米Yahoo、DRMフリーのMP3配信に向けメジャーレーベルと交渉へ - AP通信
マイコミジャーナルの記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/01/24/061/
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米国でのDRM フリーの流れが一気に加速しているが、P2P での被害よりも実益が大きいという結論が出たということだろうか?単にアメリカでは Winny などのような深刻な被害事例を体験してないということが理由だとしたら、後々おおきく日を吹きそうな気もするが。米YahooがDRMフリーのMP3楽曲提供に向け、音楽業界のメジャーレーベルらと交渉に入っているとAP通信が23日(米国時間)に報じてい る。同件に関わっているメジャーレーベルの幹部2人の証言によれば、YahooはこうしたDRMフリーのファイルを有料販売、または広告を組み合わせて無 料配布する計画だという。DRMフリーの楽曲配信については、英EMIが米Appleと共同で昨年4月にiTunes Plusでの配信をスタートしたのを皮切りに、米Amazon.comがMP3配信サイトを9月にスタート、4大レーベルを巻き込む形で急速に拡大してい る。今回のYahooの動きは、これに続くものになるとみられる。
前述のメジャーレーベル幹部によれば、こうした話し合いは昨年の12月に行われたものの、まだ暫定的なものだったという。Yahooでは現在詳細を 詰めている段階で、2008年中のサービスインを目指しているようだ。実際、Yahoo自身はこうしたDRMフリーの楽曲配信サービスに興味があることを 何度も公言しており、メジャーレーベルとの交渉は自然な流れだといえる。
DRMフリーの楽曲配信については、Universal Music、Warner Music、EMI、そしてSony BMG Music Entertainmentのいわゆる4大メジャーレーベルが過去半年間で相次いで配信のライセンス提供を表明している。DRMフリーはデジタルコピーが 容易になるというリスクの反面、AppleのiPodやMicrosoftのZune、その他多数のMP3プレーヤなど、再生媒体を選ばずに自由な配信が 可能となるため、低コストでより多くのユーザにリーチできるというメリットがある。