ワーナー、音楽SNSのLast.fmからカタログを削除
毎日.jp の記事
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2008/06/09/20374853.html
Warner Music GroupがLast.fmからカタログ全てを削除したことを、Warner Musicの広報担当が米国時間6月6日、認めた。
Warner MusicはLast.fmとの取り引きを止めた理由を明らかにしていない。だが、Warner Musicが去ったことは音楽SNSのLast.fmにとって打撃であることは確かである。というのも、Last.fmと最初に契約した大手レベルが Warner Musicだったからだ。
Last.fmは音楽クリップをストリーミング形式でメンバーに無料提供するが、3回という再生回数の制限の問題でつまずいている。競合のImeemの場合、ユーザーは好きな何回でも音楽をストリーミングできる。
Silicon Alley Insiderによると、Warner MusicはLast.fmと月極めのライセンス契約を結んでいたが、今回は更新しなかったという。
1年前にLast.fmを買収したCBSは「現在、Warner Music Groupと新しい契約について交渉している」と声明で述べている。また、「ウェブ上で最も包括的な音楽サービスを構築しようとしている」とも、CBSは述べている。
注:CBSはNews.comを運営するCNET Networksを買収することに合意している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
コンテンツホルダーとチャネルとの力関係が、これから先もいろいろと変化をして難しい状況が続く。
ユーザーに近いチャネルがより力を持ってくることになるとは思うが。