YouTube、動画アップローダを刷新--容量制限緩和や複数同時アップロードにも対応
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/09/30/20381104.html
メモ。YouTubeは先週末、動画を公開するユーザー向けに、新たなアップロードツールのテストを非公式に開始した。新ツールにより、ViddlerやVimeoといった他社サービスが、これまで何年間も提供してきたのと同様の、アップロード進行中の情報入力フィールドへのアクセスが可能になる。現在、YouTubeは、新たなプレーヤーのテストを、少数のユーザーを対象にしか実施していないものの、こちらの特別なリンクから、アクセスすることができるようになっている。
また、YouTubeは、アップロードする動画ファイルの容量制限を、100Mバイトから1Gバイトへと緩和した。このことによって、これまでは 1分間の動画でさえ、しばしば制限オーバーとなってしまっていたが、デジタルカメラにて、高品質のVGAビデオモードで撮影を行うユーザーには、劇的に大 きく機会が開かれることになる。
さらに、新アップローダでは、同時に複数の動画ファイルをアップロードすることも可能となる。ファイルの選択時にでも、以前に選択した動画のアッ プロードプロセス進行中にでも、複数ファイルのアップロードを指定することができる。新ツールでは、1度に最大10本の動画をアップロード可能であり、以 前のアップロード作業が終わるやいなや、すぐさま別の動画クリップのアップロードに取りかかるといったことが容易になる。現時点でどのファイルをアップ ロード中であっても、作業を中断する必要がなくなり、これは非常に優れた改良点である。
とはいえ、アップロードプロセスにおいて、引き続き変更されなかったことが2点ある。それは、動画再生時間の制限と、アップロード処理に長大な時 間を要する点である。動画再生時間は、最長でも10分に制限されており、依然として、動画が公開されるまでに、実際の動画再生時間よりも長く待たされてし まう。アップロード処理に関しては、ただ改善されるのを待つ以外に何もできないものの、もし長時間の動画形式を利用したいと望むならば、動画再生時間の制 限を撤廃した、YouTubeのパートナープログラムを試してみるとよいかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。