives/20080930realnetworks-files-suit-against-hollywood-over-realdvd/

RealDVD公開から1時間も経ってないのにハリウッドの映画スタジオは業界に及ぼす悪影響を懸念している。

そこでRealNetworksは先手を打ってハリウッド映画スタジオ各社を相手取り、「RealDVDがDVD -CCAのライセンス規約に完全に準拠する」という司法判断を求める訴訟を起こし、その旨、声明を出した。被告はDVD CCA, Inc.、ディズニー、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ、20世紀フォックスその他大勢(訳注:ハリウッドも直ちに RealNetworks提訴で応じた)。

RealNetworksは抗弁の中で、RealDVDは“コンシューマが自分のコンピュータでセキュアにDVDを保存・管理・再生できるようにし た”ものであり、“ユーザーは(自分のマシン以外には)DVDコピーは配信できない”と主張。RealDVDでは利用者を手持ちのコンピュータにロックす るDRMのレイヤーを追加したのでDRM本来のプログラムより保護技術は強化されている、という点にも注意を促した。

「映画産業が音楽産業の足跡を辿り、より高いバリューと柔軟性を消費者の購買活動に提供してくれる変化を育成するのではな く、技術の進歩に歯止めをかけようとしているとは、残念なことです」とRealNetworksは声明で述べた。「15年近くRealNetworksは 完全に合法で、尚且つ消費者にも喜んでもらえる、そしてコンテンツ製作者と版権保有者の合法的な利益を考慮する革新的な製品の実現に取り組んで参りまし た。RealDVDもこの伝統に則るもの。当社はRealDVDを消費者にお届けする権利、これを使う消費者の権利を必ずや守れるものと確信しておりま す」

残念ながら消費者に勝ち目はなさそうだ。ハリウッドのスタジオがDVDをコンピュータにリップするのは間違いだと言えば、RealNetworksは映画をロックするDRMのレイヤーを追加したと言う。む~。


なんだかよくわからない展開になっているが、司法判断がすぐに出されるのだろうから、それで判断すべき問題か。

RealNetworks 自体が非常にビミョーな会社になってしまったなぁ、という印象。前職を明示している立場からしてもかなり複雑な心境。

関連記事:
RealNetworks RealDVDを提供開始




Asahi.com の記事
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200809250014.html

 KDDIは9月25日、テレビや携帯電話を接続して音楽や動画を楽しむことができるSTB(セットトップボックス)「au BOX」を開発し、11月1日からレンタルを開始すると発表した。携帯電話ブランド「au」のユーザーを対象に提供する。レンタル料は月額315円。

 STBは、CD・DVDの再生用のドライブとスピーカーを内蔵。ブロードバンド(BB)接続用のLANポート1基、携帯電話などとの接続に利用す るUSBポート2基を備える。アナログのAV入出力端子、音声入力端子も搭載。AV端子を使ってテレビとSTBを接続し、リモコンを使って専用インター フェイスを見ながら操作する。

 音楽機能では携帯電話と接続してダウンロードした着うたフルを再生したり、手持ちのCDを取り込んでauの対応携帯電話に楽曲を転送できるほか、 インターネットの音楽配信サービス「mora for LISMO」から音楽を購入することができる。最新の音響技術「EUPHONY(ユーフォニー)」を採用しており、サラウンドで音楽を内蔵スピーカーで楽 しめる。

 映像機能ではDVDの再生が可能なほか、KDDIの有料のネット動画配信サービス「LISMO Video Store」からハリウッド映画や海外ドラマなどを購入して、ストリーミング形式で視聴することが可能。KDDIの光ファイバーを使った映像配信サービス 「ひかりone TV」を利用すれば40チャンネルの多チャンネル放送を楽しめる。また、AV端子からビデオカメラなどの映像を取り込んで携帯電話に転送することもでき る。

 インターネットを閲覧するブラウザ機能も搭載。KDDIではSTB専用のポータルサイトを用意しており、検索をはじめニュースや天気などの情報を閲覧できるようにした。

 STBはモトローラ製で、1GBのフラッシュメモリを内蔵しており、約200MBを音楽の保存用、500MBを映像保存用として使用できる。BB回線はKDDI以外の通信会社も利用できる。サイズは幅266×高さ80×奥行き221mm、重さは約1.6Kg。

 KDDIではauユーザーでPCを使わない10-30代の男女をターゲットに設定。操作画面などをわかりやすくシンプルにすることでPCが苦手な 人でも使いやすいように工夫した。リビングではなく、自分の部屋のアナログテレビに接続して使ってもらうことを狙う。STBの利用者を対象に着うたフルや 海外ドラマなどを収録したDVDを無料で配布するほか、KDDIのADSLを割安で利用できるサービスも用意した。

 発表会で高橋誠・取締役執行役員常務コンシューマ事業統轄本部長は「PCの操作が難しい人でもわかりやすいインターフェイスができた。月額315 円という携帯電話のコンテンツ料金と同じ安い価格で、PCなしで音楽配信サービスなどが使えることが『au BOX』の最大のメリットだ」と自信をみせた。

 発表会には特別ゲストとしてグラビアアイドルの南明奈さんが登場。ピンクのパジャマ姿で現れた南さんは「最近、女らしくなろうと思って服にピンク を取り入れてるんです」と話した。「au BOX」について聞かれると、「メカは苦手なので、カンタンな機器は嬉しい」と感想を語った。

 音楽についての質問には「テンションを上げる時にはトランスを聴いてます」と答えた。「au BOX」の映像機能の感想を求められると、「映画を観たい時に観られるのは嬉しい。秋な(明奈)夜長に映画三昧ですね!」と自分の名前に掛けたシャレで会場の笑いを誘った。

インフラに紐づいたSTB を売ろうとするのが日本企業。業界全体のシェアにインパクトを与えそうな気はしないが、とりあえずの動きとしてメモ。


Japan.internet.com の記事
http://japan.internet.com/wmnews/20080924/12.html

テレビ時代を築き上げた企業の1つである CBS については、みずから望んでニューメディアの世界に参入しているわけではないという見方が一般的だった。しかし、同社は先ごろ、デジタル コンテンツに対する考え方を変え、新たな取り組みを開始した。CBS の社長兼 CEO を務める Leslie Moonves 氏がこの件について説明するのを聞くと、精神的覚醒に近いものが感じられる。

Moonves 氏は23日、Interacting Advertising Bureau 主催のカンファレンス『Mixx』 (9月22-23日) の壇上に立ち、デジタル市場関係者の聴衆の前でインタビューに応えて、CBS が構築しているのは「everywhere (どこでも)」戦略だと説明した。その取り組みは本質的に、拡散するインターネットの性質を念頭に置き、番組を自社の手の中に留めようとするのは、もはや 現実的ではないという事実を認識したものだ。

そのような考えに基づき、CBS は約300の Web サイトに対し、ライセンス供与と売上金分配契約によって、自社コンテンツの提供を開始した。契約相手となっているのは、同社の傘下にないサイトが大部分だ。

Moonves 氏は「当社はいつでも、どんな場所でも、あらゆる人を歓迎する。そうすることに未来があると考えるからだ」と公言し、次のように語った。

「それは輝かしき新世界だ。コンテンツを当社のネットワーク内に押し留めようとすれば、時代に取り残されてしまうだろう」

NBC による夏季オリンピック放送の 例を見ても、消費者があらゆる場所でコンテンツを見られることにどれだけ期待しているかが分かる。NBC は、夏季オリンピックの試合のうち、テレビ ネットワークで生放送した分についてはストリーミング放送しないと決定し、それに対して異議が巻き起こった。その2週間後、CBS は自社のネットワークで放送した全米オープンテニス男子決勝戦を、ライブ ストリーミングでも放送した。

Moonves 氏は、インターネット上でコンテンツが見られるようになれば、テレビの視聴者が減るのではないかという不安を一蹴した。

同氏は次のように述べている。「互いに食い合うようなことは全くないし、かえって力となってくれる。だからこそ、当社は期待に心を躍らせているのだ。インターネットがネットワークの役に立ち、その逆もありうると述べても、それは直感に反するものではない」
日本でもネットで同時ライブをやったからと言ってテレビの存在価値を下げる(シェアを食う)ものではないということは分かってきているとは思うのだが、なかなかそのようには進んでいない。どちらかといえば、日本の場合は、違法アップローダーに対して警戒感が強いため、著作権の問題で進まないという事情もある。

米国内でテレビと同時ライブがテレビのシェアを食うものではないという具体的な結果が出始めれば、日本の流れも変わってくるのかもしれない。その点ではCBSのこのコメントには期待。


アニメ!アニメ! の記事
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/09/viz_hulu.html
米国の大手無料動画配信サービスHuluは、9月23日に日本アニメに特化したアニメチャンネルをスタートした。チャンネルでは米国のアニメ流通会社の大手2社ファニメーションとVIZメディア、それにGONGが作品を提供する。
 23日には既に『NARUTO』、『DEATH NOTE』、『蟲師』の番組配信を開始した。番組配信直後の23日には、人気の番組の上位のほとんどを『DEATH NOTE』が占めている。
 Huluは今後さらに『一騎当千』、『BLEACH』、『バジリスク』、『BLACK BLOOD BROTHERS』、『キディ・グレイド』、『月詠 MoonPhase』、『ピーチガール』 、『スクールランブル』の無料配信を行う予定である。今回の配信は全て米国限定で、米国以外の地域からはアクセスは出来ない。

 Huluは、米国のメディアコングロマリットであるニューズ(News Corp)とNBCの2社が共同で運営を行う完全無料の動画配信サイトである。
 合法コンテンツだけを配信し、広告収入で運営をされている。ニューズ、NBCのほかに、ワーナーブラザーズ、MGM、ソニー ピクチャーズなどの大手メディアも番組を供給する。

 Hulu はYouTubeに対抗する目的で今年3月にサービスを開始した。既に広告収益を確実に挙げ始めており、米国におけるポストYouTubeの筆頭とされている。 
 サイトの特長は著作権者未許諾の動画が違法アップロードされ易い投稿機能を持たずに、コンテンツプロバイダーからの作品だけを配信する点である。一方で、コメント機能などのコミュニティ機能は残されている。
 
 一方、ファニメーションは北米で日本アニメ市場のトップシエアを握る業界第1位の企業、VIZメディアは日本マンガの流通トップで、アニメ流通でもファニメーションに次ぐ2位となっている。GONGは新興のアニメ流通企業である。
 ポップカルチャーの業界情報サイトであるICv2が発表した北米市場におけるアニメDVDのシェアはファニメーションが3割以上、VIZメディアが 15%程度と業界の1、2位を占める。さらにファニメーションは、ジェネオンUSAとADVが保有するタイトルの一部を今年になって相次いで引継ぎ、市場 シェアはさらに上昇傾向にある。ファニメーションとVIZメディアを合わせた北米のアニメ市場でのDVDシェアは過半数に達しているとみられる。
 それだけに両社が、北米最有力の無料動画配信サービスに参加することは、今後の日本アニメのインターネットビジネスの動向にも大きな影響を及ぼすに違いない。

 こうした両社の動きは、現在コンシュマーから求められている手頃に観ることの出来るアニメの動画配信サービスというニーズに応えたものである。
 これに加えて、HuluがYouTubeに対抗して生まれたのと同様に、日本アニメを中心としたアジアコンテンツ専門投稿動画共有サイトであるクランチロール(Crunchyroll)に対抗する意味もあると見られる。

 クランチロールは、この春以降日米のアニメの権利保有者に積極的に働きかけ、自社サイトへのコンテンツ提供を持ちかけている。実際に複数の企業 が、現在クランチロールにコンテンツを提供している。しかし一方で、ほぼ違法アップロードのコンテンツだけで成り立っている投稿動画は野放し状態になって いるため合法コンテンツと違法コンテンツが同居するという奇妙な状態が続いている。
 ファニメーションとVIZメディアは、こうしたクランチロールのビジネスモデルに、強く抵抗してきた企業である。今回のHuluでの無料配信の開始は、こうしたクランチロールの動きを牽制する意図があると考えられる。
(情報元:アニメニューズネットワーク

アニメコンテンツは日本のコンテンツの中でも収益性が高いので、その合法的な海外への展開方法についてもこれからは注目されるところ。比較的メジャーなHulu で展開されるということで、本格的な展開への道筋がつき始めているのかもしれない。

注目。



Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20380477,00.htm
Googleが、音声認識技術を通じてビデオを検索可能にする取り組みを格上げした。この動きは、同社傘下のYouTube部門がより財務的に成功する可能性を予感させるものだ。

 この音声認識技術は、2008年7月に提供開始された政治演説検索用オンラインアプリケーションに使われていた。同アプリケーションがこのほど、「Google Audio Indexing」(GAUDI)プロジェクトとして、Google Labsに正式なインターフェースを獲得した

 このサイトの検索ボックスには、「政治家の発言を検索」との説明がある。検索結果はYouTubeのビデオプレーヤーの左横に一覧表示され、各検 索結果をクリックすると、ビデオがプレーヤーにセットされて、検索語が話された部分が示される。表示されるのは演説ビデオだけではない。たとえば、 「bridge to nowhere」(どこにも行けない橋)で検索すると、John McCain氏とSarah Palin氏の選挙キャンペーンで使われた「Real Mavericks」(真の無派閥政治家)の広告が結果に表示された。

※クリックすると図が拡大されます
提供:Google

 ビデオから検索語が抽出できれば、Googleはビデオに収録されているコンテンツの内容把握が容易になり、結果として、その隣にどのような広告 を表示するのが最も適切か、判断しやすくなる。Googleにとって、YouTubeから収益を上げることが2008年の最優先課題だ。

 音声テキスト変換はまた、Googleが関連ビデオを検索結果に挿入するのに役立つ可能性もある。現状では、ビデオの内容を知るのに最良の方法 は、タイトルやキャプションなどの付属するメタデータを調べることだ。しかし、これで得られる情報は、ビデオの中で話されている内容のほんの一部にすぎな い場合が多い。

 そして、Googleが自社の翻訳技術を利用して、ビデオのテキストを他言語に変換する可能性もある。

 明らかに、Googleは音声認識技術に大きな野望を抱いている。同社はGoogle Audio IndexingプロジェクトのFAQページで、 次のように説明している。「Google LabsでGoogle Audio Indexingを提供する狙いは、(現状それをGoogleの『Elections Video Search』ガジェットと組み合わせている狙い)より大きなもので、米国の選挙は最初の一歩に過ぎない。当社はこれを実験プラットフォームとみている。 そこでわれわれは、どんな機能によって、ウェブ上の音声コンテンツを探している人々に最高のユーザー体験を提供できるかを学べる」

 Googleの説明によると、まず政治的な情報から取り組みを開始したのは、同社が民主主義的なプロセスで重要な存在になろうと試みているからで あり、また、政治演説はたくさんの注目を集めているからだという。また、政治家は一般にわれわれより滑舌が良いと考えられ、音声認識技術で言葉を拾いやす いからでもある、とGoogleは述べた。

なんだかすごい話だが、日本語対応はもう少し後と考えたほうがよいか。
@IT の記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200809/09/shiretoko.html

 Mozillaファウンデーションは9月6日、Webブラウザの次期バージョン「Firefox 3.1」のアルファ版リリース第2弾となる「Firefox 3.1 Alpha2」を公開した。プロジェクト名「Shiretoko(知床)」で知られてきた、このバージョンには多くの新機能が盛り込まれる予定だ。

shiretoko01.png

Firefox 3.1 Alpha2 新機能の例

  • HTML 5のvideoタグのサポート
  • 重い処理をするときにJavaScriptのバックグランド処理を可能にする「Web Worker」スレッドのサポート
  • ウィンドウ間でのタブのドラッグ&ドロップによる移動
  • 「Ctrl+Tab」によるタブの切り替え時に各タブをサムネイル表示して選択する機能
  • CSS 2.1やCSS 3で、いくつかのプロパティを新たにサポート

 Alpha2ではクリティカルなバグがあるために無効になっているが、Firefox 3.1の大きな変更点として、JavaScriptエンジンが刷新され、大幅に高速化される見込みだ。

 HTML 5での採用が決まっているvideoタグやaudioタグのネイティブサポートも目玉機能の1つだ。

 これまで動画やオーディオの再生にはFlashやQuickTimeなどのプラグイン、もしくはJavaアプレットなどが必須だったが、HTML 5に対応したWebブラウザであれば、ブラウザ単体で動画再生が可能になる。

 Firefox 3.1 Alpha2を使えば、videoタグが実際に機能していることを簡単に確認できる。例えばWikipediaの動画コンテンツを再生するプレーヤーとし てJavaアプレットの「Cortado」、QuickTime、Webブラウザネイティブの3種類から選択できる。デフォルトでCortadoになって いる動画プレーヤーを「Native Browser support」に設定すると、videoタグを使ったコンテンツの再生が確認できる。

shiretoko02.png Wikipediaの動画コンテンツを、Windows XP SP2上にインストールしたFirefox 3.1 Alpha2の動画再生機能を使ってWebブラウザ単体で再生した例。動画も音声も滑らかに再生できている
shiretoko03.png 上の動画コンテンツに該当する部分のHTMLのコード。フリーのマルチメディアフォーマット“Ogg”が使われている。HTML 5の仕様書草案ではvideoタグで使えるコーデックについては、今のところ何も規定していない

 Wikipediaではライセンス料が不要で仕様やコーデックがオープンに開発されているOggを使っている。Oggは動画やオーディオなどの データを収めるコンテナフォーマットで、代表的な動画コーデックとしてTheora、オーディオコーデックとしてVorbisなどが利用できる。

 MozillaファウンデーションをはじめとするWebブラウザベンダの多くは“オープンWeb”を標榜して、特定のOSやWebブラウザ、ある いは特定企業のソフトウェア製品に依存しないインターネットの世界の実現を目指している。動画再生はサーバ、編集環境、プレーヤーなどで私企業のソフト ウェアに頼らざるを得なかったほとんど最後の領域だったが、ついにオープンな環境が登場したといえそうだ。

仕様がそうなったからと言って、すぐにすべてがそうなっていくわけではないと思うが、将来的にはこういう流れになるであろうということでメモ。


Business of Online Video の記事

TATAといえばおそらくはインド系の会社だと思うが、CDNに115万ドルの投資を行って参入してきたとの記事。上記記事によると、CDNの市場に参入するのはTATAが最後ではないだろう、とのこと。

日本国内だけの配信を考えているのであれば、現状の国内のインフラ状況でいまさらCDNのマーケットに入ってくる会社があるとはあまり考えにくいのだが、グローバルでみると期待感がいっぱいの業界と言える。

国際的な市場の成長が日本の市場の活性化にもつながることを期待。

マイコムジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/285/


米ケーブル大手Comcast(=ウチのISP)が10月1日から、一般向けインターネット接続サービスのデータ利用に上限を設ける。1カウントあたり250GB/月まで。超過すると、"過度の利用"を警告する連絡があり、サービスの品質を守るための利用ポリシー「Acceptable Use Policy (AUP)」について説かれるそうだ。そして6カ月の間に再び制限を超えると1年間のサービス停止の対象になる。

250GBのデータ量というのは4MBの音楽なら62,500曲、10MBの高解像度写真だと25,000枚、2GBの映画125本に相当する。 Comcastの契約者で1カ月に、これだけの量を使用するユーザーは全体の1%未満。ところが通信帯域全体の数十%を占めていることから、その突出した "過度な利用"を解消するのがデータ利用キャップの狙いだという。Comcastの詳細データが見あたらないので、ベイエリアで同社のライバルISPであ るAT&T(DSL)のデータを参考にすると、データ利用の多いユーザーの5%が通信帯域の半分近くを使用し、トップ1%が通信帯域の21%を占 めているそうだ。Comcastも、これに近い状態なのだろう。

Comcastによると「EメールやWeb、ストリーミングビデオを視聴する標準的なユーザーでひと月に2~3GB、毎月1,000枚規模で写真を アップロード/ダウンロードするユーザーでも10GB程度だ」と説明している。だとすると、わが家は間違いなく迷惑ユーザーに近い。メール/Webに加え て、iTunes Storeを使い、音楽のサブスクリプションサービスも契約している。Roku Playerを手に入れてからはNetflixの無料ストリーミングも頻繁に利用するようになった。ほかにもオンラインバックアップ、仕事のデータのやり 取り、写真/ビデオ共有など……。試しに8月30日のデータ利用量を測ってみたら3.6GBだった。標準ユーザーの1カ月分を、軽く1日で消費している。 単純に、それが30日だとしても108GB。250GBははるか先だが、今の画質を妥協した映画のストリーミング配信ですら1本1.5GB程度なのだ。た とえば夏の北京オリンピックはNBCのオンライン配信「NBCOlympics.com」で、テレビでは放映されないマイナー競技を見まくりだった。この ようにネット依存が進めば、ウチなど早晩250GBをヒットするのは間違いない。

警告にびくびくしながらインターネットを使うのはイヤなので、とりあえず質問をまとめてサポートに電話してみると、あまりスッキリしない答えが返っ てきた。違法ユーザーの締め出しが主な目的と期待していたのだが、適法でも過度の利用は、言い訳無用でブラックリストに載せる模様。「Comcastが計 測しているデータにアクセスできるか」「計測ユーティリティを提供するか」「将来の上限拡大の可能性は」「従量サービスを用意するか」「ビジネス向けサー ビスにも同様の制限を設ける可能性は」などをたずねたが、いずれも明確な答えが得られなかった。とにかく、制限の対象になるのが1%に満たないごくわずか なユーザーであり、「標準的なユーザーにとって制限はあってないようなもの」の一点張りだった。

5~40GBのキャップを検討するISPも

Comcastが250GB制限に至った背景にはBitTorrent問題がある。同社がBitTorrentユーザーのトラフィックを制限してい ると指摘され、ネットの中立性に反する行為と批判された。これに対してComcastは、帯域全体の多くをBitTorrentユーザーに占められた窮状 を訴え、ユーザー全体の接続品質を守るための対策だったと理解を求めた。だが、8月1日(米国時間)、米連邦通信委員会(FCC)がBitTorrent のトラフィックをブロックした行為を違法とする判断を下した。これを受けて、Comcastが至った結果が250GB制限だ。

ネットの中立性維持とトラフィック品質維持のバランスに配慮したソリューションと言えるが、ユーザーやメディアの反応は芳しくない。完全に自由なイ ンターネット利用ではなくなるし、ピーク時のサービス品質の低下は解消されないままだ。中には上質な広告をユーザーに提供するのを優先したトラフィック管 理であるとか、Netflixのようなビデオオンデマンドのライバルサービスを牽制する動きというような意見も見られる。

BitTorrent問題、そして今回の250GB制限の報道を通じて、Comcastはユーザーを軽視した企業のような印象を持たれているが、い ちユーザーとして同社には不満も好感も抱いていない。BitTorrentユーザーのトラフィックをブロックしたものの、その一方でBitTorrentと提携してP2Pを活用するプログラムを進めているし、 サービスアップグレードへの投資にも積極的だ。ユーザー本位の姿勢で、現時点でサービス品質を維持するために現時点では多少の制限を我慢してほしいという のならば、我慢しようじゃないか……と思う。ただ印象が極端すぎて、どちらが本当のComcastの顔なのか判断できていないのが現状だ。

心配なのは大手ISPのComcastが正式にデータ利用キャップを採用したことで、ビジネスのためだけに同様の制限を設けるISPが増えそうな点 だ。Time Warner Cableが一部地域でテストしているサービスは5GBから40GBの範囲でキャップが設定されている。Frontier Communicationsは5GB以上を従量制にするプランを計画している。いずれも、これからのネット利用を考えると現実的とは言い難く、 Comcastの判断がこのようなサービスを後押しする前例にはなってほしくない。

義務化では前に進まないインターネット

8月29日のNew York Times紙に、米国を迂回するインターネットトラフィックの増加を報告する記事が掲載された。インターネットの土台が築かれたことから、10年前は世界 のトラフィックのおよそ70%を米国を通過していたという。負担にはなるが、技術革新を育む土壌となるし、National Security Agencyが安全保障プログラムに活用するなど、米国にとって利点の方が多かった。ところが、その立場に満足し、インターネット技術に対する投資を怠っ た結果、グローバルデータネットワークにおける米国のメリットが急速に失われている。今では米国を通過するトラフィックは25%程度。トラフィック量自体 は今でも順調に増加しているのだが、米国外の伸びをはるかに下回るのが現状で、次第にアジアや欧州の企業にインターネットの主導権を奪われつつあるとい う。うまみを感じなくなった米国の通信会社は、さらにインターネット技術への投資を控えるという悪循環に陥っているとまとめている。

ネットワークキャパシティが制限として存在するのだから、ネットの中立性維持とトラフィック管理が大きな課題になるのは間違いない。ただNew York Times紙の記事の内容が正しいとすると、今のタイミングでのComcastのデータ通信量の制限はインフラの未整備から発生する問題を利用者に転嫁し ているだけにも思えてくる。

Comcastの2つの顔のどちらが本物か分からないと書いたが、BitTorrentのトラフィック・ブロックを違法としたFCC判断(=ネット ワーク中立性の義務づけ)に振り回されているのが実情ではないだろうか。判断を受けて現状のままのインターネットを守ろうとするあまり、P2Pの活用を含 めたトラフィック管理の取り組みが雲散霧消してしまった。

つまり今回の250GB制限は、ネットの中立性維持が旧態依然としたインターネットの保護に結びつき、インターネット技術やインフラへの投資を閉め 出した結果のように思えてならない。このように考えると、Googleなどが叫んでいるネットの中立性の"義務化"が必ずしも奏功するとは限らない。イン ターネットは本来、保護されるべきものではないのだ。ネットの中立性は意識として確立されるべきだが、技術革新によって維持されていかなければ、インター ネットのダイナミズムを引き出せないということだ。

日本でも自動ダウンローダ等を使って異常な量の帯域を利用しているユーザーがインフラを使いつぶしているというような問題が実際にはISP内部では起こっているらしいとは聞く。

日本で上記のような上限を設けたサービスを行うようなことをアナウンスしてしまうと、2ch を中心にたたかれかねないが、ComCastが主張しているように、実際にインフラを荒らしているのはほんの1部のユーザであるので、強制的にアカウント削除をするような運用をすることによって、相当に健全化する可能性はあると思うので、個人的には反対ではない。インフラ側が不当に費用を負担している状況はすぐにでも改善に向けて動くべき。

インフラも公共財でマナーを守って使いましょう、というような標語を掲げてすすめれば、案外受け入れられやすいかも。

Tech Crunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/20080826movie-labels-to-launch-new-open-market-play-anywhere-scheme-as-last-ditch-effort-to-save-drm/

大手映画会社とオンラインの映画リテイラーたちが、昨年Sony Picturesが提唱した仮称Open Marketと呼ばれる運動を準備中だそうだ。Walt Disney系以外の大手スタジオが全員すでに参加していて、来月発表される声明に名を連ねる。

Open Marketを支持する業界関係者にSony PicturesのCTO、Mitch Singerが見せたプレゼンテーションが、ここにある。

特定の営業方式とソフトウェアと一定の形のサービスを組み合わせて、現状で市場を分裂させているさまざまな製品形式とDRMへの取り組みの間に相互運用性を実現することが、Open Marketのねらいだ。その分裂は、ユーザを特定の店と形式に縛りつける。また、オンラインの映画販売の普及を致命的に妨げる。複数の情報筋によると、映画業界は今、音楽業界の二の足を踏まないため、そしてノンDRM映画の売れ行きを頓挫または細くするための最後の手段として、この運動を支持しているのだそうだ。

業界は、DRMの相互運用性をめぐって足並みが揃わないことに疲れ果てていた(この分野ではCoral Consortiumが大きな希望だったが、ほとんど行き詰まっている)。そこでそれらの不毛な対策に代わるものとして、Sony PicturesはOpen Marketを提案した。それは、映画コンテンツの諸形式間の、ユーザに不便をかけない/ユーザを束縛しない完全な互換性と、DRMへの異なる取り組み間の相互運用性を、技術面よりもむしろ営業方式の面で実現しようとする。

その中心的な部分が、装置の登録と映画の購入/レンタルを管理することによって相互運用性を確立しようとする中立のサードパーティーだろう。それを “ドメインプロバイダ”と呼び、彼らがユーザの装置登録サービスを管理する(PCかテレビかモバイルデバイスか等々)。そうすると、登録した装置の上でなら、どこからどんな映画を買おうと借りようと無事に見ることができる。

おそらく、映画各社はこぞってこの運動を支持しているだろう。Fox、Paramount、Sony、Universal、Time Warnerなどはすでに参加している。Amazon、Target、WalMart、Comcast、MovieLink、CinemaNowなどのリテイラーも、参加すると言われている。

不在が目立つのは、Appleと、Walt Disney系のスタジオだ(Pixar、Touchstone、Miramaxなど)。彼らはiTunes/Fairplay方式を強力に支持している。

こういった話は、日本で議論されても絶対にまとまらない動きなので、アメリカでこういった動きが出てきたのはインパクトのある動きになる可能性もある。ただし、これまでも、何度も似たような話は沸いては消えているので、これが本流になるかどうかは不明。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080822facebook-v-myspace-in-the-us-market-the-music-factor/

Facebookは今や世界最大のソーシャルネットワークだ。しかし、米国内のユーザー数では未だにMySpaceを3600万という大差で追っていて、今の伸び率では追い付くまでに18年はかかる。

Facebookの伸びの大部分が海外で、そこではFacebookユーザーに翻訳作業をやらせる、というすばらしい戦略によって、早期にローカライズされたサイトを提供している(対照的にMySpaceは、新しい海外拠点に必ず人員を送り込む指揮統制基盤によって拡大している)。しかし、こうした海外ユーザーの商業価値は、米国や英国、日本他一部のオンライン広告市場の確立している国々に比べてはるかに低い場合がある。

音楽がMySpaceのアメリカでのリードを保ち続けるのか

音楽はMySpaceの縄張りだ。そこには何百万ものアーティストやバントのページがあり、どのバンドも、まず最初にすることといえば、MySpaceにページを作ることだ。MySpaceによると毎月3500万人が、MySpace Musicや数々のアーティストページをはじめとする音楽サイトを訪ねているという。何百万人もの「友人」のいるアーティストが何人もいるし、ページ内で音楽のストリーミングができるなど、アーティストがサイトのルック&フィールを支配できる。

一方Facebookには、音楽戦略といえるものがない。アーティストはPagesを作って自分たちを宣伝することはできるが、中身は一般のファンページと変わりがない(ストリーミング音楽もない)。このサイトには音楽やアーティストに特化したものがないのだ。

MySpaceは来月、主要レコード会社と新しいジョイントベンチャーを始動させるが、そこには音楽のストリーミング、プレイリスト、ダウンロード、商品販売、着メロ等の機能が入る予定だ。これは音楽の有力な目的地サイトになるだけでなく、 MySpaceにとってもレコード会社にとっても大きな収入源になるはずだ(アーティストにも多少のおこぼれがあるかもしれない)。

音楽は、MySpace成長の歴史の中で大きな部分を占めてきており、米国市場でのFacebookとの差を保ち続けるための重要な要因であることは間違いない。

MySpace Musicに対するFacebookの答え:iLike

Facebookには直接音楽に関わる戦略をとるつもりがないようにみえる。代わりに、iLikeというストリーミング機能を持たないサードパーティーアプリケーション(Rhapsodyの肩に乗っている)に賭けた。先月Facebookは、同社のGreat Appsプログラムを通じて、iLikeにFacebookへの特別なアクセス手段を与えることを発表した。公式にはもちろん、大部分のオフレコで得た情報からも、iLikeがFacebookの長期的音楽パートナーだという話が聞こえてくる。

われわれはiLikeの大のファンだ。しかし、音楽というこの巨大なカテゴリーを、こうも完全にMySpaceが支配していることを考えると、音楽の全体戦略は、Facebookの直接管理下に置くべきではないだろうか。現在Facebookユーザーが音楽のストリーミングを行おうとすると、レコード会社からRhapsody、iLike、Facebookへとわたる契約の迷路を通らなくてはならない。それに引きかえMySpaceのページを訪れると、ストリーミング音楽のアタックを受けないことがない。

Facebookの本質は、今でも総合ソーシャルネットワークとして、ソーシャルグラフを介して友人と繋がるための容易な手段を提供することだ。それに対してMySpaceはソーシャルグラフを持っているうえに、音楽の世界で大きな地位を確保している。これが、サイトに行きたくなる理由だけでなく、ちょっといいビジネスモデルを提供することにもなっている。

SNSと音楽配信との関係については、日本国内ではさらに分かりにくい展開になりそう。
音楽配信サービスで主たる収益を上げない形でも汎用SNSの存続・拡大方法はあるはず。あまりリンクして考えないほうがよいのかも。

 

Yomiuri Online の記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080819nt05.htm

 ニコニコ動画を運営するニワンゴは、ユーザーが投稿動画内で引用できる公式楽曲を500曲用意し、8月19日に公開した。米Getty Imagesゲッティイメージズ傘下のPump Audioから提供を受けている。

 動画に付けたコメントがスクリプトとして動作する機能「ニコスクリプト」の1つである「@BGM」用の楽曲として提供する。@BGMは、指定した動画の音を別の動画のBGMに使える機能。動画投稿者がコメント欄に「@BGM 動画ID」(※動画ID部分は、ニコニコ動画内の各動画のIDを入力する)と書き込むと、自分の動画の上に指定した動画を小さく重ねて表示できる。動画を非表示にして、音楽だけ再生することも可能だ。

 今回公開された500曲はいずれもPump Audioがライセンスを持つ。なお、Pump Audioは独立系ミュージシャンの音楽が商用メディアで利用されることを目指した音楽権利管理会社とのことだ。

ここ最近、ニコニコ動画の発表がまた増えつつあるように思う。
アクセスは横ばい傾向と見られるだけに、まっとうなサイトとしてのアピールとメディアへの露出は不可欠というところか。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/19/20590.html

 米BayTSPは18日、動画をスキャンして、他者の知的財産が含まれているかどうかを監視し、発見するサービス「Content Authentication Platform(CAP)」の能力を大幅に増強したと発表した。毎日100万分の動画(約1万6700時間)をスキャンできるようになったとしている。

 さらに、BayTSPはこれまでにCGM型動画サイトに投稿された4億9200万分のビデオをインデックスした。その結果、著作権で保護されたコンテンツが投稿される傾向、ユーザー行動、キーワード、メタデータに関する過去のトレンドに関するデータが得られたとしている。

 BayTSPの能力について、同社CEOのMark Ishikawa氏は「毎日100万分を処理するということは、米国と世界中のメジャーなCGM型サイトを我々が監視できるということだ」とコメントしている。

 BayTSPでは現在、パートナー企業4社が開発したフィンガープリント技術のテストを行っており、今年後半に開始する商用CAPサービスに統合する計画だ。

 このことについてIshikawa氏は「CAPでは、コンテンツ保有者が複数の動画と音声用のフィンガープリント技術やデジタル透かし技術にアクセスすることができる。これは、コンテンツを発見する可能性を増やし、1つの技術にロックインされるリスクをなくすことにもなる」とコメントしている。

高い精度で知的財産の侵害が発見できるのであればすごいサービスだが、今のところ他者の評価がない自社発表のみ。コンテンツベンダーからすれば関心の高い分野だけに、注目。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080807/312377/

 YouTubeは2008年8月5日、ケータイ向け「YouTube」の一部のページでバナー広告と動画広告のテスト配信を開始したと発表した。ケータイ向けYouTubeは5月にauの一部端末に対応して、主要の携帯電話事業社3社の端末での視聴が可能になっている。

 第一弾として東芝が利用。トップページなどにバナー広告を張って、動画広告へ誘導している。東芝はパソコン向けのYouTubeでも広告配信開始時より、広告主専用チャンネルにノートパソコンのブランドチャンネルを開設するなど、YouTubeを積極的に活用している。

 YouTubeは今後、数週間はこうした配信の結果を分析し、ケータイ向けYouTubeでの有効な広告配信手法を検証する。

東芝はYoutubeへの取り組みが早い。以前もトップページの広告でノートPCの広告を載せるなどの積極的な動きを見せている。(2週間程度以内でGoogleの自社広告に切り替ったので、効果はそれほどでもなかった可能性は高いが。)

広告の手法については、いろいろ試行されるところなので、動向には要注目。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22722.html


 グーグルは4日、同社が展開するサービスの新機能などを紹介する報道関係者向けの「定例説明会」を開催し、「YouTube」に最近追加した機能などを紹介した。

 この定例説明会はグーグルが毎週月曜日に開催することにしたもので、「毎日のように出している」という新機能や新サービスについて、テーマを決めてまとめて紹介するしていく。冒頭、製品企画本部長の辻野晃一郎氏があいさつし、日本法人が広告分野のほかに最も高い優先度で取り組んでいる分野として、同社のコアコンピタンスであるサーチ、日本で特に強いというモバイル、YouTube、地理関係の4つを挙げた。1回目となる今回の説明会では、このうち「YouTube」「Google モバイル」「Google 検索」を取り上げた。

 YouTubeに関しては「日本は動画好きカルチャーだと思っている」とし、米国に次ぐ2番目のトラフィックを日本が集めているとした。ただし、米国で開発されたサービスをそのまま日本語化して提供しているのが現状だという。今後、「ニコニコ動画などでやっていることを十分理解しながら、より日本のユーザーに根ざしたプロダクトやUIなどを考えていきたい」とした。

YouTube日本版の独自機能「急上昇ワード」

 YouTubeについては、プロダクトマネージャーの粕谷英司氏が説明。検索されている人気キーワードをランキングする「急上昇ワード」や、 YouTube側であらかじめ用意している楽曲を、投稿した動画に入れることができる「AudioSwap」などの機能を紹介した。

 急上昇ワードは世界に先駆けて日本版だけに7月下旬に導入したもので、1時間ごとにトップ20のキーワードを掲載する。キーワードをクリックすることで、該当する動画がリストアップされるだけでなく、関連する情報を「ウエブ」「ニュース」「ブログ」のリンクからGoogleで検索できる。

 粕谷氏は、実際に急上昇ワードにランクインしている「天才バカボン」「エスカレーター」などのキーワードでニュース検索してみせ、赤塚不二夫氏の死去や東京ビッグサイトで起きたエスカレーター事故のニュースを示し、「そのキーワードがなぜ関心を持たれているかもわかる」と説明した。エスカレーター事故については、YouTubeで公式チャンネルを持つテレビ局「TOKYO MX」のニュース映像のほか、ユーザーが投稿した映像もあったという。

 なお、急上昇ワードで表示されるのは、あくまでもキーワード検索で多く入力されている言葉だ。新しすぎて動画がまだアップロードされていなかったり、逆に権利上問題があるなどで削除されてしまった場合など、必ずしも該当する動画がYouTubeで見られるわけではないという。また、アダルトなどのキーワードもあらかじめ排除しているとした。

投稿動画のBGMを差し替えられる「AudioSwap」正式提供

 AudioSwapは、日本時間の7月24日から提供している機能。従来、新機能を試験的に公開する「TestTube」で公開していたものを正式機能に移行したかたちになる。アップロード済みの動画に対して、あらかじめ用意された楽曲から選んで音声部分を差し替えられる。正式な楽曲数は明らかにしなかったが、かなりの種類があり、ジャンルやアーティストから選択していく。動画と同じような長さの楽曲を絞り込むオプションもある。

 ここで用意している楽曲は、Googleが音楽レーベルなどのパートナーから提供を受けたものだ。今のところ、他のユーザーが用意した楽曲も使えるようにするといった考えはまだないという。あくまでも、自分の撮影した動画にBGMを入れる場合を想定したもので、YouTube上で投稿コンテンツを組み合わせて活用できるような方向性は今後の検討課題になるとした。

撮影場所での検索や、UI言語だけ変更機能も

 YouTubeについてはこのほか、動画に“吹き出し”などのかたちでコメントを重ねて表示できる「動画アノテーション」、Internet Explorer用「Google ツールバー 5」に用意した「YouTubeガジェット」、場所による動画検索、UI言語の変更機能を紹介した。

 場所による動画検索は、地名をキーワードとして検索した際、通常の検索結果の上部に「近くの動画」枠で表示される。いくつかの動画のサムネイルとともに「Google Maps」の地図も表示され、それをクリックすると地図が拡大。その地名を中心にした円が示され、それを移動することでも撮影場所から動画を検索できる。

 UI言語の変更機能は、YouTubeのローカルコンテンツとUI言語を別々に設定できるもの。先週より追加された。例えば、日本版のトップページのYouTubeロゴの横には「日本|日本語」と表示されているが、左側がローカルコンテンツ、右側がUI言語を示している。ローカルコンテンツは 20地域、言語は15言語から選択できる。これにより、例えばフランスで人気のある動画を探したい場合も、UIは日本語のままで行うことができるようになった。

「東京ドームは霞ヶ関ビル何杯分か」も検索可能に

 このほか、検索に関しては、電卓機能の新サービスとして「東京ドームを霞ヶ関ビルで」と検索すると「1東京ドーム=2.48霞ヶ関ビル」と表示される機能や、「映画 渋谷」で検索して、時刻に合わせてその近辺で上映されている映画館の情報などを表示する「映画検索」機能を紹介した。

 映画検索は5月からすでに提供しているものだが、同様の機能としては、天気検索も紹介した。英語版では従来より提供していたもので、2週間ほど前から日本語版でも可能になった。例えば「天気 渋谷」で検索すると、付近の天気のアイコンなどが検索結果上部に表示される。

ニコニコ動画に常駐しているユーザーが日本人一般の特性をつかんでいるわけでもなく、むしろ日本人の中でも少々特殊な属性があると思えるので、Youtubeがニコニコ動画に追従するようなことはしないほうがよい気がするのだが。

 

 

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080731nbc-launches-on-demand-olympic-coverage-in-hd/

NBC放送が2008年オリンピックのオンラインの動画ハブを公開した。スポーツ20種目以上の熱い映像を無料オンデマンド動画で配信するほか、クオリティーを最大限高めるため、動画はダウンロード版も用意(DL完了を待たずに視聴開始できる)、“HDに迫る”画質でお届けする。

残念ながら動画ダウンロードはWindows Media Center搭載のWindows対応のマシン限定。―繰り返す。Macユーザーは冷風に置き去りだ。これはたぶんDRMの問題のせいかもしれない(プラス、LenovoとMicrosoftがスポンサーに入ってるし)。

8月8日の五輪セレモニー開幕までの前座として、NBCでは既に五輪資格審査トライアルの映像も公開した。試合開始後は競技の大体12時間後には録画の映像が公開できるとNBCでは見込んでいる(時差もあるし、それほど気になるラグではない)。

マイクロソフトは協賛参画企業なので、動画へのアクセスはMedia Centerのメインパネルに組み込まれる。ユーザーは来週以降はここのTVTonicのページに行って、NBCOlympics.com直送のコンテンツを楽しむこともできるよ。サービス詳細はTVTonicのブログ記事まで。

オリンピックがどのように見ることができるかは注目。日本国内での展開も要確認。

InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/01/20460.html

 に・よん・なな・みゅーじっくは、音楽配信サイト「mF247」を8月31日に休止すると発表した。既に新規アーティストの登録は7月31日をもって終了している。モバイル向けのサービスについては、ソフトバンクモバイルとau向けのサービスは8月31日に、NTTドコモ向けのサービスは9月30日に終了する。

 mF247は、アーティストがプロモーションのために楽曲を登録し、DRMフリーの楽曲配信などが行えるサービス。元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長の丸山茂雄氏が、インディーズを中心とした新たな音楽配信のスタイルを目指して2005年8月にサービスを立ち上げ、 2005年12月から正式サービスとして提供してきた。

 mF247ではサービス休止にあたり特設コンテンツを開設し、第1弾の企画として丸山氏のコメントを掲載している。丸山氏は休止の理由について「最近の状況を見れば『mF247』は設立の使命は果たしたと考えていいと思います」と説明し、「インターネットと音楽の関係は何がベストなのかは、まだ『答』は出ていませんが、少しずつ見えてきているような気がします」とコメントしている。

3年前とはだいぶインフラの状況も違うので、このタイミングでやめるのは妥当な判断。

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/01/028/

今夏以降にリリースされる新Webブラウザでは、HTML5で規程される機能をどこまでサポートするのかが注目される。HTML5自身はまだ策定段階にあるが、すでにデファクトスタンダードとして採用される機能が見えはじめている。大きなところではcanvas要素、video要素、audio要素だ。

現在のところWebブラウザにおける動画やオーディオの再生はプラグインを使って実現されている。動画であればFlashプラグインやOSで提供されているマルチメディアフレームワークを使った再生がおこなわれる。HTML5でvideo要素やaudio要素などが明示的に盛り込まれた場合、従来通りプラグインで対応するのかWebブラウザでネイティブに対応するのか、それともOSが提供しているマルチメディアフレームワークを活用するのかが注目されるポイントとなる。

実装の手間からいえばOSが提供しているフレームワークを活用する方法が現実的だ。どういった実装にするかMozilla CEO, John Lilly氏はまだ未定と説明しながらも、開発者であるChris Double氏はLinux版ではGStreamer、Windows版ではDirectShow、Mac OS X版ではQuickTimeを使うといったようにOSが提供しているフレームワークを活用する方法で実装が進められていることを紹介している。

この状況に新しい動きがあった。Chris Double氏がTheora Video Backend for Firefox LandedにおいてFirefoxそのものにTheoraおよびVorbisのサポートが追加されたことを伝えている。これはつまりvideo要素ではTheora+ Vorbisが、audio要素ではVorbisがFirefoxによってネイティブに演奏できるようになることを意味している。

まだ有効にされたばかりでこれから開発を進める必要があるとしているが、大きな変更が発生しないかぎり2008年末か2009年頭にリリースが予定されているFirefox 3.1では同実装がデフォルトで有効になるとみられる。プラグインをインストールすることなく使えるようになれば、これらフォーマット(Theora、 Vorbis)が動画やオーディオのデフォルトフォーマットとして広まる可能性も高まる。同じ目的でさらにほかのコーデックが追加される可能性もあり、今後の動きに注目しておきたい。

標準を策定しても、そのとおりに進むわけではないので、それほど影響はないか。

TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080728big-media-gets-serious-about-livestreaming-gannett-invests-10-million-in-mogulus/

ライブストリーミングによるビデオサービスのMogulusは今日(7/28)、新しい資金調達ラウンドの実施を発表する予定だ。調達金額は明らかにされないようだが、われわれが聞いたところでは、$10M(1千万ドル)クラスになるという。しかしいちばん肝心な点は金額よりも、金の出し手だ。USATodayを始めとする多数のメディアを傘下に持つ$4B(40億ドル)の大企業、Gannettが今回の投資者だという。

Mogulusは、ライバルのUstreamJustin.tvと同様、誰でもカメラとコンピュータとインターネット接続環境さえあれば、ライブでビデオ動画をストリーミング公開できる。従来のテクノロジーと比べれば巨額のコストが節約ができる。(衛星アップリンク機能を備えた中継設備などいらない)。

MogulusはSarah Austinのような新参のビデオブロガーがほんのわずかな予算でライブビデオ番組を放映することを可能にしている。一方で、今やメインストリームのジャーナリズムもこのテクノロジーを利用し始めた。たとえば、去る5月、ヒラリー・クリントンの問題発言はMogulusを通じて全国のメディアに流された

Gannettはここに目を付けたのだと思う。Gannettの記者たちは世界中で事件が起きるたびにMogulusを使っていち早くビデオ動画を撮ってウェブから配信できるようになるだろう。

Mogulusは現在まで約$13M(1300万ドル) の資金を調達している。これは Ustreamとほぼ同額だ。しかし、いかにGannettが後ろ盾になることになってもMogulusにはサービスを拡張する上で無駄にできる時間などほとんどない。噂ではYouTubeは今年中にもライブビデオ機能をローンチするという。

日本では全く盛り上がっていないLiveビデオサービスだが、ここ1,2年はアメリカの業界的には盛り上がりを見せそう。今年抜けたところが、大きくリードする可能性が高いか。

TechCruch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080727new-widgets-at-hulu-we-talk-to-cto-erick-feng/

NBCとNews Corpのジョイントベンチャーとして作られたオンラインビデオサイトHuluは、昨年10月にスタートした。今ではこのサイトに、合衆国住民なら誰でも無料で利用できるオンデマンドのムービー140本を含めて、計700タイトルがある(テレビ番組を含む)。2008年の3月現在では、1か月に8300万のビデオストリームをサービスしている。

本日このサイトが、サードパーティーのサイトがHuluのコンテンツを自ページ上に埋め込めるためのウィジェット集の提供を開始する。下は、そんな埋め込みウィジェットの一つだ。これは、特定のテレビ番組の過去の録画をセレクトして見ることができる(私はもちろん、大ファンなので、コルベアのデイリー・ショーを選んだ)。

今回の発表を口実にして、HuluのCTO、Eric Fengにインタビューした。彼のスタートアップMojitiを2007年にHuluが買収したので、彼もHuluに移った。Fengのチームが今ではHuluのバックボーンになっている。コーディングは、2007年の夏の終わりに開始した(Fengによるとコードの最初の1行を書いたのが8月6日だそうだ)。そしてHuluの製品が世に出たのが10月だ。

では、インタビューを見ていただこう。彼はインタビューの終わりのほうで、ウィジェットのデモを見せてくれる。

hulu image
Website: hulu.com
Location: Los Angeles, California, United States
Founded: March 1, 2007
Funding: $100M

Hulu is NBC Universal and News Corporation’s online video joint venture. The site focuses exclusively on professional content and does not take on YouTube directly as a viral video destination. The site… Learn More

 
Companies: hulu, Mojiti, Microsoft

Eric Feng serves as the Chief Technical Officer of Hulu and Senior Vice President of the Audience Business where he is responsible for the design and implementation of the Hulu user experience. Prior to joining Hulu, Eric was the Founder and CEO of… Learn More

[原文へ]

ためしにクリックしてみたが、日本では閲覧できず。ウィジェットというのは、これから先、重要なテクノロジーといえるか。インタビューはちょっと長いため、後日閲覧。

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/22/042/

Microsoftは18日 (米国時間)、新開発したDRM技術のランタイムパッケージ「PlayReady PC Runtime v1.0」をリリースした。動作環境はWindows Vista SP1 / XP SP3、x86とx64に対応した2種類のインストーラは、MicrosoftのWebサイト経由で無償提供される。

PlayReady PC Runtimeは、Microsoftが開発した新しいDRM (Digital Rights Management) 技術の実装。Windows Media DRMとの後方互換性を備えるほか、PlayReadyにより著作権が保護されたコンテンツがWindowsで利用可能になる。レンタルやペイパービューなど多様なコンテンツビジネスに利用でき、ユーザは購入した音楽や動画などのコンテンツを、PCや携帯電話といった複数の異なるデバイスで再生できるようになる。

PlayReadyが対応するフォーマットは、音声がWindows Media Audio (WMA) とAAC / AAC+ / HE-AAC。ビデオはWindows Media Video (WMV) のほか、H.264とH.263をサポートしている。

2008年4月に公開された「Silverlight DRM」は、このPlayReadyをベースとして、クロスプラットフォームに対応できるよう拡張が加えたもの。Sliverlight DRMは、現在β第2版が公開中の「Silverlight 2」に一部機能が実装されている。

メモ。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080718does-google-know-how-to-count-some-youtube-views-dont-seem-to-register/

YouTubeのビデオは、ページにプレーヤーをエンベッドすることによってほかのサイトから視聴できる(たとえばErepublikのCEO、Alexis Bonteが、うちのElevator Pitchesのサイトで売り込みのスピーチをやっている)。でも、そうやってほかのサイトで見れるYouTubeのビデオを誰かが実際に見た場合、それはそのビデオの視聴総数に加算されるのだろうか? その答えは、どうやらノーだ。いや、つねに加算されるとはかぎらない、と言うべきか。

TechCrunchの読者の中に、自分のYouTubeビデオを某人気サイトに埋め込まれた人がいる。そのサイトで1万5千回の視聴回数を稼いだのに、YouTubeの視聴カウンターは1000で止まったままだった。困惑した彼がYouTubeにメールしたら、こんな返事が来た(太字は強調のために編集部で付加)。

こんにちは、

メールありがとう。たしかに、視聴者がYouTube以外のサイトでビデオを見た場合には、YouTubeのカウンターは増えませんが、クリックしてYouTubeのサイトへ行き、そこでビデオを見た場合にはカウントは増えます。

さらにまた、YouTubeのサイトにおけるビデオやアカウントに関する情報の変更、たとえば視聴カウントの変化などは、更新と同期化に数時間かかります。これをもっと早くするよう努力していますが、現状はみなさまのご忍耐に感謝申し上げます。

よろしくお願いします。

Shweta
The YouTube Team

これはYouTubeの視聴カウントに関する方針をあまり詳細に知らないサポート要員が書いたメールらしいが(TechCrunchは YouTubeに説明を求めるメールを送った)、彼女の答えから少なくとも、ほかのサイトでの視聴の一部はカウントされないことが分かる。たとえば、一部のサイトが、ページがロードされるたびにビデオをオートプレイする場合だ。これはYouTubeのビデオ人気度評価システムを無効にしてしまうので、 YouTubeは視聴回数としてカウントしない。NewTeeveeが最近それに気づいた。例の読者のビデオも、オートプレイされている(ビデオサイトの視聴カウントの方式については、TubeMogulの報告書が参考になる)。

謎は解けたかな? いや、すっかり解けたとは言えない。TechCrunchのElevator PitchesのビデオはどれもYouTubeだが、オートプレイではない。ふつうにクリックして見る方式だ。

昨日、Elevator Pitches上で[play]を何度も押してからYouTubeを訪ねたが、カウントは全然増えていない。今度はYouTubeの上でそのビデオを見た。やはりカウントは増えない。われわれは、上のメールにあるように、「数時間待つ」必要があるのかもしれない。真相は分からない。数時間後に見た数字に、われわれの視聴が含まれているのかいないのか、それも正確には分からない。

そこで最後の手段として、Erepublik(大規模なソーシャル戦略ゲーム)のCEOのElevator Pitchを、この記事の下に埋め込んでみた。この記事をポストした時点では、このビデオの視聴カウントはわずかに490回だった。その数を、ここから上げていくことができるだろうか、はたして?

アップデート: YouTubeの広報からこんなお言葉をいただいた:

視聴カウントはコミュニティにとって重要であり、視聴者の関心や意図を表しています。しかし自動再生は、人間視聴者の関心や意図を反映していないので、YouTube上の視聴として計数されません。ただし大多数のビデオが、このことの影響を被りません。

これは、非常に重要な内容。8月のセミナーでもしっかりと説明する必要があり。

@IT の記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/18/flash.html

 ミクシィは7月9日に始めたSNS「mixi」の音楽配信サービス「mixi Radio」で、アドビシステムズのストリーミングサーバ「Adobe Flash Media Interactive Server 3.0」(Adobe Media Serverファミリの1製品)を採用した。ミクシィは何を評価して、同製品を選んだのか。アドビ側の担当者に聞いた。

 アドビのマーケティング本部 クリエイティブソリューション部ビデオグループシニアグループリーダーの古村秀幸氏は「数カ月前にミクシィから話があった」と明らかにした上で、「彼らは音楽配信の新しいサービスについて、『ソフトウェアをユーザーにダウンロードさせたくない』『ユーザー・インターフェイスをリッチにしたい』、そして一番大きなポイントとして『Mac、 Windowsの両方のユーザーに使ってもらいたい』と考えていた」と話した。

 「このような条件に合う技術は、Flashしかない」と古村氏は語る。Flash Playerはアドビの資料によると98%以上のPCにインストールされている。また、ActionScriptを使ったインタラクティブなUIも可能だ。さらにWindows、Macを問わず動く。

 しかし、Flashを使った音楽配信についてミクシィが考える「最大の問題点はセキュリティだった」(古村氏)。Flashを使った配信では YouTubeが有名。しかし、YouTubeはツールを使えば映像コンテンツをローカルにダウンロードできるなど、コンテンツオーナーにとっては評判がいいとはいえない。ミクシィもFlashを採用するに当たって、コンテンツオーナーの反応を意識したようだ。

 「配信サービスを展開する上で難しいのは、コンテンツオーナーと配信者が違うこと」。米アドビのAdobe Flash Media Server Services担当シニアプロダクトマネージャー ローレル・ライトマン(Laurel Reitman)氏はこう語る。コンテンツの流出を防ぎたいというコンテンツオーナーの要望を実現しながら、ユーザーが利用しやすい環境を整える必要があるためだ。

 古村氏らアドビ側はミクシィに対して、アドビが昨年12月に発表したAdobe Flash Media Interactive Server 3.0を提案した。アピールしたのはコンテンツを保護するセキュリティ技術と、海外での実績だ。

  Flash Media Interactive Server 3.0は、独自ストリーミングプロトコルの「RTMP」(Real Time Messaging Protocol)を128bitで暗号化した「RTMPE」を新たに実装し、ストリーミングデータの安全性を高めた。また、ハッシュ値をチェックしてオリジナルから改ざんされたり、別のホストに配置されたSWFファイルからはコンテンツを再生できないようにするSWF検証機能を搭載した。これによって偽のクライアントやリッピングツールから音楽が再生されることを防ぐ。

 米アドビのAdobe Flash Media Server担当プロダクト マネージャーのケビン・トゥス(Kevin Towes)氏によると、欧米ではFlashを使った映像/音楽配信サービスが拡大している。トゥス氏は例としてクウェートの米軍兵士のために行ったコンサート「Operation MySpace」を、Flash Media Serverを使って米国本土にライブ・ストリーミング配信したことを紹介した。衛星を使ってクウェートから米国本土に配信し、1億1000万人が閲覧した。

  HuluDisney.comもFlash Media Serverを使って映像のストリーミング配信を行っている。いずれもRTMPEやSWF検証などのコンテンツ保護技術を評価し、Flash Media Serverに決めたという。特にHuluは映像をブログに貼り付けられるなどソーシャルな取り組みを行っている。このようなコンテンツの柔軟な利用ができるのも「Flash Media Serverがコンテンツ保護を実現しているからだ」とトゥス氏は語った。YouTubeはインスタントアップロード、クイックキャプチャではFlash Media Serverを使っているが、映像配信はHTTPで行っている。

 古村氏らはこのような海外でのFlash Media Serverの実績をアピールし、ミクシィやmixi Radioにコンテンツを提供したレコード会社を納得させた。結果的にmixi Radioは30以上のレコード会社、コンテンツプロバイダーが協力することになった。

 国内最大のSNSであるmixiがFlash Media Serverを採用したことはアドビにとって追い風だ。同社は11月に同様にFlash技術をベースにした映像プレーヤー「Adobe Media Player」を国内でリリースする予定で、「現在、コンテンツプロバイダーと話をしている」(同社の代表取締役社長 ギャレット・イルグ氏)。mixiへの導入事例はコンテンツプロバイダーに対する大きなアピールになるだろう。

現状、Yahoo,GYAO,biglobe がMicrosoftの製品を使って動画の配信サービスを行っているが、これがAdobeに置き換わっていくかどうかというところに注目。Flashでは、Microsoft以外の製品ともかなり相性もよいと思われるので、どこかが乗り換えるとなった瞬間に、業界の地図が一気に入れ替わる可能性すらある。

その点でmixi が採用を発表したことは大きい。

注目。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080714veoh-targets-video-ads-based-on-past-viewing-patterns/

veoh-logo.pngディスプレイ広告の世界で、行動ターゲティングに大いなる可能性があると言われるが、動画でも同じことだろうか。ウェブ動画関連のスタートアップであるVeohはその通りだと考え、行動ターゲティング広告プログラムを本日(米国時間7/14)ベータから格上げした。広告はアクション、車、ポップカルチャー、SF、アニメ、ファミリー番組などの9グループにターゲティングしている。

Veohはサイト内での過去の閲覧履歴、ブラウズ、タグやコメント付けなどの行動に基づいてグループ分けを行っている。ターゲティング広告は、レコメンド機能の背景で使われる技術を一部利用している。これらの技術は双方とも主席科学者のTed Dunningによって開発された。彼はMusicMatch(後にYahooによって買収)にてレコメンドエンジンを開発し、ID Analyticsにてクレジットカードの不正使用を発見するアルゴリズムの開発を行った。Veohによれば、行動ターゲティングを行った広告はそうでない広告に比べて、ベータ期間中に2倍の効果を示したとのこと。

YouTubeからVideoEggまで、ウェブ動画関係各社が広告手法について頭を悩ませている。最大の関心事は動画資産の品質に関するもの。多くの広告主が、利用者によって作成された動画に広告を掲載することでブランドや製品をリスクに晒すようなことはしたくないと考えている。Veohで月間1億件閲覧されるという動画も、多くは素人の作成したものだ。

また、行動ターゲティングを本格的に機能させるには、インターネット全体の規模で行わねばならない。Veohは動画広告についてより良いレスポンス率があることを示すだけでなく、広告主に迷惑をかけたりしない資産を十分に保有していることを示す必要もある。このことを証明するため、Veohは自社サイトに限定せずに、全体的な動画ネットワークに於ける動画閲覧行動をモニタするといったようなことが必要だ(パートナー契約を結んで行うことになるだろう)。さらにディスプレイ広告のための行動ターゲティングがプライバシー問題に絡まないことも示す必要がある。

Veohは6月に$30M(3千万ドル)を追加調達している(これで調達総額は7千万ドルとなった)。

Update: BeetTVで行われたVeoh設立者のDmitry Shapiroのインタビュー動画を貼っておく。これはVeohが最後の資金調達ラウンドをアナウンスした先月に行われたものだが、1:45あたりから広告についての話が始まり、ターゲットの話に及んでいる。Veohは同業他社同様にバナー、プレロール、ポストロール、オーバーレイ、スポンサーシップ等、さまざまな広告ユニットを試してきている。しかし結論として曰く「誰に何を見せるのかを明確にすることが大事なんだ。広告におけるキーポイントだね」。

 

動画配信の広告については、Youtubeがトップページに大手企業の広告を配信することを発表したりしたが、2週間ほどでなくなったりしており、ターゲットを絞らずに広告を出すと効果が少ない模様。

多くのユーザーの行動のターゲティングができる企業が最後には勝ち残っていくことになるということか。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/19/news010.html

 Dvorakキーボードのように、新しい音楽フォーマットは解決策と同時に、難題ももたらしている。

 Dvorakは標準的なQWERTYキーボードの代替で、もっと速く効率的にタイピングできるようキーの配列を変えている。だが、ハードコアなプログラマー以外はほとんど使っていない。既存のQWERTY配列と置き換えるのは非常にコストがかかり、難しいからだ。それとほぼ同じ理由で、代替音楽フォーマットは、実証済みのMP3に取って代わるための厳しい戦いに直面している。

 Motion Pictures Experts Group(MPEG)は今月ドイツで会合を開き、「MT9」と呼ばれる新しいデジタル音楽フォーマットを国際標準にすることを検討する。

 韓国のAudizenが開発したMT9フォーマット――「Music 2.0」の商品名で呼ばれる――は、1つの楽曲ファイルをボーカル、ギター、ベースなど6つのチャンネルに分割する。楽曲を演奏するユーザーは、プロデューサーがミキサーを使ってやるように、各チャンネルの音量を上げたり下げたり、1つのチャンネルを分離することもできる。

 Korea Timesによると、MT9開発者は、同フォーマットはすべてのデジタル楽曲の標準としてMP3に取って代わると主張しているという。だが、音楽業界の現実がその目標の前に立ちはだかっている。

 技術的な観点から見れば、新しい標準がMP3に取って代わるのはどちらかと言えば容易だろう。デジタル音楽小売業者は、数カ月で新しいフォーマットを取り込んでデータベースを更新できる――NapsterやWal-Martがデジタル権利管理(DRM)付きフォーマットからすぐにDRMフリーフォーマットに切り替えたように。

 だがそうするためには、小売業者が提携レーベルから新しいフォーマットでエンコードされた楽曲を受け取る必要がある。つまり、大手レーベルと多数のインディーズレーベルすべてが新技術を使って音楽を販売することに合意しなければならないということだ。

 それから、オーディオメーカー――特にApple――に、そのフォーマットと機能に対応した製品を作ってもらう必要がある。現在のMP3プレーヤーの平均寿命は約8~12カ月なので、市場に新しいプレーヤーを投入するには時間がかかるだろう。

 新しいデジタル音楽フォーマットの導入には、レーベル、小売業者、メーカー間で類を見ないレベルの協力が必要になる。

過去の失敗

 コンピュータのみがMT9のフル機能を活用でき、携帯プレーヤーはゆっくり対応するといったような段階的な導入は可能だ。だが、そうした方法は、音楽ファンの関心を引かないだろう。

 「消費者にとっての価値命題は、機能性に関連している」とNapsterでMP3へのフォーマット移行を監督したCOO(最高執行責任者)クリストファー・アレン氏は言う。「だから、PCの再生ソフトでできることがWebや携帯プレーヤーでできなかったら、消費者にとって新しいフォーマットの価値は、そのフォーマットをエコシステム全体で活用できる場合ほど大きくはない」

 こうした問題が合わさって、新しい音楽フォーマットを阻んだことが過去にあった。2001年、Coding Technologiesはmp3PROフォーマットを開発し、MP3技術を管理するThomsonを通じてライセンス供与した。このフォーマットは、エンコードされたファイルのサイズをMP3の半分にできる高度な圧縮システムを備え、音質も向上していた。

 だが、mp3PROを採用した製品を作ったのはThomson傘下のRCAだけだったため、弾みがつくことはなかった。Thomsonは結局、同フォーマットの支援をやめた。

 Thomsonは2005年にMP3 Surroundで再びの挑戦に出た。このフォーマットはその名が示すとおり、対応デバイスでの再生にサラウンドサウンドの要素を加えたものだった。制限は少なく、MP3もサポートするあらゆるサラウンドサウンドデバイスに対応した。さらに、既にMP3のライセンスを受けている企業なら無料で利用できた。それでもこのフォーマットは依然として隅に追いやられたままだ。

 だが、困難を伴うにもかかわらず、新しいデジタル音楽フォーマットは、音楽業界がデジタル販売を促進するために必要としているものだ。現行の MP3は小売業者にとって、ファンが自分のCDからリッピングした音楽との十分な差別化を図れるほどのものではない。MP3をオンラインで購入する唯一の利点と言えば、若干音質が高いことくらいだ。それは、顧客をCDから奪うのに十分だとは証明されていない。

メモ。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22134.html

  NECビッグローブが運営するBIGLOBEは、クラシック音楽専門のインターネットラジオ「BIGLOBE RADIO」を6月11日より配信する。利用は無料。

 「BIGLOBE RADIO」は、TBSラジオ&コミュニケーションズのデジタル/インターネットラジオ局「OTTAVA」で放送されているリクエスト番組「OTTAVA conbrio」を配信するもの。配信は、毎週月曜~金曜日の22時から25時にかけてライブ配信を行ない、このほかの時間はオンデマンド配信する。

 コンテンツのファイル形式はWindows Media Audioで、配信形式はストリーミング配信、ビットレートは44kbps、64kbpsを用意する。

GYAOですらコンテンツ配信事業では収益が上がっていない現状で、BIGLOBEのほうはどうなのだろう?ISPサービス全体の中で利益が出ればよいということであれば、それでもよいのだろうが。

AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080611/anpan.htm

 株式会社フレーベル館株式会社トムス・エンタテインメント日本テレビ放送網株式会社3社は、「それいけ! アンパンマン」の動画配信やゲーム化など、デジタルメディアへの展開を推進するため、有限責任事業組合「アンパンマンデジタルLLP」(APDLLP)を設立することで合意した。

 APDLLPでは、アンパンマンに関する企画、立案、実施、運営までを統一的、かつ一元的に推進。モバイルサイトやWebサイトでの展開や、動画配信、電子書籍、ゲーム、eコマースなど、今後各デジタル分野での事業拡大を目指している。

 第1弾展開として、6月23日にドコモ向けのアンパンマンモバイルサイトをリニューアル。6月26日にはau、7月1日にはソフトバンクモバイル向けページもリニューアル。さらに、7月1日にはポータルサイトも立ち上げる。将来的にはバーチャルミュージアム/ショッピングモールなどを盛り込み“遊び” と“生活”を提供するという。

 テレビアニメシリーズの「それいけ! アンパンマン」は、'88年の放送開始以来、2008年5月23日には940話、2009年には1,000話を迎える長寿シリーズ。劇場用アニメも 2008年7月公開の作品で20作を数える。テレビ/劇場ともに20年の節目を迎えており、3社は今回のLLP設立により「さらなるアンパンマンのブランディングと市場創造の実現を図る」としている。

アニメのコンテンツがやはり強いが、日本のテレビ文化で長い時間をかけて伸びてきたものであるので、そういった意味ではコンテンツ業界もゼロから新しいコンテンツを作る仕組みというのは難しくなってくる。

Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20374672,00.htm

 米Yahoo社長のSue Decker氏にとって、ニューヨークで開催のAdvertising 2.0カンファレンスで基調講演を行うこれ以上のタイミングはなかっただろう。同社は米国時間6月4日、ディスカウント小売大手のWal-Mart、インタラクティブ広告代理店のHavas Digitalと広告契約を結んだことを明らかにした。契約に関する条件は明らかにされていない。

 同社はまた、CBS Interactiveのオンライン動画配信ネットワークであるCBS Audience Networkに参加することにも合意した。

 複数年契約の一環として、YahooはWal-Martに代わり、Walmart.com上のディスプレイ広告と動画広告を取り扱うことになる。 Walmart.comはまた、Yahooの近々導入される予定のAMP広告管理プラットフォームを採用する予定。このプラットフォームは4月に発表された。

 この契約を通じて、YahooはWalmart.comの広告インベントリを独占販売することになる。

 4日の発表によると、Havas Digitalはまた、AMPプラットフォームを利用する計画であるという。同社は、Yahooが2007年に買収したRight Mediaと、独自のインベントリ取引プラットフォームの開発で協力することに合意した。このほか、Yahooは5月にも、広告大手のWPP Group傘下の企業数者とRight Media関連の提携を結んでいる。

 コンテンツ面では、YahooはCBS Audience Networkへ参加する。同ネットワークにはAOLやMicrosoft、ComcastのFancast、Veohなどの企業も参加している。これにより、CBSの動画カタログが、Yahooの「Yahoo TV」製品で利用可能になる。Yahoo TVにはすでにFoxとNBCのほか、約10社のケーブルネットワークからコンテンツ提供を受けている。

 Yahooはすでに、16の都市部のローカルニュースやスポーツ動画のほかにニュース番組「60 Minutes」に関連したコンテンツを配信することでCBSと提携している。

 Decker氏はまた、Advertising 2.0における同氏の基調講演で、同社はYahoo Circularと呼ばれる(オンラインの)新聞マーケティングプログラムを立ち上げたことを発表した。Yahoo Circularによって、小売業者はユーザーの興味にあわせてパーソナライズされた新聞広告をユーザーに送付することができる。Yahooはまた、同社のNewspaper Consortium広告プロジェクトの参加企業が779社になったことを明らかにした。Newspaper Consortiumのメンバーは、AMPテクノロジを最初に利用することになる。AMPテクノロジは今夏中に利用可能になる予定。

Yahoo! の動きは時々刻々と変わるので、注目の必要あり。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22062.html

 KDDIと沖縄セルラーは、au携帯電話向けの動画配信サービス「LISMO Video」を6月3日に開始する。対応機種はW62H、Sportio、W62CA、W64SA、W62T、W62SH、W63SA、フルチェンケータイ re、W61SA、W61T、W61S、W56T、W54S、W54SAの15機種。

 LISMO Videoは、専用PCソフト「LISMO Port」を利用し、新たに開設された動画配信サービス「LISMO Video Store」から動画を購入できるサービス。購入した動画はPCで再生できるほか、au携帯電話へ転送して視聴することもできる。

 利用にはLISMO Portの最新バージョンが必要なほか、「LISMO Video Player」のインストールが必要。PCでは高画質と標準画質の2種類が用意されており、期間中はストリーミングで何度でも視聴が可能。携帯電話へは専用の動画データを転送することで視聴でき、期間内は何度でも転送できる。

 PC向けストリーミング配信は暗号化にデジタル家電向けの暗号化方式「Marlin」を採用。ファイル形式は非公開で、ビットレートは標準画質が768kbps、高画質が2.5Mbps。携帯電話用の転送データはH.264(MPEG-4 AVC)形式のファイルで、ビットレートは384kbps、フレームレートは30fps。

 作品はハリウッドメジャースタジオ5社のバックアップを受け、KDDIの動画配信サービス「MOVIE SPLASH」から約2,000本を提供。価格帯は映画が315~420円、ドラマが105~525円、お笑いやアイドルが315~525円で、6月3日から8月31日までは「スパイダーマン2」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「バイオハザードII アポカリプス」が105円で購入できるキャンペーンも実施する。

 LISMO Videoのサービス開始に合わせて、音楽配信サービス「LISMO」のサービス拡充も実施。また、LISMO Portで「着うたフル」「ビデオクリップ」ダウンロードが可能になるほか、携帯電話やLISMO Portで購入したビデオクリップをソニーのウォークマン「NW-A820シリーズ」に転送できるようになる。このほか、音楽配信サービス「mora for LISMO」がau携帯電話での決済に対応、楽曲を携帯電話の料金と一括して支払えるようになる。

携帯の画面で映画を見るのに、300円ではちょっと高いか。携帯で見るというより、PC向けのサービスといえるか。

Business Of online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/05/amazon-to-launc.html

アマゾンが何かしらストリーミングサービスを行う準備があるとのこと。

記事のとおり、アマゾンというネット上の影響力が大きい会社で大々的にやってこけてしまうと、やっぱり「ストリーミングは駄目だ」というムードがまた大きくなるので、こっそりはじめてほしいという論調には共感。

注目。

 

Youtube 日本版公式ブログの記事
http://jp.youtube.com/blog?entry=h4GMmy6CYHE

キャリアごとに動画が見れたり見られなくなったりするのは、やはりナンセンス。
メジャーなところがどんどん対応していくのはよいこと。
BBWatch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21684.html


 TAGGYは、タグ検索サイト「TAGGY」の携帯電話向けサービス「TAGGYモバイル」を4月21日より開始する。利用は無料。

 TAGGYモバイルは、動画検索に特化した携帯電話向けサービス。検索対象はYouTubeなどの動画共有サイト約50サイト、6,000万本 以上で、検索した動画は携帯電話向けのファイル形式に変換して再生できる。また、動画の冒頭約10秒間を視聴できる「チラ見せ機能」や、プレイリスト機 能、ユーザーの好みにあわせて自動的に動画を紹介するリコメンデーション機能なども用意する。

 対応キャリアは、NTTドコモ、au、ソフトバンクとなる。今後は、プレイリストの共有機能やコミュニティ機能などを追加するほか、ブログや画像などの検索にも対応する予定だ。
PCでもいえることだが、携帯では短尺のコンテンツが好まれるので、こういったサービスは化ける可能性はある。注目。

ZDNet Japan の記事
http://builder.japan.zdnet.com/news/story/0,3800079086,20369973,00.htm

 来週、来月、あるいは次の四半期に、Appleはどのような製品をリリースするのだろうか。同社の研究所や極秘プロジェクト、ゴミ箱などから集めた(かもしれない)とっておきのウワサを紹介しよう。

  • 音楽ファイルの無制限ダウンロード

 わたしがペットの恐竜を散歩させていた大昔から絶えない話の1つ。今回は「Financial Time」サイトがウワサの出所で(「Mac Rumors」サイトが紹介した)、「iPod」および「iPhone」での音楽ダウンロードを、デバイス本体にコストを上乗せすることで無制限にするという内容だ。Appleが検討しているとされるダウンロードし放題モデルは、月額料金を支払ってダウンロードを無制限化し、支払いを止めると Microsoftの「PlaysForSure」DRMにより音楽の視聴有効期限が切れる、AOLやNapster、Rhapsody、Virgin、 Yahooなどのサービスとは違うものになるという。

  • 3Dディスプレイ搭載ハードウェア

 3Dになった「Leopard」を想像してみてほしい。Appleが特許申請している自動立体化(autostereoscopy)技術は、特別なヘッドギアやメガネを使わずに、複数のユーザーが目の前の「Cinema Display」に表示される三次元映像を見ることを可能にする。だが、そうしたディスプレイはAlioscopyがとっくに販売しているし、NECも 3Dパネルを開発した。おそらくこのウワサは、Appleが新型ディスプレイを出すことを暗示しているのではないかと思う。

  • 3D両面パネル

 わたしは二つ折りの携帯電話があまり好きではなく、もっぱらストレートタイプを愛用している。Appleの特許申請書から推測するに、同社も同じ嗜好のようだ。最新の申請では、「どちらの側面からの接触でも感知できる両面パネルに転用可能な容量性アレイ元素」の利用法が論じられている。例のごとく曖昧な表現が使われているが、両面タッチパネルというのは実に魅力的である。

 このほかにも、ほとんど伝説と化しているApple DVRの登場や、ファームウェア経由のiPhone 3Gアップグレードといったウワサが耳に入ってきている。もちろん、「iTunes」でビートルズ楽曲の販売が開始されるはずなので、もうしばらくはほかのプレイヤーに浮気をしないほうがよいとの声も、あちこちから聞こえてくる。

あくまで噂だが、メモ。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/pulver-launches-an-online-tv-guide-in-the-form-of-a-cube-primetimerewindtv/

今や大手TV網はどこもゴールデンタイムの番組をネットでストリーミング配信しており、各局番組がひとつの場所で楽しめるサイトも現れてきた。

ABC.com、NBC.com、Fox.com、CBS.com、Huluに行く代わりに統一のインターフェイスをひとつ作り、そこで全局の動画を一手に整理・ストリームしてはどうだろう? この発想で生まれたのがデスクトップアプリの「Veoh TV」と、僕が前ここで紹介したネットワークニュース専門「NewsClipper」。そしてついに動画検索のBlinkxも自社独自のBBTV開設に漕ぎ付け、本日(米国時間3/20)VonageファウンダーのJeff PulverPrimeTimeRewind.tv公開でこの業域に参入した。

他のサービス同様、PrimeTimeRewind.tvでは急激に分立し始めた動画エクスペリエンスに単一不変のスキンを被せようとしている。PulverはTVガイドをインタラクティブな動画キューブ(立方体)に仕上げることで、このUIの問題解消に取り組んでいる。

PrimeTimeRewind.tvに行くと、動画サムネイルが各面埋め尽くしたキューブが出てくる。水平にキューブを回すと面ごとに別々のTV 局(ABC、CBS、NBC、FOX、TNT、USA)のWeb動画が現れ、垂直に回すと面ごとにカテゴリが切り替わる(アクション、コメディ、リアリティTV、ドラマ)。サムネイルをクリックすると別のページにジャンプし、そこでプレーヤー全体が立ち上がる。

と言っても元ネタのサイト(各々独自のプレーヤーを持ってる)をフレームにしただけ。PrimeTimeRewind.tvのサイドバーがついており、そこで評価レーティングとコメント、動画共有の操作ができる。まだ妥協の産物だが方向性としては間違っていない。

Pulverが個人ブログに詳細を書いている。氏はこれ以外にも、オリジナルのWeb動画をアグリゲートする「pulver.TV」、Web上の動画ガイドを作る最初の試み「Network2.tv」(現在ダウン中)といったWeb動画事業をやっている。あれとは別物なのでお間違えなきように。

動画の良質なメタデータを収集して、ダイレクトにリンクを提供するような仕組みはこれから先も大きなビジネスになる可能性が高い。国内で決定的なサービスが出ていない状況なので、そのあたりはしっかり考えてていきたい。

TechCrunch Japanse の記事
http://www.crunchbase.com/company/viddyou

Viddyouは、ビデオブロガーのためのプラットホームとしてほぼ1年前にスタートしたビデオ共有サイトだが、このほどHDビデオのサポートを開始し、さらにパワーユーザー向けに年間$35のプレミアム会員オプションを追加した。

一見するとViddyouは他の数多のビデオサイトと変わりがない。しかし、ここではこれまでYouTubeの群衆からの避難場所を求める人たちのコミュニティーを育んできた。共同ファウンダーのAaron Wadlerによると、Viddyouの寄稿者たちは、このサイトの高度なプライバシーコントロールと、広告も荒らしもないところが気に入っているのだという。ここは、自分の子どもやおじいちゃんおばあちゃんのビデオを共有したり、友だちについてのパーソナルなビデオブログを書いたりということを安心してできる場所だ。

今日追加されたのは、量より質へのフォーカスを継続するためのもの。HDビデオは720ピクセルと1080ピクセルの両方があり、前者はビデオ共有サイト用とのこと(Vimeoは720 ピクセルしかサポートしていない)。慣れない目にはどちらもすばらしく映るし、ほとんどのPCにとって1080ピクセルはややCPU負荷が高すぎる。下に貼ったのはViddyouの720ピクセルのビデオだが、1080にしていたら多くの読者のところでコマ落ちしていただろう。

ViddYouでは、ユーザーがHDでアップロードするにはプレミアム会費を払う必要があるが、これを払うと自分のビデオのダウンロードができるほかアップロードするビデオの長さの制限がなくなる(無料バージョンは最長5分のみ)。

競合としてはMotionboxVimeoMydeoという3つのサービスが友だちや家族のためのビデオ共有にフォーカスしている。

群集からの避難的なコミュニティをもちたい、というニーズは特に日本人には潜在的に大きいと思われるが、そのために自分がお金を払ってもよいと思う人はそれほど多くない。特に割高な国内のインフラでは収益化が難しいか。

Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20369866,00.htm

 Adobe Systemsは米国時間3月19日、「Adobe Flash Media Server」が配信するコンテンツの利用を制限するための新サーバ「Adobe Flash Media Rights Management Server」をリリースした。

 Adobe Flash Media Rights Management Serverというこのソフトウェアは、動画の閲覧を細かく制御したいテレビ番組や映画の制作者を対象としている。

 例えば、コンテンツ制作者は、広告を見ないとユーザーが動画を閲覧できないようにしたり、閲覧を一定時間内に制限したりすることができる。

 同社のFlashメディアサービス担当シニアプロダクトマネージャーであるLaurel Reitman氏によると、同社はまた同サーバ向けのAPIもリリースしており、これを利用すると、開発者はデジタル著作権管理(DRM)機能を搭載した AIR(Adobe Integrated Runtime)メディアアプリケーションを書くことができるという。

 AIRは同社が開発したウェブアプリケーションをオフラインで実行するためのプラットフォーム。

 Reitman氏によると、2008年春にリリースを予定している「Adobe Media Player」にも、このコンテンツ著作権管理ソフトウェアが組み込まれる予定だという。

Flashにこの機能が付くことの業界へのインパクトは非常に大きいはず。これまでのDRMフリーの流れも、一気に変わってくる可能性もある。

Business of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2008/02/microsoft-relea.html

Windows_media_services_2008_3 Yesterday, Microsoft officially announced the launch of Windows Media Services 2008. While I expect we will see a lot more announcements and news around this and other products at next week's MIX event, here are just some of the highlights from Microsoft of the new Windows Media Services:

  • Reliability: Improves on the 99.999% reliability of Windows Server 2003
  • Native 64-bit OS Support: 2x the industry-leading scalability of WMS 9.0 thanks to native 64-bit operating system support
  • Scalable Live Streaming: deliver large-scale live events to a global audience
  • Fast Streaming: Fast Start and the newer Advanced Fast Start for WMS significantly reduce streaming buffering times to deliver near-television-like experiences when playing back content or switching between sources. For on-demand content, Advanced Fast Start also enables quick seeking within a WMS stream, allowing users to "seek" forward or backward instantly.
  • New Cache/Proxy Server plug-in: this plug-in allows a Windows Media server in a branch office or other remote location to easily split a single broadcast stream from the home office into multiple streams for local end users, reducing WAN traffic.

There are a bunch of other features as well that simplify management, cut costs and enable monetization which you can read about here.

In addition, many features of Windows Media Services that were previously available only on Windows Server Enterprise and Datacenter are now available on Windows Server Standard, and all Standard features are now also available on Windows Web Server 2008. This makes Windows Media Services 2008 available to a broader set of users at a lower cost. 

With the launch of Windows Server 2008, Windows Media Services 2008 is now available for the Windows Web Server 2008, which has a suggested retail price of $469.

メジャーなアップデートはかなり久しぶり。それほどインパクトの大きそうな機能はないようだが。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/akimbo-reinvents-itself-again-takes-more-money/

オンラインビデオサイトのAkimbo再度リニューアルしてホワイトレーベル〔相手先ブランドのOEM〕ビデオサービスに生まれかわった。さらに新たに資金も調達している。

Akimboの新しいホワイトレーベル・ビデオサービスには広告掲載システムや広告ベース、トラフィックベース、有料購読ベース、ダウンロード売り 切り、ダウンロードDVD焼きこみ、時間従量制、ギフトカード、料金アカウントなど各種のビジネス・モデルがサポートされている。

資金調達ラウンドの投資家はDraper Fisher Jurvetson、Kleiner Perkins Caufield、Byers、Zone Venturesで、額は公表されていない。既存の投資家にはAT&TとCiscoがおり、今回のラウンド以前に合計$31.7M(3170万ド ル)を出資している。

San Mateoに本拠を置くAkimboはいささか波乱に富む歴史をもっている。当初はビデオ・オン・デマンド方式のハードとコンテンツを提供するサービスと して開始されたが、その後ハードウェアの提供を中止、Windowsの「Media Center Edition」をインタフェースとするインターネット経由のコンテンツ提供に特化した。しかしこのサービスも2007年8月で中止されていた。

新しいAkimboのサービスの最初のクライアントは MavTV

メモ。ホワイトレーベルになってしまうのであれば、これから名前を聞くこともないかも。



Japan.Internet.com の記事
http://japan.internet.com/webtech/20080226/12.html

Microsoft は、長らくそのリリースが待たれていた、複数のブラウザとプラットフォームに対応した同社のストリーミング メディア技術の最新版『Silverlight 2.0』のベータテストが、間もなく開始されることを明らかにした。Microsoft の開発部門担当ゼネラルマネージャを務める Scott Guthrie 氏が22日、自身のブログへの投稿記事で明らかにした。

ただし、正確な日時などに関してはまだ記していない。

Guthrie 氏は投稿の中で、Silverlight 2.0 で装備される数多くの機能について触れている。それによると、最新版はアプリケーションの作成において、JavaScript だけではなく、『.NET Framework』や『Visual Studio』などのプログラミング言語を利用して Silverlight 用のアプリケーションが書けるようになる、最初のバージョンになる。

例をあげると、Silverlight 2.0 は Windows 用のプレゼンテーション サブシステム『Windows Presentation Foundation』(WPF) をベースにしたユーザー インターフェース フレームワークを組み込む予定だ。そのため、リッチ インターネット アプリケーション (RIA) の記述が容易になる。

Guthrie 氏はブログの中で、次のように説明している。「Silverlight の『WPF UI Framework』は、完全版の .NET Framework で使われている WPF UI Framework 機能と互換性を持つサブセットで、開発者は技術や制御、コード、コンテンツを再利用して、複数ブラウザ用のリッチ ウェブ アプリケーションや、Windows 用のリッチなデスクトップ アプリケーションを構築できる」

現行バージョンの Silverlight 1.0 の正式版が出荷されたのは2007年9月のことだ。このバージョンでは JavaScript を使用したアプリケーションの記述しかサポートされていないため、開発の専門家にはなかなか使ってもらえないとアナリストたちは指摘している。

最新版の Silverlight 2.0 では、Silverlight 用アプリケーションの作成に『Visual Studio 2008』や『Expression Studio』といった設計ツールを使用できるようになる。アナリストらは、Microsoft の主要なプログラミング言語 Visual Studio スイート製品を利用してプログラミングが可能になるということから、特に Adobe Systems の『Flash』をはじめとする競合他社のストリーミング メディア技術に対し、対抗勢力になりうるものだと評価している。
動画等のコンテンツ配信のプラットフォームが、Windows 以外のところに向けて配信されて本格化する際の、Adobe とマイクロソフトの開発環境の競争は注目される。現状は、クリエイターを取り込めているAdobe がかなり有利か。


TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/youtube-suffers-downtime-pakistan-telecom-to-blame/

今日(米国時間2/24)YouTubeがインターネットから1~2時間消えたことが、読者ほかによる情報でわかった。

YouTubeは西海岸時間11:30amにダウンし、しばらくして復活した。

今回の停止で興味ある点は、OpenDNSによるとPakistan TelecomがYouTubeのIPアドレス空間をハイジャックしたために、世界中で停止したということだ。記事によると、この問題はその後PCCWに よって修正されたということだが、ここで疑問が持ちあがる。インターネット最大級のサイトを、そんなに簡単にダウンさせられるのかということ。

停止の原因についてYouTubeの公式見解は出ていない。

Mauricio Idarragaの情報に感謝)

マジで?という記事。

IPアドレスをハイジャックしたことが原因ということなので、Youtube(Google)自体が何かへまをしたということではなさそうだが・・・。
TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/seesmic-announces-6-million-series-a-round/

Seesmicのファウンダー、Loic Le Meurは長いブログ記事で今日のシリーズAのラウンドで$6M(600万ドル)調 達したことを報告している。(私も投資者の1人)。資金の大部分はAtomico(Skypeのファウンダー、 Niklas ZennstromとJanus Friisが設立)が出したが、エンジェル投資家が多数加わっている。このスタートアップに関しては去年暮れに詳しく紹介されている。

この会社はLoicが設立した会社としては5社目だが、アメリカでの起業はこれが初となる(彼はフランス人)。ビデオスタートアップの Seesmicは全体的な機能、ランダムなディスカッションの始めやすさなど大変twitterに似ている。非公開のベータテスト期間中順調に作動した。 私が投資者である関係で、利害の衝突を疑われないよう、これまであまりたびたびは紹介できなかったのだが、私はこの会社に大いに期待している―それがそも そも投資した理由だが。Dave WinerVentureBeatMark EvansRyan StewartTheNextWebその他の評価を参照されたい。

何がよくて6Mもの調達が可能だったのかがよく分からないが、今後のためにメモ。
Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/youcastr-live-podcasting-for-sports-fans/

header_logo.jpgMarv AlbertかJohn Maddenになろうと訓練中のあなたには、YouCastrがぴったりだ。このサイトは、ひっそりとしたベータテストから、正式ローンチしたばかり。スポーツ解説のためのUstreamJustin.tvの ようなものだ。このサイトでは誰でもライブ中継や試合の解説をストリーミング放送したり、アーカイブされたポッドキャストのあちこちにわめき声を入れたり できる。リスナーは、最新のスポーツゲームについての解説を聞いたり、ライブでチャットしたりコメントを残すことができる。出来のいいポッドキャストのサンプルはこちら

私はまだ、Joe Schmoがスーパーボウルを解説するのを聞くために、テレビの音量を下げる気にはなれないが、スポーツファンが言いたい放題わめいたものをアップロード して、あとで聞けるための場所には将来性がある。スポーツブロガーがニユースを解説したり、試合のライブブログまでやるための活気あふれるコミュニティーもすでにある。そんなブロガーなら、簡単に音声放送もできればいいと誰よりも思うだろう。YouCastrなら簡単だ。

Yahooのライブビデオ分野への参入や、Ustream買収の噂に よって、ライブビデオはにわかに注目を欲びている。YouCastrがスポーツに焦点を絞ったことは、他のライブ放送サイトにはない目的意識と一慣性を感 じさせるものだ。Justin.tvに行っても、そこで何を得られるか、いつもわかるとは限らないが、YouCastrなら必ず何かスポーツに関係あるも のをやっている。

YouCastrは、4人からなるチームによって昨年開発され、エンジェル投資家グループから、50万ドル程度の出資を受けている。

発想は面白いが、市場が小さいか。
Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-live-fails-to-scale/


ylive1.jpg
Yahooは、ライブストリーミングサービスYahoo Liveを今日(米国時間2/8)スタートした。主要インターネット企業としては、初めてJustin.tvBlogtvMogulusらのスタートアップに対抗してライブストリーミング分野に参入したが、結果は上の画面イメージでご覧のとおりだ。もしYahoo Liveの初日の成績をつけることになれば、文句なく「不可」だ。

ylive2.jpgYahooがライブストリーミングに参入するという発想は悪くない。この分野はビッグプレーヤーにとって理にかなった選択であり、Googleか近々同じようなサービスをYouTubeに載せるという噂が出て久しい。 技術的には決して最先端ではない。ライブビデオに必要なものは広い帯域と安定したサーバーで、これは小さな会社がすでにやっていることだ。Yahoo Liveの出来も悪くはないが、番組の録画機能のようにライバルにはあって当然の付加価値がない。だから動かすのは楽なはずなのだが、悲惨な落ち方をして しまった。

なお悪いのは、つかの間の動作時間中でも、ほとんどの番組で人数が集まっていなかったことだ。私が見た番組は150名だったし、 Kevin Roseも私がチャンネルを合わせた時にはたった80人だった。他のサイトの人気番組がいつも400~500人を集めていて、それでもコマ落ちすることが ないことを考えると、Yahooのサーバー負荷はライバルよりはるかに小さいはずだ。


Yahooがこういうものをスケーリングできないよう だと(いくら実験だと言い張ったところで、ライブサービスに違いはない)、かつてのオンライン世界最大のスターがどこまで落ちたのかがわかる。 Microsoftでもこれより悪くはないだろうから、むしろYahooを助けてくれるかもしれない。Microsoftがまずやるべきは、スケーリング を理解している賢いエンジニアを送り込むことだ。そうすれば、ひょっとしてYahoo Live Liveの将来は明るいかもしれない。:-)

Launch したライブサービスがグダグダだったという記事。ライブサービスは始めてやるときや、リニューアルの際にはたいていは落ちるもの。メジャーなプレイヤーがはじめることのほうの意義のほうが大きい。


Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-launches-live-a-live-streaming-video-service/

MicrosoftのYahoo買収提案をめぐる今週の大騒ぎからして、Yahooの新製品発表が溢れんばかりの注目を浴びなかったのも驚くことではない。それにしても、Yahoo Liveがライブになったという情報が、Bradley Horowitzのブログ “Live is live” というたった3語のポストだけだったとは寂しい。(HorowitzはYahooのTechnology Development Groupのヘッド)
Yahoo Liveは、ウェブカムだけで自分のライブビデオを専用サイトにストリームできるというもの。彼らは「ライブビデオのプラットフォーム」と称している。
これはStickamJustin.tvUstream、それにBlogtvと いった既存のライブストリーミング・サービスと非常によく似ており、ユーザーはチャンネルを開設し、自分のウェブカムを認証して公衆向け放送を開始する。 一般の人はこれに立ち寄って視聴したり、ビデオや音声、文字チャットの中から選択してセッションに参加することもできる。
われわれも目下テスト中だが、いまのところサービスは不安定で、よく落ちる。また、機能的にも物足りないものがある。例えば、ビデオは再生できるようにアーカイブされておらず、ライブ放送されればそれで終わりだ。
ユー ザーは、自分のプロファイルを設定したり、ライブストリームの回数や視聴した人数、放送時間を記録したりすることができる。他のユーザーとのストリーミン グセッションでは、ユーザーと別に最大5人が同時にスクリーンに映し出され、中の一人がプレゼンターとなり、他の4人が参加している形になる。このセッ ションに付属するチャットルームには誰でも参加することができ、またセッションをウェブに埋め込んでおくこともできる。
いまのところ、Yahoo のこのサービスでは2人が働いているようで(一人は若い女性で、リクエストに応じて歌を歌ってくれる)、ありあわせのコンテンツを少し提供してサイトを開 設するのを助けてくれる。YahooはまたTwitterのアカウントを用意しており、誰がいつストリーミングするかをフォローできる。Yahoo Liveから情報を引き出してどこからでもアクセスできるようにしたい方へ。このAPIが利用できる。

アップデート:YahooのChad Dickersonは、安定性の問題について、こういうコメントで回答している。

Yahoo! の買収話で気づかなかったが、Live サービスを始めていたとのこと。いずれのサービスもそれほど話題にならないところを見ると、米国内でもそれほど需要の大きいサービスではない、ということか?


CNet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20366033,00.htm

 Qtraxのビジネスは、一見うまくいきそうだった。

 同社幹部らは、違法なファイル共有は捕捉すると説明して報道陣を説得し、海賊版音楽が蔓延するGnutellaネットワーク上にインターフェースを構築した。そして、楽曲を合法的にダウンロードし共有する方法をユーザーに提供すると約束していた。

 Qtraxのマネージャーらは、大手レコードレーベルに対してはファイル共有が有利なビジネスになりうると説得し、4大レーベルすべての参加を取り付けたと公表していた。

 Qtraxは米国時間1月28日、予定より12時間以上遅れて同社の音楽サービスを開始した。その前日には、同社には楽曲の販売権がないとして大手レコード会社らに非難される騒ぎとなった。

 ニューヨーク新興企業であるQtraxの待望のサービスは、1年以上かけて準備した揚げ句に大失敗に終わった。

 このQtraxの一件には教訓が2つある。第1に、全大手レーベルが望んでいたのは、単なるダウンロードではなく広告付き楽曲だということだ。第 2に、Qtraxの経営陣はサインが済んでいない取引を公表するよりマシなことを考えるべきだったということだ。Qtraxの最高経営責任者(CEO)で あるAllan Klepfisz氏は27日にCNET News.comに対して、契約書は持っていると述べたが、未署名であることを認めている。

 誰でも知っているように、契約書にサインがなければ取引は成立していない。

 この点については、映画「ザ・エージェント」の中で女優のKelly Preston氏が演ずる広報担当者の台詞がおそらく最も端的に語っているだろう。「握手は信じないこと。売り込んで、サインさせること。混同してはダメ」

 Qtraxがライセンス契約でつまずく一方、大手レコード会社は、現在数を増やしているストリーミングのみでコンピュータやデジタル音楽プレーヤへのダウンロードサービスのない広告付きサイトと提携を進めている。

 ImeemやLast.fmなど、ストリーミングだけを提供するサービスでは、Universal Music Group、Warner Music Group、The EMI Group、Sony BMG Music Entertainmentの4大レーベルすべてが保有する楽曲が提供されている。

なんじゃそれ、という内容。米国内では、大きな話題になっている模様。

関連記事
http://jp.techcrunch.com/archives/qtrax-really-blows-its-launch/

ケータイWatch の記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38208.html

W61Tなど、KCP+端末でデモを披露

W61Tなど、KCP+端末でデモを披露

今春サービス開始と紹介されたLISMO Video

今春サービス開始と紹介されたLISMO Video
 KDDIは、2008年春モデル発表会会場で、今春開始予定の新サービス「LISMO Video」のデモンストレーションを披露した。

 「LISMO Video」は、携帯電話で長時間の動画を楽しめるようにするサービス。ただし、配信方法や料金体系、動画の形式や容量、著作権管理技術など詳細な情報 は、後日改めて発表されるとのこと。対応機種は、W54SAやW61Tなど、KCP+搭載機種のみになるという。

 28日の発表会で、「LISMO Video」に触れたKDDIコンシューマ事業統轄本部長の高橋 誠氏は、「auでは、2000年から動画サービスのトップランナーとしてやってきたが、LISMO Videoはその集大成。有機ELを活かして、30fpsの2時間動画をきっちり見てもらえるようにする。固定網のサービスと相まって提供するサービスを 出していく」とコメント。auでは、ダウンロード時の通信量制限を行なっていることから、固定網で動画データを入手する、という可能性もある。

 デモコーナーでは、「スパイダーマン」など映画作品を携帯電話で再生している模様を披露していた。実際に配信されるコンテンツは、予告編やテレビ番組ではなく、au側が権利処理した映画本編やオリジナル動画になる見込み。

 機種変更後も引き続き動画データを楽しめるかどうかなど、使い勝手の部分も現時点では不明で、LISMOのパソコン向けソフトウェア「au Music Port」の更新が必要かどうかも明らかにされていない。デモコーナーの担当者は「ユーザーに不便をかけないようにしたい」と説明していた。
具体的なことを明示せずに発表する業界の体質はどうにかならないだろうか?
Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/livecastr-launches-next-in-wave-to-live-stream-video-from-phone/

アムステルダム拠点のLiveCastrは、携帯電話からライブで動画をストリームするサービスを提供。今日(米国時間1/24)、ダボス世界経済フォーラムでサービスをスタートした。これで、同サービスは過去数年にわたり相次いでサービスを開始したMogulus(モバイルではない)、QikFlixwagonその他など一連の競合サービスの仲間入りをすることになる。

サービス開始にあたり、ダボスはぴったりの場だったと言えよう。ファウンダーのRalph Cohenは会場を歩き回っている間に、Larry PageBill Gatesをライブですでに撮影している。

LiveCastrとQikの主な違いというのは、Qikを利用するには、携帯電話にソフトウェアをダウンロードしなければならない点。つまり、サービスを利用できるのは、ほんの少数の端末のみということになる。

LiveCastrでは、ソフトウェアソリューションと共に、シンプルな動画通話も利用可能だ。動画通話のクオリティは低めだが、ヨーロッパのほぼ 全ての3G携帯電話で利用でき、U.S.国内の携帯電話多数でもソフトウェアを追加インストールすることなく利用できる。ストリーム動画は LiveCastrサイト、あるいは、埋め込みウィジェットの形式でも鑑賞可能。

LiveCastrはサービスを開始をしたところだが、同社はIceMobileサイトを通じてモバイルサービスを、ここしばらくの間提供している。LiveCastrは現在プライベートベータ段階。参加したい人は同サービスのホームページで招待状をリクエストできるようになっている。


CrunchBase:Mogulus Qik Flixwagon


携帯向けのライブ配信というのがどれほど需要があるかは問題。PC向けでも、それほど大きな需要は発生していない。



Tech Crunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/hulu-discusses-private-beta-suggests-public-launch-time-frame/

米国内でメジャーな投稿サイトの今後の展開に関しての記事。米国内の勢力を見る上でも非常に重要な内容。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/10/003/

paidContent.orgな ど複数のメディアが伝えるところによると、どうやらMTV Networksがオンラインシンジケートを拡張し、新たにDailymotion、GoFish、iMeem、MeeVee、Veohという5つの動画 共有サービスにコンテンツを提供していくことを決定したようだ。

MTV Networksはすでに複数のWebサイトを通じて自社コンテンツの流通を行っているが、今回Dailymotion、GoFish、iMeem、 MeeVee、Veohを加えることで同社のブランド力を強化する狙いがあるとみられる。対象にYouTubeが入っていないところも注目される。

このところコンテンツホルダー企業は、流通経路としてオンラインの動画共有サービスを積極的に活用しはじめている。国や地域の状況などによって使わ れている動画共有サービスも異なっているため、複数の動画共有サービスに対して同時にコンテンツを提供していく方法は、1つの共有サービスに限定する方法 よりも手広く配信できる。

日本で同様の取り組みはまだ限定的でそれほど進んでいないが、海外企業の取り組みが国内企業の動向に影響を与える可能性が高い。MTV Networksなどのコンテンツホルダー企業が積極的にオンラインシンジケートを推進していけば国内でも同様の取り組みが加速する可能性がある。

特に今回の発表で興味深いのは、5つの異なる動画共有サービスと契約を結んだという点だ。MTV Networksは同様の取り組みを積極的に展開しており、国内で名前を聞く機会も増えている。今後のサービスのゆくえに注目していきたい。

コンテンツを作成する能力のある会社からすれば、チャネル選択を自分たちで行っていけることが自然なながれか。日本国内だといろいろなチャネルの壁や強力なコンテンツを持っているのがキー局に集中しているというような事情もあってまた違った動きになりそうだが。

Webpronews.com の記事
http://www.webpronews.com/topnews/2008/01/03/truveo-aims-for-a-billion-indexed-videos

Presidential race should help them get there


The video search site has 100 million videos in its index, a number they would like to increase tenfold by next year.

Truveo's Tim Tuttle has a heck of a New Year's resolution to live up to in 2008. To make it, Truveo will need to tack on another zero to the end of the number of videos they have indexed currently.

"2007 was an amazing year for online video in terms of available content, viewership and industry interest. 2008 looks to be even stronger," Tuttle, CEO and co-founder of Truveo and Senior VP of AOL Video, said in a statement. "As we move to the era of one billion videos, search will be critical for anyone who wants to find something to watch."

The tenfold increase Tuttle wants for 2008 would follow a twentyfold rise in indexed content during 2007. Truveo started last year with five million videos in its index, and grew to 100 million.

International expansion has been the key to Truveo's climb. 70 percent of its visits come from outside the United States, according to their statistics. Across all the sites Truveo backs, more than 50 million unique visitors hit Truveo each month.

We've been impressed with Truveo ever since its public debut in 2005. Three months later, AOL acquired Truveo shortly after inking a new search and advertising deal with Google.

Truveo has been a treat to use for finding videos. Their collection of Iowa caucus videos already shows recent updates within the past hour, and should increase as the polls close. The Presidential election will help Truveo move toward that billion video goal.

それほど大きな可能性があるとも思えないが、動画のメタデータをしっかり集めて分かりやすく提供するサイトがあればかなりのアクセスはあるかも。
smh.com.au の記事
http://news.smh.com.au/china-to-tighten-internet-control/20080106-1kdu.html

China is introducing strict regulations to control videos, podcasts and other audio-visual content on the internet, official media reported.

From next month, only state websites will be allowed to carry film or radio programs, the State Administration of Radio, Film and Television (SARFT) said.

Providers will not be able to offer material containing sex, violence or gambling as well as anything against state interests or security or that threatens social morals.

The regulations are mainly targeted at the increasingly popular video-sharing websites.

China has about 150 million internet users and is soon to replace the US as the world's largest online market.

Beijing also bans videos and programs attacking the country's unity, sovereignty and territorial integrity - a move directed at independence movements in Tibet, Taiwan or Xinyiang.

The disclosure of "state secrets", which is very broadly defined in China, is also banned. All programs and films - including cartoons - will have to be approved beforehand by the relevant authorities.

Offending videos uploaded onto websites have to be deleted by the operator.

The new rules will put many private video providers in China out of business as only websites fully or for the most part in state ownership will be allowed to offer films and other audiovisual products.

It remained immediately unclear, what consequences the regulations would have for international providers such as YouTube, who operate their servers outside China, or the popular China-based Tudou.com website. YouTube has been repeatedly blocked in China in recent months.

The new controls reflect regulations already in force for other internet offers. China is already blocking many foreign sites, such as the site of British broadcaster BBC, the Chinese service of German broadcaster Deutsche Welle (German Wave) or information provided by human rights organisations such as Amnesty International or Tibetan exiles' organisations.

Large international search engines such as Google or Yahoo self-censor in China as do their Chinese competitors. They do not display information critical of China to get their share Chinese internet market.

中国らしい話。中国国内での動画マーケットは全く読めず。

日本語記事
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2332676/2500122

InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/12/19/17949.html

大勢の意見を出していても、中身が
「他人が作ったものを受け取るけど、対価を払わないことを許してくれ」
といっているのであれば、そんなことが認められるわけもなし。

論点の明確化をすべき。
Business of Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2007/12/adobe-launches.html

サーバー側の負荷が大変なのか、ひっそりと始まったとのこと。国内の環境でも特に問題なく見られる模様。
ハイビジョンの画像のよさと、Flashの表現力で非常に面白いサイトに。

IT media 内のブログ記事

「MIAU のパブコメ素材」に対する考察
http://blogs.itmedia.co.jp/mohno/

この手の話題でのパブリックコメントを出しましょうと呼びかけることは、論理性のない数の集まりになるのは自明なことのように思われるので、上記ブログ他の論調には同感。「萎縮」することを理由に反対するのも本筋ではない。

「かもしれない」ことに対して、細かいことをこねくり回して包括的で当たり障りのないものにしようとする議論より、個別の事例に対して確実に個別の判例を積み重ねることのほうが大事。実際的には大規模な著作権侵害を起こす可能性のある大手サイト、有名ソフトウェアに対してきっちりとした個別の対処をすることが、筋道をつけることになるはず。中小サイトについては放っておけ、という感触。(ネットでは中小サイトが急に巨大化することはあるにしても、そのときはそのときで対処療法でよいのでは)
CNET Japan の記事の引用
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20359803,00.htm

 ブロードメディアとアイ・ブロードキャストは10月29日、携帯電話向け動画配信ASPサービス「BMCDN mobile movie(仮)」の提供を決定したと発表した。2007年内は無償トライアルを実施し、本格的な導入は、2008年初頭を予定している。

 BMCDN mobile movieは、アイ・ブロードキャストの動画像変換サーバ「SnapVu・スナップビュー」を活用したASPサービス。プロモーションビデオ、映画予告編、 動画投稿サイトの動画などの動画ファイルに対応している。

 NTTドコモ、au、ソフトバンクを含む、3キャリアの動画対応携帯端末機種の約97%に対応し、PC向けに作成されたWMVファイルを、そのま ま携帯電話向けに配信可能。サイト運営者は、オリジナルの動画ファイルを1つ用意するだけで、リクエストがあった端末ごとに、ファイルフォーマットやサイ ズ、容量を自動で最適化し、配信することができる。

 ブロードメディアとアイ・ブロードキャストでは、これにより、各端末用に手作業で動画像を変換するコストや手間が大幅に削減さ、リッチなコンテンツでも低コストで安定的に配信できるとしている。

 なお、販売価格は、5000ダウンロードにつき、月額6万円からとなっている。

携帯向け動画配信についてはこれからなので、同様のサービスが現れると思われる。
まだ料金設定が高いかなというのが実感か。

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