動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「NTT」と一致するもの
グーグルは2010年8月30日、米メジャーリーグ(MLB)全試合の配信を開始した。YouTube上にMLB.JPチャンネルを開設。試合終了後36時間以内にノーカット映像を配信する。このほか、日本人選手のハイライトシーンや試合ごとのハイライト映像、1日の試合結果をまとめた動画も配信する。生中継は行わない。
http://japan.internet.com/busnews/20091117/14.html
料金は条件により異なり、例えば、契約動画配信数(再生数)5万件以下で PC のみでの配信で動画審査付きの場合、初期費用が40万円から、月額費用が25万円から。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/27/21671.html
NTTレゾナントは27日、ポータルサイト「goo」で検索されたキーワードの検索回数に基づいた「goo年間ランキング2008」を発表した。2008年1月1日から10月31日までに検索されたキーワードを集計し、約200種類のランキングを公開している。Yahoo! に続き、検索語ランキングが発表。ここでも、Youtube ニコニコ動画が順位を上げている。(GYAOも上がっている。)
全体の年間ランキングは、1位が前年に引き続き「yahoo」。2位は「YouTube」(前年3位)、3位は「Google」(前年2位)、4位は「mixi」(前年4位)、5位は「2ちゃんねる」(前年5位)という結果となった。
gooによれば、2008年は動画サービスが話題を集め、前年3位のYouTubeが1つ順位を上げたほか、前年17位の「ニコニコ動画」が6位にランクイン。「Googleマップ」の「ストリートビュー」が話題になった「地図」も、前年19位から13位にアップした。
芸能関係のキーワードでは、「里田まい」(18位)や「上地雄輔」(54位)が前年圏外からランクイン。そのほか、今夏の特徴的なニュースであった「ゲリラ豪雨」などの異常気象の影響がうかがえる「気象庁」(40位)がランクインした。
gooではこのほか、「エド・はるみ」「鳥居みゆき」など2008年を象徴するキーワードをテーマごとに2つピックアップし、どちらの検索数が 多かったかを比較する「キーワード対決」や、2008年に注目されたキーワードをどのくらい知っているかを試す「知ってる度テスト」などを特集ページで公 開している。
相対的な動画サイトの利用度合が進んでいることは間違いない。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/23697.html
NTTレゾナントが運営するgooは、月額制の動画配信サービス「BROBA」のリニューアルを11月1日に実施する。見放題コンテンツを拡充するほか、BROBA限定のコンテンツも用意する。料金は月額315円。最近あまり聞かなくなっているが、ちゃんとした収益になっているのだろうか?
BROBAではこれまで月額料金内で100本の動画作品を配信する方式だったが、テレビアニメなど複数話構成の作品は毎月入れ替えを行っていたため、途中から入会した場合には第1話から視聴できないという状況だったという。
このためリニューアル以降は第1話~第5話の無料配信作品を増量。この場合も第6話以降は配信が進むごとに間が開いてしまう場合があるが、「プリキュア」シリーズなど一部の作品は第1話~第5話、第6話~第10話といったセット配信を複数用意しているという。
このほかgooの動画配信サービス「gooブロードバンド」では配信されない独自コンテンツも用意。11月は長谷川りりなや篠崎愛のグラビア映 像、音楽ジャンルで「ルーシーズ・ルーム」、趣味・スポーツチャンネルで「ファッションチャンネル」などを配信。また、gooブロードバンドでは第1話の み無料で視聴できる作品がBROBAでは第5話まで無料といった差別化も図っていく。
BROBA会員限定のプレゼントキャンペーンなども定期的に実施。12月からはgooブロードバンドナビで配信する動画コンテンツを会員特化で購入できるパックの提供も予定する。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/30/news093.html
携帯の動画はまだまだこれからの印象だが、音楽はかなり携帯との親和性が高いと思われるので、こういった発表は早い段階でいろいろと他にも出てくるのかも。NTTドコモは9月30日、エイベックス・エンタテインメントと携帯電話向け動画配信ビジネスを共同展開すると発表した。ドコモの開発力とエイベックスのコンテンツ・サービス展開力を組み合わせ、携帯電話用に最適化した映像コンテンツを配信していく。
新会社「エイベックス通信放送」を来年2月に設立し、3月から営業を開始する計画。新会社の資本金+資本準備金合計は70億円で、エイベックス・ エンタテインメントが70%、ドコモが30%を出資する。エイベックス・エンタテインメントの松浦勝人社長が新会社の会長に就任する予定。
劇場用映画やDVDなどの流用ではなく、携帯電話の小型ディスプレイで鑑賞するのに適したコンテンツ作りを目指し、企画や脚本、カメラワークなど で最大限配慮していくという。多数のコンテンツの中からユーザーの好みに合わせたものを配信するなど、携帯電話のパーソナル性にもフォーカスするとしてい る。
コンテンツパートナーとして、フジテレビジョンとコンテンツを共同制作することが決まっているという。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/42029.html
NTT番号情報は、店舗や会社情報を検索できるiモードサイト「iタウンページ」で、携帯向けの新サービス「ハイパーサーチモバイル(β版)」の提供を開始した。携帯のものすごい進化には、正直ついていけてない感を深めているのだが、タウンページにGPS情報に加えてyoutube の情報まで付いてくるとなると、かなり利便性も増しそう。使いこなせれば、の話だが。
「ハイパーサーチモバイル」は、GPSによる位置情報を利用して、現在地周辺の店舗情報をFlashで描いた地図上で示すサービス。Flash の特性を活かし、携帯電話のブラウザでアクセスするサービスながら、地図をスクロールできるようになっている。検索時には「グルメ」「宿泊」「病院」と、 利用頻度の高いジャンルへのリンクが設けられ、スピーディに検索できるようになっている。地図の拡大・縮小も可能で、その場所に何らかの関わりがある動画 が存在する場合、YouTubeへのリンクも表示される。このほか、エリアに対応した広告も配信される。
対応機種はFOMA 905iシリーズ以降の端末。GPS非搭載の場合は一部の検索機能が利用できない。同社では今後、サービスの利用状況とユーザーからの評価を得て、本格提供を検討していく。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080917/315005/
NHKは2008年9月17日,2008年12月1日に開始予定の動画配信サービス「NHKオンデマンド」のサービス概要と,配信対象となる番組を発表した。これが販売でなく、Yahoo! 動画のようなところに出てくれば潮目が変わるのだが。広告がついてしまうのはやはりまずいのだろうか。民放でこのクラスの動画をリアルタイムに無料で出すところは出てこないか。配信する番組は(1)見逃し番組:NHK総合,教育,BSハイビジョン,BS1,BS2の5波の番組から,1日10~15番組を放送の翌日から1週間程 度配信,(2)ニュース番組:「おはよう日本」「ひるのニュース」「BS列島ニュース」「ニュース7」「ニュースウォッチ9」を放送数時間後から1週間配 信,(3)特選ライブラリー:NHKアーカイブスに保存している放送済みの名作や人気番組を権利許諾期間に応じて配信――の3カテゴリーある。
9月17日時点で権利承諾が得られている番組は,見逃し番組向けに「連続テレビ小説 だんだん」「大河ドラマ 天地人」「NHKスペシャル」「プロフェッショナル 仕事の流儀」「その時 歴史が動いた」「BS日本のうた」「英語でしゃべらナイト」「BS熱中夜話」「きょうの料理」など82番組,特選ライブラリー向けに「映像の世紀」 「NHK特集」「プロジェクトX 挑戦者たち」「歴史への招待」「トップランナー」「100語でスタート!英会話」「おじゃる丸 傑作選」など57番組238本ある。いずれも引き続き権利許諾交渉を続け,12月1日のサービス開始時にはさらに多くの番組を提供する予定で,特選ライブ ラリーについては125番組1344本(内10分以内のミニ番組255番組含む)を提供できる見込みであるという。
NHKオンデマンドはPC向けとテレビ向けに同一番組を提供する。PC向けはWindows Media形式で,低ビットレート用として768kb/s,高ビットレート用として1.5Mb/sの2種類のフォーマットで,NHKが直接B to Cサービスとして提供する。テレビ向けにはデジタルテレビ向け映像配信サービス「アクトビラ」と,CATV(ケーブルテレビ)事業者のJCOMが提供する 映像配信サービス「J:COMオンデマンド」,NTTぷららがNTT東西地域会社のフレッツ光向け映像配信サービス「ひかりTV」で提供され,いずれも HDTV(高精細度テレビ)の番組(旧作番組はアップコンバート)として配信される。PC,テレビ向けともデジタル著作権(DRM)で保護されており,録 画はできない。
販売形態は,見逃し番組と特選ライブラリーのそれぞれを単品で販売する「単品販売」と,見逃し番組,ニュース番組を月間見放題で販売する「見逃し 見放題パック販売」,特選ライブラリー番組を複数本まとめて割引販売する「パック販売」の3種類を予定している。具体的な販売価格については市場調査の上 10月に改めて発表するとしているが,「単品販売はレンタルビデオの料金程度」(NHK)という。
米国の Hulu のような事例が増えてくれば、ネットの魅力が上がってくると思うのだが。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20080901/313861/
「映像配信サービスを,FTTH普及の起爆剤に」−−。ここ数年,NTTグループの幹部は記者会見で,このような発言を繰り返している。
http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q3/583618/
それほど利用頻度が高くなるとも思えないが、業界動向としてメモ。インフラだけどんどん整って、利用方法があまりないという図式はあまり変わっていないという気がするが。アクアキャストは,同社の携帯電話機向け動画配信用ASPサービス「MediaCast Movie ASP」が,NHKエンタープライズが運営する携帯電話機向け公式サイト「NHKストリート」に採用されたと発表した。アクアキャストは,同サイトにおい て2008年9月1日から,動画のストリーミング配信サービスを提供している。
MediaCast Movie ASPは,アクアキャストが日立製作所グループと共同で開発した携帯電話機向けの動画配信サービス。独自の圧縮技術を使用することによって,携帯電話機に パケット通信で,最大30フレーム/秒の動画を配信ができる。また,NTTコミュニケーションズの配信環境を活用することで,信頼性の高い動画配信が可能 となり,生中継などの配信にも対応できるという。
CNet Japan Blog の記事
http://japan.cnet.com/blog/kirifue/2008/08/28/entry_27013254/
良記事。
NTT東日本はともかく、最近のUSENの電話営業は法人向け、個人向けともにやり方がひどいと感じるケースが多い。チャレンジングな姿勢に、以前は応援する気持ちももてたが、何度か不快な営業電話を受けるにつれ、個人的には全くその気もなくなってしまった。
個人的なシチュエーションとしては、GYAOに(GYAOツールバーインストールの)キャンペーン登録すると、個人の携帯宛に電話をかけてきて、
「先日はキャンペーン登録ありがとうございました!!」
と始まって、応募しておいた商品が当たったかのような思わせぶりな話をして、個人的な情報を電話口で収集した上で、
「実は本日は別のキャンペーンをご案内でお電話しました。」
といって、FTTHのオンデマンドーサービスを押し売りをはじめるという手法であった。すぐに電話を切り、即座にツールバーをアンインストールしたのち、それ以来GYAOは見ていない。
ITのサービスとして新しいことをはじめて支持を得るためには、付加価値をつけたサービスを提供し、ユーザーの意思で自然に広がっていくモデルを形成するようなものでなければ、すぐにユーザーからは見捨てられる。
毎日.jp
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/08/08/20378557.html
ニコニコ動画が10月より、有料ポイントサービス「ニコニコポイント」を開始する。ニコニコ動画内のゲームや有料コミュニティ、仮想空間サービス「ai sp@ce」のアバターアイテムに採用する。
ポイントはNTTドコモの決済サービス「ドコモケータイ払い」、クレジットカード決済、WebMoneyで購入可能。ヤフーのYahoo!ウォレットにも対応する見込みだ。
ニコニコ動画はユーザーが投稿した動画の上に、複数のユーザーがコメントを付けあえるサービス。動画を見ながら会話しているような臨場感が人気を集め、登録者数は7月末時点で838万6000人、1日のページビュー数は6400万PV、訪問者数は236万人となっている。ただし動画配信のための回線費用などに月間3億円近い費用がかかっており、黒字化が大きな事業課題となっている。ポイント販売により、ニコニコ動画の収益を改善したい考えだ。
このほか、広告販売にも力を入れる。現在は広告出稿の需要が広告枠の供給量を上回っている状況といい、「広告枠の販売達成率は、トップページバナーで96.4%、動画閲覧ページバナーで100%、(トップページ下に表示される)『今週の広告』で100%と順調に推移している」(ドワンゴ)とのこと。このため、広告枠の拡大や広告単価の向上で、売り上げを拡大したい考えだ。特にナショナルクライアントと呼ばれる大手広告主の獲得を目指す方針。過去には、6月から明治製菓や日本コカ・コーラの広告を配信した実績があるという。
なお、ドワンゴは8月7日、2008年9月期第1四半期から第3四半期までの業績(2007年10月〜2008年6月)を発表している。売上高が前年同期比16.7%増の181億2400円となったものの、営業損失は前年同期から7400万円拡大し、3億3400万円の赤字となっている。
黒字化の兆しが見えてこないというのは痛いところ。ポイント制を導入することで、どう収益にプラスに影響するのだろう?インフラコストが下がってこないと状況は厳しい。
InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/01/20460.html
に・よん・なな・みゅーじっくは、音楽配信サイト「mF247」を8月31日に休止すると発表した。既に新規アーティストの登録は7月31日をもって終了している。モバイル向けのサービスについては、ソフトバンクモバイルとau向けのサービスは8月31日に、NTTドコモ向けのサービスは9月30日に終了する。
mF247は、アーティストがプロモーションのために楽曲を登録し、DRMフリーの楽曲配信などが行えるサービス。元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役社長の丸山茂雄氏が、インディーズを中心とした新たな音楽配信のスタイルを目指して2005年8月にサービスを立ち上げ、 2005年12月から正式サービスとして提供してきた。
mF247ではサービス休止にあたり特設コンテンツを開設し、第1弾の企画として丸山氏のコメントを掲載している。丸山氏は休止の理由について「最近の状況を見れば『mF247』は設立の使命は果たしたと考えていいと思います」と説明し、「インターネットと音楽の関係は何がベストなのかは、まだ『答』は出ていませんが、少しずつ見えてきているような気がします」とコメントしている。
3年前とはだいぶインフラの状況も違うので、このタイミングでやめるのは妥当な判断。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080728/311582/?ST=ittrend
オンライン映画レンタル・サービスを手がける米Netflixは米国時間2008年7月25日,2008年第2四半期の決算を発表した。売上高は3 億3760万ドルで,前年同期の3億370万ドルと比べ11%の増収。会計原則(GAAP)に基づく純利益は2660万ドルで,前年同期の2560万ドルと比べ4%の増益,希薄化後の1株あたり利益は42セントで前年同期の37セントと比べ14%の増益となった。
第2四半期末時点の加入者数は841万1000人で,前年同期比25%増。1人あたり加入者獲得費用(SAC:subscriber acquisition cost)は28.95ドルで,前年同期の44.02ドルから大幅な減少を達成した。
同社の共同設立者でCEOのReed Hastings氏は,「加入者獲得費用をこれまでで最も低い水準に抑えたにもかかわらず,25%の会員数増加と1株あたり利益14%増を達成できた」と述べている。
今後の見通しについては,第3四半期は売上高が3億4300万~3億4800万ドルの範囲,GAAPに基づく純利益が1600万~2100万ドルの範囲と見ている。会員数は,867万5000~887万5000人に達すると予測する。
2008年通期では,売上高が13億6400万~13億7900万ドル,GAAPに基づく純利益が7500万~8300万ドルを見込む。会員数は,910万~970万人に達すると予測する。
Netflixは,DVDの宅配レンタルのほか,パソコンやセットトップ・ボックス向けに映画やテレビ番組のストリーミング・サービスを手がけている。今秋からは,米Microsoftのゲーム機「Xbox 360」向けのストリーミング配信も開始する予定(関連記事:MicrosoftとNetflix,「Xbox 360」向けの映画配信サービスで提携)。
このあたりのビジネスが増収、増益を続けているところが、アメリカと日本とのビジネス環境の違い。
日本ではNTTやUSENなどのインフラの会社が囲い込んでやろうとするので、うまくいかないということか?
InternetWatchの記事
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20377756,00.htm
NTTドコモは、FOMA端末向けの情報配信サービス「iチャネル」を8月1日にリニューアルすると発表した。
今回のリニューアルでは、既存の「天気」「ニュース」「芸能・スポーツ」「占い」「サイト&チャネル」に加えて、新規チャネルとして「雑誌」と「音楽」を追加する。情報提供元は、音楽チャネルがタワーレコード、雑誌チャネルがマガボンとなる。
また、既存の5チャネルについて、情報提供元を毎日新聞社から日本テレビ放送網に変更する。ニュースおよび芸能スポーツチャネルでは、ビデオクリップ対応端末向けに動画ニュースの配信を開始する予定だ。
情報提供元を変更した理由について、NTTドコモでは「動画ニュースの配信もあり、今回のリニューアルの趣旨に最も合うところを比較検討した結果、日本テレビを選んだ」と説明。毎日新聞をめぐっては、英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」において、誤った情報や性的な話題が掲載され、ネット上で大きな議論になっていた。これについてドコモでは「今回のリニューアルに影響したわけではない」としている
昨年のMSNとの提携の終了に続いて、i-mode での情報提供も毎日から他者に変更。報道傾向も影響か?
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/24/20049.html
IP技術を利用した動画配信サービス「IPTV」に関して、仕様を共通化することで普及・促進を目指す「有限責任中間法人IPTVフォーラム」が、通信事業者や家電メーカー、放送事業者などの参加により発足した。仕様の標準化により、同じ機器で異なる通信事業者のIPTVサービスを利用できるようにすることを目的としており、IPTVフォーラムでは最初の標準仕様を8月末をめどに策定する。
IPTVフォーラムはこれまで、民間協議会「次世代ブロードバンドコンテンツ流通フォーラム」に設置されたフォーラムとして、2006年から IPTVの技術検討を重ねてきた。IPTVフォーラムでは、最初の標準仕様が策定される見通しとなったことなどから、フォーラムを有限責任中間法人に移行。IPTVサービスの仕様維持団体として、恒久的、継続的な技術およびサービスの基盤を整えるとしている。
IPTVフォーラムには発足時のメンバーとして、通信事業者4社(NTT、NTTぷらら、KDDI、ソフトバンクBB)、家電メーカー5社(シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業)、放送事業者6社(NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)などが参加。理事長は、慶應義塾大学の村井純教授が務める。
IPTVフォーラムでは今後、8月末をめどに最初の標準仕様(バージョン1.0)を策定する。IPTVフォーラムで技術委員会の主査を務めるフジテレビの関??行氏は、標準仕様について「市販されている端末で、どの通信事業者のサービスでも使えるようにというのがコンセプト」と説明。仕様には、 VODサービスやダウンロード型サービス、IP放送やIP再送信サービスなどが含まれ、標準仕様に基づいた機器であれば、同一の機器で異なる通信事業者の IPTVサービスが利用できるようにすることを目指す。
また、「アクトビラ」やNTTの「ひかりTV」など、既に提供されている動画配信サービスについては、これを包含するような形での仕様になると説明。ITU-Tなどでの国際標準化の動きとも歩調を合わせていき、IPTVフォーラムの標準仕様についてはWebなどで誰でも見られる形で公開していくとした。
メモ。
AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080611/bandain.htm
バンダイネットワークス株式会社は、ドコモのFOMA向けに提供している動画配信サービス「アニメ.モビ」において、6月10日から配信動画を高解像度化した。第1弾として「機動戦士ガンダム」をQVGA配信。6月1日~30日まで第1話を無料配信するほか、今後も人気作品から高解像度化していくという。対応携帯はFOMA 905iシリーズ以上。
「アニメ.モビ」は、NTTデータアウラが開発した配信プラットフォーム「MOVIT'SMO」(モビッツモ)を採用することで、携帯電話向けに長時間の動画配信を可能としたサービス。今回の高解像度化は、専用のJavaビューワアプリを使うことでより高解像度な映像が配信できる、ジャレロ開発の動画配信ソリューション「MOVIPPI」 (モビッピ)を使用している。
従来の動画は240×180ドット、16fpsだったが、320×240ドットに向上。フレームレートは16fpsで変更は無い。端末や動画ソースに合わせて最適化して配信することで、高音質でクリアな動画配信を可能にしたという。
動画の有料コンテンツというと、ここ数年ガンダムが話題に上る。逆に言えば、それ以外の集客力のある魅力的なコンテンツがあまりないということかもしれない。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/10/news101.html
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンは6月10日、坂本龍一さんや小山田圭吾さん(コーネリアス)などが提供した楽曲のミュージックビデオを一般ユーザーから募集する「音景2008」の作品募集を始めた。
坂本龍一さんの「Bambooshoots」、コーネリアスの「Wataridori2」、大沢伸一さんの「Detonator」を、改変OKのクリエイティブ・コモンズライセンス(CCライセンス)で公開。「作品部門」でミュージックビデオを、「素材部門」でビデオに利用できる動画素材を募集する。
3人のほかにも、日本の人気アーティストが参加するという。英国の音楽SNS「Last.fm」の協力を得、英国のアーティストも参加する予定だ。
作品は、CCライセンスに対応した「Yahoo!ビデオキャスト」(ヤフー)、「@niftyビデオ共有β」(ニフティ)「ClipLife」(NTTレゾナント)、「eyeVio」(ソニー)、「FlipClip」(フリップ・クリップ)のどれかに、専用タグ「音景作品」「音景素材」付きで CCライセンスで投稿すれば応募できる。受け付けは7月14日まで。
坂本さんやコーネリアス、大沢さんが参加して審査し、それぞれの部門で大賞(賞金15万円と副賞)と優秀賞(賞金10万円)、審査員賞(特製Tシャツなど)を選ぶ。
入賞作品は、札幌で開かれるCCの国際会議「iCommons Summit」(7月29日から8月1日まで)で上映する。
最近、CGMで作品を募集するという形も多いのだが、今回のように有名アーティストとのコミュニケーションを図る企画であればまだよいが、通常のCM募集で大賞作品ですら20万円以下の賞金であることがほとんど。ユーザーからアイデアを募っておいて、主催者側はリスクをとらないというむしがよすぎる話のように思うのだが・・・ 実際、あまりたいした作品が集まらないということになっている模様。
IBTimes の記事
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080602/20138.html
USENは2日、携帯電話向け動画配信サイト「モバイルGyaO」で、NTTドコモの対応端末向けにWMV形式の動画配信を開始すると発表した。従来より高品質で長時間の動画が視聴できるようになる。
モバイルGyaOではこれまで、iモーションやiアプリを使用して映像配信を行っていたが、2日からはWMV形式を選択できる。配信本数は約400本から開始し、順次拡大していくという。
ジャンルとしては、ドラマ、アニメ、映画、音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなどが用意されている。アニメでは「機動戦士ガンダム00」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」、ドラマでは「雪の女王」などが配信される。
対応端末は、P903iX HIGH-SPEED、P905i、P905iTV、SH905i、SH905iTV、P906i、SH906i、N906i、N906iμ、N906iL、SO906iとなっている。
WindowsMedia であれば、iモーションよりも汎用性が高いので、キャリアに依存する現状を少しずつ変わってくることが期待できる。もう少し時間はかかるか。
ケータイWatch の記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/40076.html
NTTドコモは、906iシリーズの発売にあわせ、動画の無料配信キャンペーンを実施する。期間は6月1日~8月17日で、約300種類のコンテンツがコンテンツプロバイダより無料で配信される。
ドコモでは、27日に発表した906iシリーズを「オールラウンド動画ケータイ」と位置付けている。発表会の席上で、説明を行なった執行役員プロダクト&サービス本部プロダクト部長の永田清人氏が、iモーションやMusic&Videoチャネルのほか、iアプリを使った動画サービス、WMV再生など複数の動画関連機能をまとめて指し示す言葉「ドコモ動画」を紹介したほか、「調査によれば、ケータイでの動画に対して56%のユーザーが利用したいと考えている」と述べ、潜在的なニーズがあると指摘した。さらに同社代表取締役社長の中村維夫氏が「本格的なケータイ動画の時代」と発言するなど、ドコモでは2008年夏モデルで動画コンテンツに注力する姿勢をアピールしていた。
これにあわせ、906iシリーズや706iシリーズの一部機種では最大2MBの動画・静止画をWebサイトにアップロードできる機能が搭載されることになった。また、ほとんどの906i/706iシリーズではFlash Lite 3.0に対応しており、F906iやN906i、N906iμ、N906iL、F706iのフルブラウザ(ピクセル製ブラウザ除く)ではFlash Video(Flash 8相当)をサポートし、Flashでの動画再生が楽しめるようになっている。
27日の発表会では、ソニー製のBlu-rayディスクレコーダー「BDZ-A70」から携帯電話に動画を転送できる機能も紹介されていた。携帯電話をケーブルで接続しておけば、アナログ放送の映像やプライベートで撮影した映像などを904iシリーズ以降のFOMA端末に転送できるというもの。 QVGAサイズの3GPファイルがmicroSDカードに書き込まれ、外出先でも映像を楽しめる。転送できるのは著作権管理されていない動画ファイルとなり、QVGAサイズで30fpsの動画を携帯電話に転送する。デモに用いられていたSO906iであれば、1時間の動画を2~3分で転送できるという。
またiメニュー(iモード公式メニューのトップページ)では、新たに設けられる動画ポータルコーナーにリンクする。動画ポータルでは、6月1日~8月17日までの期間限定で、約300種類の動画コンテンツを無料で提供する。27日の発表会会場では、担当者が「動画のドコモと呼ばれるようアピールしていきたい」と説明していた。
携帯の動画については、携帯の機種やキャリアに依存するするので、当面は試行錯誤が続くか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080522/303781/
パケット定額になってこのようなサービスがはじめると、かなりいろいろな利用方法が見込める。NTTドコモは2008年5月22日,自宅パソコンに保存した動画や音楽ファイルなどを,携帯やパソコンを使って外出先から視聴できる「ポケットU」を 発表した。6月6日からサービスを開始する。利用料金は月額525円。同社は2008年4月末の決算発表時に,第1四半期(4月~6月)にホームエリア向 けサービスを開始すると宣言していたが(関連記事),今回のポケットUは「その第1弾」(NTTドコモ)。5月27日に予定する端末発表会で第2弾のサービスも発表するという。
ポケットUは,外出先の携帯電話などから自宅パソコンのフォルダにアクセスし,動画や静止画,音声ファイル,文書ファイルなどを閲覧できるサービス。携 帯電話では,iモードメニューから「ポケットU」メニューを選択することで,指定したフォルダに保存した自宅パソコンの各種ファイルがメニュー表示され る。ポケットUを利用するには,あらかじめ自宅パソコンに専用ソフト(写真)をインストールし,ブロードバンド回線を経由してパソコンとドコモのネットワークとをVPN(仮想閉域網)接続しておく必要がある。ブロードバンド回線は,VPNが利用できるタイプであれば制限はない。
対応する端末は,902iシリーズ以降,F1100,HT1100,一部機種を除く703iシリーズ以降,らくらくホンシリーズ。利用に当たっては「パ ケ・ホーダイ」や「Biz・ホーダイ」などドコモが提供するパケット定額プランへの加入が必要になる。なおドコモ・ユーザー向けのWebサービス「My DoCoMo」でID(DoCoMo ID)とパスワードを取得すれば,ノート・パソコンからでもブラウザ経由で外出から自宅パソコンにアクセスできる。
携帯電話1契約につき,ポケットUを利用できる自宅パソコンは1台のみ。家族で利用したい場合などのために,1台の自宅パソコンにつき最大5台の端末の接続が可能という。
同社は,ポケットUの機能を継続的に拡張していく予定という。2008年度の第2四半期には,市販のハードディスク・レコーダーに保存した動画 を,外出先から携帯電話で視聴できる機能を追加する。対象となるハードディスク・レコーダーは,UPnPメディア・サーバー機能に対応した機種。同社の Webページ上で,動作確認した機種をアナウンスしていく予定だという。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080424/1009860/
Firefox でサンプルは表示されず。IEでアクセスしなおしてみるも、DRMの認証確認画面がでて、いまひとつ使い勝手はよくない印象。NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ブログやソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)に動画広告を掲載できる「DRM動画アフィリエイト」を開始した。デジタル著作権管 理(DRM)に対応し、違法コピーや無断改変を防ぐ。広告効果に応じてブログの作者などに報酬を支払うアフィリエイト・サービス「“My”アフィリエイ ト」の一部として提供する。
DRM動画アフィリエイトでは、動画ファイルにWindows Media Video(WMV)形式を採用し、暗号化や改ざん防止、視聴期間/回数の制御を可能にした。
動画広告の掲載を希望するブログに対しては、NTT Comが審査を行い、Webフィルタリング技術による定期的な内容チェックも実施する。広告主が掲載ブログを選定する場合もある。
成果報酬は広告主が設定し、動画の視聴回数や商品の購買状況に応じて支払う。例えばNTT Comの音楽配信サービス「MUSICO」の動画広告では、ブログの読者が動画を視聴完了すると1件につき30円をブログの作者に支払う。また読者が動画 経由で楽曲をダウンロード購入するごとに200円を支払う。
審査に合格したブログの作者は、専用HTMLタグを張り付けることで、動画広告を掲載できる。ブログの読者が動画広告を視聴する際は、まずブログ に張り付けられた動画の再生ボタンをクリックし、次いで確認ダイアログで「再生」をクリック、動画広告を視聴したあと、新たなブラウザ画面で広告主のサイ トを閲覧する、という流れになる。NTT Comではブログへの掲載例を紹介している。
なお、視聴環境はOSがWindows XP/Vista、WebブラウザがInternet Explorer 6.0 SP1以降、メディアプレーヤソフトがWindows Media Player 10以降となる。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21684.html
TAGGYは、タグ検索サイト「TAGGY」の携帯電話向けサービス「TAGGYモバイル」を4月21日より開始する。利用は無料。PCでもいえることだが、携帯では短尺のコンテンツが好まれるので、こういったサービスは化ける可能性はある。注目。
TAGGYモバイルは、動画検索に特化した携帯電話向けサービス。検索対象はYouTubeなどの動画共有サイト約50サイト、6,000万本 以上で、検索した動画は携帯電話向けのファイル形式に変換して再生できる。また、動画の冒頭約10秒間を視聴できる「チラ見せ機能」や、プレイリスト機 能、ユーザーの好みにあわせて自動的に動画を紹介するリコメンデーション機能なども用意する。
対応キャリアは、NTTドコモ、au、ソフトバンクとなる。今後は、プレイリストの共有機能やコミュニティ機能などを追加するほか、ブログや画像などの検索にも対応する予定だ。
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/04/09/006/
これは、Youtube(Google)ではなく、国内のプラットフォームではできないのが悲しいところか。日本国内でがんばっているニコニコ動画は、どう見ても学術用途にはそぐわず、AmebaVision やNTT、Nifty のサービスでも弱すぎるということなのだろう。京都大学は8日、講義内容などの動画をYouTubeで一般公開したと発表した。これは、同大学が進めるオープンコースウェアプロジェクトの一環によるもの。京都大学では、4月8日時点で約200の動画コンテンツを保有しているが、3月上旬より徐々に動画をアップし、この日の一般公開に至った。
オープンコースウェアは、2001年に米マサチューセッツ工科大学が始めた講義をオープンにすることで、人類の知識を広げていこうとするプロジェク ト。京都大学でも学長の強い意向により、2005年からスタートさせている。これには、人類の知的資産の蓄積に貢献するとともに、同大学の視認性を高め、 世界中から優秀な教員や学生を集めたいという狙いがある。
海外では米国の大学を中心にオープンコースウェアの動きが進んでおり、特にUCバークレーでは、すべての講義をYouTubeで配信している。
京都大学ではいままで、他社のサーバを利用するなどして動画を公開してきたが、フォーマットの問題や専用の閲覧ソフトが必要だったりしたことで、視聴者から「見られない」といった苦情が寄せられたほか、アクセス集中時のレンスポンスなどにも問題が生じた。 そこで、動画共有で実績のあるYouTube上で公開することで、これらの問題を解決する。 また、京都大学 学術メディアセンター教授の土佐尚子氏によれば、オープンコースウェアを運営する上でもっとも大変な動画のサーバ管理の問題が解決されるのも大きいという。
動画配信サービスとしてYouTubeを選択した理由について土佐氏は、無料であることと、ブラウザやマシンなどの制限がない点を挙げ、「これらはオープンコースウェアの『誰もが、どこででも見られる』というコンセプトにも合致する」と述べた。
今回の動画配信については、京都大学とYouTube側で業務提携を結んだ。これにより京都大学は、YouTubeの動画1本あたり10分までという制約に縛られず、無制限で動画をアップできる。また、大学固有の入り口であるトップページもYouTube側が提供した。
YouTubeは現在19の国と地域で展開しており、その量は1分あたり10時間以上にもなる。日本においては、昨年の6月19日よりサービスを開始し、現在米国に次ぐ世界第2位の視聴者数を誇る。
Google Japan 代表取締役社長の 村上憲郎氏は、 「普通の方々だけでなく、専門性のある動画についてもパートナーシップを結び、より良い動画のプラットフォームとして展開していきたい」と語り、今後もコンテンツパートナーとの連携を拡大していく意向を示した。
日本ではすでに、音楽レーベルやアニメの会社、タレント事務所、政党などもYouTubeで動画を配信しているほか、大学については京都大学以外に、嘉悦大学や明治学院大学もYouTubeを利用し始めている。
京都大学では動画をアップするにあたり専門の委員会で内容をチェックするほか、弁護士に著作権等の問題がないか相談しているが、何をアップするかは先生たちの自主性に任せているという。
なお、動画についてはいまのところドコモだけだが、携帯でも視聴することができる。
いずれにしても、国内のIT企業のサービスのレベルがあがってきていないことは問題。
InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/25/18926.html
日本テレビグループのバップとフォアキャスト・コミュニケーションズは24日、動画配信ビジネスにおいて、有限責任事業組合(LLP)「V.F.パートナーズ(仮称)」を設立することで合意したと発表した。
「V.F.パートナーズ(仮称)」では、オンデマンド配信展開を視野に入れたコンテンツへの投資、および日本テレビが出資するアニメ作品や、バップが保有するコンテンツについて配信事業者へのライセンスを行なう。設立は4月1日で、出資金は3億円(バップ1億5,000万円、フォアキャスト1 億5,000万円)。
オンデマンド配信第1弾として、日本テレビ系列で4月8日より放送するアニメ番組「RD 潜脳調査室」を扱う。配信サイトは「GyaO」「モバイルGyaO」「ギャオネクスト」「ShowTime」で、地上波放送終了翌日の4月9日正午から順次開始する予定。なお、同作品は日本テレビ放送網とNTTドコモが設立したLLPのD.N.ドリームパートナーズが投資する作品だ。
memo
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080317/1008182/?top
ソニーマーケティングは2008年3月17日、IPv6マルチキャストを利用した無料の動画配信サービス「branco(ブランコ)」を3月31日正午か ら開始すると発表した。NTTのIPマルチキャスト網を利用するため「フレッツ光」(Bフレッツ、フレッツ光プレミアム)ユーザーを対象にしたサービス で、国内・海外ドラマやアニメなどのコンテンツを配信する。ビットレートは最大3.8MbpsとDVDビデオ並みの画質を実現している。ネット上でのサービスであるのに、あえてプログラム型にしたのは面白い試みだが、メリットが感じられない。プログラム型配信で、テレビに勝てるメディアにはならない。
(以下略)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080307/295692/
いろいろ書いてはあるものの、現状のフレッツ光のオンデマンドサービスでもいまひとつ魅力に欠けるので、それほど魅力的なサービスとは感じられにくい。高画質なだけでは、厳しいか。NTTぷららとアイキャストは2008年3月7日、NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー網を用いたテレビ向け動画配信サービス「ひかりTV」を3 月31日に始めると発表した。NTTグループの既存の3サービスを統合し、新サービスとして提供していく。NTT東西が3月末に開始予定のNGN (next generation network)サービス「フレッツ光ネクスト」に向けた主力コンテンツとしてひかりTVを位置付け、NGN網の普及を図っていく。
ひかりTVで提供するのは、(1)ビデオ・オンデマンド(VOD)方式の映像番組、(2)多チャンネル放送、(3)カラオケ、(4)地上デジタル放送のIP再送信。
VODで提供する映像は、映画、海外ドラマ、スポーツ、アニメなどを計画しており、当初は7000タイトル、2008年7月には1万タイトルを用 意する。一部のタイトルは月額2625円の定額料を支払えば無制限に視聴可能とする計画で、当初は4000タイトル、2008年7月には5000タイトル を月額定額料で見放題とするという。これ以外のVODの映像は、視聴ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)方式で提供する。
多チャンネル放送サービスでは、75チャンネルを提供する。うち40チャンネルについて、月額2625円で見放題の料金プランを設定する。それ以 外のチャンネルについては、チャンネルごとの追加料金を支払う。カラオケサービスは2008年夏に提供開始予定で、約1万3000曲を用意する。利用料は 24時間当たり525円または月額1785円。
地上デジタル放送のIP再送信は、ユーザーの居住している地域の地上デジタル放送を、ひかりTV経由で視聴可能にするもの。IP再送信サービスの 利用には、ユーザーがフレッツ光ネクストを利用している必要があり、既存の「Bフレッツ」「フレッツ・光プレミアム」網経由では視聴できない。
動画コンテンツの符号化には、H.264/MPEG-4 AVC(H.264)を採用。光ファイバー網経由でユーザー宅内に伝送されたデータを、専用のセットトップボックス(STB)で復号化した上でテレビに表 示する。地上デジタル放送はハイビジョン画質で提供し、それ以外の映像コンテンツも可能なものから順次ハイビジョン画質で提供していく予定。なお、STB のレンタル料として月額525円が必要。
NTTグループの現行の動画配信サービス「OCNシアター」「オンデマンドTV」「4th MEDIA」は、2008年5~6月をメドにひかりTVへ移行する計画。STBは機種によって、そのまま継続して使える場合と、交換が必要になる場合があ る。既存ユーザーは、2008年12月分まで現行の利用料金のままひかりTVを利用可能とする。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080305/1007714/
メモ。電子決済サービスのフェイスは2008年3月4日、同社の視聴権利認証技術「Near Field Rights Management(NFRM)」が、フェリカネットワークス(本社:東京都品川区)の「おサイフケータイ」対応プラットフォームサービス「ピットモッ ト」に対応したと発表した。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯3キャリアのおサイフケータイで、NFRM対応コンテンツの視聴権利情報を取得し、動画コン テンツを視聴できるようになる。コンテンツを選んで、ネット接続されたパソコンのフェリカポートにかざせば、パソコン画面上での視聴も可能。
今後は今夏をめどにピットモットとNFRMの連携サービスの商用化を図る。電子チケットと動画配信サービスを連携させることで、コンサート・チケットとアーティストの特典映像を同時配信したり、映画作品と割引クーポンを同時配信したりするサービスが可能になるという。
東京・有明の東京ビッグサイトで開催されたICカードとICタグの総合展「IC CARD WORLD 2008」(日本経済新聞社主催、会期:3月5日~7日)では、フェリカネットワークスのブースでデモンストレーションをしている。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38809.html
NextNinjaは、小学館発行のファッション誌「CanCam」の携帯サイト「CanCam.TV mobile」に、同社の携帯電話向け動画配信ソリューションを供給した。「CanCam.TV mobile」では、テレビCMの限定版などが配信される。女性が動画に積極的にアクセスするようになれば、市場の規模は一気に拡大する。同様のサービスの立ち上がりに期待。
NextNinjaは、モバイルサービスやソリューションを提供するプロバイダー。同社の動画配信ソリューションは、高画質動画の長時間配信が 可能で、コンテンツ毎にユーザーインターフェイスが変更できるなどの特徴がある。「CanCam.TV mobile」への供給を皮切りに携帯電話向け動画配信を事業化し、企業にシステム供給していく方針。
「CanCam.TV mobile」では、蛯原友里や山田優、徳澤直子、西山茉希らCanCam専属モデルのプロフィール紹介映像や、テレビCMの限定バージョン、読者モデル オーディションなどの映像を配信する。サービス開始当初は、NTTドコモの903i/904i/905iシリーズのみに対応。以降、順次、EZwebや Yahoo!ケータイ版も登場する予定。サイトにはURL入力でアクセスできる。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080304/1007670/
STBを利用した動画配信のサービスも徐々に始まりつつあるが、あまり急速には伸びていない模様。実際コンテンツが多すぎて、ウォンツの域をでない。USENは、NTT東日本とNTT西日本のフレッツ網において、同社のテレビ向けビデオ配信サービス「ギャオネクスト」の提供を3月3日に開始した。IPv6接続サービスを利用して配信することで、より安定した通信環境で高品質サービスを展開できるとしている。
ギャオネクストは、6000以上の動画コンテンツと1万曲以上のカラオケを24時間楽しめる定額制サービスで、2007年6月に開始した。STB(セッ トトップボックス)をレンタルする「レンタルプラン」とSTBを購入する「ベーシックプラン」があり、料金はいずれも初期費用が3150円、月額利用料が 3900円。STBを購入する場合は、別途3万5760円が必要となる。
フレッツ向けの配信は、NTT東日本の「Bフレッツ」、およびNTT西日本の「フレッツ・光プレミアム」または「Bフレッツ(フレッツ・v6アプリの契約が必要)」のユーザーが対象。なお、NTT東西は同日より、ギャオネクストの販売取り次ぎを行う。
またUSENは、NTT東西が3月末に開始予定の次世代商用サービス「フレッツ光ネクスト」においても、ギャオネクストを提供する予定である(関連記事)。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/29/news081.html
いまどき、こんなエラーかという感じだが・・・NTT東西地域会社は2月29日、ブロードバンド動画配信サービス「4th MEDIA」用セットトップボックス(STB)が正常に起動しない不具合が起きていると発表した。STB内のソフトにうるう年の設定エラーがあったためとみている。対象機器は約8万500台。
NTT東西によると、不具合があった機種は「Picture Mate 300」。29日午前0時以降に主電源を立ち上げると、機器が正常に起動しないという。2月29日の処理に問題があり、誤作動を起こしているとみられる。
29日になってから主電源を入れたユーザーに不具合が発生しているため、当面の対応として、現在使用可能なユーザーは主電源を切らないよう呼びかけている。
http://japan.internet.com/webtech/20080228/1.html
NTT レゾナント株式会社は、2008年2月28日、実験サイト「goo ラボ」において実証実験中の「携帯動画共有実験」において、携帯電話で動画を撮影しメールで送信するだけでテロップ入りの動画を簡単に作成できる「テロップ動画テンプレート機能」を追加すると発表した。実際にはサービスに踏み込んでいるのに、「実験」として逃げ道を作る日本企業の体質はどうにかならんものか?
また、携帯電話での動画再生可能なファイル容量制限を超える動画に対して、NTT のサイバーソリューション研究所の音声要約技術を応用し、動画から盛り上がり部分を自動抽出し容量制限内のファイルサイズで編集する「自動ダイジェスト機能」を追加する。
なお、この実験を利用するためには、NTT ドコモの FOMA 900/700 シリーズ、および、iモード契約が必要。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080225/294638/
東芝がHD-DVDから撤退することを決めた。キッカケになったのは,米Warner Brothersが,それまでHD-DVDとBlu-rayの両方式でリリースしていた映画を,Blu-ray方式に一本化することを決めたことである。 この結果,米ハリウッドメジャーの映画スタジオのシェア(市場占有率)はBlu-ray陣営が68.4%,HD-DVD陣営が22.8%となり,両陣営に 決定的な差が付いた。2月に入るとBest BuyやWal-Mart Stores,Amazon.comなど米国の小売店大手が次々とBlu-ray方式の支持を表明,東芝がHD-DVDから撤退する決定打となった。日本 でもビデオレンタル事業者などによる研究会が,期間限定ながらBlu-ray対応ソフトのレンタルを開始するなど,Blu-ray優勢の雰囲気が定着しつ つある。
2006年のソフト販売を機に表面化したHD-DVDとBlu-rayによる次世代DVD規格の争いは,Blu-rayが勝利を収めた。ただし, このままBlu-rayが順調に普及するかという点については,予断を許さない。急速に市場規模を拡大しているインターネットを使った動画配信が, HDTV(高精細度テレビ)動画の配信に乗り出したからだ。
2007年9月1日,デジタルテレビ向けポータルサービスの「アクトビラ」が,HDTV作品を含む映像コンテンツの配信サービスを開始した。 2008年1月15日には米Appleが同社のコンテンツ配信サービス「iTunes」でHDTV作品を含む映画のレンタル事業を開始するなど,世界的に HDTV動画をネット配信する動きが本格化している。また日本では2008年3月末に,NTTグループの次世代ネットワーク(NGN)を利用したIPTV サービスの開始も予定されており,VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを含むHDTVによる映像配信が行われるとみられている。
こうしたなか,映像配信の重要性の高まりを象徴する出来事が起きた。2008年2月12日,レンタルビデオ事業大手であるTSUTAYAグループ のTSUTAYA BBが,アクトビラ上での映像配信サービスを3月に開始すると発表した。サービス開始から3カ月以内にHDTVによるコンテンツ配信を開始する予定であ る。TSUTAYA BBの親会社であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)はまだ本業のレンタルビデオ事業で次世代DVDのレンタルを開始しておらず, HDTV映像のソフトレンタルは次世代DVDとネット配信が同時期に始まるか,むしろネット配信が先行する可能性が出てきた。
デジタルコンテンツ協会の調査によると,2002年に2722億円だった国内のDVD販売市場は,2005年の3915億円をピークに2006年 には前年比約19%減の3184億円と減少に転じた。2006年に前年比25%増の2858億円と成長を続けるDVDレンタル市場も,2005年の前年比 約102%増の伸びと比べて勢いは急速に落ちている。こうした旧来の映像ソフト売上に対して,動画配信市場は2002年の39億円から毎年2倍を超える急 成長を継続して続けており,2006年には647億円まで拡大している。
AppleのSteave Jobs・CEOは「(動画配信による映画のレンタルは)購入する場合に比べて価格が安く,視聴者のすそ野が広がるだろう」と語る。ネット配信は,コンテ ンツを見るのに店舗に出かける必要がなく,24時間いつでも見たいものを見られる。レンタルの作品リストがそのまま自宅のライブラリーになるわけで,単に レンタル市場を置き換えるだけでなく,DVD販売の市場もある程度取り込みながら市場の拡大が見込まれる。HDTVコンテンツの覇者を巡るBlu-ray の戦いは,HD- DVDから動画配信へと相手を変えて続くことになりそうだ。
次世代の記録メディアを超えて、ネットでのコンテンツ配信が将来的に取って代わるというような記事も最近増えてきている。物理媒体の直感的な操作性のようなものがしばらくは勝ると個人的には考えているので、あまりそういった論調に安易に同調しないことにしているが・・・。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080225/294685/
総務省は2008年2月25日,NTT東西地域会社が2007年10月25日に行った,次世代ネットワーク(NGN)を使った活用業務の申請を条件付きで認可した(発表資料)。 今回認可されたのは,「次世代ネットワークを利用したフレッツサービスの県間役務提供・料金設定」,「次世代ネットワークを利用したIP電話サービスの県 間役務提供・料金設定」,および「イーサネットサービスの県間役務提供・料金設定」の3案件(東西分合わせて計6案件)である。
ただし今回の認定には,公正な競争を促進し利用者の利便性を高める観点からNTT東西それぞれに対して8つの条件が設定された。この中でも特に動 画配信および地上デジタル放送のIP再送信に関連のあるものとして,(1)NTTの関係会社とほかのコンテンツ提供事業者やISP事業者とを公平に取り扱 うこと,(2)他のISP事業者を経由して配信するコンテンツ提供事業者を公平に扱えるようインターフェースの共通化について検討すること,という2つの 条件が付けられている。
NTT東西がNGNサービスを開始するには,今回の認可のほかに現在情報通信審議会で審議中の「接続ルール」が確定する必要がある。接続ルールに ついては3月中旬の答申が予定されており,NTT東西は条件がそろい次第,3月下旬にもNGNを使ったサービスを開始する意向である。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21060.html
NTT(持ち株)は、トライアル提供している動画共有サイト「ClipLife(クリップライフ)」のトライアルを3月24日をもって終了。3月25日よりNTTレゾナントが商用サービスを開始すると発表した。トライアルでもほとんど話題にならなかったが、商用サービス化までは行く模様。
クリップライフは、2006年8月よりトライアルサービスを開始した動画共有サービス。トライアルでは、「映像ダイジェスト配信技術」などの NTTのメディア処理に関する研究開発成果について検証を行なっており、事業化について検討を行なった結果、トライアルを終了する。
トライアルは3月24日をもって終了し、3月25日からはりNTTレゾナントが商用サービスとして提供を開始。SNS「gooホーム」や地図 サービス「goo地図」などとの連携準備を進めるとしている。なお、クリップライフの登録ユーザーは、商用サービス化に伴って登録情報移管の手続きが必要 となる。
また、NTTはクリップライフのトライアルの結果を発表した。トライアルでは、1月31日現在で登録ユーザーが10,168人、公開された動画 は39,416件であったほか、各動画ごとの引用件数は、平均で3.3件、最大で1,611件。ブログパーツの利用件数は265,891件であったとい う。
サービスの健全性については、NTTのコミュニケーション科学基礎研究所が開発した「高速メディア探索技術」とNTTのサイバーソリューション 研究所が開発した「映像インデクシング技術」を利用して動画の公開前チェックとユーザーからの通報による運用を進め、第三者の著作権を侵害もしくわ公序良 俗に反する動画投稿が全体の5%未満行なわれたが、公開を行なわなかったとしている。
このほか、公開された動画のうち16%についてはクリエイティブ・コモンズによるライセンスが付与されたほか、クリップライフのAPI公開も可能であるとしている。
現状の投稿サイトが、違法動画などでアクセスが稼がれているような状況なので、NTTという会社の信用上まともにそういうところと勝負はしにくいが、何かしら別のメリットが出てくれば、国内市場では多少挽回の余地はあるか。グローバルなサービスには絶対にならないだろうが。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38543.html
ドコモで公式サイトになったのは大きい。ニワンゴは、コメント投稿機能を備える動画共有サイトの携帯版「ニコニコ動画モバイル」について、18日よりiモードの公式サイトとして提供を開始した。
「ニコニコ動画モバイル」は、携帯電話からパソコン向けサイト「ニコニコ動画(RC2)」のコンテンツを再生したり、コメントを投稿したりでき るサービス。これまで、iモードとEZweb向けの一般サイトとしてサービス提供しており、2月10日には利用者数が100万を突破した。
18日からは、NTTドコモのiモード公式メニュー(iメニュー)からアクセスできるようになった。機能面は、従来から変わりない。アクセスは、「コミュニティ/SNS」→「動画共有」から。
あわせて、「ニコニコ動画モバイル」のランキング情報やオススメコンテンツを紹介するiチャネル向け「ニコ通チャネル」が「おこのみチャネル」の1つとして提供される。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20744.html
YouTubeは24日、NTTドコモの携帯電話でYouTubeの動画が再生可能になったと発表した。
YouTubeモバイル版
FOMA向けの動画配信はiモーション形式を採用し、YouTubeのモバイル版サイトから表示が可能。対象機種はNTTドコモのFOMA 「904iシリーズ」以降だが、2分半以内の短い動画であれば900iシリーズ以降、Pシリーズを除く703iシリーズ以降でも再生が可能だとうい。
YouTube上にアップロードされている動画がほぼすべて再生できるほか、アカウントにログインすることでPCで登録しておいたお気に入り動画を再生することも可能。携帯電話からは「http://m.jp.youtube.com」でYouTubeモバイル版を表示できる。
携帯電話とYoutube の親和性は高いはず。国内最大手と組むことでかなり業界のムードも変わってくるかも。
http://ascii.jp/elem/000/000/093/93579/
PC上の動画配信サイトの有料料金を、携帯から支払いができるようになるというのは実は非常に重要なことで、学生などへの裾野を広げるためには、クレジットカードや銀行引き落としではなかなかパイが広がらない。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/071115/14056.html
フェイスの子会社であるフェイス・ビズは15日、携帯電話向け高画質かつフルスクリーン(NTTドコモ 903iシリーズ以降)対応の動画プレーヤーを開発し、同グループ会社であるギガネットワークス株式会社と、NECビッグローブ(BIGLOBE)に対し て提供を開始した。メモ。
フェイス・ビズによると、この動画プレーヤーは、携帯電話に専用のアプリケーションをダウンロードするだけで、幅広い機種による視聴が可能。また、コン テンツ毎のカスタマイズが可能なため、細かい配信方法の設定が可能。またストリーミング再生であるため、長時間の動画配信に適し、今まで配信が困難であっ た映画・ドラマ等のコンテンツ配信も可能になるという。
フェイス・ビズは、今後も、音楽配信技術、動画配信システム、ECソリショーン、画像・音声認識技術をはじめとした技術プラットフォームを、グループ内外へ提供して行くという。
同動画プレーヤーは、NTTドコモ900iシリーズ以降の対応であり、他機種への対応は、現状では、未定であるという。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20021.html
フジテレビラボLLCとソニーは、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)がNGN向けに提供するハイビジョン映像配信サービスにおいて、動画共有サービスの実証実験を11月9日より開始すると発表した。「実証実験」はリリースはあっても、思わしくない結果の場合、その結果がオープンにリリースされないことが多いので、開始の時点で一応メモ。NGNという言葉がさらっと使われていること自体が、あまりよい傾向ではない気がするが。
NGNは、NTTグループが提供する次世代ネットワークサービス。現在はフィールドトライアル中だが、NTT東西は2008年3月のサービス提供に向けた活用業務の認可申請を行なっている。
NTT ComはNGNフィールドトライアルの一環としてハイビジョン動画配信プラットフォームを構築しており、フジテレビラボLLCは「ワッチミー!TV」、ソ ニーは「eyeVio」という動画共有サービスをNGNのモニター約500世帯へハイビジョン映像で配信する。
ワッチミー!TVでは、話題のコンテンツや人気ユーザーの作品などを毎日配信。eyeVioではユーザー参加型の番組「eyeVio TV」をNGN向けに配信する。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2007/11/08/2184
帯域保障って業界初だっけな?という疑問が少し沸いたけれども、そういえば他のところのサービスで帯域保障をしているところも思いつかないので、そうなのかも(KDDIが1Mbps 保障とかやってた気もするが)。ベストエフォートの固定IP光のサービスが数万まで来ている状況であるので、帯域を保障するから10万という料金設定も少々きつめの設定か。ハウジング、ホスティング、ストリーミングサービスを展開しているNTTグループのNTTスマートコネクトは、同社のASP型ストリーミングサービ ス「SmartSTREAM(スマートストリーム)」で、配信帯域を優先的に確保して安定的な映像配信を可能にする「プライオリティ配信サービス」を新た にオプションに追加。12月3日に提供開始する、と11月7日発表した。ASP型ストリーミングサービスでの帯域保証は映像配信業界で初めてという。オプ ション料金は、基本保証10Mbpsで初期費用1万500円、月額10万5000円。追加保証1Mbpsあたり月額1万500円。
従来のASP型ストリーミングサービスでは、アクセスが突発的に集中した場合、映像配信の帯域は保証されず、ベストエフォートでの配信となってい た。しかしユーザーからは、最低限のアクセスを確保したい、突発的なアクセス増があっても対応したい、との要望が強く、今回同社は他に先駆けて帯域を保証 するサービスを提供することにした。保証帯域は10Mbpsからで、1Mbps単位で追加できる。アクセスがそれ以上に集中しても、空いた帯域を利用して ベストエフォートでの配信が可能。また、他のユーザーに突発的なアクセスがあっても影響を受けることはない。
スマートストリームは、月額4万2000円(Flash、Windows Mediaエントリープラン)からのサービス。10月にはモバイルストリーミングサービスの提供を開始し、今回新たにプライオリティ配信サービスをオプ ションに加え、今後も映像配信をビジネス活用したいユーザーのニーズに応えられるよう充実を図っていく考え。ただ、エントリープランはプライオリティ配信 サービスの対象外。プライオリティ配信がオプションとして利用できるのは月額10万5000円からのFlash、Windows Media、モバイルの各オンデマンド配信サービス。
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20359803,00.htm
ブロードメディアとアイ・ブロードキャストは10月29日、携帯電話向け動画配信ASPサービス「BMCDN mobile movie(仮)」の提供を決定したと発表した。2007年内は無償トライアルを実施し、本格的な導入は、2008年初頭を予定している。
BMCDN mobile movieは、アイ・ブロードキャストの動画像変換サーバ「SnapVu・スナップビュー」を活用したASPサービス。プロモーションビデオ、映画予告編、 動画投稿サイトの動画などの動画ファイルに対応している。
NTTドコモ、au、ソフトバンクを含む、3キャリアの動画対応携帯端末機種の約97%に対応し、PC向けに作成されたWMVファイルを、そのま ま携帯電話向けに配信可能。サイト運営者は、オリジナルの動画ファイルを1つ用意するだけで、リクエストがあった端末ごとに、ファイルフォーマットやサイ ズ、容量を自動で最適化し、配信することができる。
ブロードメディアとアイ・ブロードキャストでは、これにより、各端末用に手作業で動画像を変換するコストや手間が大幅に削減さ、リッチなコンテンツでも低コストで安定的に配信できるとしている。
なお、販売価格は、5000ダウンロードにつき、月額6万円からとなっている。
携帯向け動画配信についてはこれからなので、同様のサービスが現れると思われる。
まだ料金設定が高いかなというのが実感か。