「iPhone」を対象にした初のモバイル動画広告がデビュー
Cnet Japan の記事
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20366781,00.htm
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サンフランシスコの新興企業が米国時間2月6日、初の「iPhone」向けモバイル動画広告を導入する。Ad Infuseは、Health & Fitness Mobile for Men HFM)およびMondoMedia.comなどの複数のサイトでEsuranceとPartnership for a Drug-Free Americaの広告を配信する。
筆者は買ったばかりのiPhoneでHFMの携帯サイト(hfm2go.com)を訪問し、ポータブルトレーニングプログラムの1つをクリックし た。4~5分待っていると広告がダウンロードされ、それから何もない真っ白な画面が表示され、次にどうしていいのかわからずとまどった。ようやく広告が再 生され始め、10~12秒の麻薬使用に反対するスポット広告を見ることができた。その後、エクササイズボールで腹筋を鍛えるトレーニングビデオが始まっ た。
こんなにも使い勝手が悪いなら、筆者は遠慮すると思う。
問題はおそらく、AT&Tのネットワークの接続が遅いことだが、Ad Infuseの最高経営責任者(CEO)であるBrian Cowley氏も、モバイルウェブアプリケーション市場はまだ誕生して間もないので、いくつかの点で使い勝手はブロードバンドよりもダイアルアップに近く なるだろうと認めている。
パブリッシャー(サイト運営会社)がコンテンツから利益を上げなければならないことはわかるが、彼らはモバイルインフラがコンテンツをより効率的に扱えるようになるまで待つべきかもしれない。
この分野の広告が立ち上がってくるのは技術的にもまだまだ先になる。ただでさえ動画広告は時間を拘束するので、ほとんど使い物にならない。