中部電力、CTC売却 動画などサービス拡充困難
NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/chubu/news/arc2580.html
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中部電力は25日、子会社で光通信サービス「コミュファ」を展開する中部テレコミュニケーション(CTC、名古屋市)をKDDIに売却すると正式発表した。インターネット動画配信など多様化する通信サービスへの対応が困難との判断から売却を決めた。Hi-ho の売却に続いて、CTCの売却のニュース。インフラ側は完全に淘汰が進みつつある。
同日、記者会見で越智洋・中部電副社長は「半年前にKDDIに売却を持ち掛けた」と明らかにした。通信事業で次々に新しいサービスが出るなかで、ノウハウがあるKDDIに売却する方が「サービス内容を最大限に高められる」と売却の理由を語った。
通信業界はサービス競争が激化している。NTT東西はブロードバンド回線を通じたビデオ・オン・デマンドなど動画配信を拡充しているが、CTCはこの分野 で見劣りする。営業や光回線の敷設では中部電の経営資源を活用できたが、コンテンツ(情報の内容)配信ではノウハウは持ち合わせていなかった。