動画のプレロール広告についての懸念は和らぎつつある~Fear of Preroll Ads Eases

|


Adage.com の記事
http://adage.com/digital/article?article_id=130375

日本のexcite で記事を見つけて、日本語の概要が書いてあったが、原文を読むとちょっとニュアンス的にしっくり来ない部分もあったので、タイトルについては独自訳。

海外の調査会社が、「プレロール広告をいれると、視聴者がすぐに離れていく」という仮説について、実際にはそれほどでもないという示唆をしている。

説明によると、プレロールがない動画でも15秒以内に視聴をやめる人が10%程度以上はいるのだが、プレロールを行っているサイトで最初の15秒で離れていく視聴者は20% 程度であるので、純粋にプレロール広告がついたことで離れていく視聴者は5%という論理を導いている。

プレロール広告についての意識調査でも視聴者はだんだんとプレロール広告を受け入れる方向に動いているとのこと。

日本でもYahoo!動画、GYAO、Biglobe ではプレロール広告を行っているので、それほど嫌悪されてはいないのだろう。特に日本では、テレビの広告手法としてのいわゆる「山場広告」平然と打たれている状況であることからすれば、法律やモラルの縛りで山場CMを禁じている英国などの欧米よりもさらに動画のプレロール広告が受け入れられやすい土壌があるのかもしれない。

広告モデルが発達しないと、この業界の拡張も難しいので、こういった情報は貴重。

前記事
MS、日本語版「Windows Home Server」を30日より提供開始

次記事
緊急案内!!:YouTube・動画ポータルサイト徹底活用術セミナー

広告




広告