YouTube偽サイトが登場、盗難IDで動画ランキング向上が狙いか
InternetWatch の記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/17/19966.html
米Trend Microは16日、動画共有サイト「YouTube」のログイン情報を盗もうとする偽サイトを発見したことを明らかにした。
偽サイトはドメイン名が異なるほかは、YouTubeと酷似している。YouTubeの動画や検索を利用できるため、ユーザーは偽サイトにアクセスしたことに気づきにくいという。また、ユーザーが偽のログイン画面に情報を入力した場合には、本物のYouTubeにリダイレクトする。
Trend Microによれば、偽サイトの運営者が、騙されたユーザーのログイン情報を悪用する恐れがあると指摘。その動機としては「金銭的利益は見込めない」としながらも、盗んだログイン情報を使って、特定の動画のランキングを上げる“サービス”を提供したり、動画の閲覧数を増やしたい人にログイン情報を販売するのではないかと推測している。
Trend Microでは現在、偽サイトの仕組みや同様の手口を使うドメインを監視中としているが、これらの偽サイトはスパムメールに記載されたURLのリンク先として使われると見ている。ユーザーに対しては、頻繁にアクセスするサイトはブックマークを用いるとともに、身に覚えのないメールに記載されたURLはクリックしないよう呼びかけている。
投稿サイトが人気になると、類似ドメインでこういったことを行う人も出てくる。メモ。