オンライン動画広告に期待できず~広告業界幹部ら、戦略を見なしへ

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U.S. FrontLine の記事
http://www.usfl.com/Daily/News/07/11/1113_000.asp?id=56439
 オンライン動画広告を出稿する企業が増えているが、広告効果は必ずしも期待通りとはいかないようだ。

 コンピュータワールド誌によると、先週開催されたオンライン広告業界会議「アドテック」では、現在のオンライン動画広告の欠点を指摘し、見直しを求める意見がメディア専門家から相次いだ。

 特に槍玉に挙がったのはプリロール広告(動画が始まる前の数十秒に流される広告)だ。プリロール形式は、消費者のイライラを募らせ、広告効果と同等のマイナス効果をもたらす可能性があるという。

 IBMが一般消費者2400人と広告業界幹部80人を対象に行った最近の調査によると、多種多様な広告フォーマットの中で、オンライン動画広告を最も邪魔だと考えていた人は全体の40%に達した。

 調査担当のソール・バーマン氏は、「10秒程度のプリロール広告ならなんとか我慢できても、30秒や60秒はとんでもないという人が多い」「消費者は将来、見たい時に見たい広告だけを見るようになるだろう」と指摘する。

 ユーチューブの広告責任者であるスージー・ライダー氏は、現在の動画広告の代替案として、同社の広告付き 動画サービス「ビデオ・ユニッツ(video-units)」を紹介した。動画内容に応じたバナー広告を動画上部に、または下部にテキスト広告を表示する もので、動画視聴体験を邪魔しないのが特徴だという。

 オンライン提供されるコンテンツを有料化し、広告を廃止する案も議論されたが、無料コンテンツに慣れた消費者が購読料を払うのは考えられないという見方が大半を占めた。
個人的には、PCは「文字媒体」と考えているので、動画広告は無理があるという見解。(おそらく携帯でも当面はダメ)

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