米国のインターネットによる動画視聴は1/3が「You Tube」,米comScore社の調査から
TechOn の記事
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080318/149103/?ref=BPN
調査会社の米comScore, Inc.は,2008年1月の米国におけるインターネット上の動画視聴の動向を発表した(発表資料)。それによると,インターネット上で視聴された動画の総数は98億1401万本。過去最高を記録した2007年12月の101億本からわずかに減少した。また,2008年1月に視聴された動画のうち,約1/3の32億5000万本は,動画共有サービス「YouTube」上で視聴されたという。
視聴された動画本数をサイト別に見ると,首位は米Google Inc.。Google社のサイトによる視聴本数は33億6334万本で,全体の34.3%を占めた。前月からシェアを1.7ポイント伸ばしている。さらに,Google社のサイトによる視聴本数のうち96%以上は,YouTube上で視聴された。2位は米Fox Interactive Media, Inc.のサイトで5億8413万本。全体の6.0%を占めた。以下,米Yahoo! Inc.のサイトが3億1500万本,米Microsoft Corp.のサイトが1億9929万本だった。視聴本数全体に占める割合はそれぞれ,3.2%,2.0%だった。
また,2008年1月にインターネット上で動画を視聴した人数は1億3952万人。1人当たり平均206.3分を動画視聴に費やしている。視聴人数をサイト別に見ると,最も多いのはGoogle社で8006万人。以下,Fox Interactive Media社の5391万人,Yahoo!社の3636万人と続いた。
投稿サイトのブームはそろそろ収束に向かっている。日本でもピークは今年、よく続いて来年くらいではないか。