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動画配信のよくある間違い
インターネットの動画配信で無駄なお金を使わないために 〜第9号〜
http://www.privatestreaming.com/mailmagazine.htm
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●このメルマガの内容
ブロードバンドの普及に伴い、インターネット上での動画配信も急速に関心が
集まりつつあります。
ブロードバンドが普及する以前から、ストリーミングにかかわってきた筆者の
経験をもとに、独自に解説を加えて行きたいと思います。
ご要望などもあれば、お気軽にお知らせください!!
streaming@newstream.jp
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プロ野球パリーグプレーオフのインターネットライブ 2
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みなさん、昨日はプレーオフの試合は、インターネットライブでご覧になりま
したか?いい試合でしたね。
あまりにいい試合でしたから、私はテレビで見てしまいました。(笑)
昨日は「高画質モード」のコンテンツには試合開始直後からつながらない状況
でした。「見たい」と思っているファンが多かったのでしょう。100Kbps の
比較的低帯域のほうは試合開始から終了までちゃんと見ることが出来ました。
ブロードバンドのライブでは、配信サーバーを運営している側は単純に接続し
てきた人数に比例して帯域を使用することになります。
オーバーヘッドも含めて 800Kbps のコンテンツを同時に1000 人に見せようと
したら
800Kbps X 1000 => 800Mbps => 0.8Gbps
を配信側のネットワーク環境としては必ず用意しなければなりません。家庭用
の光ファイバが100Mbps(しかもベストエフォート) ですから、これだけの回
線を常時接続で安定的に用意しておくことの大変さが良く分かるでしょう。
ライブ配信では無制限に無料にしてしまうと、パンクした際には、全員に悪い
影響が及ぶことになりますので、今回ソフトバンクさんが「満員御礼」として
新しい接続を受け付けないようにしていたのは、正解だと思います。
しかし、あの状態だと大半のアクセスしてきた人が接続できなかった状態だっ
たのではないかと推測します。
あまり技術的な部分をご存じない方は、
「何でつながらないんだ?」
と不満かもしれませんが、個人的にはソフトバンクさんのこのチャレンジには
敬意を表したいですね。
ちなみに、だいぶ以前に紹介した毎日放送さんの阪神タイガースライブですが、
これは有料でアクセス数を制限した上でサービスをされています。
http://mbs.jp/tigerslive/
アクセス数を制限した上で行う動画配信であれば、もう数年前から安定した
配信は可能です。
私自身は、2003年に阪神タイガースがリーグ優勝を果たしたときには、米国の
ロサンゼルスで留学中でしたが、その際、この毎日放送さんの阪神タイガース
ライブは、 300Kbps のライブが 8時間以上一度も接続が切断されることも無く
配信されました。
このときは、デーゲームで阪神が勝ち、ナイトゲームの結果待ちだったので、
たまたま 8時間になったのですが、星野監督の胴上げを見ながら、私は、
「ストリーミングもここまで来たのかぁ」
と、他の人は絶対に感じない感慨を持ってその動画を見ていました。
今はもっとインフラも良くなっているので、さらに快適に見ることが出来ると
思います。
ライブは広帯域のコンテンツを無制限に配信するのはインフラ的に怖いです。
ですので、やるとしたら
「早い者勝ち」
「認証による限定サービス」
のどちらかで縛りをかけておくのが良いでしょう。
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