YouTubeで「子犬を崖に投げ殺した」米海兵隊員2人が懲戒処分に - CNN報道
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/13/002/
米CNNは11日(現地時間)、今年3月に動画投稿サイト「YouTube」に投稿された映像の中で、子犬を崖に投げ殺した疑いのある米海兵隊員2人が米軍によって懲戒処分にされたと報じた。
CNNによると、問題となった映像が投稿されたのは今年3月3日。同映像では、米軍の兵士と思われる人物が、同僚と思われる兵士と遊び感覚で子犬を手でつかみ、「puppy(子犬)、puppy」などと言いながら、鼻歌まじりで力いっぱい子犬を崖に投げる。子犬は「キャンキャン」と悲しそうな声を出しながら崖下に消えていく。
投稿直後から世界から非難するコメントが殺到。YouTubeでは規約違反の映像として削除されたが、動画のコピーが相次いで同サイトや同サイト以外の動画投稿サイトなどにアップされ、日本でも「最悪な物見せられた。犬がかわいそう・・」「酷すぎる」などの声が相次いでいた。
CNNによると、映像での行為に関わったとして米軍に処分されたのは、David Motari上等兵とCrismarvin Banez Encarnacion軍曹の2人。
同映像で直接子犬を崖に投げ殺したのは1人の兵士だが、今回米軍により懲戒処分とされた2人のうちどちらが投げ殺したのかは明らかとなっていない。
大きな組織の中での内部告発や事実を誰にも邪魔されずに公開できることは投稿サイトのメリットであるが、悪意を持って恣意的に投稿するリスクもあり実際そういったことも起こっている。
これからそういったことを象徴するいろいろなことが起こって、だんだんと収束していくことになるのであろう。