YouTubeの“次の一手”をスニークピーク(動画編集、レコメン、分析ツール)
http://jp.techcrunch.com/archives/whats-next-for-youtube-video-editing-recommendations-advertiser-analytics/
昨晩(米国時間2/13)ニューヨーク市で開かれた「Videocracy」と銘打つイベントで、YouTubeがマーケットの専門家たちを前に近日登場となる新事業の一端を披露した。Silicon Alley InsiderのMichael Learmonth記者も潜入を試みたが会場からつまみ出されたようだ。幸いDeep Focus社CEOのIan Schaferがスニークピークで発表になった内容をまとめてくれた。
氏が知りえた情報を一部並べとこう。:
—YouTubeが自信を持ってお届けする新機能は「アクティブ共有」。これでYouTube動画を見ながら他の視聴者にサインが送れるように(設定をオンにすると同じ動画を一緒に見ている相手の画面右手に自分のユーザーネームが出る)
—ベターな動画編集用ツールも公開を待つばかり(何故こんなに時間がかかったんだろう?)
—自分が既に観た動画をベースにオススメを出す「動画レコメンデーション」機能も間もなく実現(アマゾンの「この本が好きな人はあれも好き」というコラボレーティブ・フィルタリングみたいなものだ)
—「どこでもYouTube」実現に向け、ウェブ専用ブラウザの枠を越えモバイル端末、お茶の間の大型フラットスクリーンTVまで動画を引き続き配信。
—マーケターの目から見て「一番大きなニュースは公開目前の高度分析ツールについての発表。動画ビューの発信源(所在地&サイト)はじめデータポイ ントが多数確認可能になる。YouTubeで展開する宣伝活動の成果を測るメトリックス(指標)やデータをもっと抽出したい広告主にとっては大助かり」
YouTubeではさらにマスの視聴者誘致策「Tentpole Content Initiatives」を多数企画中のようだ。これはCNNと提携で行った大統領候補討論会のようなもの。今後は以下のラインナップも予定している。:
—The YouTube Games(YouTube五輪) オリンピック開幕に合わせ「ヘンなスポーツ大集合」をテーマにホームビデオをフィーチャー
—Living Legends(生ける伝説) ローリング・ストーンズのように生きた伝説とうたわれた著名人(生存者)を動画で紹介
—The YouTube Global Gathering(YouTubeの世界パーティー) YouTubeで世界の各地を繋ぐ全地球規模のイベントIanさんの情報提供に感謝!
上記のような機能が短期間でどんどんと追加されていくことで、汎用的な動画投稿サイトはやはりYoutube の1人勝ちの気配か・・・。