BitTorrent,現CTOを新たなCEO/取締役として任命
IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081110/318844/
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最近はあまり勢いのある発表を聞いていなかったが、やはりあまり収益性は高くないのだろう。ファイル交換サービスがメインということであれば、著作権侵害のリスクなどで結局しりすぼみになるか。ピア・ツー・ピア(PtoP)ファイル共有ネットワークの米BitTorrentは米国時間2008年11月7日,同社の最高技術責任者(CTO)であるEric Klinker氏を新しい最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。同氏は取締役にも就任する。
Klinker氏は2007年第2四半期,同社にCTOとして入社。BitTorrentネットワーク用クライアント・ソフトウエア,コンテンツ配信 サービス「Delivery Network Accelerator(DNA)」,ソフトウエア開発キット(SDK),輻輳(ふくそう)制御技術などの開発を指揮してきた(関連記事:BitTorrent,コンテンツ・パブリッシャ向け配信サービス「BitTorrent DNA」を提供開始)。
同社の前には,ネットワーク最適化/コンテンツ配信ソリューションを手がける米Internap Network ServicesでCTO兼副社長を務めるなど,この分野で20年以上の経験がある。電子工学の修士号を持っている。
米メディア(CNET News.com) によると,BitTorrentは同日,全従業員の約半数に相当する18人に解雇を通知したという。8月には販売/マーケティング部門全体を対象とする 22%のレイオフも実施している。また同メディアは,合法動画配信サービス「BitTorrent Entertainment Network」の終了計画もあると報じている(関連記事:BitTorrent,メディア大手各社が参加する合法的動画配信サービスを開始)。