『SPORE』海外で集団訴訟される―厳しすぎる著作権保護に抗議
Inside Games の記事
http://www.inside-games.jp/news/313/31339.html
その意味で、この裁判の行方には注目。
http://www.inside-games.jp/news/313/31339.html
『シムシティ』を手がけたウィル・ライト氏の新作『SPORE』は海外で好評ですが、発売元であるEA(エレクトロニック・アーツ)は集団訴訟を受けることとなりました。DRM を利用することによって、利便性が悪くなることは致し方ないとしても、消費者が対価を支払って獲得したコンテンツが、自分の想定したとおり(一般消費者が妥当と考えるレベル)になっていないとなったときに、事業者が訴えられるというのは起こりうること。このあたりのバランスは難しい。
『SPORE』のWindows版にはDRM(デジタル著作権管理)による保護が施されており、3回までしかインストールすることができません。 『SPORE』のDRMは「SecuROM」と呼ばれるタイプ。アンインストール(削除)不可能な上にPCの動作を監視し続けるということで、これが侵入 と不当干渉、消費者に関する法律の違反に当たるとして集団での訴訟が行われました。法律事務所はKamberEdelson。ここはWii版 『Guiter Hero』がモノラル音声しか出力できなかったという不具合に関する集団訴訟などを担当しています。
『SPORE』のDRMは柔軟性に欠けておりハードウェアの増設や交換に対応し切れていないとする意見も多く、抗議の意味で米amazonの評価欄に星一 つの最低評価が多数投稿されるという事件も起こりました。コピー対策は必要ですが、正規ユーザーの利便性も重要であり、両者のバランスをどこで取るか、今 後も模索が必要となりそうです。
その意味で、この裁判の行方には注目。