アドビ、Flashビデオにコンテンツ制御を導入
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20369866,00.htm
Adobe Systemsは米国時間3月19日、「Adobe Flash Media Server」が配信するコンテンツの利用を制限するための新サーバ「Adobe Flash Media Rights Management Server」をリリースした。
Adobe Flash Media Rights Management Serverというこのソフトウェアは、動画の閲覧を細かく制御したいテレビ番組や映画の制作者を対象としている。
例えば、コンテンツ制作者は、広告を見ないとユーザーが動画を閲覧できないようにしたり、閲覧を一定時間内に制限したりすることができる。
同社のFlashメディアサービス担当シニアプロダクトマネージャーであるLaurel Reitman氏によると、同社はまた同サーバ向けのAPIもリリースしており、これを利用すると、開発者はデジタル著作権管理(DRM)機能を搭載した AIR(Adobe Integrated Runtime)メディアアプリケーションを書くことができるという。
AIRは同社が開発したウェブアプリケーションをオフラインで実行するためのプラットフォーム。
Reitman氏によると、2008年春にリリースを予定している「Adobe Media Player」にも、このコンテンツ著作権管理ソフトウェアが組み込まれる予定だという。
Flashにこの機能が付くことの業界へのインパクトは非常に大きいはず。これまでのDRMフリーの流れも、一気に変わってくる可能性もある。