米国幼年層のオンライン動画視聴時間は成人層より長い,人気サイトは「YouTube」

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Nikkei IT Pro の記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080610/307207/

 米Nielsenは米国時間2008年6月9日,2008年4月の米国家庭におけるオンライン動画視聴に関する調査結果を発表した。それによると,幼年層(2~11歳)のほうが成人層(18歳以上)よりも視聴時間が長く,幼年層が1人あたり月間平均118分だったのに対して成人層は99分だった。

 月間の動画視聴本数をみると,幼年層は平均51本,成人層は44本だった。若年層(12~17歳)は幼年と成人いずれよりも動画をよく視聴しており,月間視聴本数は平均74本,月間視聴時間は平均132分だった。

 コンテンツについては,幼年層はよく知っているおもちゃやテレビ番組を好むのに対して,若年層は音楽や映画の予告などのビデオクリップを好む傾向がある。しかし,よく利用するサイトをみると,幼年層においても「DisneyChannel.com」や「Disney.com」よりも「YouTube」のほうがユニーク視聴者数および視聴本数が多く,YouTubeの強い人気をうかがわせた。若年層のサイト・ランキングでも,トップは YouTubeだった。

子供は、動くものに敏感に反応するので上記のような結果にも納得。子供が安心してみることができる動画サイトなどは需要が大きくなるかも。現状ではYoutubeでは危険すぎるか。

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