動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「HDDVD」と一致するもの
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091111_328198.html
「補償金を徴収していない」ということは、仮に法廷で決着がつき、補償金を支払うことを要求された場合には、東芝は自社で負担するということになるのだろうか?HDDVDの撤退から、価格競争では分が悪いのだろうか?
どちらにしても、早くはっきりとさせてほしいところ。
補償金を徴収しないことで、価格を下げるということがそれほど東芝にとってのメリットになっているとは思えないのだが・・・
http://jp.techcrunch.com/archives/digital-downloads-are-not-about-to-kill-blu-ray/
HD DVDプレーヤーの製造を中止するという東芝の発表で、高解像度フォーマットをめぐる戦争は終わった。そしてブルーレイが一人勝ち残る中、WiredでのRob Beschizzaのように、デジタルダウンロードがブルーレイを消滅させると主張する人間もでてきた。日本国内でも、「ブルーレイかHDDVDかというレベルではなくて、すべてオンラインダウンロード化する」という論評をする人も多いが、世界的には(もっとも市場が大きいと思われるアメリカ国内で)光ファイバー網がハイビジョンレベルの画像を快適に送受信できる環境になるのは、 相当先の話になるので、10年程度は物理媒体の市場がなくなることはない、と予測。個人的にはこの主張に共感するし、そう思う読者が多くても無理からぬことだが、近い将来には起きそうもない。理由をいくつか挙げてみよう。
旧世代の旧習は廃れがたし
たぶん私はコンピュータが広く普及し、インターネットがそこらで使えるようになる以前の世界を想い 出せる最後の世代だろうと思う。若い世代(世間で「デジタル世代」と称される)はマウスクリック一つでどんな情報にもアクセスし、ダウンロードできる世界 しか知らない。政治家の言い草ではないが、未来は若い世代のものだ。次の世代はもはやCDを捨て、DVD、次にはBlu-Rayのような一切の物理メディ アを捨て去るだろう。しかしそれは、それ以外の大多数の人を無視した議論だ。Rob Beschizzaが指摘しているように、すでにDVDを購入している数百万の人は、HD戦争の決着で(DVD以前のVHSの場合のように)Blu- Rayを買うことになる。物理メディアとともに育った少なからぬ世代は、明日から習慣を変えはしない。音楽ダウンロードのように、変化は始まろうとしてい る。だが音楽の場合と同じく、それには少なくとも5-10年かかりそうだ。アクセス(または映画はTVで視たい)
このあいだ、物理メディアを買ってきた母に、なぜ(もちろん合法的に)ダウンロードし なかったのと聞いてみた。答は単純。それをコンピュータで見たくはなかったの、ということだった。この記事を読んでいる読者の多くは、コンピュータでビデ オを視てもどうってことはないだろうが、ビデオはTVで視たいという人はいる。公平に言って、40インチ、1080画素のTVは、私の17インチ画面の Macbook Proより快適だ。TVは簡単にはベッドに持っていけないという欠点はあるとしてもだ。TVセットにデジタルダウンロードする方法はいくつもある。しかし、DVDやBlu-Rayにほんとうにとって替れるようなものは、まだ普及する気配もない。アップルはApple TVボックスを使ってHD ムービーのダウンロードサービスを提供しているが、Apple TVを保有しているユーザーはどれだけいるだろう。ほかにVuduのような同種のサービスがあり、Microsoft Media Centerもある。それでも主流ではない。ネットやネットワークが使える装置が主流になるまでは、TVと物理メディアがなお優位を保つことになる。
ブロードバンドの限界
アメリカのインターネットユーザーは、Time Warnerが1月に、インターネットサービスでのダウンロード制限を検討中であると発表したことに強く反発しているが、外国に住む人の多くは、それを読 んで、思い知ったかと言うと思う。これから先に待ち受ける難題は、動画のダウンロードやP2Pサービスの増加によって、アメリカでも安価で無制限のイン ターネットアクセスが終わるかもしれないという問題だ。そもそも帯域幅が安くなったのは、第一次ドットコムバブルで生まれた歴史の偶然だった。今はその余 禄を使っているが、使用増によるコストは、やがて消費者に転嫁される可能性が強い。もしそれによりインターネットの使用制限が強まれば、ダウンロードする 動画の量がますます制限されかねない。アメリカ以外の多くの国ではすでに上限制は現実となっており、ダウンロードの潜在的な成長を抑制している(ユーザー がダウンロードできるコンテンツがきっちり一定量に制限されてしまうということ)。さらに高速インターネットアクセスが、まだどこでも使えるわけではないことを考え合わせる必要がある。ダウンロードに何時間も、時には何日もかかるようなところでは、物理メディアでタイトルを簡単にレンタルや購入できるなら、デジタルビデオが優位に立つことはない。
結論
最初に述べたように、私自身はデジタルネットワークこそ最高だと信じている。ネット接続のTVが2台。Zensonic のネットワークDVDプレーヤーで家中のコンピュータやNASドライブからコンテンツをストリームして、メインのTVセットで見れるようにしており、最近 AppleTVをラインアップに加えた。この構成を変更するつもりなどないが、それでも私のような人間はごく少数だ。Blu-Rayは、一般に普及する最 後の大型物理メディアテクノロジーとなり、その未来は揺るぎない。最終的にBlu-Ray(とあらゆる物理メディアの優位)を消滅させるにはメインスト リームメディアのデジタルダウンロードによる視聴が主流とならなければならず、そのために様々な要因が揃う必要がある。そうなるのは2010年から 2020年の間のいつかではなかろうか。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/09/news081.html
ここ数日で、どんどんとブルーレイに流れが傾いていることが決定的になりつつある。使う側としてはありがたいが・・・英TIMESのオンライン版は、HD DVD陣営の20社が同陣営から離脱する準備を進めていると報じた。WarnerがBlu-rayへの一本化を発表したことを受け「HD DVD陣営は離反の洪水に直面している」と伝えている。
2008年01月09日 17時23分 更新英TIMESのオンライン版「TIMESONLINE」は1月8日、HD DVD陣営の20社が、同陣営から離脱する準備を進めていると報じた。Warner Bros.がBlu-ray Discへの一本化を発表したことがきっかけで「HD DVD陣営は離反の洪水に直面している」と伝えている。
記事は、HD DVDプロモーショングループに参加する約130社のうち、Paramount Picturesをはじめとした20社が離脱する方針と報道。ポニーキャニオンも離脱を検討していると伝えている。
また、日本の証券会社の「フォーマット競争が最終段階に入っている」というコメントを紹介している。