動画配信・DRM・VSEO・動画マーケティングで「クリエイティブコモンズ」と一致するもの
IT Media News の記事
前編
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/18/news048.html
後編
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/22/news031.html
知らない話も数多くあったので、読み応えあり。話題はニコニコ動画での事象の話が多い。
UGCはクリエイティブな活動の裾野を広げる意味はあっても、あまり多くを期待すべきではないと思っているし、記事を読んでもそれ以上の見解を見出しにくかった印象。真にクリエイティブなものを生みだす環境としては、お手軽すぎるではないか?
「嫌儲」という言葉は言い得て妙。こういった意識で議論がとまってどうにもならなくなる時点で、やはり日本は遅れていく。
記事中の
「クリエイティブコモンズで BY~~ をつけずに発表しても、他人の儲けに使われたくない」
という考え方は、日本人として分かる部分もあるが、考え方としては「ゆるい」。グローバルなネット環境で、そんなことを島国で議論しているうちに、中国や韓国で勝手にコピーされ儲けに利用された挙句、著作者人格権まで主張をし始める可能性が高い。
自分の創作物になにかしら利用の制限を加えたいというのであれば、やはり「誰」が作ったのかは、それを作った人が主張をしていくことからはじめなければならず、他人に「自分が正当と考えるモラル」が自然発生することを期待することでは成立しない。