動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「ブログ」と一致するもの



ニコニコ動画ブログより
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/08/008610.html

今年5月の80万人突破から、約2カ月半での90万人突破となり、
プレミアム会員の方をはじめ、ニコニコ動画をご利用いただいている
全てのユーザーのみなさんへ感謝の気持ちでいっぱいです!
(※のべ人数ではなく、8月3日10時00分時点でプレミアムに「入会中」の方の数です。)

2ヶ月で10%以上有料会員が増えているのはすごい。今年の10月ごろには100万人を突破という形になるのだろうか?

自分の周りには有料会員はいないし、どのくらいまでいくかはちょっと想像できない。200万人は行かないか、それに到達するまでにはかなり勢いが衰えると予想はするのだけど。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/07/30/001/

米YouTubeは7月29日(現地時間)、一般ユーザーの動画アップロードに設けていた動画再生時間の制限を従来の10分から15分に拡大した。

Youtube ブログ

メモ。
IT Media News
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1007/01/news024.html

 YouTubeのソフトウェアエンジニアであるジョン・ハーディング氏は公式ブログで、HTML5はYouTubeのすべての機能には対応していないと説明する。例えば、HTML5で多く利用されているビデオフォーマットのH.264はライセンスの関係から対応しないWebブラウザがある。これについてはGoogleがWebMプロジェクトで標準フォーマットの作成を目指しているが、現状ではH.264が主流だ。また、Flash Playerでは可能な全画面再生やライブストリーミング、画質の制御、コンテンツの保護などができない。
メモ。
Cnet  Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20414364,00.htm

 ガジェット情報ブログのEngadgetは米国時間5月28日、Apple TVがリニューアルするとして、その詳細を報じた。記事によると、新しいデバイスは「iPhone OS 4」ソフトウェアがベースとなり、Appleの「A4」プロセッサと16Gバイトのフラッシュストレージを搭載、現行版よりはるかに小さな筐体(記事では「スクリーンのない『iPhone』」サイズと表現)に収められるという。搭載ポートは数個のみで、価格は99ドルとのことだ。
メモ。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100326_357051.html

 米オンラインDVDレンタルサービス大手のNetflixは25日、任天堂のゲーム機「Wii」向けのストリーミング配信サービスを計画していることを、公式ブログで明らかにした。

 同社によると、Wiiとブロードバンド接続回線があれば、見たい番組や映画を選択するだけで、その場でストリーミングで視聴できるようになるとしている。月額8.99ドルからの「Netflix unlimited plan」への加入が必要で、従来通り郵送によるDVDレンタルも定額料金で利用できる。

 この新サービスはまもなく発表され、利用者には専用ディスクを自動的に送付するとしている。 

メモ。
Business Of Online Video の記事
http://blog.streamingmedia.com/the_business_of_online_vi/2010/02/youtube-turns-five-years-old-but-without-google-it-would-be-bankrupt.html

Youtube も5周年。これを受けての、Business of Online Video の記事。

簡単に要約すれば、「Youtube 自体はオンラインビデオ配信のテクノロジ的には何も新しいものを生み出していないし、Google がお金を出してくれていなければ、先日破たんした Veoh と同様、とっくに破たんしているビジネス」であって、「単純にトラフィック(記事中ではEyeball という言い方をしている)が多いということだけで、Youtube を評価する向きがあるが、それはほとんど価値を持たない」という主張。

個人的には、共感できる部分が多い記事。
ただ、今後はGoogle のサービスと様々に統合されていく中で、複合的な価値を生み出していくことは可能だとは思うけれども。

実はこの privatestreaming.com というドメインも、現在はほとんど暇つぶしのブログになってしまっているけれど、元々は個人にストリーミングサーバを貸すために取得した(しかも取得年は2004年でYoutubeより早い)ドメインだったのだけど・・・ 

日本人が、日本国内のインフラで Youtube と全く同じようなことを始めて当時話題になっていたとしたら、著作権違反で逮捕され莫大な賠償金を請求されて社会的にも完全に抹殺されていただろうことを思うと、今も Youtube の「人気の動画」ページがテレビ番組などの違法アップロードで埋まり、それによってトラフィックを集めていることには、違和感を感じてしまうのだが・・・
IT Media News の記事。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/29/news037.html

 「消費者とコンテンツをつなぐAppleのアプローチには、重要なものが欠けている。同社は依然として、自社のデバイスでコンテンツ企業と消費者の両方に対する制限を課しているようだ」と、AdobeのFlash担当マーケティングマネジャー、エイドリアン・ラドウィグ氏はこの日、iPadについて自身のブログで述べている。

Adobeの立場からすれば当然の声明。
47News の記事
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010701000493.html

 自分の全裸姿をインターネット上のブログで生中継したとして、新潟東署は7日、公然わいせつの疑いで新潟市東区海老ケ瀬、無職関川聡容疑者(36)を逮捕した。同署によると「違法かもしれないと思ったが、やってしまった」と容疑を認めているという。
メモ。Liveが簡単にできるようになると、こんなバカがたくさん湧いて出てくる。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091127_331803.html

 Mininovaは、Torrent配布サイトとして世界最大規模を誇っていた。しかし配布されているTorrentの中には、著作権を侵害する違法なファイルにリンクするものが非常に多かった。そのため、海賊行為に反対するオランダの組織「BREIN」がMininovaに対する訴訟を起こし、Mininovaはこれに敗訴した。

 Mininovaは公式ブログでこの判決結果について述べ、Mininovaのサービスを停止するか、あるいはコンテンツ配信サービスのみに限定するかという2つの選択肢しかなかったとしている。

世界的にも、著作権侵害の行為の判例が様々な場所で出つつある。
他国で判例が出ないと、自分たちの動きが取れない日本の企業、団体も多いのでこういった流れが加速するのはよい傾向といえるか。

再開します。

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ちょっとシステムに不具合があって、忙しさにかまけてほったらかしにしていましたが、このブログ再開します。
Navicon の記事
http://navicon.jp/news/1225/
これは音楽プロモーションのターニングポイントだ!山崎まさよし、スガ シカオ、スキマスイッチ、杏子、秦 基博、福耳らが所属するオフィスオーガスタのチャンネルがYouTube に開設された。

ご存知の通り、YouTube(ユーチューブ)は誰もが無料で動画をアップロードでき、それを共有可能とする大人気サイトだ。しかし、その開かれたオープンマインドの指針と引き換えに、著作権の問題やアップされている動画の画質・音質の点で様々な問題が発生した。
だが、もちろんYouTubeというサイトは無限の可能性と底知れぬポテンシャルを秘めている。そこでオフィスオーガスタは攻めの姿勢でYouTubeという広大な海原に果敢な"進軍"を決めたのだ。

オフィスオーガスタがYouTube内に展開する『AUGUSTA CHANNEL』は、リスナーから絶大な人気を誇る所属アーティストのPV が無料で楽しめる。もちろん、そのPVは高画質・高音質を誇る。オフィシャルのものなのでリスナーは気兼ねなく、より積極的に彼等の音楽に触れ、そして楽 しむことができる。現在、12月3日に発売された山崎まさよしの話題のニューシングル「Heart of Winter」やスガシカオの「コノユビトマレ」ほか、所属9アーティストの楽曲70曲のビデオクリップを配信中だ。そのボリューム感・充実感はまさしく オフィスオーガスタのジュークボックスといった具合で、最高にエンターテイニングな仕掛けだ。

しかももうひとつのトピックはembedも可能である、ということだ。つまりブログユーザーはお気に入りアーティストの曲を自由に自分のブログに 貼って、応援を示したり、友人に楽曲をリコメンドしたりすることができる。このスタイルに新時代の到来を感じる。熱心な音楽ファンにとってこれは夢のよう だ。だが、夢じゃない。

いまや一部の携帯電話からもチェックできるYouTube。オフィスオーガスタの英断はこれ以降の音楽プロモーションとエンターテイメントの最良のモデルとなりそうだ。
このくらいメジャーなアーティストが、投稿サイトに公式なチャンネルを持つようになると業界のまた流れもかなり変わってくるのかも。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/12/08/21777.html
 SNSの米Facebookは5日、サイトの動画機能がハイビジョンに対応したと発表した。

 5日をもって、Facebookの動画機能は1280×720ピクセル(720p)のハイビジョンに対応した。プレーヤーの右隅のアイコンを操作すれば、フルスクリーンモードで再生することも可能だ。

 Facebookは、動画をブログなど他のサイトに埋め込む機能も提供している。特に、Facebookのプライバシー設定を動画に適用できる ため、Facebookにログインしている友人など特定の人だけに見せることが可能になっており、SNSならではの動画機能を提供する。また、すべての人 が見られるようにプライバシー設定をすれば、動画共有サイトと同じような使い方をすることも可能だ。

 動画共有サイトでは、最大手のYouTubeや仏Dailymotionなどもすでにハイビジョンに対応している。
それほどあわてて対応すべきものという気もしないが、やはり出遅れるのは厳しいということだろうか?

IT Media News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/27/news099.html

 社員が遅刻をした「罰」の様子をYouTubeで公開した会社社長のブログにコメントが殺到して「炎上」した問題で、社長のブログは11月27日、会社への嫌がらせが相次いだとして警察に被害届を提出したことを明らかにした。

 ブログによると、炎上騒ぎで会社への脅迫電話や無言電話、取引先への嫌がらせ電話などがあり、業務に支障が出るレベルになったため、威力業務妨害だとして警察に被害届を出してきた、という。受理されたかどうかは不明。

 会社のWebサイトには、取引先などに向けた文書を掲載。「顧客満足の追及を会社全体で目標としており、私も含め、会社全体で考えた罰則でした」 と説明。社員の遅刻は顧客に迷惑をかけるために厳しく対応してきたが、今後はYouTubeなどへの掲載はやめ、遅刻した社員への対処法も変えるとしてい る。

 YouTubeに公開した動画は削除されている。


ネット上炎上だけでは済まず、現実の電話などでも被害が出てしまうところが特に日本のネット環境では恐ろしいところ。

ビデオを自分で公開したところまでは事実なだけに、こういったことが残骸として未来永劫残ってしまったことの代償は大きい。
J-cast ニュースの記事
http://www.j-cast.com/2008/11/25030869.html

なんだこれは、という感じだが、投稿サイトで起こった事象としてメモ。

Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081122google-relies-on-akamai-to-stream-youtube-live-700000-concurrent-viewers/

Akamaiの公開データによると、YouTubeコンサートでは、ピーク時におよそ70万のユーザーが同時に視聴したもようだ。Mogulusのブログにもっと詳しい情報があるが、要約すると、コンサートが始まる直前にAkamaiは15万のライブ・ストリームを配信していた。その後、コンサートの時間中に86万3000のピークを迎えている。〔差し引き70万がYouTubeの視聴者と推定される〕。

本 当はライブストリーミングのためにこんな高価なCDNインフラなどは必要ないのだ。P2Pソフトなら、ビデオの大部分はユーザーからユーザーへ受け渡しさ れるので、同じことをはるかに安く実行できる。ただし、そのためにはユーザーがアプリケーションをダウンロードしてインストールしなければならない。これ はJoostが試みて、結局諦めた。P2P配信を普及させるためには、ブラウザにアプリをバンドルする以外ないのかもしれない。

しかし、今夜はっきりしたことが一つある。Akamaiは高価だが、仕事はきっちりやる。GoogleがAkamaiにプレスリリースの発表を許可してくれるといいのだが。

さすがにAkamai であれば米国内でもしっかりライブはやれる実力があるということか。

ただ、Akamaiのインフラを使ったということであれば、うまくいったといってもそれほど業界的なインパクトはない。有名な企業が大規模なライブをやっただけであればこれまでもあったわけだし、Googleがやったことの意義がほとんどない。


IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081117/319422/


ライブドアは2008年11月17日,自社のポータルサイト「livedoor」において,動画検索サービスの提供を同日に開始した。 ACCESSPORT(アクセスポート,本社:東京都港区,社長:沈海寅氏,翁永飆氏)の動画検索エンジン技術「Woopie」(ウーピー)を採用した。 世界中の動画を検索できるほか,検索結果で表示された動画をライブドアのオリジナルのプレイヤーで視聴したり,ブログサイトの「livedoor Blog」に再生動画を張り付けたりすることが可能だ。さらに,人気チャンネルや注目動画などのユーザーの動向を分析して反映したコンテンツの表示機能を 搭載し,キーワード検索以外で動画を見付けることができるようにした(発表資料)。

 ライブドアは動画検索サービスの追加により,ポータルサイトの利便性の向上や新しいユーザーの獲得を狙う。さらに今後,動画検索における情報量の拡大などサービスを向上させて,自社のポータルサイトやブログサイトの普及を目指す。

動画検索の機能は、ユニバーサル検索よりもさらに難しいので独自に作るより、他社から借りてくるというのは良い選択だと思うが、どれもまだ精度は低い。これからに注目だが、やはりこの分野でもGoogle は少し先を行っている。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/17/news049.html

 “音楽CD不況”が続いている。カセットテープやMDと違い、CDの楽曲データをコピーするのは簡単。「YouTube」や「ニコニコ動画」には さまざまな楽曲が動画付きで公開されており、「iTunes」や「着うた」も普及するなど、CDを購入せずに音楽を楽しむ手段が増えている。

 「最近の高校生はCDを『マスター』と呼ぶ」――ブログ「小鳥ピヨピヨ」に投稿されたこんな記事が話題になった。CDは「コピー元のマスター」という扱いで、1人が手に入れたらクラス中で回し、PCに取り込むのが当たり前らしい、という内容だ。

 実際に今の中高生は、CDにどのように接しているのだろうか。中学3年生男子(15)と高校2年生男子(16)、高校2年生女子(17)の3人と、大学1年生(20)に聞いてみた。

 音楽を全く聴かない人から好きなアーティストのCDは必ず購入するという人まで、4人の音楽への接し方はバラバラ。ただCDを「マスター」と呼ぶ かについては、「呼ばない、聞いたことがない」と全員が答えた。また、全員が「YouTube」や「ニコニコ動画」の楽曲付き動画をBGMにしているか、 そうしている友だちがいると話していた。

好きなアーティストならCDを買う

 「好きなアーティストのCDは新品で購入し、ちょっと好きな場合は中古で買う。見つからなければ借りることもある」――中3男子CDの買い方は、“CD派”の大人と変わらなかった。高2男子も「本当に欲しかったら買う」という。

 メジャーな楽曲ならYouTubeなどを通じて聴くこともできるが、好きなアーティストのものならCDで欲しいという。理由は「カップリングが聞きたかったり、グッズとして欲しいから」。着うたは音が悪い上「携帯はいつもマナーモードだから」ダウンロードしないという。

 高2男子は「データだけでいい場合は借りるが、本当に欲しかったら買う」そうだ。「音は実体のないものだから、本好きな人が本を買うように、音が好きな人はCDを買う。わざわざ買うというのはアーティストへの尊敬の念」という意識だ。

 「いいものはCDで買うが、中途半端なアーティストは買われなくなる。消費者は頭がよくなったんだろう。ネットで落として聞く人は、その音楽に愛情がないんじゃないか」(高2男子)

CDはマスターと呼ばない

 4人全員が「CDをマスターとは呼ばないし、呼ぶ人をも見たことがない」という。もともと音楽を聴かないという大学1年生(20)は「音楽を聴く友人でも、CDを『マスター』と呼んでいる人はいない」と話していた。

 残りの3人は、CDの貸し借りはするものの、クラス全員で回すことはないという。高2女子(17)は「これって、クラス全員が共通のCDを欲しがらないと発生しない状況だよね」と指摘する。好みが多様化した今では想像しにくい状況ではあるようだ。

 中3男子は「CDを持っている人は大切にするから、信頼できる人にしか貸さない」と話す。「貸してと言われても、雑に扱う人には『持ってない』と言う」――CDは彼にとって、「楽曲データを運ぶ媒体」以上の価値を持っているようだ。

YouTubeやニコ動をBGMに

 YouTubeやニコニコ動画をBGMとして利用している中高生は多いようだ。中3女子は、YouTubeから楽曲付き動画ダウンロードし、動画の音声をMP3ファイルに変換して楽しんでいるという。

 中3男子も「欲しいCDでも買う余裕がないときはYouTubeで済ませることもある」と話す。ニコ動に投稿されている『作業用BGM』を聞くことも。DVDを買うお金はないから、YouTubeやニコ動で見ることもある」

 高2男子は「YouTubeはBGMとして聴いており、音楽のプロモーションビデオをダウンロードすることもある。ただ、音質が良くないのでMP3に変換したりはしない」という。

 ――今回、話を聞いたのはたった4人。これだけの結果で「中高生はCDを買っている」とか「CDをマスターとは呼ばない」と言い切ることはもちろん、できない。

 ただ、若者にCDが売れないのは「コピーが簡単」という理由だけではなさそうだ、と改めて感じる結果になった。


個人ブログのレベル。たった4人のサンプルで記事を書くなよ。IT media ってこういうメディア?

Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20383440,00.htm

行きたかったのだが、所用があっていけず残念だったが、要約記事を見た限りでは個人的にはそれほど目新しいことはなかったかもという印象。ネット記事を追っていれば大体の内容は把握できる範囲内だったか。

 同社のインフラを活用した動画配信の成功事例として、北京五輪の映像を米NBCがオンラインで配信した事例を披露した。新しいことをやりたいという考え のもと、ライブ中継やオンデマンド配信などを実施したNBCは、北京五輪コンテンツで合計1300億ページビュー、5000万ユニークユーザーを獲得した と話した。
これは、インフラの側からしたらこれくらいスムースに配信できたということになるかもしれないが、業界的にはNBCのオリンピックのネット配信戦略が失敗だったととらえられている。(当ブログのオリンピックタグを参照)

 ニコニコ動画の登録者数は、2007年3月のスタートから約1年半で約980万人、まもなく今月中にも1000万人に達するという。しかし、「ニコニコ動画は、すごく過小評価されているメディア」だと語る。

 他社との差別化について「動画だけでなく、コメントとともに動画を楽しむのがニコニコ動画。ほかは、動画のバリューが100%。単なる動画共有サービスではないし、そういう意味では競合ではない」と独自の優位性や今後の展開などについて説明した。

個人的には、現状のままでは一般の人がニコニコ動画を魅力的なプラットフォームとして評価するのは難しいと思うが・・・。数字が減らない登録アドレスではなく、実効ユーザー数で発表はなされるべき。


マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/10/051/

ブログサービス「Ameba(アメーバブログ)」を運営するサイバーエージェントは10日、動画共有サイト「YouTube」日本版において、Amebaの有名人ブロガーが作る動画番組を公開生放送する「AmebaStudio(アメスタ)」のブランドチャンネル「AmebaStudio channel」を開設したと発表した。

「AmebaStudio」は、有名人アメブロガーによって作られる番組をユーザーに公開するために原宿に生まれたスタジオ。約3,000名にも及ぶ著名人を番組MCやゲストとして招き、月間約30本の番組をWeb上でリアルタイムで放送している。

今回、YouTube日本版で開始する「AmebaStudio channel」では、AmebaStudioで公開生放送される番組アーカイブの一部が閲覧可能可能になる。

サイバーエージェントでは、「閲覧可能な番組アーカイブは、今後も随時拡充していく」としている。

AmebaStudioでは、「Yahoo!ライブトーク」や「ニコニコ動画(秋)」などと試験的に生番組の同時放送を実施しているほか、ラジオや雑誌など他メディアと連携した取り組みを行っている。

「今後もAmebaStudioは、アメブロのリアルプロモーション拠点として、他メディアとの連携を積極的に行っていく」(サイバーエージェント)としている。

自社でアメーバビジョンを保有しながら、他社とも連携を図るという柔軟性は評価できるか。動画配信のサービスは技術オリエンテッドではなく、サービスオリエンテッドに考えるべき。技術をまねしただけの日本の大手は、すべて失敗している。



Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081106/318660/?ST=ittrend

重厚長大な企業イメージの東芝だが、多様化する消費者とのコミュニケーション手段として、CGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)の活用に積極的だ。「YouTube」日本版初のスポンサーチャンネル開設企業となり、ブランディングにも効果を上げている。

 東芝の広告部国内広告担当部長代理/WEB戦略広告チームの荒井孝文氏(写真1)は2008年11月5日、「NETMarketing Forum Fall 2008」で講演し、YouTubeのほか「GREE」「MySpace」などCGMサイトを広告・宣伝に活用した具体的な事例とその成果の詳細を語った。

 荒井氏はまず、CGM活用の目的は「新しい東芝ファンを作って、東芝のサイトへ誘引すること」と、「東芝ブランド、商品への親近感を持ってもらうために、人が集まるCGMサイトへ出て行ってブランディングを行うこと」の2点があると説明。

 その目的を達成するための基本的なポイントとして、従来の東芝サイトに無い面白い「コンテンツ」、広告誘導以外でアクセスを集める「バイラルによるPV (ページビュー)増加策」、「動画コンテンツ活用」、話題となるメディアを使う「パワーメディアの活用」の4点を挙げた。

 講演では2006年12月以降に実施した事例として、東芝製品を使ったマジックの動画をYouTubeで配信した事例、携帯電話のキャラクター 「トウシバ犬」を活用したGREEでの事例、日本初のYouTube広告出稿事例、携帯電話のキャラクター「Bob Born & Born Family」を使ったMySpaceでの事例などを紹介した。

コンテスト入賞作品の視聴回数は90万回以上

 最新の取り組みとして解説したのは、YouTubeのコンテスト機能を日本で初めて活用した「マイ・ペッツ・アワード by TOSHIBA」(写真2)。2008年7月から3カ月間開催した。YouTubeに一般の人がアップロードしている動画ではペット動画が圧倒的に多いことに着目し、ペットを題材にしたという。

 動画コンテストを製品の訴求につなげるために、静かさが特長の掃除機「クワイエ」、空気清浄機能付きのエアコン「大清快」、携帯電話「Sportio」の3製品について、犬や猫、トウシバ犬が登場するオリジナルムービーを用意。投稿作品の再生前後に配信した。

 ターゲットは20~30代女性をメーンとした。YouTubeの中だけで告知してはユーザー層が限られると考え、AdWords広告を活用し、最初はペット好きの人から、動画好きの人、一般のインターネットユーザーへとターゲットを広げていった。

 その結果、動画を募集した3週間の動画投稿件数は483件、当初1カ月間の投票数は8309票となった。この結果について荒井氏は、「日本で初め ての(YouTube上での)コンテストなのでどう評価していいかは分からない」としながらも、米国の事例などから判断すると、いい数値だったという。

 製品宣伝用に作った動画の視聴回数は36万回以上、コンテスト入賞作品の視聴回数は90万回以上に達した(YouTubeモバイルなどでの再生は視聴回数には反映されていない)。

動画視聴者の25%が東芝サイトで製品情報を閲覧

 また、コンテスト終了後にネット調査を実施し、ブランディングなどにどのような効果があったかを分析した。調査は「Yahoo!リサーチ」のモニター、3万2660人から回答を得た。

 その結果、マイ・ペッツ・アワードのサイトを「確かに見た」人は6.7%、「見たような気がする」人も含めると15.8%に達した。荒井氏は「か なり高い数字だと思う」と評価している。さらにYouTubeに週1回以上アクセスする人に限定すると、「確かに見た」人は11.4%、「見たような気が する」人も含めると25.4%に達した。

 動画視聴後の行動は、「家族や友人とこのサイトを話題にした」が26%、「ブログやSNSでこのサイトを話題にした」が10.2%、「東芝のホー ムページで東芝製品について調べた」が25.2%、「東芝のホームページ以外のインターネット上で、東芝製品について調べた」が24.4%、「お店に行っ て東芝製品を見てみた」が11.8%という結果になった。何らかのアクションを起こした人は56.7%に上った。荒井氏は、3カ月間にわたる長期間のキャ ンペーンなのでこのような成果が出たと推測している。

 最後に荒井氏は、「家電製品ではネットで情報収集する人が5割以上を占める。ただ、サイトを見てすぐ買うわけではなく、数カ月後に購入が当たり 前」と、消費者の現状を説明。そのため、「中長期的な効果指標が大事で、ブランディングも重要。費用対効果を考えると、中心はネットマーケティングになっ ていく。いろいろな形で取り組んでいきたい」と、今後の抱負とともにネットマーケティングの重要性を示して講演を締めくくった。

前例もないところに踏み込んでいって、結果まで発表した東芝の姿勢には非常に好感がもてる。

ただ、東芝クラスの企業が行うPR成果としては、不満が残るものだったのではないのだろうか?米国内ではYoutube のサイトとしての広告媒体価値についてもかなり疑問符が付いているし、日本国内での東芝のこの結果を見て、Youtube に対して、積極的な態度になる企業は多くない気がする。ニコニコ動画はさらに厳しいか。

Tech Crunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081103yahoo-live-fades-out/

ライブビデオストリーミングは、未だに大流行のようで、Justin.tvUstreamQikMogulusFlixwagonといったスタートアップがひしめきあっている。

Yahooもこのハイプの波に乗り、2008年2月にY!Liveを立ち上げた。社内インキュベーターYahoo! Brickhouseの推進になる野心的プロジェクトだ。Yahoo Liveは、ユーザーに私生活をリアルタイム中継させることによって、問題を抱えるこの巨大インターネット企業の膨大なオンラインビデオ視聴者の有効活用をはかるはずだった。

しかしYahooのソフトウェアエンジニア、Keith Thornillがブログ記事を通じて、Y!Liveがアイディア段階より先に進むことなく、12月3日には実質的に中継を終了することをアナウンスした。Yahooは、サービスとの別れを記念して水曜日に市民集会を主催する。

ウェブでの人々の行動様式の変化を考えると、今もライブビデオには大きな可能性があるが、当然のことながら膨大な費用がかかり、スケーリングも難し い。同じビデオを何千、何万人ものユーザーに同時に届けることは、ビデオ共有サイトのように非同期的に配信するよりも、大きな帯域幅の費用を必要とする。 オンラインビデオ分野で圧倒的人気のYouTubeが、いずれライブビデオストリーミングの実験を始めるらしいという噂があるが、今のところ表面化しているものはない。

恐らく1年前のYahooであれば、もう様子をみてサービスを続けることができたのだろうが、現状を鑑みて、当分の間はあらゆる手段でコストを削減しようとしているのだろう。

このブログ記事にまだ誰もコメントを付けていないというのも、またこのサービスの人気のほどを如実に表している。ちなみに、これを書いている時点で48本のライブチャンネルを見ている人数はちょうど1379人だ。

傷口を広げるくらいならやめるのも早いほうが良い。google も始めるという噂はあるものの、実際にはYahoo! ライブなみにこけたら、Google のブランドイメージの低下は避けられないので、やはりどこかを買収することになるのではないか。インフラコストが高い現状で、すぐに飛びつく価値もないかも知れないが。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/11/04/21415.html
 
動画共有サイト「YouTube」に、字幕の自動翻訳機能が追加された。1日、YouTube公式ブログにて明らかにした。現在、ベータ版として公開している。

 字幕テキスト(キャプション)が付いている動画を再生する際に、「Google 翻訳」によってリアルタイムに機械翻訳してくれる。視聴者が、動画プレーヤーの右下にある「▲」メニューから字幕メニューで設定することで、任意の言語で 字幕を表示するよう変更可能だ。YouTube公式ブログで紹介している動画にはイタリア語の字幕が付いているが、これを日本語を含む30言語以上に翻訳 して表示できる。
あまり正確性を最初から期待はできないかもしれないが、機能の精度が上がってきたら、英語学習などに非常に役に立つはず。注目。



InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/31/21389.html

YouTube上の動画への“ディープリンク”が可能になった。YouTube公式ブログで30日に明らかにした。

 これは、紹介したい動画がある場合、動画そのものへのリンクにとどまらず、再生を開始する途中の場面まで指定できるものだ。動画のURLの末尾 に、例えば「#t=1m15s」という記述を追加することで、その動画の1分15秒地点から再生するようなリンクを設定できる。分、秒は任意に指定可能 だ。
URL
  YouTube公式ブログの該当記事(英文)
  http://www.youtube.com/blog?entry=blWIBM1jE-w

どうもリンクが切れているみたいだが、TechCrunch で既報なので、正式になったということだろう。

IT Media News でも同様の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/31/news021.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0810/31/news074.html

 動画共有サイトYouTubeで名前が利用されているというメッセージでユーザーをだまし、マルウェアサイトに誘導するスパムメールが出回っているという。セキュリティ企業の米Trend Microが10月29日にブログで伝えた。

 スパムメールは、YouTubeから送信したように装い、ポルトガル語で「何者かがアップロードしたビデオにあなたの名前が何度も登場している。至急確認してほしい」というメッセージが記載されている。

 リンクにはビデオ確認用のURLが指定されているが、ユーザーがクリックしてしまうと実際には日本にホスティングされたマルウェアサイトに誘導 し、トロイの木馬がダウンロードされる。このトロイの木馬は、銀行の口座情報やユーザーのコンピュータ情報を盗み出すほか、ほかのマルウェアをダウンロー ドするという。

 Trend Microは、今回のようなソーシャルエンジニアリング手法でスパムやマルウェアを拡散させる手口が多様化しつつあると解説。ソフトウェア更新や有名人の スキャンダル、衝撃的なニュースなどのタイトルでユーザーの関心を集めようとするだけでなく、YouTubeのようなメジャーなサービスもスパマーやマル ウェア作者にとって格好の存在になっている。

 ユーザーは正規サイトから送信されたものと思われる電子メールであっても、細心の注意を払うべきだと、Trend Microは警告している。

アクセス数も多いだけに、Youtube を利用したスパムサイトというのもこれからさらに増えてくるだろう。利用の際には要注意。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/30/news093.html

 動画のライブ配信サイト「スティッカムジャパン!」で犯行予告したユーザーが逮捕された問題で、同サイトを運営するE-Times Technologies(東京都港区)は、経緯をサイト上で説明した。「ユーザーへの啓蒙を含めた再発防止策を講じる」としている。

 同社は9月22日に、サイト開設2周年を記念したイベントを都内で開く予定だった。だが同13日に、上半身裸で出刃包丁を振りかざした男性ユーザーが「今度のイベントにもこれ持っていく。ぐずぐず言う奴はぶっ刺すから」などと犯行予告する動画をライブ配信した。

 これを見た別のユーザーからの報告を受け、同社が内容を確認し、犯行予告したユーザーのアカウントを削除。16日に警察へ被害届を提出し、翌日にイベントの中止をブログでユーザーに伝えた。

 警視庁麻布署は10月28日、威力業務妨害の疑いでユーザーを逮捕したと発表した(「イベントでぶっ刺す」 動画ネット配信の男逮捕)。

 同社は「自社が運営するサイト内で犯罪予告が行われたことを重く受け止めており、ユーザーへの啓蒙を含めた再発防止策を講じる」とした上で、「同 様な行為に関しては警察などと緊密に連携して犯罪行為を未然に防ぐ対策を取るとともに、重大な反社会行為には厳格に対処する」としている

逮捕される事件があったこと自体しらなかったが、Live だと個人の行動がとめられないだけに、こういう問題は必然的に起こってしまう。監視する体制がないと無料のライブサービスは犯行予告やわいせつ行為の温床になりかねない。

ライブ配信の希望者の登録時の個人認証を厳しくするなどする必要があるのかも。しかしそれではなかなかユーザーが集まらないが。


Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20081030/318201/


 米Cisco Systemsは米国時間2008年10月29日,米国有権者に対してオンライン動画やソーシャル・メディアが与える影響を調査した結果を発表した。それ によると,米大統領選挙戦の情報源としてビジュアル・ネットワーキングが果たす役割が増しているという。

 2008年は,ニュース専門チャンネルの米CNNや米3大ネットワーク(米NBC,米CBS,米ABC)などのWebサイトにおける動画視聴のト ラフィックが,前回大統領選があった2004年と比べて5倍に増加している。これには,ビデオ共有サービスの米YouTubeや人気のある動画ブログなど も含まれる。

 インターネットは,米国人が大統領選の情報を収集する媒体として,テレビの次に最も利用されている。定期的な情報収集にテレビを使うと回答者の 82%が答えたのに対し,インターネットを使うとする回答は62%だった。回答者の約30%はオンライン動画を使って大統領選の報道をチェックしており, このうち75%はオンライン動画によって「より詳しく大統領選のニュースやイベントを理解できる」と感じている。

 「ビジュアル・ネットワーキングは,米国有権者の情報収集や意見を明らかにする手段として重要な役割を果たしている。インターネットは,論点に対 する調査や情報に基づいた選択をサポートするほか,意見を共有するための非常に有効なツールとして役立っている」(Ciscoコンシューマ・マーケティン グ担当副社長のKen Wirt氏)。

 この調査は,Ciscoの委託により調査会社の米Competeが2008年9月,米国の1800人以上の登録有権者を対象に実施した。

4年前とはさすがにインフラやPCの性能など状況が違う。オリンピックではそれほど盛り上がらなかったとは言われているが、大統領選となればまた話も違ってくるのだろう。

Hulu 1周年

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Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20081029happy-birthday-hulu-im-glad-you-guys-didnt-suck/

オンラインのテレビ・映画サイト、Huluは1年前の今日、ローンチした。いやはや、われわれは言ったことをだいぶ取り消さねばならない。

われわれは、2007年3月に計画が発表されて以来、ずっと批判を続けていた。(名前がない10億ドルの価値評価とはスワヒリ語では「削除勧告」事業目的はパクリ等々)。しかし、ローンチ当初こそ多少のもたつきがあったものの、Huluがその後立派な仕事をしてきたことはわれわれも認めざるを得ない。今では、私は普通のケーブルテレビを見るよりも、Huluを見る時間の方が間違いなく長い。

Huluの成長ぶりもめざましい。8月にはビデオのストリーミングが1億回を記録した。Nielsenによると、先月のストリーミングは1億4200万回で、対前月比で42%増加している。現在までに7万2千件のレビュー、1万4千件のフォーラムへの投稿が行われた。Huluによると、先月は5万件のメールによる感想を受け取ったそうだ。

Hulu のコンテンツ提供者はローンチ当初の40社から110社(NBC Universal、FOX、Sony Pictures Television、MGM Studios、Comedy Central、Lionsgate、Paramount Pictures、PBS、FX、Sundance Channel、Sci Fi Channel、など)に増加している。TV番組の数も90から千以上に増えた。映画も400本以上が見られる。1年前はわずか10本だった。

またHuluにはMSN、Yahoo、AOL、MySpace、Facebook、Slide、MyYearbook、IMDb、TV.com、TVGuideなどビデオの配信提携先が30もある。

Huluによると、この4月以来、ブログで2万5千回、その他ウェブの記事で4千回、Twitterで4万回言及されているという。

つ まり、言い換えるなら、私は間違っていた。Huluはたいしたものだ。当初のおそろしく見込みのない状態から、巨大企業2社のジョイント・ベンチャーとい う困難なプロジェクトを成功に導いたことはすばらしい。よく現在のようなユーザーに魅力あるサービスを作り上げたものだ。私が現在でも批判するとすれば、 依然として国際的展開ができていない点だが、これは複雑な著作権問題がからんでおり、Huluの力が及ばない問題だ。

ハッピー・バースデー、Hulu。早くHBOも見られるようにしてほしい。

原文のタイトルとはちょっとニュアンスが違うので、タイトルは変更。
日本では登録ができないので、良く事情は分からないものの、着実に成長しつつあるらしい。
Cnet Japanの記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20382619,00.htm
   

 ニュースサイトNYTimes.comは米国時間10月24日、新たな動画配信用プラットフォームを立ち上げたと発表した。これにより、同サイトのより多くのセクションで、より多くのビデオ配信が可能になる。

 ビデオはHD(高解像度)で提供され、ホームページ、記事、ブログ、ビデオライブラリで視聴可能となる。New York Timesはビデオを同社の包括的戦略の中心に据えようとしており、今回の新プラットフォームの立ち上げもその一環だ。

 NYTimes.comの製品管理担当バイスプレジデントNicholas Ascheim氏は、「ユーザーと広告主の両者から、ウェブにおける高画質ビデオに対する需要が高まっている」とし、さらに「このニーズに応えるために、 われわれは技術をアップグレードし、製品価値の向上を図るとともに、サイト全体にわたってビデオをより前面に押し出した」と語った。

 米Brightcoveが提供する動画配信プラットフォーム「Brightcove 3」を使ったNYTimes.comの新しいビデオ配信用プラットフォームは、アスペクト比16:9のワイドスクリーンフォーマットでのビデオ表示が可 能。また、ユーザーが目当てのビデオを容易に検索できるように各ビデオ専用の再生ページが設けられている。さらに重要なのは、各ビデオが共有ツールを備え ている点だ。これにより、視聴者は、Digg、Facebook、LinkedInといったソーシャルネットワーキングサイト(SNS)上でのビデオの共 有が可能になる。

 NYTimes.comでは既に、David Pogue氏など著名ジャーナリストのビデオが毎月100本ほど制作されている。しかし、今回、新プラットフォームが発表され、毎月制作されるオリジナル ビデオの本数が増えるにつれ、今後はビデオが同社の戦略の不可欠な要素となっていきそうだ。

ニュースメディア等がSNSや動画共有の機能を駆使して、広告効果を高めていくというのは、今後の方向性としてありうること。こういった流れには注目。


IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081014/316776/

 米Googleの子会社で動画投稿サイトを運営する米YouTubeは2008年10月10日(現地時間),テレビ番組の全編配信のテスト運用を開始し たことを開発者ブログで報告した。1話あたり約50分~約90分ある米CBSの旧作テレビ番組「MacGyver」や「Star Trek」,「Beverly Hills 90210」などがノーカットで公開されている。

 YouTubeは映画やテレビ番組を丸ごとアップロードする違法行為への対策として,一般利用者が投稿できる動画の長さを最大10分間に制限して いる。配信されるテレビ番組は,通常の投稿動画と異なり,再生画面の周りを暗くして動画だけを目立たせる新しい表示モードで再生される。この表示モードを 「Theater View Style」と呼んでいる。

 今回のテスト運用を実施するにあたって,YouTubeは番組を提供するパートナー企業が番組の頭と途中,最後に広告を挿入できるように機能を拡 張した。動画中の広告表示は全編配信の番組に限られ,利用者は動画リストの脇に表示される全編配信を示すアイコンから広告入り動画であることを識別でき る。

 今回のサービスは,一般の利用者が投稿した動画と異なり視聴地域の制限が行われており,日本から視聴しようとすると「この動画はお住まいの地域ではご利用いただけません」という表示が出て再生できない。

広告モデルがいろいろと試行錯誤されるのだが、日本ではDRMなし(脆弱なセキュリティ)で配信してしまうことが問題になりそう。米国でこういった事例が出てきたとしても、DRMのないプラットフォームでは日本国内での配信は進みにくいか。
J cast の記事
http://www.j-cast.com/tv/2008/10/14028551.html


動画共有サイトのYouTube(ユーチューブ)をよく見る人なら、一度ぐらいはFred(フレッド)の姿を見かけたことがあるかもしれない。妙に早口の甲高い声で喋りまくる長髪の少年だ。

   約半年前、YouTubeに突如として現れたフレッドは、3分間程度のトーク動画を月に数本のペースで投稿し続けている。これらの動画は人気ミュージシャンや副大統領候補サラ・ペイリンの動画に混じって、必ず人気ランキングの上位に顔を出している。

   10月9日に公開されたばかりの最新作「Fred Runs for President!(フレッド、学級委員に立候補)」は200万回再生に迫り、過去のヒット作は1000万級。彼のチャンネルは58万人が登録しており、ユーチューブ全体で1位。まさにユーチューブ随一の人気者といっていい存在なのである。

   この少年の正体は、米国ネブラスカ州に住む15歳、ルーカス・クルークシャンク君。そして「フレッド」は彼が扮するキャラクターだ。6歳の幼 稚園児で、怒りを抑えられない性格。アル中の母親のビデオカメラを勝手に使って動画を撮影している。片思いの女の子やいじめっ子の友人なども、声で出演。 自転車に乗る練習をしたり、庭の子供用プールで泳いだり――そんな幼稚園児の日常生活を過ごすフレッドだが、何をやってもほとんど上手くいかず、キレて騒 ぐのがお決まりのパターンだ。

   しかし、なぜフレッドはこうも人気があるのか。言葉の壁もあり、日本人にはわかりづらい。LAタイムズのある記事(2008年6月)は「フレッド」シリーズの主な視聴者は子供で、「子供による子供のための(バカバカしい)動画」だという。だが、この記事には「大人だが、フレッドのファンだ」という反論のコメントが数多く寄せられている。

   人気の理由は謎のままだが、フレッドの快進撃はとまらない。9月は最新のファミリー向け映画のYouTubeCMに出演するなど、オファーが山積みだという。動画内のプロダクトプレースメント広告契約も結んでおり、すでにTVタレント並のマネーを荒稼ぎしたそうだ。

確かに何が面白いのかはさっぱりわからないが、日本の中川翔子などの若手タレントがブログでとんでもないアクセスを稼いでいるのと同様の現象と考えればよいのだろうか?

意図的に仕掛けてうまくいくとも思わないが、キャラクターとメディアの特性がはまれば爆発する可能性はあるということだろう。
Youtube ブログの記事
http://jp.youtube.com/blog?entry=rpkcXjWSv2c
これまで YouTube を活用した広告をいくつか紹介してきましたが、広報活動に YouTube を活用しているのは一般企業だけではありません。

和歌山県は今年の 7 月に YouTube 上にチャンネルを開設。
名産品、イベント、観光地の紹介や、県内出身者へのインタビュー等、200 を超える様々な動画を掲載中です。
同県関連の動画は、チャンネル開設後一ヶ月で以前の動画配信サイトでの視聴回数の26倍も視聴されるようになったそうです。

現時点で一番人気があるのが、同県出身の有名歌手、坂本冬美さんによるこちらのメッセージ動画。
ポップアウト
和歌山県のサイトでさらに注目したいのは、こちらの Google マップ。
マップ上のカメラマークをクリックしてみましょう。YouTube の動画が表示されてカメラマークが置かれた場所についての解説動画を見ることができます。



YouTube 上では他にも下記の地方自治体がチャンネルを開設して、様々な動画を公開中です。
(50音順)

会津若松市(福島県)
いなべ市(三重県)
大阪市
上ノ国町(北海道)
京都市
信濃町(長野県)
長岡市(新潟県)
福岡県

次に旅行に行かれる前に、目的地の自治体のチャンネルや動画を YouTube 上で探してみてはいかがでしょうか?
お得な情報や、地元の人のおすすめスポット等を見つけて、動画で事前にチェック、なんてこともできるかもしれませんよ。

YouTube チーム
自治体がメインの広報ツールのプラットフォームとして外国のものを安易に使うのはあまり好感は持っていないのだが、実際にトラフィックの引き込みが強力なのは事実なので、致し方ない所か。

税金を使って独自プラットフォームを構築するよりは圧倒的に効果があるという状況はこれから先、なかなか変わることはないのだろう。「すでにあるもの」を利用して最大の効果を出していくというのは、動画プラットフォームでも当たり前になりつつある。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20081008/316487/

 Googleのサービス動向を追っているブログのGoogle Blogoscopedが,YouTubeに追加された「theater view」という面白い機能を 発見した。この機能をクリックすると,中央にある動画プレイヤーのサイズが拡大し,赤いカーテンの描かれた背景部分が暗くなる。いすの背もたれにもたれか かって映像を楽しみたい身としては,この機能がフルスクリーン表示ほど便利とは思わない。だが,YouTubeのページに表示される(動画以外の)余計な 情報を表示したくないと思う一方で,動画を拡大したときの粗い画質が気になる人にとっては,このような選択肢が便利かもしれない。

 YouTubeは,動画以外の部分の照明をオフにする機能も提供している。これと類似の機能はHuluも,「lower lights」として提供している。

 現時点でtheater view機能が利用できるのは,特定の提供者による長編コンテンツのみに限られているようだ。例えばトランポリンの上で飛び跳ねる飼い犬を3分間撮影した ような動画ではtheater viewを利用できない。また,この機能は広告を隠してしまい,広告クリック率の低下を招く恐れがあるため,将来的には教育セグメントなどに利用が限られ るようにも思われる。

 あるいは,この機能はより進んだYouTube視聴体験を提供するための基礎固めとして位置づけられているのかもしれない。最新のHDビデオカメ ラで撮影されたクリップに対応するため,カーテンで飾り付けされている部分が将来,16:9サイズのプレーヤーに取って代わる可能性もある。

 筆者の予測を検証できるような,theater view対応のコンテンツを見つけることはできなかったが,プレイヤーの横幅が必要以上に長いことが,その証拠だ。また,16:9のHD動画でアップロー ドされた多くのコンテンツが4:3の動画に圧縮されている現状も気になるし,先週になってアップロード容量の制限が1Gバイトに引き上げられたことも,そ の準備のように思われる。

 読者はどう思うだろうか。

動画が16:9になることにそれほどのメリットは感じないが、少しずつでも機能が上がってきていることがよいこと。

依然、収益性の問題は解消する機能ではないとは思うが。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/06/news097.html

 NHKは10月6日、「NHKオンラインLabブログ」の2周年を記念し、「NHKオンライン」で配信している動画を再生するWindows Vista用ガジェットを公開した。

 NHKオンラインのトップページで配信している「おすすめ動画」をガジェット上で再生。番組のプロモーション動画などが視聴できる。

 NHKオンラインLabブログに関する意見を募集するアンケートも同日始めた。抽選でNHK時計などが当たる。

へぇ。ブログツールのようなもののほうが良い気がするが・・・。
IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/03/news093.html

 通信カラオケ「プレミア DAM」を運営する第一興商は、カラオケ店で歌った声を録音し、専用SNSでストリーミング配信できるサービス「DAM★とも」を12月1日に始める。利用は無料。

 カラオケ店で曲選択などに使うディスプレイ端末「DAMステーション」「デンモクiD」に録音サービスを追加した。歌声を録音してサーバにアップロードし、DAM★とものPC・携帯サイトで公開できる。

 サイトにはSNS機能を装備。マイページでプロフィールを公開し、ほかのユーザーを友達登録して交流できるほか、歌ってほしい曲をリクエストする機能やあしあと帳を備えた。

 同社によると、「カラオケは、カラオケ店舗内だけで完結する遊びではなくなってきた」。カラオケファンのコミュニティーサイトやブログでは、カラオケの得点や順位を争うといったコミュニケーションが活発という。

 新サービスで同社のカラオケサービスを差別化し、カラオケ店に足を運んでもらうきっかけにしたい考え。「カラオケの話題を核にDAM★ともサイトで友人ができたり、スターが輩出されるなどの発展も期待できる」としている。

動画サイトもそうだが、SNS もこれから専門化が進むだろう。汎用的な動画サイト、SNSよりも購買意欲の高い専門サイトがどのあたりで立ち上がってくるかに注目だが、カラオケなどもかなり可能性はありそう。


Nikkei BP Online の記事
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080929/172051/?ST=manage

 重厚長大な企業イメージの東芝だが、多様化する消費者とのコミュニケーション手段として、CGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)の活用に積極的だ。特に動画投稿共有サイト「YouTube日本版」については2007年11月、国内初のスポンサーチャンネル開設企業となりプロモーションを展開している。ブランディングにも効果を上げた活用実態を紹介する。

 同プロモーションの担当者である東芝広告部国内広告担当部長代理の荒井孝文は11月5日に開催するネットマーケティング関連の大規模イベント「NETMarketing Forum Fall 2008」のユーザー特別講演「YouTubeを核としたCGM活用戦略」に登壇する。

(杉本昭彦=日経ネットマーケティング)

 動画投稿共有サイト「YouTube日本版」での広告配信が始まり、動画を活用したプロモーションが広がりそうだ。YouTubeへの投稿動画はブログに張られて視聴件数を伸ばすことが多い。“クチコミ対応度”が成果を大きく左右する。

 東芝は2007年11月、YouTube内で独自デザインのページを作成して自社の動画を流せる「スポンサーチャンネル」を開設した。東芝のノートパソコンのマスコットキャラクター「ぱらちゃんファミリー」などの動画を配信。配信本数は当初の3本から現在は14本に増やし、動画視聴件数は2008 年7月末までに約29万件に達した。東芝のノートパソコンのブランド認知度向上に成果を上げている。

視聴者の半数以上が女性に

 視聴者は女性が55パーセント。年齢別では10代が40パーセントを占め、狙い通りの層に訴求できた。集客には当初、YouTubeのバナー広告などを活用したが、クチコミ経由も少なくない(図)。

 「全体の21パーセントはブログに張り付けられていた動画の視聴」(東芝広告部国内広告担当部長代理の荒井孝文氏)だという。東芝の固いイメージを裏切るような動画を流した結果、「東芝の見方が変わった」などとブログで紹介された。視聴者が知人や友人に伝えた比率も18.8パーセントに達し、クチコミで視聴件数を稼いだ様子がうかがえる。

 東芝は、YouTubeによるプロモーションでパソコンメーカーとしての認知度は高まり、女性層の開拓が進んだと認識している。「特にパソコンで動画を見るような、パソコンの購入意欲が高いと思われる層に訴求できた」(東芝広告部部長の桐山輝夫氏)ことを評価している。

 並行して展開した人気男性タレントを起用したテレビCMの影響も大きいが、東芝らしからぬ動画が顧客層拡大の役割を担ったことは間違いないだろう。YouTube利用者層の広がりを受けて、7月から東芝は掃除機の宣伝を目的としたペット動画コンテストも開始した。

 YouTubeを宣伝に活用する日本企業はまだ多くはない。そのためノウハウの蓄積は少ないが、月間約1600万もの人が利用するサイト(ネットレイティングス調べ)だけに、クチコミ爆発の下地は十分だといえるだろう。(本記事は日経ネットマーケティング2008年9月号特集「クチコミ爆発の条件」からの転載です)

Youtube上でのマーケティングに東芝が積極的な動きを見せているのはこれまでも報じられてきたところだが、リリースががあってから2週間程度以内で広告を引き上げてしまったりしたので、それほど効果が上がらなかったのかと推測したが、それなりの成果を挙げていたとのこと。売上へ効果として結びつくのかは疑問だが。

驚きなのは、視聴者の半分以上が女性というところ。動画コンテンツ視聴の男女比率は、大抵どこのサイトでも男性が多いという結果になるものだが、ジャニーズのタレントのパワーがあったというところも大きいと思うが、それ以上に女性がパソコンで動画をみるというモチベーションがあれば、視聴するのだ、ということを示す大きな成果といえるだろう。

 

 

 

メディアパブ (ブログ) の記事
http://zen.seesaa.net/article/107211507.html

 インターネットでビデオを視聴する家庭が米国で急増している。ABI Research の調査によると,1年前の32%から現在は63%の世帯が,オンラインでストリーミングビデオが視聴しているという。一気に本格離陸したようだ。

  ブロードバンドが普及してきたの合わせて,ポータルやソーシャルネットワークが競って広告付きオンデマンドビデオを提供し始めている。北京オリンピックも オンラインで視聴する人が多かった。また若年層を中心に,長時間のTV番組や映画が視聴され始めたのも目立った動きである。25歳以下の若者の約半数が, また25~29歳の人たちの53%が,少なくとも月に1回は長時間ビデオをオンラインで視聴している。さらに,これまでオンラインでTV番組や映画を視聴 することがありえなかった65歳以上の高齢者でも,何と4分の3近くもがオンラインでビデオを視聴するようになった。

 以上のABI Research の調査は,985世帯のオンライン家庭を対象に2008年第2四半期に実施した。

◇参考
Number of US Online Households Watching Broadband Video Doubled In One Year(ABI Research)

参考とされている元記事を確認したが、1000未満の対象への調査が統計学的に有意な調査と言えるかどうかという気もするのだが、米国内のインフラ投資がいまだに伸びている(この18か月で最低でも4億ドル程度、ソース:streamingmedia.com )ということからみても、米国内でのリッチコンテンツ、特にオンラインビデオの利用頻度、User Experience は上がってきているのは間違いがないのだろう。

「アメリカではどうなっている」と言われないと信じないし、行動もしない日本人の気質から見ても、米国のこの分野での発展には期待。
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/24/029/


世界的に人気の「Google」や「YouTube」といったWebサイトも、韓国においては期待したほど大きな人気を得られずにいる。しかし、こ のところはGoogleの好調が目立つほか、YouTubeも本格的マーケティングに突入するなど、韓国市場における積極的な動きを見せている。

利用増加が著しいGoogle

インターネット分析評価会社のRanley.comでは、2005年からGoogle韓国語サイトのトラフィック分析を行っている。その結果、 2008年8月の月間ユニークユーザー数(595万3,206人)とページビュー(2億6,013万6,228)は、前年同期比でそれぞれ40.9%、 52.6%、増加したことが明らかとなった。

とくに過去最高値を記録した8月のユニークユーザー数は、2005年9月(247万8,688人)と比べると、140%も増加していることが分か る。さらに同月のページビューは、2005年9月(7,552万24)に比べて244%もの増加を示している。Googleが韓国において、次第に浸透し てきていることが分かる数値だ。

ただし、韓国の主要ポータルサイトの検索セクションとユニークユーザー数を比べると、Googleはまだまだ他サイトに至らないことが分かる。しかし、増減の波のある他社と異なり、Googleの場合は増加の一途をたどっているという好材料がある。

こうした好調ぶりを見せている理由としてRankey.comでは、(当初はGoogleに慣れていなかった)ユーザーが、Googleの検索方式に慣れてきたこと、Googleが現地化されたサービスを継続して投入してきたことを挙げている。

Googleではトップページに韓国ユーザー好みのアイコンを配置したり、「セクション型ユニバーサル検索」という独自の検索を提供したり、最近で はブログサービス提供会社のTATTER & COMPANYを買収するなど、積極的な動きを見せている。こうした地道な活動が、韓国に確実に根を下ろしており、他社にも緊張感を与えているようだ。

一方YouTubeでは、韓国で本格的な広告マーケティングに突入している。

現在、広告を掲載中なのが、スポーツ振興くじである「スポーツtoto」、インターネットショッピングの「CJ Mall」だ。いずれもチャンネルを開設して、広告を流す仕組みとなっている。

スポーツtotoでは、視覚障害者と健常者の人がチームを組んで、タンデムサイクル(2人乗り自転車)に乗り、競技に出場しようとするなどといった、感動的な内容がそろっている。広告とはいえストーリー性のある内容が多く、見応えがあるのが特徴だ。

CJ Mallでは、同サイト内で「TVホームショッピング」という動画コーナーを運営している。「センセン ライブ」という生中継で商品紹介をする番組をはじめ、生活用品からブランド商品まで、さまざまな情報を伝える番組を、YouTubeでも楽しめるように なっている。ここにはユーザーが商品を実際に使ってみた感想も書き込めるようになっているので、商品購入の際の参考にもできる。

YouTubeによる広告は、韓国サイト上でのみ放送するよりも、世界に向けて発信できるというのが利点である。世界に名を広げたい企業などには適 当な広告手段になりそうだ。YouTubeによると、広告に関して「マーケティングに関する問い合わせと契約が、続々と成立しているところ」といい、今後 の広がりに期待できる。

これまでは韓国サイトに押され気味だった両サイトだが、利用者増加や本格的マーケティング活動を機に、今後より積極的な動きを見せてきそうだ。韓国ユーザーはこれらをどこまで受け入れるのか、他サイトはどのように対抗してくるのかが注目される。

日本の市場もかなり独自の動きをするのだが、韓国に関してはもっと独自の動きをする国。動画サイトにしても国内のものだけを楽しんでいるような状況が続いているようだが、これからは少しずつ変わってくるのかもしれない。


Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/19/20903.html
KaZaAやSkypeの創業者が創業したことで知られる動画サービス「Joost」は18日、専用ソフトを使った動画サービスという同社のビジネスモデルを根底から変更し、ブラウザから動画を見られるようにしたと発表した。

 Joostの公式ブログでは「今日こそが、新しい戦略、製品、設計をテストし始めるその日だ」とコメントしている。

 ビジネスモデルを変えたJoostが強みの1つとして挙げているのは、インターネット上で最大の合法的動画ライブラリを保有することだとしてい る。現時点で3万5000以上の合法的な動画を見られるという。同社ではこれを「Show」「Music」「Film」の3種類に分類し、ナビゲートしや すいように改良した。

 さらに、テレビ番組や映画を見る時には友人や同僚のおすすめが重要視されることから、Joostもソーシャル機能を追加した。これは 「JoostFeed」と呼ばれる機能だ。これにより、自分が見た動画にコメントを付け、フィードとして配信できる。友人のフィードを購読しておけば、面 白かった動画を見ることができ、話題を共有できるだろう。

 Joostでは、10月には「Premium」バージョンと「Standard」バージョンのサービスを立ち上げるとした。Premiumで は、「Joostプラグイン」という拡張ソフトをインストールすることによって、ハイビジョン画質放送と生放送を楽しめるようになる。一方、 Standardでは、通常通りFlash Playerによる動画サービスが提供されるが、10月にはさらに多くのソーシャル機能も追加されるとしている。
これまでは米国のメディアでもそれほど大きく取り上げられていない感じだが、可能性はあるのでメモ。
窓の杜ニュース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/18/wlwriterbeta.html

 米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、ブログ投稿ソフト「Windows Live Writer」次期バージョンの最新ベータ版を公開した。Windows XP/Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Windows Live Writer」は、ローカルPC上でブログの記事を作成して投稿できるソフト。次期バージョンの「Windows Live Writer」は、今年6月にTechnical Preview版が公開され、タブでWYSIWYG編集画面・プレビュー画面・ソースコード画面を切り替えられるようになるなど編集機能が大幅に強化され た。

 今回のベータ版では、Technical Preview版の機能に加え、ブログ記事に挿入された動画を動画共有サイトに自動アップロードする機能において、従来の“Soapbox”に加え “YouTube”が対応サイトに加わった。また、スペルチェック機能が強化され、従来の英語に加え新たに13の言語でも利用できるようになっている。た だし、日本語のチェックには対応していない。そのほか、画面デザインがほかの“Windows Live”関連ソフトと統一感のあるものへと一新されている。

最近は、Microsoft も独自プラットフォームにこだわらなくなっていて、時代の変化の速さを感じさせる。メモ。
Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080916chad-hurley-on-the-future-of-youtube-we-will-conquer-every-screen/
YouTube共同設立者のChad Hurleyは今朝(米国時間9/16)、オンライン動画の将来に関するブログ記事を投稿し、YouTubeの今後について触れている。Hurleyの記事によれば、YouTubeには1分毎に13 時間分の動画がアップロードされ続けているとのこと。そして氏は同様の傾向が続くと予言する。曰くより多くの動画がウェブにアップロードされるようにな り、より多くの人が動画を作成して投稿するようになり、そしてより多くの人がリビングルームや携帯電話などさまざまな場所で動画を閲覧するようになる。つ まり、同様な傾向が続いていけばウェブ上の動画は指数関数的成長を遂げるということだ。

但し、Hurleyの未来予測には既に今日実現していることも含まれているようだ。YouTubeはTivo、iPhone、そしてもちろんPCから閲覧することができる。ただし、行間を読めばYouTubeでモバイルをどのように扱っていくのかが大きなステップになるのだと主張していることがわかるだろう。

誰でも電話をかけるの同様の手間で、動画のアップロードを行うことができるようにするというのが目標だ。そしてアップロー ドした動画はあらゆる装置で閲覧できるようにする。すなわちテレビから携帯端末まで、すべてをサポートする。YouTubeおよび他サイトで、家族や友人 の様子やニュースまでを含む動画、音楽、スポーツ、料理、その他多数に及ぶあらゆるメディアをカバーする。

YouTubeにとってのモバイルというのは、単にポケットに入る端末で世界中すべての動画を見るということ以上の意味を持つ。すなわち携帯電話を 動画カメラとして利用するようにするわけだ。携帯電話からYouTubeに動画投稿を行うことが本当に簡単になれば、YouTubeは人々のあらゆる瞬間 を収録した動画のレポジトリとして機能することになる。

ただ、Hurleyの記した将来ビジョンのどこを見ても、それら動画を収益化する方法は未だ見えていないようだ。

日本人的には携帯で動画をアップロードするというのは、特に違和感がない話なのだが、記事中の指摘の通り、そういった動画を置いておくだけで収益にはなりにくいというところが問題。

収益性の見えない状況をどのくらい続けていくのだろう。


Youtube ブログの記事
http://jp.youtube.com/blog?entry=_aF27nn6-fY

日本の与党の総裁選のメッセージを外国企業のプラットフォームでやるな、という感じである。

視聴ログなどが全部アメリカにもっていかれるのだぞ、と言いたい。日本の政治情勢や人々の関心をダイレクトに反映するデータが日本よりも先にアメリカで分析されてしまうようでは、いよいよ国が危ない。

「ワンフレーズポリティクス」などということが言われて久しいが、Youtubeでこういったことを始めると、そのスキルがある人間がさらに有利になることになるか。その意味では、この5人では、キャスター出身の小池百合子氏の技術がやはり抜けている印象。

良くも悪くもこういったことがこれからの政治の流れにも大きく影響することになるのであろう。
TechOn の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q3/584398/

会員限定記事なので、引用はなし。
久しぶりにRealのCEOのロブ・グレイサーの写真を見たが、見た目は相変わらず。あまりかっこよくはない。

このブログの脇に出てくる、Adsense広告の見出しに
「驚くほど簡単に動画を保存 9ヶ月間で400万ダウンロード突破!音楽/動画再生プレイヤー」
みたいなことが書いてあり、どこの広告かと思ったら、Real Player の広告で思いっきりこけた。

自分の在職中は、動画を保存させないことを半ば売りにして、大手に売り込みに行っていたのだが・・・ 時代は大きく変わるものである。
まだ記事数は少ないですが、最近SEOやアクセスアップに関することも聞かれることが多くなっていますので、

動画配信とアクセスアップ(SEO)

をテーマにしたブログを同じドメイン内にもうひとつ始めました。


こちらのほうも、RSSに追加するなどして、引き続きご購読のほどお願いいたします。
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/09/03/20379783.html


 ニワンゴととマイクロソフトは9月3日、動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」とマイクロソフトのインスタントメッセンジャーを連携さ せると発表した。ニコニコ動画内の動画に対し、メッセンジャーの利用者間だけで共有できるコメントが書き込めるほか、動画ランキングなどの情報をアラート で受信できる。

 マイクロソフトが6月に公開したWindows Liveの日本語APIを活用した。提供されるサービスは大きく2つ。1つは「ニコニコメッセ」と呼ばれるもので、ニコニコ動画の視聴画面上で「メッセす る」というボタンを押すと、Windows Live Messengerが起動し、画面内に動画が表示される。Windows Live Messenger内の会話は動画の上に重ねて置かれるが、ニコニコ動画内に投稿されることはなく、メッセンジャーを使っているユーザー同士のみが見られ るという。

 動画再生部分はニワンゴが開発した。APIを利用してWindows Live Messenger内の会話を取得し、動画上に重ねたもので、メッセンジャーに招待された側はニコニコ動画のIDを持っていなくても動画が視聴可能。ブロ グなどにニコニコ動画の動画を掲載できる「外部プレイヤー」の技術を応用した。ただしニコニコメッセを使って招待する側はニコニコ動画のIDが必要とな る。

 もう1つは「ニコニコアラート」と呼ばれるもので、ニュースなどをポップアップで表示するWindows Live Alertsの機能を活用したもの。ニコニコ動画から配信されるランキング情報や公式ブログの新着情報などをRSS経由で配信する。

ひろゆき氏のつぶやきから生まれたサービス

 マイクロソフトによれば、Windows Live MessengerのAPIを活用したサービスはニコニコメッセが初という。マイクロソフトがWindows Live Messengerのプロモーションコンテンツを作成するために、ニワンゴの取締役である西村博之(ひろゆき)氏に取材した際、「ニコニコ動画と連携した ら便利なのではないか」というアイデアを話したことがきっかけで実現したとのこと。

 「友達とメッセンジャーをしながら『この動画が面白い』という話をよくしていたので、メッセンジャーとニコニコ動画を一緒に見られたほうが感想が 伝えやすいと思った」と西村氏は話したが、「本当にプロジェクトが進んでいたことに驚いた」と、自身の思いつきが実現したことはいささか意外だったよう だ。

 マイクロソフトとしては、ニコニコ動画との連携でユーザーの拡大や利用頻度の向上を図りたい考えがある。Windows Live Messengerユーザーの動向について調査した際に、ニコニコ動画が他のサービスに比べて2倍ほど多く使われていたといい、「ユーザーの重なりが大き かった。うまく融合したら実は便利なのではないかと考え、こちらから(提携を)提案した」(マイクロソフト執行役常務コンシューマー&オンライン事業部コ ンシューマー&オンライン マーケティング統括部長の笹本裕氏)とのことだ。

 また、ニワンゴにとっては、これまでニコニコ動画を利用したことのないユーザーに利用してもらえるチャンスとなる。「Windowsの強みは、な んといっても最初から(Windows OS搭載のパソコンに)入っていること。ニコニコ動画のIDを持っていないユーザーに勧誘する強力なツールになる」(ニワンゴ親会社であるドワンゴの顧 問、夏野剛氏)とした。

 このほか、Windows Live Messengerで利用できるアイコンや、「ウインク」とよばれるアニメーションも、ニコニコ動画をモチーフにしたものを用意する。

 利用料金はいずれも無料。ただし、Windows Live Messengerを利用するためにWindows Liveのアカウントが必要になる。現在のところ、Mac OSには対応していない。また、APIの制限上、1対1の会話でしか利用できない。

ニコニコ動画もメッセンジャーのどちらもあまり積極的には利用していないので、そのコラボがどれほど魅力的かがわからないが、Geek仲間が多い場合には有用ということになるのだろうか。

Youtubeブログより
http://jp.youtube.com/blog?entry=ECGs3J9anF8

 YouTube ではユーザーの皆さんにより楽しく、より便利に動画を楽しんでいただくことに加えて、クリエイターの方々が投稿した動画を、より多くの視聴者に見ていただくための研究開発を常に行っています。

その開発の成果の一部として、本日、各言語の字幕が表示できるキャプション機能を追加いたしました。
YouTube の動画に字幕が表示されることで、他国のユーザーによる動画でも会話内容を理解したり、聴覚に障がいがある方でも動画の内容を理解して楽しめるようになります。

キャプション機能を使うことで、字幕つきで動画を見られるだけではなく、あなたの動画に字幕を追加することもできます。
動画の編集ページの「キャプションと字幕」にクローズド・キャプションファイルをアップロードすることで動画に字幕を表示できるようになります。
追加できる字幕はひとつではなく、複数のキャプションファイルを追加することで、2 つ以上の言語の字幕を追加することも可能です。
この機能で利用できる言語は何と120 以上!それぞれのキャプションに好きな名前をつけることもできます。

字幕機能はグローバルに展開しているYoutubeとしても不可欠な機能。すでに日本でも「字幕.in」など独自に字幕をつけるサービスがひそかに人気になっているだけに、この機能については英語圏以外の国でのインパクトは大きいか。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080829/313712/

 ユーザー参加型の動画コミュニティサイト「zoome(ズーミー)」は8月28日、動画投稿機能とコミュニティを活用した総合的なマーケティングサービス「動画プロモーションパッケージ」の提供を開始した。

 広告主は、zoome内にブランドイメージに合った公認マイページを開設し、プロモーション動画を配信できる。また、zoomeのSNS機能を利用して、公認マイページにメイト登録をしたユーザーのみを対象に動画を公開できるなど、ユーザーとのコミュニケーションが図れるようにした。ユーザーは、プロモーション動画を外部のブログなどに貼り付けることもできるため、サイトを越えたバイラルマーケティングの効果が期待できるという。

 zoomeのトップページには、プロモーション動画再生プレイヤと告知スペースを設け、広告主専用の公認マイページへの誘導を促す。また、会員以外の人も見ることのできるマイページの投稿動画の再生終了後、15秒以内の動画広告を配信する。この動画についても、外部サイトへの貼り付けが可能。さらに、動画再生プレイヤの真下に設けたバナー広告スペースも提供する。

000  zoomeではサービス開始に先立ち、8月20日から女性ヴォーカリストMELLのファーストアルバム「MELLSCOPE」のプロモーションを行っている

動画を投稿できるだけの機能を提供していたのでは、もう絶対にYoutubeには勝てないので、そこからの付加機能でどのように利用しやすくできるかというところがこれからの勝負になる。その意味ではzoome のような取り組みに次の芽が出る可能性はある。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22845.html

  パナマに拠点を置くbillio international corporationは18日、billio.comで提供している個人向け電子マネー送金決済サービス事業を売却すると発表した。これに伴い、同サービスを9月1日0時に終了する。

 billio.comでは、メール送信やブログなどに設置したボタンを利用して、他ユーザーからクレジットカードや銀行振込によって電子マネーの受け取れるサービスを提供。受け取った電子マネーは現金への払い戻しにも対応する。また、mixiやニコニコ動画などでも利用できる「billio投げ銭リンク」も提供していた。

 今回同社では、billio.comを通じて提供していた個人向け電子マネー送金決済サービス事業について、ドメイン名の所有権を除いたシステムとサービスを含めて事業売却すると発表。売却先は非公開企業となり、先方との取り決めによって詳細は公開できないとしている。

 サービス終了日時は、9月1日0時(日本時間)。同社では、billioウォレットの精算手続きを行うため、ユーザーに対してサービスにログインして手続きをすすめるよう呼びかけている。

 なお、業務用電子決済を含んだその他サービスは継続提供するという。

詳細が伏せてあるのでよく分からないが、「投げ銭」という仕組みはあまり機能しないということなのだろう。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080805myspace-to-offer-official-web-portal-for-presidential-debates/

大統領候補者討論会組織委員会(CPD)は秋の大統領選に向けて、ビデオのライブストリーミングとリアルタイム・アンケートを実施するオンライン・ポータルの提供をMySpaceに依頼した。このサイトはMyDebates.orgと呼ばれ、9月26日の第1回討論会に向けて一般ユーザーに広く公開される(利用にあたってアカウントを作る必要はない)。

CPD は11月の大統領選挙に先立って4回の候補者討論会を組織することを委任されている。(これは過去18ヶ月、予備選挙の過程で実施されてきた討論会とは別物)。MySpaceとの提携は、CPDとして大統領候補者討論会への一般聴衆のリアルタイム参加を可能にする初の試みとなる。

サイトを訪問すると、討論会をリアルタイムで視聴することができる。裏方のスタッフが討論をモニタし、随時、議論のテーマに応じて視聴者に対して質問を提示する。これは画面内に小さいポップアップで表示される。こうして、サイトでは大量のユーザー反応のデータをリアルタイムで収集できる。視聴者はさまざまなテーマに関する公衆の反応を即座に知ることができる。10月7日に予定されている〔聴衆からの質問を受け付ける〕「タウンホール討論会」でも、この MyDebates.orgに寄せられた質問の中から実際の質問がいくつか選ばれる予定だ。

MyDebates.orgでは、ユーザーは「Issue Card」と呼ばれるウィジェットを作成して自分のブログやウェブページにエンベッドすることができる。似たような機能をサポートするサイトは多数あるが、MyDebates.orgは切り札を隠し持っている。それぞれの討論会が実施される間、この「Issue Card」はミニ・ビデオプレイヤーに変化して討論会のビデオ・ストリーミングによる中継が見られるのだ。

公職選挙の討論会の組織委員会とオンラインサイトの提携はこれが初めてではない。 昨年は似たような提携がCNNとYouTubeの間で行われたが、結果は不満の残るものになった。しかし、予備選挙の討論会と総選挙本番の討論会では重みが比較にならない。MySpaceとCPDの新しいアプローチには期待が持てる。

テレビは選挙のプロセスを決定的に変化させてしまった。いわば、テレビは候補者をアメリカ人全員のリビング・ルームに招き入れたといえよう。ウェブは明らかに次のフロンティアだ。しかしまだその潜在的な可能性は十分に開花していない。今回、MySpaceが分りやすく、かつ情報豊富なサービスを提供することに成功すれば、普段選挙に無関心な何百万人もの有権者に投票所に足を運ばせる動機付けとして役立つかもしれない。

公職選挙法の縛りで、選挙期間中に何もできない日本よりかは断然進歩的。

インフラは世界一のものを整えているにもかかわらず、結局アメリカでの前例ができないと日本は動かない・・・。

マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/08/06/078/

フジテレビは、デスクトップに動画やニュース、生活情報などを配信するガジェット「ガジェットちゃんねる」ベータ版のダウンロード提供を開始した。対応OSは、Windows XP / Vista。

「ガジェットちゃんねる」では、番組関連を含む動画やゲーム、アニメ、ニュース、天気予報、音楽、料理レシピなど幅広いコンテンツが配信される。テレビ形のガジェットの右下にある旧式チャンネルをクリックすることでコンテンツが選択できる。コンテンツの配信は時間軸によって異なり、ユーザーは利用時間帯によって様々なコンテンツの配信を受けられる。

ユーザーは配信されたコンテンツをPCに保存したり、SNSやブログといったネットメディアへと簡単に貼り付けられる「スーツケース機能」を搭載。スーツケース機能を使えば、ユーザーはボタンを数回クリックするだけで、ブログ貼り付け用の<Script>タグやVistaガジェット用の.gadgetファイルなど各メディアに応じたコンテンツを簡単に作成できる。

また、ガジェットちゃんねるでは、BtoB型のビジネスモデルが導入されており、広告バナーやスポンサー型コンテンツの配信プラットフォームとしても機能する。ユーザーにより配布されたガジェットはフジテレビにより集中管理され、ユーザーの利用状況や各コンテンツのアクセス状況などを把握できるため、ユーザーの属性や行動に応じたコンテンツ・広告配信も可能になるという。

メモ。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22722.html


 グーグルは4日、同社が展開するサービスの新機能などを紹介する報道関係者向けの「定例説明会」を開催し、「YouTube」に最近追加した機能などを紹介した。

 この定例説明会はグーグルが毎週月曜日に開催することにしたもので、「毎日のように出している」という新機能や新サービスについて、テーマを決めてまとめて紹介するしていく。冒頭、製品企画本部長の辻野晃一郎氏があいさつし、日本法人が広告分野のほかに最も高い優先度で取り組んでいる分野として、同社のコアコンピタンスであるサーチ、日本で特に強いというモバイル、YouTube、地理関係の4つを挙げた。1回目となる今回の説明会では、このうち「YouTube」「Google モバイル」「Google 検索」を取り上げた。

 YouTubeに関しては「日本は動画好きカルチャーだと思っている」とし、米国に次ぐ2番目のトラフィックを日本が集めているとした。ただし、米国で開発されたサービスをそのまま日本語化して提供しているのが現状だという。今後、「ニコニコ動画などでやっていることを十分理解しながら、より日本のユーザーに根ざしたプロダクトやUIなどを考えていきたい」とした。

YouTube日本版の独自機能「急上昇ワード」

 YouTubeについては、プロダクトマネージャーの粕谷英司氏が説明。検索されている人気キーワードをランキングする「急上昇ワード」や、 YouTube側であらかじめ用意している楽曲を、投稿した動画に入れることができる「AudioSwap」などの機能を紹介した。

 急上昇ワードは世界に先駆けて日本版だけに7月下旬に導入したもので、1時間ごとにトップ20のキーワードを掲載する。キーワードをクリックすることで、該当する動画がリストアップされるだけでなく、関連する情報を「ウエブ」「ニュース」「ブログ」のリンクからGoogleで検索できる。

 粕谷氏は、実際に急上昇ワードにランクインしている「天才バカボン」「エスカレーター」などのキーワードでニュース検索してみせ、赤塚不二夫氏の死去や東京ビッグサイトで起きたエスカレーター事故のニュースを示し、「そのキーワードがなぜ関心を持たれているかもわかる」と説明した。エスカレーター事故については、YouTubeで公式チャンネルを持つテレビ局「TOKYO MX」のニュース映像のほか、ユーザーが投稿した映像もあったという。

 なお、急上昇ワードで表示されるのは、あくまでもキーワード検索で多く入力されている言葉だ。新しすぎて動画がまだアップロードされていなかったり、逆に権利上問題があるなどで削除されてしまった場合など、必ずしも該当する動画がYouTubeで見られるわけではないという。また、アダルトなどのキーワードもあらかじめ排除しているとした。

投稿動画のBGMを差し替えられる「AudioSwap」正式提供

 AudioSwapは、日本時間の7月24日から提供している機能。従来、新機能を試験的に公開する「TestTube」で公開していたものを正式機能に移行したかたちになる。アップロード済みの動画に対して、あらかじめ用意された楽曲から選んで音声部分を差し替えられる。正式な楽曲数は明らかにしなかったが、かなりの種類があり、ジャンルやアーティストから選択していく。動画と同じような長さの楽曲を絞り込むオプションもある。

 ここで用意している楽曲は、Googleが音楽レーベルなどのパートナーから提供を受けたものだ。今のところ、他のユーザーが用意した楽曲も使えるようにするといった考えはまだないという。あくまでも、自分の撮影した動画にBGMを入れる場合を想定したもので、YouTube上で投稿コンテンツを組み合わせて活用できるような方向性は今後の検討課題になるとした。

撮影場所での検索や、UI言語だけ変更機能も

 YouTubeについてはこのほか、動画に“吹き出し”などのかたちでコメントを重ねて表示できる「動画アノテーション」、Internet Explorer用「Google ツールバー 5」に用意した「YouTubeガジェット」、場所による動画検索、UI言語の変更機能を紹介した。

 場所による動画検索は、地名をキーワードとして検索した際、通常の検索結果の上部に「近くの動画」枠で表示される。いくつかの動画のサムネイルとともに「Google Maps」の地図も表示され、それをクリックすると地図が拡大。その地名を中心にした円が示され、それを移動することでも撮影場所から動画を検索できる。

 UI言語の変更機能は、YouTubeのローカルコンテンツとUI言語を別々に設定できるもの。先週より追加された。例えば、日本版のトップページのYouTubeロゴの横には「日本|日本語」と表示されているが、左側がローカルコンテンツ、右側がUI言語を示している。ローカルコンテンツは 20地域、言語は15言語から選択できる。これにより、例えばフランスで人気のある動画を探したい場合も、UIは日本語のままで行うことができるようになった。

「東京ドームは霞ヶ関ビル何杯分か」も検索可能に

 このほか、検索に関しては、電卓機能の新サービスとして「東京ドームを霞ヶ関ビルで」と検索すると「1東京ドーム=2.48霞ヶ関ビル」と表示される機能や、「映画 渋谷」で検索して、時刻に合わせてその近辺で上映されている映画館の情報などを表示する「映画検索」機能を紹介した。

 映画検索は5月からすでに提供しているものだが、同様の機能としては、天気検索も紹介した。英語版では従来より提供していたもので、2週間ほど前から日本語版でも可能になった。例えば「天気 渋谷」で検索すると、付近の天気のアイコンなどが検索結果上部に表示される。

ニコニコ動画に常駐しているユーザーが日本人一般の特性をつかんでいるわけでもなく、むしろ日本人の中でも少々特殊な属性があると思えるので、Youtubeがニコニコ動画に追従するようなことはしないほうがよい気がするのだが。

 

 

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20080731nbc-launches-on-demand-olympic-coverage-in-hd/

NBC放送が2008年オリンピックのオンラインの動画ハブを公開した。スポーツ20種目以上の熱い映像を無料オンデマンド動画で配信するほか、クオリティーを最大限高めるため、動画はダウンロード版も用意(DL完了を待たずに視聴開始できる)、“HDに迫る”画質でお届けする。

残念ながら動画ダウンロードはWindows Media Center搭載のWindows対応のマシン限定。―繰り返す。Macユーザーは冷風に置き去りだ。これはたぶんDRMの問題のせいかもしれない(プラス、LenovoとMicrosoftがスポンサーに入ってるし)。

8月8日の五輪セレモニー開幕までの前座として、NBCでは既に五輪資格審査トライアルの映像も公開した。試合開始後は競技の大体12時間後には録画の映像が公開できるとNBCでは見込んでいる(時差もあるし、それほど気になるラグではない)。

マイクロソフトは協賛参画企業なので、動画へのアクセスはMedia Centerのメインパネルに組み込まれる。ユーザーは来週以降はここのTVTonicのページに行って、NBCOlympics.com直送のコンテンツを楽しむこともできるよ。サービス詳細はTVTonicのブログ記事まで。

オリンピックがどのように見ることができるかは注目。日本国内での展開も要確認。

Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/31/20435.html

  米Googleは30日、インターネット上のネット動画を再編集するサービスを提供している「Omnisio」を買収し、YouTubeのために利用することを発表した。

 Omnisioは、複数の動画を組み合わせて編集してユーザー独自の新しい動画を作り上げる機能や、動画に注釈を付けて視聴者が見やすいように情報を付加する機能などを提供している。

 YouTubeは最近、動画に注釈を付けられる「Video Annotations」機能を発表したばかりで、機能向上に努めているところだ。

 今回の買収についてYouTube公式ブログでは、「我々は、ネット動画で可能なことに関しては、上っ面をなでたにすぎないと思っている」とコメント。Omnisioを含め、今後多数の機能追加が行われる可能性を示唆している。

同様のことは日本では、@Niftyなどでも独自に開発して始めているが、Google の戦略としては、もっとも親和性が高いところを買収して拡大していくということが続きそう。Liveもどこかを買収する方針か?

Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080730/311840/?ST=ittrend

 Jストリームとデスクトップツールの制作などを手掛けるサムライワークス(東京都渋谷区)は2008年7月30日、Jストリームの動画配信サービス「ストリーム配信」に「バイラル配信オプション」を追加したと発表した。

 バイラル配信オプションは、動画に興味を持ったユーザーが自分のブログやWebサイトに張り付けられる「動画配信用プレーヤー」と、視聴回数などの計測結果をブラウザーで確認できるリポートシステム「バイラルプレーヤーAnalysis」がセットになったサービス。

 動画が表示された回数や視聴回数、最後まで見られた回数、バナーのクリック数など、動画の閲覧状況や効果をを確認できるほか、ユーザーが動画を入手したルートを追跡できるので、動画がバイラルで広がっていく過程を把握することも可能。リポートは期間を指定してCSV形式でダウンロードできる。

 料金は初期費用が8万円。月額費用は50万ページビューまでは5万5000円。

メモ。

TechCrunch Japanese
http://jp.techcrunch.com/archives/20080725redlasso-shuts-down-in-response-to-foxnbc-lawsuit/

ブロガーによるTV録画クリップの投稿を可能にした動画サイト「Redlasso」がベータ版サービス閉鎖に追い込まれた。Huluを運営するFox、NBCが最近起こした提訴を受けたもの。

Fox、CBS、NBCの各社は去る5月、著作権侵害でRedlassoにC&D取り下げ勧告を提出したが、Redlassoはこれを大幅に無視し、6月に入って大勢のスタジオ元幹部率いる「メディア諮問委員会」を結成し、TVネットワーク各社との関係円満化を図る方向に期待を繋いでいた。

8ヶ月前のサービス開始以来、Redlassoはブロガーたちの間で爆発的成長を遂げ、ニュース、ゴシップ、政治分野のトップのブログ多数がここの動画をブログに貼った。サイトではTV番組多数の録画フィードが視聴可能で、その“クリップ”の部分はサイトで再生用に使える。対象テレビ局には ESPN、Fox News、CNNも入っている。

Redlassoはコンテンツすべてを録画し、自社サーバーから配信しているのだが、そのいずれにも合法ライセンスは取っていない。同社はずっと長い間、これは憲法修正第1号で守られている行為であり、ブロガーが映像配信に使うスニペットもフェアユース範疇という信念でやってきた(埋め込みできるクリップの長さは最大たったの10分だ)。 スニペットにはフェアユース条項が適用できても、サイトが全放映回数分の映像をホストしていることには変わりない。実績のあるブロガー相手にしか流していないとしても。

サイトは今後、Bussinessサービス、“Radio to Web”サービスの顧客を対象に営業を続ける。

どう考えてもフェアユースには当たらない運用だけに、閉鎖はやむを得ないか。日本ではすぐに閉鎖が裁判所から命令が出るところ。

 

@IT の記事
http://www.atmarkit.co.jp/news/200807/18/flash.html

 ミクシィは7月9日に始めたSNS「mixi」の音楽配信サービス「mixi Radio」で、アドビシステムズのストリーミングサーバ「Adobe Flash Media Interactive Server 3.0」(Adobe Media Serverファミリの1製品)を採用した。ミクシィは何を評価して、同製品を選んだのか。アドビ側の担当者に聞いた。

 アドビのマーケティング本部 クリエイティブソリューション部ビデオグループシニアグループリーダーの古村秀幸氏は「数カ月前にミクシィから話があった」と明らかにした上で、「彼らは音楽配信の新しいサービスについて、『ソフトウェアをユーザーにダウンロードさせたくない』『ユーザー・インターフェイスをリッチにしたい』、そして一番大きなポイントとして『Mac、 Windowsの両方のユーザーに使ってもらいたい』と考えていた」と話した。

 「このような条件に合う技術は、Flashしかない」と古村氏は語る。Flash Playerはアドビの資料によると98%以上のPCにインストールされている。また、ActionScriptを使ったインタラクティブなUIも可能だ。さらにWindows、Macを問わず動く。

 しかし、Flashを使った音楽配信についてミクシィが考える「最大の問題点はセキュリティだった」(古村氏)。Flashを使った配信では YouTubeが有名。しかし、YouTubeはツールを使えば映像コンテンツをローカルにダウンロードできるなど、コンテンツオーナーにとっては評判がいいとはいえない。ミクシィもFlashを採用するに当たって、コンテンツオーナーの反応を意識したようだ。

 「配信サービスを展開する上で難しいのは、コンテンツオーナーと配信者が違うこと」。米アドビのAdobe Flash Media Server Services担当シニアプロダクトマネージャー ローレル・ライトマン(Laurel Reitman)氏はこう語る。コンテンツの流出を防ぎたいというコンテンツオーナーの要望を実現しながら、ユーザーが利用しやすい環境を整える必要があるためだ。

 古村氏らアドビ側はミクシィに対して、アドビが昨年12月に発表したAdobe Flash Media Interactive Server 3.0を提案した。アピールしたのはコンテンツを保護するセキュリティ技術と、海外での実績だ。

  Flash Media Interactive Server 3.0は、独自ストリーミングプロトコルの「RTMP」(Real Time Messaging Protocol)を128bitで暗号化した「RTMPE」を新たに実装し、ストリーミングデータの安全性を高めた。また、ハッシュ値をチェックしてオリジナルから改ざんされたり、別のホストに配置されたSWFファイルからはコンテンツを再生できないようにするSWF検証機能を搭載した。これによって偽のクライアントやリッピングツールから音楽が再生されることを防ぐ。

 米アドビのAdobe Flash Media Server担当プロダクト マネージャーのケビン・トゥス(Kevin Towes)氏によると、欧米ではFlashを使った映像/音楽配信サービスが拡大している。トゥス氏は例としてクウェートの米軍兵士のために行ったコンサート「Operation MySpace」を、Flash Media Serverを使って米国本土にライブ・ストリーミング配信したことを紹介した。衛星を使ってクウェートから米国本土に配信し、1億1000万人が閲覧した。

  HuluDisney.comもFlash Media Serverを使って映像のストリーミング配信を行っている。いずれもRTMPEやSWF検証などのコンテンツ保護技術を評価し、Flash Media Serverに決めたという。特にHuluは映像をブログに貼り付けられるなどソーシャルな取り組みを行っている。このようなコンテンツの柔軟な利用ができるのも「Flash Media Serverがコンテンツ保護を実現しているからだ」とトゥス氏は語った。YouTubeはインスタントアップロード、クイックキャプチャではFlash Media Serverを使っているが、映像配信はHTTPで行っている。

 古村氏らはこのような海外でのFlash Media Serverの実績をアピールし、ミクシィやmixi Radioにコンテンツを提供したレコード会社を納得させた。結果的にmixi Radioは30以上のレコード会社、コンテンツプロバイダーが協力することになった。

 国内最大のSNSであるmixiがFlash Media Serverを採用したことはアドビにとって追い風だ。同社は11月に同様にFlash技術をベースにした映像プレーヤー「Adobe Media Player」を国内でリリースする予定で、「現在、コンテンツプロバイダーと話をしている」(同社の代表取締役社長 ギャレット・イルグ氏)。mixiへの導入事例はコンテンツプロバイダーに対する大きなアピールになるだろう。

現状、Yahoo,GYAO,biglobe がMicrosoftの製品を使って動画の配信サービスを行っているが、これがAdobeに置き換わっていくかどうかというところに注目。Flashでは、Microsoft以外の製品ともかなり相性もよいと思われるので、どこかが乗り換えるとなった瞬間に、業界の地図が一気に入れ替わる可能性すらある。

その点でmixi が採用を発表したことは大きい。

注目。

BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22529.html

利用イメージ
 NECビッグローブが運営するBIGLOBEは、ブログサービス「ウェブリブログ」のニコニコ動画対応を7月17日に実施する。

 今回の対応は、ウェブリブログの記事本文にニコニコ動画の動画プレーヤーを設置することができる機能を追加するもの。ニコニコ動画の動画掲載サイトに掲示された「ブログ貼付」から、ウェブリブログの新規ブログ記事作成画面に遷移して記事投稿ができる。

 

ニコニコ動画の出口として、多くのブログサービスで使われるようになることは望ましいことだが、単に映像をはめ込んでもらうだけでは、あまり収益的にもおもしろくなさそう。

これから先の広告の手法などが、収益化に向けては必要なことか。

毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/07/04/20376597.html

UPDATE Googleは傘下のYouTubeのユーザーデータを Viacomに提出するよう裁判所から命令を受けた。しかし、Viacomに近い情報筋が米国時間7月3日、CNET News.comに語ったところによると、YouTubeにおける著作権侵害の横行を証明する目的以外でViacomがデータを使用した場合、 Viacomは法廷侮辱罪に問われる可能性があるという。

 これは重大な問題だ。法廷侮辱罪は弁護士資格の剥奪にもつながる可能性があるからだ。

 2日夜、連邦裁判所の裁判官はGoogleに対し、閲覧された動画、IPアドレス、ユーザー名といったYouTubeユーザーの行動に関する情報を、2007年から著作権侵害訴訟で争っている相手方Viacomに引き渡すように命じた。しかし情報筋がCNET News.comに述べたところでは、この命令は各ユーザーの個人情報を隠すための厳しい保護命令を伴っているという。

 保護命令の内容は、GoogleからViacomに引き渡されるデータを、ViacomはYouTubeが著作権を侵害する動画コンテンツの温床となっているという主張を証明する目的以外に使用してはならないというものだ、と情報筋は語った。また、ViacomはYouTubeのユーザーデータに直接アクセスできない、とも述べている。データへのアクセスは外部の法務顧問と専門家に限定されている。

 つまり、違法な音楽ダウンロードを行う個人に対する全米レコード協会(RIAA)の訴訟のような形で、Viacomが個人ユーザーを標的とすることは禁じられている。

 データの目的外使用は、訴訟でのViacomの立場を危うくするおそれもある、とConvergence Law Instituteの上級アナリストJim DeLong氏は述べている。「本来のものではない目的のためにデータを利用すると全体的な戦略を損なう可能性があるので、Viacomが実際にそういう使い方をするとは思えない。Viacomが焦点にしているのは、コンテンツプロバイダーとGoogleのような企業との間の基本的な関係だ」

 裁判所のデータ提出命令が明らかになると、怒りや憤りといった反応がすぐに現れ、主要なプライバシー擁護派は米連邦地裁の裁判官Louis L. Stanton氏の決定を強く非難した。「裁判所の命令は、(中略)YouTubeユーザーがどんな動画を閲覧しているかという、きわめて個人的な情報を晒す危険がある」と、電子フロンティア財団(EFF)のKurt Opsahl氏は2日夜、ブログに投稿している。「裁判所の間違った判断はプライバシーの権利を後退させ、ユーザーがYouTubeで何を視聴しているのか、Viacomが知ることを許してしまうだろう」(Opsahl氏)

 Search Engine LandのDanny Sullivan氏は3日朝、「この決定が、全国的なプライバシー基準を実現できる立場のさまざまな人々にとって、意識を変えるきっかけ、あるいは警告として機能して欲しいと思う。無駄話はもういらない。実際の進歩が必要だ」と書いた。

 動画視聴のモニタリングは、1980年代後半から連邦法の特に微妙な分野となっている。当時、Robert Bork氏が連邦最高裁判所の裁判官に指名され議論を呼んでいた。あるジャーナリストがBork氏の利用するビデオショップを突き止め、同氏のレンタル履歴を簡単に入手してそれを発表した。これをきっかけにビデオプライバシー保護法(1988年)ができた。

 EFFのOpsahl氏はブログで、「連邦議会が認めているように、鑑賞するビデオの選択は非常に個人的なものであり、強力な保護に値する」と述べている。

 それでは、ユーザーのプライバシーが実際に考慮されるとすれば、YouTubeの膨大な情報はいったい何に利用できるのだろうか。おおざっぱに言えば、政治に関する意識調査や消費者動向調査と同じような扱いということになる。データはモニタリングされ、証拠として利用するための処理を施される。推測されるシナリオは、新規のYouTubeユーザーが海賊版コンテンツをすぐに見始めることを証明する(巨大動画サイトYouTubeにとって海賊版コンテンツが多くのユーザーを集める材料になっていることを暗に示す)、そして、海賊版コンテンツしか見ないユーザー、主として海賊版コンテンツを見るユーザーがいることを証明する、といった流れだ。

 前述の情報筋によるとViacomは、個人が特定される可能性のあるものは低レベルの個人データ(例えば本名が含まれるYouTubeのハンドル名)であっても誰もアクセスできないように、ユーザー匿名化の技術を検討しているという。

 また、同じ情報筋は、今回の裁判官の決定はVeohやDailyMotionなどほかの動画サイトへ直ちに適用できるものではないと説明している。第一審による決定なので、控訴裁判所で結果が出なければ判例として利用されないというわけだ。

 しかしDeLong氏によると、それでも今回の決定はウェブの動画に対してもっと大きな影響を及ぼすという。「今回のことは、この問題に関する法律の内容をYouTube訴訟があらかた決定づけてしまう事例の1つであり、YouTubeに起きたことはすべて、いずれ他のウェブサイトにも適用されることになる」と、同氏は説明する。「どちらの側が勝ち、どういう問題が浮かび上がっても、訴訟は控訴裁判所に持ち込まれるだろう。そして、強力な判例となる」

 Viacomが3日になって出した公式声明の内容は、CNET News.comがそれまでに聞いていた話と一致していた。声明には、「われわれがこのような立場に立っているのは、YouTubeとGoogleが約束通り安全で合法的なユーザー生成コンテンツ体験を準備することが可能でありながら、自らの違法で無責任な行為を擁護し続け、著作権の侵害によって利益を上げているためだ」とある。

 「Viacomはいかなるユーザーの個人を特定できる情報も求めてこなかったし、これらかも求めない」と声明は続く。「われわれまたは社外の顧問が入手する情報はいずれも、個人を特定できる情報を含まず、YouTubeおよびGoogleとの裁判における立証の目的にのみ利用され、裁判所の保護命令に従い極秘扱いで処理される」

 一方、Googleは声明で、「Viacomに対し、ユーザーのプライバシーを尊重し、裁判所の命令の下でログを提出する前に匿名化することを認めるよう求めている」と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。

動画の視聴行動の追跡については、RealNetworksが PlayerID 情報をユーザーに無断で取得していたことの改善を求められるなど、昔から議論されていたところ。不正な手段で個人の嗜好の情報を入手することができた人が悪用する可能性は非常に高いので、こういった命令はきわめて慎重になされるべきだとは思う。

しかし、それ以前にGoogle Toolbar などでかなりユーザー個人のWeb閲覧行動が取得されている模様だが、自体を規制する必要があるのではないか、と思う。

IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080617/308516/

ニワンゴは6月17日、動画共有サイト「ニコニコ動画(SP1)」用の外部プレーヤーを、セレゴ・ジャパンのSNS型英語学習サイト「iKnow!」に対応させた。動画とSNSで楽しみながら学習できる環境を提供し、両サイトのサービス拡充とアクセス数増加を図る。

 iKnow!ユーザーが外部プレーヤーに設けられた「iKnow!」ボタンをクリックすると、ニコニコ動画のコメント付き動画を張り付けた日記を iKnow!に投稿できる。iKnow!の「日記を書く」ページ内にある「ニコニコ動画」アイコンをクリックしても、日記に挿入したい動画を指定できる。なお、動画へのコメントの入力は、ニコニコ動画サイトでのみ行える。

 コメント付き動画の入った日記でエンターテインメント性を高め、iKnow!ユーザー間のコミュニケーションを活発化させる。新しい英語学習スタイルでユーザーに学ぶ楽しみを見つけてもらう。

 ニコニコ動画用の外部プレーヤーは、外部サイトで動画を視聴可能とするブログパーツ。これまでニワンゴは、さまざまなSNS/ブログ/ニュースサイトに対応させてきた。教育系サイトへの対応は今回が初めてとなる

提携サイトを拡大してアクセス数、収益を上げていくというのはよい戦略。教育系のサイトに行ったこともGood。

Computerworld の記事
http://www.computerworld.jp/topics/ms/111809.html

 米国Microsoftは6月11日、次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE)8」のベータ2版を8月にリリースする計画を明らかにするとともに、企業における同ブラウザの導入と管理を容易にする多数の新機能を紹介した。

 同社によると、IE8では「スリップストリーミング」機能の改善により、Windows Vistaとセットにして導入しやすくなるという。また、「Application Compatibility Toolkit(ACT)」と「IE管理者キット(IEAK)」のアップデートにより、グループ・ポリシー設定をアプリケーションの互換性問題の解決に利用できるようになるほか、クラッシュした場合のリカバーを迅速にする機能が拡張されるという。同社ではIE8のベータ2版に同ブラウザの新機能をすべて搭載する計画だ。

 MicrosoftのIEプログラム・マネジャーのジェーン・マリウタ(Jane Maliouta)氏とIEプロダクト・マネジャーのジェームズ・プラット(James Pratt)氏は、同社のブログで、「IEをOSのイメージに簡単に追加できるようにしてほしい」という要望がユーザーから寄せられていると述べた。

 両氏によると、現在、IE 7がWindows XPの一部としてインストールされるようにするには約2時間かかるが、「スリップストリーミングを実行することで、IE8をVistaのインストール・プロセスに統合するのにかかる時間は、1イメージにつき10~15分に短縮される。また、IE8の累積更新プログラムを統合し、最新の安全なイメージを構築することも可能」(両氏)だという。

 アプリケーションの互換性に関しては、IE 8と内部アプリケーションやWebサイトの互換性問題を検出、解決する新しい機能がACTに追加されるという。また、管理者はグループ・ポリシーの強化機能により、互換性を損なう可能性のある設定を抑制できるようになるとしている。

 IE 6以来提供されてきたIEAKは大幅に刷新される。VistaやWindows Server 2008に対応するIE 8のカスタム・ビルドのサポートをはじめ、IE 8のActivity、Web Sliceなどの新機能が追加される見通しだ。

動画の視聴において、実はPC内の処理のボトルネックになるのはほとんどブラウザなのだが、IE7でも相当に邪魔くさいのに、それを安定させないままIE8への移行。ちょっとどうにかしてほしいものだが。無駄な機能追加でCPUを使うようなものになるくらいなら、シンプルなものを提供してもらいたい。

IBTimes の記事
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080605/20269.html

 米グーグル(Google)傘下の動画共有サイト、ユーチューブ(YouTube)は4日、動画の画面中にコメントを書き入れたり別の動画へのリンクを設定する機能を追加したと発表した。

 動画にコメントを加える場合は、動画ページで「Edit Annotations」ボタンを押せば編集画面に移行できる。再生される動画に合わせて吹き出しや注釈、ハイライトボックスなどを好きな場所に埋め込むことができる。

 また、メニューから編集状態の保存・削除、表示開始・停止時間の編集、リンクの設定などの操作が行える。編集完了後は「Publish」ボタンを押せば、編集済みの動画を一般ユーザーに公開できる。

 今回の新機能を発表した公式ブログのエントリでは、サンプルとして「a shell game」「skydiving adventure」「magic trick」の三つの動画を紹介している。

 

動画へのコメントやリンクの挿入機能はこれから発展の余地はある。

 

IT Pro のニュース
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080605/306645/

 米CBS傘下の音楽ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のLast.fmは米国時間2008年6月4日,パートナ企業のサイト向けにストリーミング・ラジオを配信するサービス「Last.fm in a Box」を発表した。パートナ・サイトは,Last.fmが広告収入によって運用するラジオ・サービスをユーザーに無料で提供できるようになる。

 Last.fm In a Boxは,CBSの一部門であるCBS Television Stationsや関連企業,ブログ・サービスの「Six Apart」,英国の大手SNSの「Bebo」,Googleのパーソナライズ・ページ「iGoogle」,オンライン音楽販売サイトの「eMusic」といったパートナのオンライン・プラットフォームで提供される予定。Last.fm in a Boxはオープンなプラットフォームをベースとしているため,パートナ・サイトは迅速かつ容易に導入できるという。

 Last.fmによれば,過去数年においてサードパーティのウィジェットとアプリケーションを通じて新規ユーザーが1900万人以上増えたという。同社はLast.fm In a Boxにより,さらに数百万人の新規ユーザーの獲得を見込んでいる。

メモ。

NHK が YouTube に登場

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Youtube ブログの記事
http://jp.youtube.com/blog?entry=JhUP3dbHiao

YouTube には、ユーザーの皆さん以外にも、多くのコンテンツホルダーがチャンネルを開設して、様々な動画を配信しています。

そして、期間限定ですが、NHKのチャンネルも公開されることになりました。
すべての動画が高画質対応です。

今年は北海道洞爺湖サミットが開催される年。NHK では、地球温暖化防止のためにさまざまな番組を放送しています。今回はそうした環境番組のプロモーション動画を掲載しています。
まずは 6月6日(金)~8日(日)に放送される特別番組「SAVE THE FUTURE」より、藤原紀香さん福原愛さん平原綾香さんパフュームからのイラスト募集のビデオメッセージや坂本龍一さんプロデュースのイメージソングの紹介動画など、合計16本の動画が見られます。
NHK の番組に関する動画ですので、皆さんが楽しむだけでなく、ご両親やもしかしたらおじいちゃん、おばあちゃんとのコミュニケーションにも役立つかもしれません。今回の NHK と YouTube の取り組みが、皆さんが環境についてもっと知って、身近な人たちに始まり、世界中で協力しあえるきっかけになるとうれしいです。

自前で作れNHK。

 

Youtube 日本版公式ブログの記事
http://jp.youtube.com/blog?entry=h4GMmy6CYHE

キャリアごとに動画が見れたり見られなくなったりするのは、やはりナンセンス。
メジャーなところがどんどん対応していくのはよいこと。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/09/news032.html

 ドワンゴは5月9日、子会社ニワンゴが運営する動画投稿サービス「ニコニコ動画」で、ヤフーと協業すると発表した。第1弾として同日から、動画直下に商品リンクを張り付けられる「ニコニコ市場」に、「Yahoo!ショッピング」の商品を掲載。今後、「Yahoo!オークション」との連携や、 Yahoo!IDでニコニコ動画を利用できる機能などを追加していく。

 動画直下に、関連する商品の購入ページへのリンクを張り付けられる「ニコニコ市場」はこれまで、Amazon.co.jpの商品のみ対応していたが、「Yahoo!ショッピング」の商品も張り付けられるようにした。

 ニコニコ動画のインデックス情報も、同日からヤフーに提供。Yahoo!JAPANの動画検索からニコニコ動画の動画がヒットしやすくなったほか、ログイン後のページに書かれた情報も検索できるようになった。Yahoo!ツールバーもニコニコ動画の動画検索に対応した。ニコニコ動画がインデックスを外部に開放するのは初。

 今後は、Yahoo!オークションやYahoo!ブログ、Yahoo!ウォレット、Yahoo!IDとの連携などを行っていく計画だ。

 Yahoo!オークションのAPIを利用し、ニコニコ動画経由でYahoo!オークションの商品を入札・落札できる機能や、動画で商品を紹介しながらオークションに出品できる新機能を開発する。

 ニコニコ動画の動画を外部サイトから閲覧できる「ニコニコ外部プレーヤー」をYahoo!ブログに提供。動画をワンクリックでYahoo!ブログに張り付けられるようにする予定だ。

 Yahoo!JAPAN IDとニコニコ動画のIDを連携させ、Yahoo!JAPAN IDでニコニコ動画にログインできるようにする予定。Yahoo!ウォレットでニコニコ動画上の決済もできるようにする。ヤフー子会社オーバーチュアが提供する検索連動広告も、ニコニコ動画に導入する。

 ヤフーは外部パートナーとの提携戦略を加速中。ニコニコ動画の集客力を、収益やページビュー拡大にいかす。ニコニコ動画もヤフーのインフラを活用して、収益力・集客力拡大を目指す。

動画だけをやっていても、収益性は上がりにくいのであれば、他のインターネットショップなどとの提携で収益を上げていこうというのは自然な流れか。あえてYahoo! と組んだところが興味ぶかい。

 

Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080424/1009860/

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ブログやソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)に動画広告を掲載できる「DRM動画アフィリエイト」を開始した。デジタル著作権管 理(DRM)に対応し、違法コピーや無断改変を防ぐ。広告効果に応じてブログの作者などに報酬を支払うアフィリエイト・サービス「“My”アフィリエイ ト」の一部として提供する。

 DRM動画アフィリエイトでは、動画ファイルにWindows Media Video(WMV)形式を採用し、暗号化や改ざん防止、視聴期間/回数の制御を可能にした。

 動画広告の掲載を希望するブログに対しては、NTT Comが審査を行い、Webフィルタリング技術による定期的な内容チェックも実施する。広告主が掲載ブログを選定する場合もある。

 成果報酬は広告主が設定し、動画の視聴回数や商品の購買状況に応じて支払う。例えばNTT Comの音楽配信サービス「MUSICO」の動画広告では、ブログの読者が動画を視聴完了すると1件につき30円をブログの作者に支払う。また読者が動画 経由で楽曲をダウンロード購入するごとに200円を支払う。

 審査に合格したブログの作者は、専用HTMLタグを張り付けることで、動画広告を掲載できる。ブログの読者が動画広告を視聴する際は、まずブログ に張り付けられた動画の再生ボタンをクリックし、次いで確認ダイアログで「再生」をクリック、動画広告を視聴したあと、新たなブラウザ画面で広告主のサイ トを閲覧する、という流れになる。NTT Comではブログへの掲載例を紹介している。

 なお、視聴環境はOSがWindows XP/Vista、WebブラウザがInternet Explorer 6.0 SP1以降、メディアプレーヤソフトがWindows Media Player 10以降となる。

Firefox でサンプルは表示されず。IEでアクセスしなおしてみるも、DRMの認証確認画面がでて、いまひとつ使い勝手はよくない印象。
InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/22/19325.html

 ニワンゴは22日、動画コミュニティサイト「ニコニコ動画(SP1)」のコメント付き動画を外部のサイトでも視聴可能にする「外部プレーヤー」機能が、 SNS「mixi」にも対応したと発表した。ニコニコ動画の視聴画面には「mixi」ボタンが設けられ、ニコニコ動画からmixi日記への投稿が簡単に行 なえるようになった。

 ニコニコ動画の外部プレーヤーは、ニコニコ動画のコメント付き動画を外部のサイトでも視聴できるようにする機能。ニワンゴでは外部プレーヤーを 各社のブログなどに提供してきたが、今回新たにSNS「mixi」にも提供。mixi内の日記で、ニコニコ動画の再生に対応した。

 また、ニコニコ動画の視聴画面には、新たに「mixi」ボタンを新設。mixiのユーザーがアイコンをクリックすると、mixiの日記投稿ペー ジが表示され、動画を貼り付けた形の日記を書くことができる。また、mixiの日記投稿ページにも「ニコニコ動画」アイコンが追加されており、貼り付けた い動画のURLを入力すると、ニコニコ動画のリンクタグが日記本文に挿入される。

 ニワンゴとミクシィでは、両社のユーザーが相互にリンクすることで、動画を通じたリッチなユーザー間コミュニケーションを発展させ、さらにエンターテイメント性の高い魅力的なサービスの拡充を図るとしている。
国内での情勢はニコニコ動画を中心に見ていくことになるが、国内での展開はインフラ面の負担がメインの ShowStopper か?


Internet Watchの記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/21/19297.html

 米Googleは18日、「Google Video」のユーザーインターフェイスや検索機能を改良したと発表した。

 今回の改良によって、動画の検索結果の表示方法を3つの中から選ぶことができるようになった。これまでと同様のリスト表示、グリッド表示、そし て新しく導入された「テレビビュー」だ。テレビビューでは、中央の画面で動画を再生しながら、左側のフレームで動画の検索結果を見ていくことができる。ま た、右側には関連する動画も表示されている。このことによって、動画を視聴しながら検索結果を見ることができる。

 さらに、Google Videoのトップページも改良された。ここではGoogle Videoに限らず、「YouTube」や中国の「Youku」などで人気の動画を一覧できる。さらに、最も視聴された動画、共有された動画、ブログで引 用された動画などを見つけることもできる。

 時系列の検索機能も追加された。例えば「エイプリルフールに最もブログで引用された動画」などを見つけることができる。日付の範囲は、特定の日付だけでなく、週や月単位で範囲を広げていくことも可能だ。

動画検索においてはまだ決定的なものは出てきていない状況だが、この分野でもGoogleがYoutubeなどの強みを生かして先に行く可能性はある。ちょっとだけのぞいてみたが、既存のものに比べればかなり進んだ印象。



BBWatch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21684.html


 TAGGYは、タグ検索サイト「TAGGY」の携帯電話向けサービス「TAGGYモバイル」を4月21日より開始する。利用は無料。

 TAGGYモバイルは、動画検索に特化した携帯電話向けサービス。検索対象はYouTubeなどの動画共有サイト約50サイト、6,000万本 以上で、検索した動画は携帯電話向けのファイル形式に変換して再生できる。また、動画の冒頭約10秒間を視聴できる「チラ見せ機能」や、プレイリスト機 能、ユーザーの好みにあわせて自動的に動画を紹介するリコメンデーション機能なども用意する。

 対応キャリアは、NTTドコモ、au、ソフトバンクとなる。今後は、プレイリストの共有機能やコミュニティ機能などを追加するほか、ブログや画像などの検索にも対応する予定だ。
PCでもいえることだが、携帯では短尺のコンテンツが好まれるので、こういったサービスは化ける可能性はある。注目。
BB Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21651.html


 ニフティは、動画共有サービス「@niftyビデオ共有 β」向けにオンライン編集機能を追加した。

 オンライン編集機能は、日本サイバーテックの協力を受けて開発・提供されるもの。ユーザー自身が撮影した動画に加え、クリエイティブ・コモンズ(CC)の改変許可が設定されている他ユーザーの投稿動画も編集できる。

 編集作業は、ドラッグ&ドロップで感覚的な操作が可能という。機能面では、動画の前後を削除できる「カット編集機能」、複数の動画をつなぎ合わ せられる「マッシュアップ機能」、BGMや効果音を付加できる「音楽挿入機能」を用意。怨霊フォントなどを用意した「テキスト挿入機能」や、漫画風なフキ ダシなども付け加えられる「デコレーション機能」も利用できる。

 また、写真やイラストといった静止画(JPEG/PNG/GIF)をアップロードして、スライドショーを自動作成できる機能も提供。作成したス ライドショーは、ブログやWebサイトで紹介が可能なほか、MPEG-4ファイルを作成してPodcast配信もできるとしている。

 合わせて@niftyビデオ共有 βでは、女性をターゲットにした「ガールズグラフ」コーナーを開設した。

編集機能が充実することで、他のサービスが使えなくなるようであればあまり発展性があるものではないが、MPEG-4 ファイルにもなるとのことで、他のサービスでの利用も可能のようなので、ユーザーにとってはありがたいが、収益性を確保するビジネスを構築するのは難しいか?




IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/17/news086.html


 グーグルは4月17日、動画共有サイト「YouTube」で、人気が高いオリジナル動画の投稿者に広告収入を得られる機会を提供する「YouTubeパートナープログラム」の申し込み受け付けを始めた。

 著作権を侵害していない動画を定期的にアップロードし、再生回数が一定以上――など条件を満たす人気ユーザーを「パートナー」に認定。認定されれば、動画ページの右脇にバナー広告か動画広告を表示でき、広告収入の50%以上をもらえる。

 自分のページを自由にカスタマイズすることも可能。パートナーのページは、YouTubeの「パートナーチャンネル」で紹介される。

 サイトの申し込みフォームに、名前やパートナープログラムの参加理由、これまでに投稿した動画の数やカテゴリー、投稿頻度などを入力すると、応募できる。

 同プログラムは、昨年米国で始めた


ブログ界隈では各所で話題に。
アフィリエイト的な意味合いで捕らえている人も多いが、それほど気楽にはできない印象。それほど急速な進展はないか。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/09/19152.html


 米Yahoo!傘下の写真共有サイト「Flickr」は9日、動画共有機能の提供を開始した。動画をアップロードするには、1年間24.95ドルの有料会員に登録する必要がある。

 有料会員は、1ファイルにつき90秒および150MB以下の動画をアップロードできる。アップロード可能な動画フォーマットは AVI/WMV/MOV/MPEG/3GPで、公開時にはFLV形式に変換される。そのため、動画を視聴するにはFlash Playerが必要となる。

 動画ファイルは検索結果画面に画像ファイルと一緒に表示されるほか、詳細設定から動画ファイルだけを検索結果に表示させることも可能となっている。
これは動画関連ではない技術系の方々のブログでかなり評判がよい模様。テストの必要はありか。

RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080407/50146.html

 ソニーは7日、動画共有サービス「eyeVio(アイビオ)」で、日本音楽著作権協会の管理楽曲の中から、ユーザーが演奏・歌唱した映像をアップロードし共有できるサービスを開始した。

 本サービスは、2月12日に発表したJASRACとの契約締結に基づき、開始するサービス。ユーザーは演奏や歌唱した曲名・アーチスト名を、アップロード時に入力して楽曲の登録をすることで、映像を共有できる。映像はアイビオだけでなく、ユーザー自身のブログなどのWeb上に再生専用プレーヤーとして貼り付けることも可能だ。

動画共有サービス「eyeVio」の画面
動画共有サービス「eyeVio」の画面


 アイビオは一般ユーザー向けの無料サービスで、楽曲の利用にともない発生する音楽著作権使用料金もすべて同サイトが負担する。

案外早くたちあがった印象。著作権関係のものはすでに協議ではなく実装の段階に入っている。

TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/pulver-launches-an-online-tv-guide-in-the-form-of-a-cube-primetimerewindtv/

今や大手TV網はどこもゴールデンタイムの番組をネットでストリーミング配信しており、各局番組がひとつの場所で楽しめるサイトも現れてきた。

ABC.com、NBC.com、Fox.com、CBS.com、Huluに行く代わりに統一のインターフェイスをひとつ作り、そこで全局の動画を一手に整理・ストリームしてはどうだろう? この発想で生まれたのがデスクトップアプリの「Veoh TV」と、僕が前ここで紹介したネットワークニュース専門「NewsClipper」。そしてついに動画検索のBlinkxも自社独自のBBTV開設に漕ぎ付け、本日(米国時間3/20)VonageファウンダーのJeff PulverPrimeTimeRewind.tv公開でこの業域に参入した。

他のサービス同様、PrimeTimeRewind.tvでは急激に分立し始めた動画エクスペリエンスに単一不変のスキンを被せようとしている。PulverはTVガイドをインタラクティブな動画キューブ(立方体)に仕上げることで、このUIの問題解消に取り組んでいる。

PrimeTimeRewind.tvに行くと、動画サムネイルが各面埋め尽くしたキューブが出てくる。水平にキューブを回すと面ごとに別々のTV 局(ABC、CBS、NBC、FOX、TNT、USA)のWeb動画が現れ、垂直に回すと面ごとにカテゴリが切り替わる(アクション、コメディ、リアリティTV、ドラマ)。サムネイルをクリックすると別のページにジャンプし、そこでプレーヤー全体が立ち上がる。

と言っても元ネタのサイト(各々独自のプレーヤーを持ってる)をフレームにしただけ。PrimeTimeRewind.tvのサイドバーがついており、そこで評価レーティングとコメント、動画共有の操作ができる。まだ妥協の産物だが方向性としては間違っていない。

Pulverが個人ブログに詳細を書いている。氏はこれ以外にも、オリジナルのWeb動画をアグリゲートする「pulver.TV」、Web上の動画ガイドを作る最初の試み「Network2.tv」(現在ダウン中)といったWeb動画事業をやっている。あれとは別物なのでお間違えなきように。

動画の良質なメタデータを収集して、ダイレクトにリンクを提供するような仕組みはこれから先も大きなビジネスになる可能性が高い。国内で決定的なサービスが出ていない状況なので、そのあたりはしっかり考えてていきたい。

TechCrunch Japanse の記事
http://www.crunchbase.com/company/viddyou

Viddyouは、ビデオブロガーのためのプラットホームとしてほぼ1年前にスタートしたビデオ共有サイトだが、このほどHDビデオのサポートを開始し、さらにパワーユーザー向けに年間$35のプレミアム会員オプションを追加した。

一見するとViddyouは他の数多のビデオサイトと変わりがない。しかし、ここではこれまでYouTubeの群衆からの避難場所を求める人たちのコミュニティーを育んできた。共同ファウンダーのAaron Wadlerによると、Viddyouの寄稿者たちは、このサイトの高度なプライバシーコントロールと、広告も荒らしもないところが気に入っているのだという。ここは、自分の子どもやおじいちゃんおばあちゃんのビデオを共有したり、友だちについてのパーソナルなビデオブログを書いたりということを安心してできる場所だ。

今日追加されたのは、量より質へのフォーカスを継続するためのもの。HDビデオは720ピクセルと1080ピクセルの両方があり、前者はビデオ共有サイト用とのこと(Vimeoは720 ピクセルしかサポートしていない)。慣れない目にはどちらもすばらしく映るし、ほとんどのPCにとって1080ピクセルはややCPU負荷が高すぎる。下に貼ったのはViddyouの720ピクセルのビデオだが、1080にしていたら多くの読者のところでコマ落ちしていただろう。

ViddYouでは、ユーザーがHDでアップロードするにはプレミアム会費を払う必要があるが、これを払うと自分のビデオのダウンロードができるほかアップロードするビデオの長さの制限がなくなる(無料バージョンは最長5分のみ)。

競合としてはMotionboxVimeoMydeoという3つのサービスが友だちや家族のためのビデオ共有にフォーカスしている。

群集からの避難的なコミュニティをもちたい、というニーズは特に日本人には潜在的に大きいと思われるが、そのために自分がお金を払ってもよいと思う人はそれほど多くない。特に割高な国内のインフラでは収益化が難しいか。

IT Media News の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/13/news014.html


 米News Corp.と米NBC Universalの合弁動画サービス「Hulu」が3月12日、βテストを終了し、米国で正式にサービス提供を開始した。広告収入で運営され、米国内の ユーザーは人気テレビ番組や映画、ビデオクリップなどを合法的に高画質で、いつでも無料で楽しむことができる。

hulu

 Huluは併せて、Warner Bros. Television GroupやLionsgate、NBA、NHLなどのコンテンツプロバイダー20社と新たに契約を結んだことを発表した。News Corp.およびNBC傘下のテレビ局や映画会社のほか、既に契約を結んでいたMGM、Sony Picturesなどの映画会社、CATV、Webコンテンツプロバイダーなどと合わせ、50社以上のコンテンツをカバー。テレビ番組では「ザ・シンプソ ンズ」「プリズン・ブレイク」「HEROES/ヒーローズ」などの現在の人気番組から「アレステッド・ディベロプメント」や「マイアミ・バイス」などの過 去の名作まで、多くのコンテンツを提供する。

 ユーザーはHuluのWebサイトで、コンテンツ検索やフル画面表示、「暗め画面」の設定といった機能を使って動画を楽しめるほか、自分のブログ やソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のプロフィールページなどに気に入ったコンテンツの再生プレーヤーを組み込むことができる。

 Huluは2007年10月にβテストを開始。テスト中の反響は「予想以上」で、ほかのサイトに組み込まれた再生プレーヤーの数は5万以上、過去 30日間の同サイトおよびHuluの番組配信パートナーサイト(AOLやMSN、MySpace、Yahoo!など)での閲覧者数は500万人を超えたと いう。広告主側からも好意的なフィードバックを受けており、βテスト参加の広告主の多くが契約を更新しているという。Huluは、「引き続き、新しい革新 的なオンライン広告の開発に取り組む」としている。広告主には、Best Buy、General Motors(GM)、Intel、日産自動車、Wal-Martなどが名を連ねている。

 NBCはHuluの立ち上げ前に、米AppleのiTunes Storeに提供していたテレビ番組コンテンツを引き上げている。

米国でしか見ることができないが、動画配信の流れを考える際によく観察しておかなければならないサイト。TechCrunchなどでは、あまりよい評価でもないようだが。

CnetJapanの記事
http://japan.cnet.com/blog/staff/2008/03/03/entry_25005711/

興味深い情報が飛び込んできた。

ブログ「The Ordinary Diary」によると、ニコニコ動画が動画フォーマット「H.264」に対応する見込みだという。

H.264は圧縮率の高い動画フォーマットで、小さいサイズのファイルでも高画質の映像が再生できる点が特徴。2007年夏にリリースされた Flash Playerの最新版「Flash Player 9」でサポートされ、ニコニコ動画でもH.264に対応して欲しいというユーザーの声は多かった。

ニコニコ動画は3月5日に新バージョン「ニコニコ動画(SP1)」の発表会を控えており、ニコニコニュースでは3月4日の午後9時から10時の間に、新機能のテストをするとの告知がなされている。

折りしも高画質を売りにしていた動画共有サイト「Stage6」が2月28日(米国時間)にサービスを終了したばかり。 高画質な映像を求める人には、うれしい知らせとなりそうだ。

ニコニコ動画に限らず、投稿サイトの高画質化はこれからも進むと思われる。ただし、インフラコストが単純に上がっていくので、脱落する業者も多く出てくるか。

RBB Today の記事
http://www.rbbtoday.com/news/20080303/49169.html


 Ask.jpは、犬に特化した初めての動画サイト「OneOne.TV」を本日開設。犬ジャンルの新着映像や犬種別の映像を再生できるほか、犬に関する地域密着サービス検索や犬ニュース検索なども可能だ。

 「OneOne.TV」は、これまでの動画共有サイトのノウハウを活かしたインターフェース、検索技術のノウハウを活かし、愛犬の動画を撮り・投稿し・ 公開するという“徹底的”に愛犬動画を見て楽しめるサイト。動画を再生するプレーヤー「ビデオパネル」をはじめ「犬種別 投稿数ランキング」、「クチコミ 掲示板」、「地域密着サービス検索」などのコンテンツが用意されている。

 「ビデオパネル」では、投稿された犬関連動画を、新着順に自動で連続再生するほか、犬種に特化した投稿動画再生を実現できるチャネル選択機能も搭載。チ ワワ、ダックス、柴など犬種ごとの動画を選んで見ることができる。ブログ貼付タグもワンタッチで作成可能だ。「犬種別 投稿数ランキング」では、犬種別の 投稿数ランキングのTOP5のほか、犬種情報サイト「DogGuide」と提携し、犬種別の飼育管理情報や健康注意情報、歴史情報などを知ることができ る。「地域密着サービス検索」では、病院やサロン等の検索をワンタッチで行うことができる便利な機能だ。

 現在、日本では約1300万匹の犬が飼育され、10歳以下の児童人口を超えるとも言われる愛犬事情がある。「OneOne.TV」では動画を楽しむほかに役立つ情報も満載。これからの「愛犬と暮らす」時代に適したサービスと言えそうだ。
動画共有サイトの専門化はこれからの流れ。


Nikkei Trendy Net の記事
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080303/1007635/


 ヤフーバリューインサイト(本社:東京都中野区)が2008年2月29日に発表した「情報メディアに関する調査」によると、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ の従来型4大メディアは軒並み利用度が低下、テレビと新聞は信用度もダウンした。Web系メディアでは「ポータルサイト」の利用度が大幅に低下、「検索エ ンジン」は利用度・利用意向とも前回並みだったが、「Q&Aサイト」「動画共有サービス」が存在感を示した。

 CGM(消費者作成型メディア)系メディアの認知・利用・参加経験では、新たに評価対象に加えたYouTubeなど動画共有サービスが認知率9割 弱、閲覧経験者6割強に達し、浸透度・利用度・利用意向ともに高く、今後の伸びが期待されるという。一方、セカンドライフなどの「3Dリアルタイム仮想世 界」は7割近い認知率の半面、閲覧経験者は1割以下だった。情報発信経験者は「個人blog」が最も多く、4割弱を占めた。

 シーン・目的別では、「自分の情報を他人に提供したい」ときに利用したいメディアは 「個人ブログ」「SNS」で、逆に「他人から情報を得たい」ときは「Q&Aサイト」「特定カテゴリの掲示板」「動画共有サービス」 。とくに「動画共有サービス」は「目的を持たず、なにか面白い情報を探したい」ときに4割近くの人が利用したいとしていた。

 調査は「情報メディア」の認知や利用経験、今後の利用意向の把握などを目的に、2007年12月7~10日にかけ、同社「スコープNet会員」モニター(15~59歳男女1000人)を対象にインターネットで調査した。

体感的にも自然なデータ。
Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/27/18600.html

 チームラボは25日、複数の動画共有サイトに掲載されている動画を横断検索し、連続再生できるサイト「サグールテレビ」を公開した。

 キーワードを入力することで、「YouTube」「Google Video」「Ameba Vision」など60以上の動画共有サイトの動画を検索できる。検索結果では、“オモロジック”の度数が高い順番に動画を表示する。同社によれば、オモ ロジックは「主観的な興味が強く注がれている動画の順番」としているが、具体的な判定基準は非公開という。

 動画に対しては、インターネット上から評判情報を収集し、検索用メタデータを付与した。これによって、各動画共有サイトの関連タグに加えて、ブログや掲示板などで評価されているキーワードからも動画を検索することが可能となった。

 また、「再生待ち動画」機能では、動画のサムネイル画像をドラッグ&ドロップすれば、視聴中の動画が終了後に次の動画が自動再生される。このた め、テレビのように動画を流し見することができるという。そのほか、検索結果や視聴中の動画に関連性の高い動画を紹介する機能などを備える。

 サグールテレビは、次世代検索技術の研究開発を目指して経済産業省が進める「情報大航海プロジェクト」の2007年度事業の研究成果として、チームラボが開発した。
どこで実用化するつもりだろう?補助金もらっておもちゃ作りました程度の話で終わりだとしたら、くだらなさ過ぎるが。
Japan.Internet.com の記事
http://japan.internet.com/webtech/20080226/12.html

Microsoft は、長らくそのリリースが待たれていた、複数のブラウザとプラットフォームに対応した同社のストリーミング メディア技術の最新版『Silverlight 2.0』のベータテストが、間もなく開始されることを明らかにした。Microsoft の開発部門担当ゼネラルマネージャを務める Scott Guthrie 氏が22日、自身のブログへの投稿記事で明らかにした。

ただし、正確な日時などに関してはまだ記していない。

Guthrie 氏は投稿の中で、Silverlight 2.0 で装備される数多くの機能について触れている。それによると、最新版はアプリケーションの作成において、JavaScript だけではなく、『.NET Framework』や『Visual Studio』などのプログラミング言語を利用して Silverlight 用のアプリケーションが書けるようになる、最初のバージョンになる。

例をあげると、Silverlight 2.0 は Windows 用のプレゼンテーション サブシステム『Windows Presentation Foundation』(WPF) をベースにしたユーザー インターフェース フレームワークを組み込む予定だ。そのため、リッチ インターネット アプリケーション (RIA) の記述が容易になる。

Guthrie 氏はブログの中で、次のように説明している。「Silverlight の『WPF UI Framework』は、完全版の .NET Framework で使われている WPF UI Framework 機能と互換性を持つサブセットで、開発者は技術や制御、コード、コンテンツを再利用して、複数ブラウザ用のリッチ ウェブ アプリケーションや、Windows 用のリッチなデスクトップ アプリケーションを構築できる」

現行バージョンの Silverlight 1.0 の正式版が出荷されたのは2007年9月のことだ。このバージョンでは JavaScript を使用したアプリケーションの記述しかサポートされていないため、開発の専門家にはなかなか使ってもらえないとアナリストたちは指摘している。

最新版の Silverlight 2.0 では、Silverlight 用アプリケーションの作成に『Visual Studio 2008』や『Expression Studio』といった設計ツールを使用できるようになる。アナリストらは、Microsoft の主要なプログラミング言語 Visual Studio スイート製品を利用してプログラミングが可能になるということから、特に Adobe Systems の『Flash』をはじめとする競合他社のストリーミング メディア技術に対し、対抗勢力になりうるものだと評価している。
動画等のコンテンツ配信のプラットフォームが、Windows 以外のところに向けて配信されて本格化する際の、Adobe とマイクロソフトの開発環境の競争は注目される。現状は、クリエイターを取り込めているAdobe がかなり有利か。


Broadband Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/21060.html
 NTT(持ち株)は、トライアル提供している動画共有サイト「ClipLife(クリップライフ)」のトライアルを3月24日をもって終了。3月25日よりNTTレゾナントが商用サービスを開始すると発表した。

 クリップライフは、2006年8月よりトライアルサービスを開始した動画共有サービス。トライアルでは、「映像ダイジェスト配信技術」などの NTTのメディア処理に関する研究開発成果について検証を行なっており、事業化について検討を行なった結果、トライアルを終了する。

 トライアルは3月24日をもって終了し、3月25日からはりNTTレゾナントが商用サービスとして提供を開始。SNS「gooホーム」や地図 サービス「goo地図」などとの連携準備を進めるとしている。なお、クリップライフの登録ユーザーは、商用サービス化に伴って登録情報移管の手続きが必要 となる。

 また、NTTはクリップライフのトライアルの結果を発表した。トライアルでは、1月31日現在で登録ユーザーが10,168人、公開された動画 は39,416件であったほか、各動画ごとの引用件数は、平均で3.3件、最大で1,611件。ブログパーツの利用件数は265,891件であったとい う。

 サービスの健全性については、NTTのコミュニケーション科学基礎研究所が開発した「高速メディア探索技術」とNTTのサイバーソリューション 研究所が開発した「映像インデクシング技術」を利用して動画の公開前チェックとユーザーからの通報による運用を進め、第三者の著作権を侵害もしくわ公序良 俗に反する動画投稿が全体の5%未満行なわれたが、公開を行なわなかったとしている。

 このほか、公開された動画のうち16%についてはクリエイティブ・コモンズによるライセンスが付与されたほか、クリップライフのAPI公開も可能であるとしている。
トライアルでもほとんど話題にならなかったが、商用サービス化までは行く模様。

現状の投稿サイトが、違法動画などでアクセスが稼がれているような状況なので、NTTという会社の信用上まともにそういうところと勝負はしにくいが、何かしら別のメリットが出てくれば、国内市場では多少挽回の余地はあるか。グローバルなサービスには絶対にならないだろうが。
Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/adsense-for-video-comes-out-of-private-beta-can-we-kill-the-pre-roll-now/

動画対応の広告プログラムAdSenseが9ヶ月にわたる利用者限定の試運転期間を終え、動画ストリーム配信数月間100万本以上の米国内の全パブリッシャーを対象にいよいよ一般利用開始に踏み切る(たぶん配信数に足切り戦を設けたのはメインストリームのサイトにのみ出稿したい広告主への譲歩。日陰のポルノサイトは動画配信数がどんなにあっても申し込むだけ無駄である)。

広告フォーマットは動画・テキストの2通り。どちらも動画下にバナーで表示される。「InVideo(動画内)」広告をクリックすると(AdBriteが既に使ってる名前と同じのような…?)、観ている動画が一時停止し、小さな新規ウィンドウが立ち上がって、そこに動画CMが流れる(広告ウィンドウはいつでも閉じると元の動画視聴に戻れる)。

テキスト広告は標準のコンテキスト連動型AdSenseと一緒のバナー広告で、動画のタグや動画周辺ページの単語で立ち上がり、クリックすると広告 主のサイトにジャンプする。広告料はInVideo広告がCPM(インプレッション単価)ベースで、テキスト広告はCPC(クリック単価)ベース(デモは 下のスクリーングラブ2点とここの動画でどうぞ。←BMWとHPのCM入り)。

AdSense動画プログラムに承認された特定のサイトだけでなく、同じような広告入り動画はYouTubeでも目につくようになる。例えばYouTubeパートナープログラム加盟の動画などがそれで、前にもお伝えしたよ うに、こうしたYouTube動画は広告入りのまま、手持ちの動画がないパブリッシャーや、自分の動画の足しにしたい人たちも各種サイトに貼って楽しむこ とができる。このシナリオだと広告収入はパブリッシャーのサイト、YouTubeパートナー、Googleで3分割だ。

有難いことにグーグルはずっとプレロール、ポストロールの動画CMは避けている。どちらも広告主がテレビCM買い付けの際に使うお馴染みの手法なの で、動画広告といえば今もこの2つが主流だ。 まあ、でもウェブはTVではない。そしてグーグルはそれが分かっている。今回グーグルが採用したフォーマットはどちらも比較的視聴の邪魔にならず、コンテ キストに関連度の高いものとなっている。

オーバーレイ自体は新しくなくて、VideoEgg、ScanScout、AdBrite、Blinkx、Cast.Tvなんかもやっている。でもグーグルのオンライン広告の影響力を以ってするなら、あっけなくこれが標準になりそうだ。

もっとも、個人的にテキスト広告はあんまり好きではない。視聴中に動画から離れてしまうので視聴経験という面からはベストではないと思うが、少なく ともグーグルでは広告クリックして視聴を中断してCM観るかどうかは視聴者判断に任せている。いずれにせよ、どちらもプレロールよりは好ましいフォーマッ トなので、これでプレロールも一巻の終わりになってくれるものと願いたい。

ブログなどの各所で話題に。
が、動画視聴中のプレロールなどはなくならないと思われる。

動画の下にバナーを入れるというのは、それ自体がかなりクリック率が低過ぎて当分はビジネスにならないのではないか?クリックして別の動画が出てくるというのも、基本的にはユーザーにとってありがたいものではないのだし。


TechCrunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/newsclipper-brings-all-the-news-video-from-around-the-web-to-one-place/

newsclipper-scren-small.png
どうしてビデオ版のGoogle Newsがないのだろう。Appleでアルバイトをする27歳のノルウェー人ウェブデベロッパー、Onar Vikingstadはそう思ったのでNewsClipperを作った。このサイトは、Vikingstadが別のプロジェクトでABC、BBC、CBS、CNN、ESPN、Fox News、NBC、MSNBCなどのウェブサイトからニュースビデオのクリップを集めた副産物だ。彼の説明を聞こう。

NewsClipperでやりたかったのは、テレビの主要ニュースネットワークのニュースクリップを一か所にまと めることです。あちこちの管理や規制の厳しいサイトを走り回らなくてもいいように。基本は、主要テレビネットワークの最新ニュースクリップを、広告だらけ で遅いサイトに行かずに、一か所で見られることです。

サイトはこの上なく単純。画面の左側にはビデオクリップの一覧があって、「最新順」か「視聴回数順」でソートできる。自分のプレイリストを作って ネットワークやカテゴリー(政治、国外、国内、ビジネス、テクノロジー、スポーツ、天気等)の順にソートすることもできる。検索機能はないが、近いうちに 出来る予定で、視聴者による評価や、コメント機能も予定されている。リンクをクリックすると中央の画面でビデオが再生される。NewsClipperでは オープンソースの Flowplayerを使用している。プレーヤーは全画面表示にしたり、これが議論のあるところなのだが、他サイトに自由に埋め込むことができる。

例えばCNN.comでは、ビデオの埋め込みは許されていない。リンクをメールすることはできるが、そこまでだ。NewsClipperを使うと、 CNNのビデオを見るだけでなく、プレーヤーの埋め込みコードを使って、自分のブログやMySpaceページにも置くことができる(例えば、このCNNのオバマの演説のビデオ)。これが著作権違反になるのかどうか、私にはよくわからないが、VeohがVeoh TVのダウンロード用クライアントソフトでやっているのと似ている。Vikingstadの言い分はこうだ。

厳密にいえばビデオのストリームはテレビネットワークから送られています。私は埋め込んでいるだけ。だから、公式には埋め込めると言われていないビデオを私が埋め込んでいる、とは言えるかもしれません。

建て前上は彼の言うことは正しいのかもしれない。ビデオのホスティングはしていない、と。ビデオはCNNのサーバーからストリームされている。しか し、広告を外していることで、Vikingstadがテレビネットワークの法務部門に気に入られることはないだろう。でも、実にいいサイトなのだ。閉鎖さ れる前に見ておこう。

これは日本でやったら、速攻でサイト閉鎖の仮処分申請が出されて認められるだろう。下手な挑発をすると逮捕かも。
広告を抜かない形で、うまくやる方法はないのだろうか?

TechCrunch Japanse の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/seesmic-announces-6-million-series-a-round/

Seesmicのファウンダー、Loic Le Meurは長いブログ記事で今日のシリーズAのラウンドで$6M(600万ドル)調 達したことを報告している。(私も投資者の1人)。資金の大部分はAtomico(Skypeのファウンダー、 Niklas ZennstromとJanus Friisが設立)が出したが、エンジェル投資家が多数加わっている。このスタートアップに関しては去年暮れに詳しく紹介されている。

この会社はLoicが設立した会社としては5社目だが、アメリカでの起業はこれが初となる(彼はフランス人)。ビデオスタートアップの Seesmicは全体的な機能、ランダムなディスカッションの始めやすさなど大変twitterに似ている。非公開のベータテスト期間中順調に作動した。 私が投資者である関係で、利害の衝突を疑われないよう、これまであまりたびたびは紹介できなかったのだが、私はこの会社に大いに期待している―それがそも そも投資した理由だが。Dave WinerVentureBeatMark EvansRyan StewartTheNextWebその他の評価を参照されたい。

何がよくて6Mもの調達が可能だったのかがよく分からないが、今後のためにメモ。
Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/youcastr-live-podcasting-for-sports-fans/

header_logo.jpgMarv AlbertかJohn Maddenになろうと訓練中のあなたには、YouCastrがぴったりだ。このサイトは、ひっそりとしたベータテストから、正式ローンチしたばかり。スポーツ解説のためのUstreamJustin.tvの ようなものだ。このサイトでは誰でもライブ中継や試合の解説をストリーミング放送したり、アーカイブされたポッドキャストのあちこちにわめき声を入れたり できる。リスナーは、最新のスポーツゲームについての解説を聞いたり、ライブでチャットしたりコメントを残すことができる。出来のいいポッドキャストのサンプルはこちら

私はまだ、Joe Schmoがスーパーボウルを解説するのを聞くために、テレビの音量を下げる気にはなれないが、スポーツファンが言いたい放題わめいたものをアップロード して、あとで聞けるための場所には将来性がある。スポーツブロガーがニユースを解説したり、試合のライブブログまでやるための活気あふれるコミュニティーもすでにある。そんなブロガーなら、簡単に音声放送もできればいいと誰よりも思うだろう。YouCastrなら簡単だ。

Yahooのライブビデオ分野への参入や、Ustream買収の噂に よって、ライブビデオはにわかに注目を欲びている。YouCastrがスポーツに焦点を絞ったことは、他のライブ放送サイトにはない目的意識と一慣性を感 じさせるものだ。Justin.tvに行っても、そこで何を得られるか、いつもわかるとは限らないが、YouCastrなら必ず何かスポーツに関係あるも のをやっている。

YouCastrは、4人からなるチームによって昨年開発され、エンジェル投資家グループから、50万ドル程度の出資を受けている。

発想は面白いが、市場が小さいか。
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20366996,00.htm


 Nokiaは2月11日(現地時間)、スペインで開催中の携帯電話関連の展示会「The Mobile World Congress 2008」において、ファイル共有サービス「Share on Ovi」を発表した。同日よりベータ版が公開されており、誰でも無料で利用できる。正式版は年内開始予定だ。

 Share on OviはNokiaが2007年に買収したスタートアップ企業Twangoの技術を利用したもの。動画や音楽、写真など100種類以上のフォーマットに対 応する。容量は当初1人あたり250Mバイトまでだが、年内に無制限に拡張する予定。月あたりのアップロード容量についても制限を設けない考えという。な お、ファイルの大きさは1ファイルあたり100Mバイトまでという制限がある。

 ユーザーは「チャンネル」と呼ばれるフォルダを作成し、好きなファイルをアップロードする。閲覧や投稿ができるユーザーはチャンネル毎に設定できるようになっている。

 ファイルのアップロードはパソコン、もしくは携帯電話から可能。Nokia端末のN95、N82、N73には、撮影した写真などを簡単にアップロードできる機能が搭載される。

 ソーシャルネットワーキングとしての機能も備え、プロフィールページやメッセージ機能がある。また、ブログやFlickrなど、Share on Ovi上のファイルを外部のサービスでも利用できるようにする機能も備えている。

 Nokiaは「ソーシャルネットワーキングは検索、Eメールに次いでトラフィックが多く、全体の20%を占める」と指摘し、Oviブランドによるソーシャルネットワーキングサービスを展開していく考えを示した。Share on Oviはその第1弾となる。

 収益については「さまざまな方法がある」とし、広告を含めて検討していくという。また、有料の写真印刷サービスを現在サイトで展開している。

ヨーロッパの携帯市場などを見る上で、NOKIA の動きは無視できない市場。携帯ベンダーが合法ファイル交換サービスまで始めると、携帯音楽プレイヤーの勢力図も変わってくる可能性があるか?
Tech Crunch Japanese の記事
http://jp.techcrunch.com/archives/yahoo-launches-live-a-live-streaming-video-service/

MicrosoftのYahoo買収提案をめぐる今週の大騒ぎからして、Yahooの新製品発表が溢れんばかりの注目を浴びなかったのも驚くことではない。それにしても、Yahoo Liveがライブになったという情報が、Bradley Horowitzのブログ “Live is live” というたった3語のポストだけだったとは寂しい。(HorowitzはYahooのTechnology Development Groupのヘッド)
Yahoo Liveは、ウェブカムだけで自分のライブビデオを専用サイトにストリームできるというもの。彼らは「ライブビデオのプラットフォーム」と称している。
これはStickamJustin.tvUstream、それにBlogtvと いった既存のライブストリーミング・サービスと非常によく似ており、ユーザーはチャンネルを開設し、自分のウェブカムを認証して公衆向け放送を開始する。 一般の人はこれに立ち寄って視聴したり、ビデオや音声、文字チャットの中から選択してセッションに参加することもできる。
われわれも目下テスト中だが、いまのところサービスは不安定で、よく落ちる。また、機能的にも物足りないものがある。例えば、ビデオは再生できるようにアーカイブされておらず、ライブ放送されればそれで終わりだ。
ユー ザーは、自分のプロファイルを設定したり、ライブストリームの回数や視聴した人数、放送時間を記録したりすることができる。他のユーザーとのストリーミン グセッションでは、ユーザーと別に最大5人が同時にスクリーンに映し出され、中の一人がプレゼンターとなり、他の4人が参加している形になる。このセッ ションに付属するチャットルームには誰でも参加することができ、またセッションをウェブに埋め込んでおくこともできる。
いまのところ、Yahoo のこのサービスでは2人が働いているようで(一人は若い女性で、リクエストに応じて歌を歌ってくれる)、ありあわせのコンテンツを少し提供してサイトを開 設するのを助けてくれる。YahooはまたTwitterのアカウントを用意しており、誰がいつストリーミングするかをフォローできる。Yahoo Liveから情報を引き出してどこからでもアクセスできるようにしたい方へ。このAPIが利用できる。

アップデート:YahooのChad Dickersonは、安定性の問題について、こういうコメントで回答している。

Yahoo! の買収話で気づかなかったが、Live サービスを始めていたとのこと。いずれのサービスもそれほど話題にならないところを見ると、米国内でもそれほど需要の大きいサービスではない、ということか?


Broadband Watch の記事。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20784.html


 paperboy&co.とアスク ドット ジェーピー(Ask.jp)は、「Adobe AIR」で動作する動画アップロードツール「JUGEM Desktop」を1月29日に公開する。利用は無料。

 JUGEM Desktopは、Webカメラを利用して撮影した動画を、paperboy&co.のブログサービス「JUGEM」にアップロードできるソフト ウェア。ソフトウェア上で動画のアップロードが可能で、アップロード後にJUGEMのブログ管理画面から記事として投稿することでブログ上に公開できる。 動画の撮影可能時間は30秒までとなる。

 JUGEM Desktopの利用には、アドビのアプリケーション実行環境「Adobe AIR」をインストールする必要がある。また、同ソフトはAsk.jpの動画にデコレーションを付加できるサービス「デコわく」のAPIを利用している。 今後は記事投稿機能、コメントやトラックバックの投稿通知機能の追加も予定しているほか、管理者ページにログインすることなくブログ運営が可能となるアプ リケーションを目指すとしている。

技術潮流のメモ。
サンケイニュースの記事
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080129/chn0801291556004-n1.htm

中国当局の動画サイトの規制についての記事。国としてひどぎる感じがするが・・・

http://builder.japan.zdnet.com/news/story/0,3800079086,20365631,00.htm

 Mac OS X 10.5 Leopardに移植され、歓迎されたDTrace。しかし、Appleは妙な改変を加えたようだ。SunのAdam Leventhal氏が自身のブログで明らかにしたところによれば、LeopardのDTraceではiTunesのプロセスをトレースできないという。

 ブログでは問題の実証を行う手順が詳しく紹介され、iTunesのプロセスがDTraceのトレース対象となっていないことが説明されている。

 今のところ、Appleの意図は明らかになっていない。しかし、ある予測ができる。DRMハッキングの防止だ。

 DTraceを使えば、対象プロセスのメモリへの読み書きをトレースすることができ、セキュリティ上の問題を引き起こす可能性がある。このためdtraceコマンドはroot権限を持ってしか実行できない。

 iTunesで問題になるのは、セキュリティではなくDRMだろう。DTraceでiTunesの動きを監視すれば、iTunesのDRMを簡単にハックされてしまう可能性がある。

 実は、AppleはiTunesのバイナリに特別なフラグを立てて、デバッグできなくしている。DTraceだけでなく、GDB(The GNU Project Debugger)でも普通にはデバッグできない

 DTraceの生みの親の一人でもあるLeventhal氏はAppleの改変を非難している。しかし、Appleの目的が筆者の推測通りDRMだとすれば、事業を守るためにやむなし、とも取れる。

 Appleは数年来オープンソースへの取り組みを強め、自らをオープンソースの良き市民とプロモーションしている。一方でこうしたジレンマも抱えることになった。

 Appleが取った行動は非難されるべきなのだろうか?

細かいところはよく分からないにしても、メモ。
Broadband Watch の記事
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20693.html
 エディパは、動画編集機能が利用できる動画共有サイト「エディパ」を2月1日より開始する。利用は無料。

 エディパは、ユーザーがアップロードした動画や、他の動画共有サイトの動画を編集し共有できるサービス。編集機能はFlash Playerを利用しており、エディパが用意する動画や画像ファイルのほか、ユーザーがアップロードした500KBまでの画像ファイルやYouTubeで 公開されている動画も利用できる。

 編集機能では、動画やタイムラインの編集、複数動画の連結、字幕やスタンプの挿入、画面のマスクなどが可能で、編集した動画にはタグを付加してエディパで共有できるほか、ブログ向けにソースコードを出力することも可能だ。

 今後は、動画や音声ファイルのアップロード機能や携帯電話への対応を行なうほか、有料サービスも行なう予定だ。
動画編集をASPタイプで行うのは興味深いが、ビジネスとして成立させるためには編集したいという人が絶対数的にかなり小さいかも。
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080115/291067/?ST=ittrend


 キャスティは2008年1月15日、同社が運営する動画配信サイト「casTY」を2008年2月29日に終了すると発表した。

 キャスティは東京電力と吉本興業が出資し、2001年11月に設立。翌年2002年10月より無料動画の配信を軸にしたcasTYを開始していた。ブロ グサービスも展開しており、ブログデータに関しては、2008年2月1日からエクスポートできるようにするという。キャスティ自体の存続や新たなサービス 展開など今後に関しては「現在検討中」(キャスティ)という。現時点での会員数は未公表。

物悲しいニュースではあるものの、5年も続いたので比較的がんばったほうではないかと思う。コンテンツの配信が、インフラ会社に紐づいてしまうとやはりなかなか厳しいということか?


マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/08/024/

インターネット広告サービスを行うベクトルの子会社であるPR TIMESは8日、プレスリリースに動画を添付することができるサービス「ビデオリリース」の提供を、今月中旬から開始すると発表した。動画を添付したプレスリリースは、同社が運営するプレスリリースサイト「PR TIMES」上に掲載、メディアなどに配信される。

PR TIMESが運営するプレスリリースサイト「PR TIMES」のトップ画面

ネットでの動画コンテンツの重要性が高まる中、「テキストや画像だけでなく、動画コンテンツを用いることで、商品の特長や利用シーンをメディアや一般消費者に訴求力の高い形で伝達することが可能になる」(同社)としている。

PR TIMESは、プレスリリースサイトのほか、企業からブロガーに情報提供する「ブログタイムズ」を運営している。

ネット動画の特性を生かしたよいサービス。
現状は動画を取り込んでリリースを出すという広報手段が全く一般的ではないので、利用の頻度は低めになりそうだが、こういった流れは拡大してほしいところ。


Internet Watch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/08/18059.html


事典TV
 オーエンは7日、動画によるWeb辞書サイト「事典TV~映像百科事典」のベータ版を開設した。視聴は無料。動画を投稿するには会員登録が必要となる。

 事典TVでは、自然図鑑や植物・花図鑑などのカテゴリーから目的の動画を探せるほか、キーワード検索を行なって、関連する動画を視聴できる。また、ユーザーが複数の動画を組み合わせてチャンネルを作成し、ブログなどに貼り付けることも可能だ。

 オーエンでは、映像コンテンツのシーンごとに簡単なタグを入力できるようにし、視聴者が検索すると、目的のシーンを自動的に抽出できる「ピンポイント映像検索システム」を開発した。これにより、キーワードにヒットしたシーンから再生できるという。 

 このほか、動画の投稿はプロ・アマ問わず行なえ、さらに成功報酬が支払われるシステムを採用した。オーエンでは、将来的にコンテンツ連動型動画 広告などでの収益を見込んでおり、そこで得た収益は、投稿者に分配されるという。なお、映像クリエイターとして参加する場合は、実名登録をした上で、作品 審査を通過する必要がある。

 オーエンでは、初年度に2億円、5年後には30億円の売上を目指す。
面白い発想だが、動画を投稿するモチベーションをあげる方法が難しそう。また、実名登録は案外壁が高い。

NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/tento/20080109AT2E0800708012008.html

 インターネット広告各社が動画広告サービスを相次ぎ拡充する。オプトやセプテーニ・ホールディングスは広告の企画やコンテンツ制作の体制を強化。ダブル クリックは動画配信サービスの機能向上で受注拡大を狙う。ヤフーが年初にトップ画面の広告表示枠を拡大するなど動画の普及が加速しており、各社は成長分野 への対応を急ぐ。  オプトは動画と口コミを連動させた販促案件の開拓を進める。ヤフーなどに動画広告を表示し、利用者をゲームの世界観をアピールする特設サイトに誘導す る。利用者の興味をひく映像をブログにも流し、口コミによる広がりを促す。第一弾としてアクションゲーム広告を扱い、年内に10件以上の受注を目指す。
広告の手法として動画広告に注目も集まりつつあるが、現状は費用対効果がかなり低くなると思われる。


Venture NOW の記事
http://www.venturenow.jp/news/2007/12/21/2127_004824.html

汎用的なライブサービスの限界と、専門サービスに特化したライブサービスの可能性の両方を示したリリース。

汎用的な用途で生き残れるのは上位2社程度になると考えれば、専門性+動画のサービスをしっかりと行えることが今後のビジネスの鍵になると思われる。
ITMedia のブログ記事
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2007/12/we_ef6e.html


確かに利用頻度は低くならざるを得ないのだが、動画インフラを自前で持つより圧倒的に維持コストが安いので、収益化という意味では、うまくやればほとんど手がかからない小遣い稼ぎぐらいにはすぐになる。案外Adsenseの収入もバカにできない。
IT Media の記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/30/news098.html

ブログサービスを行っている会社が、補完的な機能として動画共有を始めるのは自然な流れ。
メジャーな動画投稿サイト、ブログサービス系サイトでの動画投稿が大体一巡し終わる時期に入ったか。



トラベルビジョンの記事
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=32668
 地球の歩き方T&Eと伊藤忠商事はこのほど、旅行向け動画投稿・共有サービスの「旅行クチコミ動画『地球の歩き方LIVE!』」をリニューアルした。機 能面では、利用者が動画を投稿すると自動的にダイジェスト動画を生成する機能を追加。ダイジェスト動画はトップページに掲載し、投稿された動画がより多く のユーザーの目に触れる機会を増やした。動画は利用者だけでなく、各国の観光局やホテルのプロモーションビデオ、「地球の歩き方ホームページ」の海外特派 員が撮影した動画なども随時公開し、動画を公開したいユーザー、閲覧だけのユーザーと、それぞれのニーズを満たすように機能を追加した。今後は、携帯電話 からの投稿、スーツケースなど旅行に関連した商品をテレビ通販のように販売するなど、他の動画サイトとの差別化を図りながら、利用を促進する。

 なお、ブログパーツの提供もしており、サイト内だけでなく、利用者自身のブログやその他のウェブサイトでも閲覧できるようにした。コンテンツに連動した広告の配信のほか、ホテル、航空券、保険など、旅行に関連する商品も提供する。


▽旅行クチコミ動画「地球の歩き方LIVE!」
http://live.arukikata.co.jp/
動画投稿サイトは、その技術的な部分にはそれほど大きな新規性はないだけに、専門性を持ったサイトとの連動でどれだけ価値の高いコンテンツを集められるかが重要。その意味で、このサイトは面白い。要チェック。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20101.html

RealPlayer 11
 リアルネットワークスは、メディアプレーヤー「RealPlayer 11」日本語正式版のダウンロード提供を開始した。利用は無料で、対応OSはwindows Vista/XP。

 「RealPlayer 11」は、新たにWebサイトなどに掲載された動画をダウンロードできる機能を追加した同社メディアプレーヤーの最新バージョン。DRM処理が施された動 画ファイルに関しては、ダウンロードすることはできない。また、3,600円の有償版「RealPlayer 11 Plus」ではCD/DVDへの書き込み機能を用意する。

 今後は動画検索機能への対応も予定。加えて、12月末にベータ版提供を予定するブログサービス「クリップログ」と連携し、動画視聴後にクリップログに感想を投稿できる機能も用意している。

 なお、リアルネットワークスでは10月に開催した発表会の中で、11月末に「RealPlayer 11」日本語ベータ版を提供する予告としていたが、最終的に正式版としてリリースすることを決定した(同社広報部)としている。
動画再生後に「ブログに書く」ボタンが表示 同ボタンをクリックした際に表示される予告画面。開設は12月末を予定するという
今なおコーデックに関しての評価は高いが、この数年で完全にシェアを減らした。機能的に目を見張るものはないだけに、今後も苦しいか。複雑な気分。


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