動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「DoubleClick」と一致するもの



毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/08/06/20378411.html

 GoogleがDoubleClickの買収によって手に入れた技術が、Microsoftの「Silverlight」技術で表示されたビデオ広告の配信に利用できるようになる。NBC Universalは「Silverlight 2」をベースにしたプレーヤーを使い、北京オリンピックの動画をオンライン配信する計画だが、この動画にDoubleClickの技術が採用される見込みだ。

 Googleは米国時間8月5日、広告配信技術「DoubleClick In-Stream」の新機能として、Silverlight 2に対応させたことを発表した。DoubleClick In-Streamはすでに、「Flash」「Real Media」「Windows Media」に対応しており、これらの技術を使った動画広告の配信が可能になっている。DoubleClick In-Streamはまた、動画内に静的な広告を表示することもでき、MicrosoftとNBCは、同技術がライブ動画に最適のアプローチだと判断した。

 すでにDoubleClickの顧客だったNBC Universalは、In-StreamのSliverlight対応を強く望んでいた。NBC Universal Digital Mediaの販売企画および業務担当バイスプレジデントを務めるSteven Gold氏は、声明の中で次のように述べている。「DoubleClick In-StreamがSilverlight 2を新たにサポートするおかげで、ディスプレイ広告やモバイル広告にすでに採用しているのと同じプラットフォームで、オンラインビデオによる画期的な報道から利益を上げることができる。これで、販売チームと業務チームが本当に効率的に協力することが可能になる」

 Silverlightは、マルチメディアやアニメーションなどのリッチコンテンツをウェブ配信するためのブラウザプラグインで、Adobe SystemsのFlashに対抗する技術だ。Microsoftは、北京オリンピックがSilverlightの採用促進につながれば、と期待をかけている。視聴者の間でのオリンピック人気を考えると、あらかじめパッケージ化された動画とライブ動画の両方でオリンピック報道をウェブ配信することは、技術的に複雑なタスクとなる。

 DoubleClick In-Streamは、Googleの広告管理技術「DART」と統合されており、パブリッシャーはインターネット上で広告を提供したり、特定のユーザー層に向けて広告をターゲティングしたり、広告キャンペーンの効果を追跡したり、広告効果を予測したりできる。

Google が Microsoft の Silverlight を採用したのは、少し驚き。メモ。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080804/312102/

 デジタライズは、同社が運営する広告マーケットプレイス「Pitta!」で使うリッチメディア/動画広告向け配信/計測技術として、ダブルクリックのリッチメディア広告配信/管理サービス「DART Motif」を導入する。

 Pitta!上の動画広告をDART Motifで管理し、動画再生数や再生完了数、ミュート、停止数などの情報を広告効果指標として広告主に提供する。広告主は動画広告を一括配信できるようになる。こうした情報を確認することで広告効果を把握し、出稿先の最適化につなげられるという。

 デジタライズは、DART Motifを用いる動画広告商品の開発にも取り組んでいる。8月中旬よりPitta!上で映画「ドラゴン・キングダム」などの映画関連広告の公開テスト配信を開始する予定。

 DART Motifは、Flashベースのリッチメディア広告にかかわる制作/入稿/効果測定/レポート機能を備えるサービス。米DoubleClickと米 Adobe Systemsが共同開発した。ダブルクリックの用意したサーバーに動画コンテンツをアップロードすると、広告掲載メディアとなるWebサイトを通じて配信できる。配信した広告の視聴状況も計測可能(関連記事)。

Adobe とダブルクリックがこういった開発を行っていたこと自体を知らなかったので、メモ。

読売新聞の記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20080428nt15.htm

 NBCでSports & OlympicsのDigital Mediaを担当するシニアバイスプレジデントのPerkins Miller氏は、NBCOlympics.comを成功に導くという使命を担ってきた。

 そのMiller氏に失敗は許されない。北京オリンピックが開幕すれば、同サイト上で放送される各競技の中継放送を数百万人の人々が視聴することになるのだ。

 Miller氏は米国時間4月23日、ZDNet Asiaが行ったインタビューの中で、期限を明確に意識していた。「われわれに残された時間は106日間だ」(同氏)

 NBCは、17日間に及ぶオリンピックの模様を同サイト上で放送し、さらに、その映像をアーカイブに保存する予定だ。その結果、ユーザーが生で視聴したり、見たい部分をオンデマンドで無料で呼び出せる映像は2200時間分に上ることになる。

 Miller氏は、同サイトをNBCがテレビ放送する映像の補完的なレポジトリととらえている。「テレビで放送しない25の競技をオンライン上で放送することを検討している。その結果、オンライン上のコンテンツ数はテレビ放送に比べ大幅に多くなるだろう」とMiller氏は語る。さらに同氏は、ユーザーからオンデマンドコンテンツのに対する強い要望が寄せられていたと付け加えた。

 同サイトのウェブビデオプレーヤーは、MicrosoftのウェブアプリケーションフレームワークSilverlightが基礎となっている。 Miller氏によると、NBCは9カ月前からこのプロジェクトを計画し、4カ月ほど前からMicrosoftとともに、より集中的なプログラミング作業を行ってきたという。

 開発チームは2008年2月に実用レベルのプロトタイプを開発し、その後、「さまざまなプロトタイプ」が制作された、とMiller氏は話す。 2008年中頃には再度テストが実施されるが、同時期にオリンピックの予選ラウンドが行われる。そこで開発チームは、その機会を利用し、ビデオプレーヤーのライブストリーミング機能のテストが可能になる。

 開発チームは、プロトタイプの段階から、同プレーヤーのユーザーエクスペリエンスの向上に注力してきた。例えば、ナビゲーションインターフェース、マネジドビットレート(ユーザーの接続速度にビデオの画質を合わせる技術)、検索、アーカイビングを容易化するためのストリーミング映像のメタデータタギングなどだ。

 「私が最も気にしているのは、素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供できるか、彼らがすべてのコンテンツを検索できるか、さらに、将来ユーザーが(同サイトに)戻ってきて、われわれのプラットフォーム上で消費し続けてくれるか、という3点だ」(Miller氏)

 しかし、このユーザーエクスペリエンスは、ユーザーが視聴中に表示される広告の影響を受ける。Miller氏によると、NBCはオンライン広告配信のDoubleClickと提携しており、Silverlightプレーヤーは、同社から提供される「ダイナミック広告」を表示するという。

 またMiller氏は、放送した映像に対する海賊行為についても懸念していると語る。この問題に対処するため、NBCは国際オリンピック委員会(IOC)と緊密に連携し、コンテンツにフィンガープリントを埋め込んで著作権者を保護したり、YouTubeなどのユーザー生成コンテンツサイトに協力を求めるなどの取り組みを行っているという。

一般紙なので、一般的な内容になっているが、米国内でのオリンピックライブ放送がどのような結果になるかは、興味深いところ。

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