動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「PS3」と一致するもの
米オンライン動画配信サービスHuluは6月29日、従来の無料サービスに加え、月額9.99ドルの有料版を立ち上げた。
有料版「Hulu Plus」は無料版に機能を付加したもの。無料版ではテレビ番組を広告付きで視聴できるが、Plusではそれに加え、番組を一部ではなくフルシーズン視聴できる。「Xファイル」全9シーズンなど過去の番組も視聴可能だ。PCやMacだけでなく、Samsungのネット対応テレビ、iPad、iPhone 3GS、iPhone 4、第3世代iPod touchでもコンテンツを再生でき、画質は720pに対応。Hulu Plusはプレイステーション 3(PS3)にも移植予定という。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22962.html
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、プレイステーション 3向け動画配信サービスを9月24日より開始すると発表した。同日には、オリジナルアニメーション「亡念のザムド」などが配信される。
動画コンテンツの配信は、PS3のオンラインサービス「PLAYSTATION Network」で提供する「PLAYSTATION Store」で配信を実施。PLAYSTATION Networkアカウントの取得ユーザーであれば利用が可能で、コンテンツは事前入金したウォレットを利用して購入。ダウンロード後に加えて、ダウンロード中からの視聴に対応する。
画質はHD版(6~8Mbps程度)とSD版(1.5Mbps~2Mbps程度)の2種類を用意し、ファイル形式はH.264。提供画質はコンテンツ単位で異なるが、SD画質であればPSPへのムーブ視聴も行える。ただし、ムーブ後はPS3に書き戻すことはできない。コンテンツの保有期間は購入後30日間で、視聴期間は初回再生から72時間になる。
9月24日に配信される「亡念のザムド」は、PLAYSTATION Storeで独占配信される全26話のオリジナルアニメーション。毎週更新でコンテンツが追加され、料金はHD画質が各話400円、SD画質が各300円。
SCEJではまた、同日に配信を予定する約30タイトルのアニメーション作品も発表した。「鋼の錬金術師」や「BLOOD+」、「機動戦士ガンダム」シリーズ、「マクロス」シリーズなど、アニプレックスとバンダイチャンネルから提供を受けた作品となり、いずれもSD画質で配信する予定という。また、料金に関しては追って発表される。
このほか、テレビ朝日、東京放送、日本テレビ放送網などの各社からコンテンツ協力も受け、SCEJでは「ゲームユーザーの皆様にお楽しみいただける厳選されたハイクオリティなタイトルを配信する予定」としている。
なお、PC版「PLAYSTATION Store(PC)」での動画配信に関しても準備を進めているという。
HD画質で400円で、SD画質が300円であればあまりSD画質にするメリットはないような気がするが。このあたりの価格決定の方法はいろいろと難しいところか。
BBWatch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22289.html
ソニーは26日、2008年度から2010年度における中期経営方針を発表した。
今回発表した中期経営方針では、既に売上高1兆円を超えている液晶テレビ、デジタルイメージング、ゲーム、携帯電話の4事業に加えて、PC、Blu-ray Disc関連商品、コンポーネント・半導体の3事業を1兆円規模のビジネスに拡大することを目標としている。
ネットワーク事業では、2008年夏にはPS3向けサービス「PLAYSTATION Network」にて動画配信サービスを開始するほか、2010年度までには製品カテゴリーの90%にネットワーク機能や無線LAN機能を内蔵。液晶テレビ「BRAVIA」やウォークマンといった主要製品での動画配信サービスの展開も計画している。
関連して、ゲーム事業ではネットワークプラットフォーム上でのコンテンツやサービスの更なる充実を図るほか、BDの強みを活かしたPS3の普及拡大、普及加速に向けたPS3タイトルのリリース、PS3のコスト削減に向けた施策を推進するとしている。
このほか、国際市場でのビジネス拡大を目的としてブラジル、ロシア、インド、中国の新興市場でのビジネス拡大を図り、同市場での年間売上高を2010年度までに2兆円に、エレクトロニクス関連での年間売上高を1兆2000億円に拡大するとしている。
メモ。