Amazonが米音楽配信サービス勢力図を塗り変える?

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Variety Japan の記事
http://www.varietyjapan.com/news/business/u3eqp30000028ssi.html
  全米が注目する国民的イベント、第42回NFLスーパーボウル中継(2月3日)で、ペプシコ・インクと米Amazonがジャスティン・ティンバーレイクを 起用したタイアップCMを提供することがわかった。両社では、年間総額10億ドルにも及ぶプレゼント・キャンペーンを展開していく。

 ペプシコとAmazonは提携条件を明らかにしていないが、今回の広告キャンペーンで、Amazonの音楽配信サービスの普及拡大を狙うものとみられ る。過去には、アップル社の音楽配信サイトiTunes Music Store(現iTunes Store)が、スーパーボウルでのCMのキャンペーンから大ヒットしている。

 2004年、ペプシコは米アップル社と同様の提携を結び、アップル社の音楽配信サイトiTunes Music Store(現iTunes Store)から1億回分の無料ダウンロードをプレゼントした。このペプシコの広告キャンペーンの後押しもあり、アップル社の携帯音楽プレーヤーiPod の売上げが伸び、iTunes Music Storeは音楽配信サイトのトップに躍り出ることになった。現在、音楽のデジタル配信におけるiTunes Storeの全米シェアは70%に及んでいる。

 しかし、iTunes Storeを通じて楽曲を販売している米レコード会社側は、アップル社の手法に必ずしも満足していないのが現状だ。1曲あたり一律99セントという価格設定では儲けが少ないことに加えて、アップル社は楽曲に応じた値段設定を許していない。

 そのため、昨年9月に米オンライン・ショップの最大手であるAmazonが音楽配信サービスを開始すると、レコード会社各社が飛びついた。Amazon は、iTunes Storeとの差別化を図るため、提供するファイル・フォーマットをMP3に統一。iPod以外のデジタルプレーヤーでも再生を可能にした。また、提供す るすべての楽曲から、コピー防止機能DRM(デジタル著作権管理)を取り外しているのも大きな特徴だ。
 アップル社も各レコード会社にDRMフリーでの楽曲提供を求めているが、その要請に応えたレコード会社は、「ビッグ4」のうちEMIしかない。

 今回のキャンペーンが、米音楽配信サービスの勢力図を変えることになるか注目される。
米国内では、まだ P2P ソフトなどでのファイル交換が社会問題にはなったことがないということだろうか?もう少しそのあたりの周辺の情報は調べておく必要があるか。


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